日本最西端の島!与那国島観光の楽しみ方おすすめ17選!

観光

こんにちは!
世界遺産大好きTRIPLER☆Mamiです!

島国である日本。
その中でも1番西の端にある島が「与那国島」です。

沖縄本島よりも台湾の方が近い場所にあるまさに国境の島。
人口は2000人にも満たず、手つかずの自然が残る島のおすすめスポットをご紹介したいと思います。

与那国島の全体地図

与那国島のおすすめスポット

1.日本最西端の島の最西端の地「西崎」


日本最西端の島である与那国島の中でも最も西側にあるのが「西崎(いりざき)」です。
日の入り、日が沈むという意味で「いりざき」と読むそうです。
駐車場から少し坂を上った先には灯台と日本最西端の地の碑があります。
与那国島に来たからには必ず記念に写真を撮りたいスポットですね!
最西端の地から見る夕日は、日本で最後に見ることができる夕日です。
ぜひ素敵な夕日を眺めてみてください。

2.古代遺跡?!人工物?!謎多き「海底地形」


与那国島の海底には1986年に発見された全長100m、幅60mにも及ぶ巨大な海底遺跡があります。
しかし、どうやってできたかまだまだ謎が多く、人に造られたものか自然にできたものか決定的な証拠がない為、正確には遺跡とは言えず、正式名称は「与那国島海底地形」といいます。
この海底地形を見るには、シュノーケリング、ダイビング、観光船の3つの方法があり、悩んだ結果、私たちは観光船から見ることにしました。
観光船は半潜水型になっていて、海底地形に到着すると、船の下の部分にある展望室からガラス越しに海底地形を近くで楽しむことができます。
ただし!
与那国島の海は荒れやすく、波がとーーーっても激しいです!!
酔い止めは必須です!!

名称 与那国島海底地形観光船
住所(ホテル入船) 〒907-1801沖縄県八重山郡与那国町字与那国59-6
電話番号(ホテル入船内) 0980-87-2311
出航時間 9:00~、12:00~
URL http://www.yonaguni.jp/dolphin/dolphin.html

3.与那国島一の透明度を誇る「四畳半ビーチ」


与那国島にあるいくつかのビーチの中で特におすすめなのが四畳半ビーチ!
満潮時にはビーチが四畳半ほどの大きさになる小さなプライベートビーチのようなことからその名がつけられたそうです。
集落から歩いて行くことができアクセスも抜群!
私たちが訪れた時も海の中がスッケスケー☆
サンゴがいっぱいで、魚も泳いでいて、波も激しくなく安全に楽しめます♪
水の綺麗さはもちろんのこと、ビーチには貝やシーグラスがたくさん落ちていて、貝拾いを楽しむのにもおすすめです♪

4.切り立った崖の上から望む絶景「東崎展望台」


与那国島の東の岬である東崎(あがりざき)は、断崖絶壁になっており、その上には灯台と展望台が建っています。
晴れた日には西表島を見ることができる場所です。
見渡す限り広い緑の牧草地が広がっており、その奥の海の青色とのコントラストが絶景!!
安全な岩場に座って、緑と青の絶景の中写真を撮るのもおすすめです♪
かなり急な坂ですが、下の海の近くまで降りることもでき、下から見る断崖絶壁は迫力満点です!
島の東の先にある場所な為、朝日を見るには1番のスポットです。

5.希少な日本古来の在来種「与那国馬」


東崎の周辺は牧草地になっており、たくさんの馬たちが!
この馬たちは、全国に8種類いる日本在来馬の一つである与那国馬たちです。
与那国島のみに生息し、現在130頭ほどが飼育されている与那国町の天然記念物にも指定されている馬なのです。
ポニーに分類される小型の馬でありとっても可愛いです♪
天敵が少ないことから穏やかな性格なんだとか!
自由に草を食べていて海と馬の組み合わせが与那国島らしくて絵になりました☆
すごく暑い日だったので日陰に密集している姿も可愛かったです♪

6.巨石から島を望む展望台「ティンダバナ」


祖納集落の近くにある丘の上には大きな岩が目に入ります。
その巨石はティンダバナといい、自然にできた岩を利用した展望台になっています。
国の名勝にも指定され、集落と海と島の緑が見渡せられる絶景ポイントです!
さらにもっと上にも行くことができ、一番上からは与那国島の空港の滑走路も見ることができます。
ただし、頂上は柵など一切ない為、風の強い日は特にお気をつけください。

7.あなたは何に見える?奇岩「軍艦岩・立神岩」


島の南側には奇岩スポットが2カ所あります。
1つ目が「軍艦岩」。
その名の通り、まるで軍艦のように見える奇岩です。
縦横ともにこんなにすぱっと岩が切られたような形の岩が自然に出来るなんて自然って本当に不思議ですよねー!


2つ目が「立神岩」。
岩の上にもう一つの岩が立っているかのような不思議な形!
高さが30mほどあり、昔から島の人に神の岩として信仰されていたそうです。
展望台があったり、駐車場の看板が出ていたりとわかりやすく、奇岩を見ることができます。

8.有名ドラマのロケ地「Dr.コトー診療所」


2003年に放送され大人気だったドラマ「Dr.コトー診療所」は与那国島が舞台となっています。
コトー先生が自転車で走った道や登場人物の住んでいた家など島の様々な場所にロケ地がありますが、なんといっても1番は島の南部にある診療所!
この診療所は元々島にあった建物ではなく、ドラマの撮影の為に建てられたセットなのです。
撮影終了後も観光用に残されており、内部を有料にて見学することができます。
新しく建てられた建物ですが、何年も使用されていたかのようにエイジング技術を駆使して時代の雰囲気を出されています。
ドラマの温かい雰囲気も思い出され、ドラマファン必見のスポットです!!

名称 Dr.コトー診療所
住所 〒907-1801沖縄県八重山郡与那国町字与那国
営業時間 10:00-17:00(大人300円)
URL http://welcome-yonaguni.jp/guide/458/

9.お洒落インスタ映え写真が意外なあの場所で?!「ダンヌ浜」


インスタグラムを見ていると多くの人がアップしている与那国島のインスタ映えスポットがあるのがダンヌ浜!
奥にある青い海の絶景が丸く縁どられてお洒落♪
このインスタ映えスポットの正体は実は・・・ビーチにある公衆トイレの出入り口なんです!!
丸い入口を利用して、自然のフォトフレームで素敵な写真をぜひ撮ってみてください☆
写真だけではなく、ダンヌ浜はトイレもシャワーの設備もあるのでシュノーケリングにもおすすめの場所です。

10.製塩所見学もできお土産におすすめの与那国島の天然塩「与那国海塩」


Dr.コトー診療所のすぐ近くには製塩所があります。
中に入ると、優しいお兄さんが塩を作る工程を説明してくれます。
黒潮源流に最も近い与那国島では、汚染されていない綺麗な海水を得られ、塩分濃度も高くプランクトンも少ない為、塩作りには最適なんだそうです!
海水を入れて10日間加熱し続けるそうで熱気もすごく大変なお仕事ですね…!!
ここで作られた塩が販売されており、ものによって塩分濃度が異なり様々!
1番小さいものだと150円ほどからあり、日本の最西端で作られた塩ということでいいお土産かと思います☆

名称 与那国海塩有限会社
住所 〒907-1801沖縄県八重山郡与那国町3111-2
電話番号 0980-84-8933
営業時間 9:00~日没
URL http://www.yonaguni-kaien.net/

11.悲しい歴史を学ぶ地「久部良バリ」


島の西側にある久部良という区画にある久部良バリは悲しい歴史のある場所です。
幅3~5mの大きな岩の割れ目は、200年ほど昔に島にあった人頭税から逃れることを目的とし、人を減らすために妊婦を飛ばせたのだとか。
割れ目を飛び越えたとしても大きな衝撃により流産は免れなかったり、転落死してしまうこともあったそうです・・・。
今も岩には大きな割れ目があり、実際に近くで見ることができます。
ここから飛び降りていたのか・・・と想像すると足がすくみましたが歴史を学ぶことのできる場所です。

12.日本一を誇る漁場で楽しむ「カジキマグロ」


黒潮の影響もあり日本の中でも与那国島はカジキマグロ漁がとても盛んな島です。
年間1000本もの数を水揚げされており、その大きさも体長4m、重さ500kgにもなる大物もいるのだというから驚きです!
島の中にはカジキマグロモチーフのものをいくつか見ることができ、その可愛らしさから見つけると思わず一緒に写真を撮りたくなっちゃいます♪
毎年7月にはカジキ釣り大会が開催され、大きさを競ったり、カジキマグロの丸焼きが振る舞われます。
カジキマグロを丸焼きにするのは与那国島だけなんだそうですよ!!
カジキマグロを実際に釣るのは難しいですが、大会中に港では釣り上げられたカジキマグロを近くで見ることができたり、自分より大きなカジキマグロと記念写真を撮れたりするのですごいですよね♪

13.日本最西端の酒造所「崎元酒造所」


与那国島で最も古い歴史を持つのが日本最西端の酒造所である「崎元酒造所」です。
日本最西端の酒造所だなんてかっこいいですよね!!
60度の泡盛は花酒といわれ与那国島のみで製造されている貴重なお酒であり、そのアルコール度数の高さからボトルには「火気注意」と表記されているのだそうです。
滞在中に島の方に私たちも花酒を飲ませてもらいました!
酒造所の中はガラス張りになっており、機械や瓶詰されている様子を見学することができます。
たくさんのお酒が販売されており、サイズも様々で小さいものからあるので、お土産におすすめです♪
私も実際に瓶のデザインが気に入ったものを1つ家族へのお土産に購入し、飲んだ後の瓶を思い出として部屋に飾っています☆

名称 崎元酒造所
住所 〒907-1801沖縄県八重山郡与那国町字与那国2329
電話番号 0980-87-2417
営業時間 9:00~17:00(定休日:土曜日、日曜日)
URL https://www.sakimotoshuzo.com/

14.織物体験も購入もできる「てぃぬ花工房」


一見普通の民家のように見える工房では、与那国島伝統の花織を制作されています。
木のぬくもりのある室内に入らせていただくと、織物の機械がいくつか並んでおり、お話を聞かせてもらいました。
織る前の準備の糸を張るのに1ヵ月ほどかかるらしく大変!
糸もお庭で採れた植物で染めているものも多いそうで素敵でした♪
機織り体験やコースター作りの体験もできるので、島らしいゆっくりとした時間を楽しむことができます。
店内で販売されている巾着や布は、可愛く、それでいて自然らしい色合いで織られていて、とても素敵なので女性には特におすすめです!

名称 てぃぬ花工房
住所 〒907-1801沖縄県八重山郡与那国町字与那国3108
電話番号 0980-87-3302
営業時間 10:00~17:00(不定休)
URL http://welcome-yonaguni.jp/guide/85/

15.与那国島の青い海を楽しむ「SUP」


島にあるいくつかのビーチの中には与那国らしく波が高い場所もありますが、祖納集落の近くにあるナンタ浜は堤防に囲まれていることもあり比較的穏やかな海を楽しむことができます。
私たちは島で出会った人に教えていただき、そこでSUPを体験しました!
SUP初体験であり、最初はバランスをとるのが難しく小鹿のようにぷるぷると震えていましたが、穏やかな海のおかげで慣れてくると景色を見つつ楽しむことができました♪
時々SUPのボードからおりて泳ぎ海の中の魚を観察したり、沖の方まで漕いで行き、何もない水平線に沈む夕日を眺めたりと素敵な体験でした☆
また、空港の近くにあるビーチな為、時折低く飛ぶ飛行機も見ることができました!

16.コンビニのない与那国島流コンビニ「アマランショップ」


小さな与那国島にはコンビニはありません。
でも島の人が「与那国島流のコンビニに連れて行ってあげるよー」と案内してくれたのが、このアマランショップ!
日用品をはじめとしてお菓子やドリンクなどがそろっています。
ソフトクリームが人気だそうで私たちも1ついただきました♪
お土産もいろいろ置いてあり、沖縄では身を守ってくれるとされている塩と米が入ったお守り袋がとても可愛いです!
ゆるい絵が可愛すぎる与那国島すごろくも私的にかなりツボであり、お子様にぜひ!!

名称 アマランショップ
住所 〒907-1801沖縄県八重山郡与那国町字与那国4647-1
電話番号 0980-87-2301
営業時間 8:00~22:00(不定休)
URL https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470504/47021272/

17.与那国島名物長命草そばをいただく「CAFE RERA」


入口がとっても可愛いカフェです♪
ここで与那国島名物である長命草のそばをいただきました!
長命草はセリ科の植物であり八重山のほぼ全島に自生していますが、特に与那国島のものは「1株食べると1日長生きする」と言われているほどカルシウムやミネラルが豊富なんだそうです!
長命草のおかげで私たちも長生きできそう☆
与那国島といえばのカジキマグロのお食事メニューもありましたよ!
また同じ敷地内にはアクセサリーや雑貨も置いてあり、とっても可愛かったのでお食事に行かれた際はぜひご一緒にご覧ください。

名称 CAFE RERA
住所 〒907-1801沖縄県八重山郡与那国町与那国356
電話番号 080-6487-4792
営業時間 平日10:00~14:30、金土のみ18:00~21:00ごろまで
(定休日:木曜日)
URL https://tukugami.jimdofree.com/rera/

与那国島の基本情報

与那国島とは


与那国島は石垣島からは127km、台湾からは111kmと台湾にとっても近い場所にある島です。
お天気が良くて空気が澄んだ日には、台湾を肉眼で見ることができます。
人口は約1800人であり、北部の祖納、西部の久部良、南部の比川と3つの集落に分かれています。
島は一周約27kmほどで、車だと約1時間半で回れちゃいます。
レンタルバイクなどもありますが、日差しも強く起伏のある場所も多いので、観光にはレンタカーがおすすめです♪
空港では島の地図がもらえるので地図を持って観光をスタートしましょう!

与那国島への行き方


与那国島へのアクセス方法は飛行機またはフェリーです。
飛行機の場合は那覇空港または石垣空港から出ており、時期にもよりますが那覇空港からは1日1便、石垣空港からは1日3便ほどあります。
私たちは石垣島からフェリーで行く方法を選択しました。
石垣島からのフェリーは1日1便のみ、しかも週に2便しかない為乗り遅れに注意です!
片道は約4時間半ほどであり、波が高いことで有名な与那国島な為、不安な方は酔い止めを忘れないでください!
フェリーチケットが売り切れていると次のフェリーが数日先なので、当日の朝早めに購入しに行きましたが、私たちが訪れた2018年6月当時は船内の乗客も多くなかったので当日購入で問題なかった印象でした。

フェリー情報 フェリーよなくに(福山海運)
電話番号 石垣営業所:0980-82-4962
与那国本社:0980-87-2555
出航日 石垣発:火曜日・金曜日(10:00)
与那国発:水曜日・土曜日(10:00)
URL https://fukuyamakaiun.ti-da.net/

まとめ


私たちは往復フェリー利用だった為、4泊5日の滞在でした!
泊まらせていただいた宿のおじぃには「5泊もすることないぞー」と初日に言われましたが・・・w
結果としてあっという間に過ぎ最高の与那国島LIFEを過ごすことができました!
便利過ぎないからこその良さがある島であり、毎日海に入り、都会では見ることのできないほどの星空に癒され心穏やかな時間が流れている島です。
日本の一番西の果てにある島は与那国島にしかない魅力たっぷりの島でした♪

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目指せ世界遺産マスター!世界遺産大好きTRIPLER「Mami」

ホテル業に約7年勤務した後、世界の絶景や遺跡を求めて世界一周中☆一度きりの人生を全力で楽しむ為、日々悪戦苦闘しながらも世界を駆け巡っています♩ ⇒プロフィールの詳細はこちら
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