【エコ旅】花の浮島・礼文島を歩こう!最北限のフラワートレッキング

エコ旅

こんにちわ。日本の大自然をこよなく愛する鉄分濃いめのTRIPLER・AkiNaです。

AkiNaの大好きな北海道!
前回は北のさいはてにある2つの島・利尻島と礼文島を紹介しましたが、【エコ旅】シリーズとしてAkiNaイチオシ!花の浮島・礼文島にスポットを当てたいと思います。
礼文島には車でアクセスできないスポットが点在します。高山植物や景観を楽しみながら、整備されたトレイルを縦走することで島の魅力が満喫できるのです。
今回は魅力あふれる礼文島のトレイルを1日でめぐるモデルプランを紹介します。

トレッキング以外のおすすめスポット、礼文島と一緒に楽しんでほしい利尻島や稚内の情報はこちらの記事で紹介しています。

さいはての離島を満喫!利尻島&礼文島のおすすめスポット35選
こんにちわ。日本の大自然をこよなく愛する鉄分濃いめのTRIPLER・AkiNaです。今回はAkiNaの大好きな北海道!北海道には人が生活している離島が5つあります。その中でも北のさいはてにある2つの島・利尻島と礼文島と、島の玄関口・稚内のおすすめスポットを紹介します。

礼文島って?

出典

「礼文島」は、北海道の北のてっぺん・稚内から西へ約60km、日本海に浮かぶ日本最北の離島です。
アイヌ語のレプンシㇼ(沖の・島)の語源を持つ丘陵性地形の島で、レブンアツモリソウやレブンウスユキソウなど礼文島固有の植物が生育するほか、約300種類の高山植物が咲きほこり「花の浮島」と呼ばれています。

礼文島へのアクセス

香深フェリーターミナル が礼文島の唯一の玄関口です。
4月下旬から10月末までの観光シーズンは稚内から3往復あり、利尻島からも鴛泊から年間を通して1日1往復、7月から9月までの期間限定で沓形から1日1往復就航しています。

島の北部・船泊には日本最北の空港 礼文空港 が現存しますが、定期便は2003(平成15)年に廃止されています。礼文町が航空路線の再開を希望しているため、空港の維持管理が行われています。

 

鉄板!稚内から礼文島へ

稚内空港 へは札幌と東京からの定期便があります。稚内空港|フライトスケジュール
空港から稚内フェリーターミナルまでは到着便に合わせて空港連絡バスが運行、約35分で結びます。

 

日本最北端の駅 稚内駅 まで鉄道でのアクセスも可能です。
駅からフェリーターミナルまでは徒歩で10分ほどの距離です。

現在札幌と稚内を往復する「特急宗谷」が1日1往復、旭川と稚内を往復する「特急サロベツ」が1日1往復あります。JR宗谷本線 時刻表
JR北海道の路線は経営難の影響で運行列車が激減しているため、稚内までたどり着くのが困難になっています。

近年、鉄道よりも便数のある都市間バスでの移動が主流になりつつあります。
札幌から稚内までは1日6往復の運行で、そのうち1往復は夜行です。
夜行を含めた一部の便はフェリーと接続するダイヤで運行されているのでとても便利です。

 

稚内から礼文島へは 稚内フェリーターミナル からハートランドフェリーで。
フェリーの便数は季節によって異なり、4月下旬から10月末までの観光シーズンは1日3便、11月から4月中旬のオフシーズンは1日2便となります。
稚内から香深フェリーターミナルへの所要時間は約2時間。利尻島経由で礼文島に向かう便もあり、約3時間要します。

 

楽々!利尻島から礼文島へ

利尻空港 へは札幌・丘珠空港から年間を通して1日1往復、新千歳空港から夏季限定で1日1往復就航しています。 利尻空港|フライト情報
丘珠空港・新千歳空港からの所要時間は50分、到着便に合わせて鴛泊市街や沓形市街へ向かうバスが運行してます。  宗谷バス|利尻エリア
利尻島から礼文島までの所要時間は稚礼航路の半分以下なので、楽々移動したい人にはおすすめです。

 


利尻島から礼文島へはハートランドフェリーで。2つのフェリーターミナルから就航しています。
毎年出航時刻の変更がありますが、飛行機との接続は微妙です。片道利用や利尻島で1泊するなど工夫が必要かもしれません。

島の東側にある島の玄関口 鴛泊フェリーターミナル からは通年1日1往復、所要時間は45分です。

 

島の西側にあり、豪華客船が寄港可能な 沓形フェリーターミナル からは7月から9月までの期間限定で1日1往復就航しています。所要時間は40分です。 

 

礼文島の交通事情

礼文島には島を1周できる車道がありません。
最北限・スコトン岬から東海岸沿いを南北に貫き知床まで続く道を軸に、香深から西海岸の南部・元地、浜中から西海岸南部・西上泊と鉄府へ続く車道があります。ほかの地域へは車道がないので徒歩か漁船でのアクセスとなります。

公共交通機関は香深フェリーターミナルを起点にバスが運行していて、西上泊・鉄府方面を除く車道を網羅しています。 宗谷バス|礼文エリア
便数は1日最大5往復と多くはありません。観光の足として利用する場合は注意が必要です。

【エコ旅】なので積極的なおすすめではありませんが…
香深フェリーターミナル前にレンタカー・レンタルバイクがあります。
トヨタレンタリース旭川
レンタルバイク&レンタルサイクル cat rock

ステイ先で車を借りることができる場合があります。予約時に確認してみてはいかがでしょうか。

どこにステイする?

礼文島の玄関口「香深」

礼文島への第一歩はここから…
島の玄関口でもあり、島の中心街・香深。
大型ホテルからゲストハウス、ユースホステルなど18軒の宿泊施設があります。
夜営業している食事処がそれなりにあり、素泊まり宿もそこそこあります。
香深の宿泊施設|礼文島観光情報

香深ステイすると便利なトレッキングコース
・桃岩展望台コース
・礼文林道コース
・礼文滝コース

空の玄関口があった港町「船泊」

定期便は来ないけれど維持管理されている礼文空港がある島北部の中心街・船泊。
かつてはフェリーターミナルもありましたが、現在は静かな港町です。
宿泊施設は民宿を中心に6軒あります。
夜営業している食事処がないため、基本宿で夕食を取ることになります。
船泊の宿泊施設|礼文島観光情報

船泊ステイすると便利なトレッキングコース
・岬めぐりコース
・久種湖畔コース

あつもん

出典

礼文島にもゆるキャラがいます!
あつもん は礼文島固有植物「レブンアツモリソウ」がモデルになった、礼文島のマスコットキャラクターです。
かわいいフォルムに癒されること間違いなし!
礼文島のいたるところでお出迎えしてくれますよ。
あつもんランド

あつもんの母(キャラクターの生みの親)はAkiNaが礼文島でお世話になっている宿の常連の方で、何度かお会いしていることもあり、とても親近感があるゆるキャラなのです。

 

礼文島のトレッキングコース

出典

礼文島のトレイルは、島全体で全長約50kmにおよぶ自然歩道です。

気軽に散策できるコースから、山岳地と同じような難所があったり、漁港や住宅地を抜けたりとバラエティーに富んだコースが揃っています。
海抜0mから咲きほこる高山植物や、人の手が加わっていない美しい景観を満喫することができます。
礼文島トレイルコース|礼文島トレイルオフィシャルウェブ

周遊できるコースがほとんどないためアクセスは路線バスになります。目的のトレッキングコースに合わせてステイ先を選ぶのも一案です。

AkiNa
「礼文島の自然を次世代に引き継ぐために…
守ってね (^▽^)/ 」

礼文島トレッキングルール
①事前に情報を集め、自分の技術と体力に合った計画を立ててから
②ぬかるんでいる時は無理して歩かない
③コース外に踏み込まない
④植物を採らない
⑤外来種を持ち込まない
⑥キャンプは決められた場所で
⑦ペットを連れ歩かない
トレッキングルール|礼文島トレイルオフィシャルウェブ

 

桃岩展望台コース

礼文島に行ったらここは歩いてほしい! 礼文島を代表する全長約7.1kmの「桃岩展望台コース」。
海に浮かぶ利尻富士を眺めながら、断崖と青い海が続く礼文島西海岸や高山植物のお花畑を気軽に楽しむことができます。
礼文島の玄関口・香深から桃岩展望台、元地灯台を経て知床までの片道トレイルです。
桃岩登山口と知床にはバス停があり、本数は少ないですが、香深フェリーターミナルから路線バスが運行しています。

今回紹介するモデルプランは知床までバスを利用、絶景スポット「北のカナリヤパーク」に立ち寄ってから桃岩展望台方面に進みます。

出典        

香深エリアステイ
※稚内フェリーターミナル6:30発香深行きフェリーに乗船、8:25香深フェリーターミナル着。
8:41~8:49香深フェリーターミナルバス停から知床行きに乗車、知床バス停下車。
知床バス停から徒歩10分。
船泊エリアステイ
7:42~8:24船泊本町バス停から香深フェリーターミナル行きバスに乗車、香深フェリーターミナルバス停下車。
8:41~8:49香深フェリーターミナルバス停から知床行きに乗車、知床バス停下車。
知床バス停から徒歩10分。

 

9:00北のカナリアパーク

知床バス停でバスを降り、トレイルに入る前にSNS映えスポットに立ち寄りましょう。
「北のカナリアパーク」は、吉永小百合主演の映画『北のカナリアたち』のロケのためにつくられた小学校の木造校舎と校庭です。
晴れた日にこちらから望む利尻富士はまさに絶景!

出典

 

北のカナリアパークから徒歩50分。

「北のカナリアパーク」から知床バス停に戻り、トレッキングコースに入ります。
暫く未舗装の緩やかなのぼり坂をすすみます。コース両脇にはどんどん高山植物が増えていいくのがわかります。時折振り返って、利尻富士を眺めるのもおすすめです。

 

10:00元地灯台

緩やかなのぼり坂をすすむこと約2km、トレイルの左手に見えるのが「元地灯台」です。
灯台へは左側の脇道をすすみます。
灯台は特に変わったものではないですが、灯台の裏のある展望台から断崖や海を見渡すことができます。

 

元地灯台から徒歩50分。

「元地灯台」からはアップダウンが続き、左手には西海岸の断崖と青い海が広がります。

 

10:50キンバイの谷

トレイルをすすむこと約1km、谷間にある「キンバイの谷」は、開花時期には一面キンバイのお花畑になります。トレイルの左手に脇道があり、奥の展望スペースからはお花畑と西海岸を間近で見ることができます。

 

キンバイの谷から徒歩50分。

緩やかに上りながらトレイルをすすみます。
途中、哀愁漂う「猫岩」を間近に望むポイントがあるのでお見逃しなく。

 

11:40桃岩展望台

トレイルをすすむこと約1.5km。礼文島観光で欠かせないスポット「桃岩展望台」に到着です。駐車場が完備され、観光バスや路線バスでアクセスする島で一番にぎやかなスポットです。展望台には広々としていてベンチが配備されてます。
展望台からは桃の実の形をした巨岩のてっぺんと周辺の高山植物を楽しむことができます。

 

桃岩展望台から徒歩1時間。

香深市街までひたすらくだります。
香深までは車道を歩くルートと森を歩くルートがあります。
おすすめは森を歩くルートです。鳥のさえずりや沢の音を楽しみながらくだることができます。
車道は元地方面に抜ける道でしたが、現在は桃岩登山口から先は廃道となりました。以前は車がそこそこ行き来していたので歩道からはみ出さないよう必死になって歩いた思い出がありますが、今は桃岩展望台へアクセスする車しか通らないので安心!
礼文林道へ向かう場合は車道からアクセスします。

 

12:45炉ばたちどり

礼文島に来たなら礼文島名物を!
名物「ホッケのちゃんちゃん焼き」発祥の店として地元の方々にも大人気の「炉ばたちどり」でランチタイムです。
炭火で焼かれた新鮮で脂ののったホッケは、特製の味噌だれと刻んだネギを絡めていただきましょう。

 

炉ばたちどりから徒歩3分。

 

14:00礼文島温泉うすゆきの湯

出典

歩いた後は温泉で癒しの時間を…
源泉掛け流しの天然温泉でほっこり過ごしましょう。
露天風呂からは利尻富士を望むことができます。

 

香深エリアステイ
香深フェリーターミナルまで徒歩3分。
※香深フェリーターミナル17:05発稚内行きフェリーに乗船、19:00稚内フェリーターミナル着。
船泊エリアステイ
香深フェリーターミナルまで徒歩3分。
15:15~15:57香深フェリーターミナルバス停からスコトン行きバスに乗車、船泊本町バス停下車。

 

岬めぐりコース

礼文島の最北端スコトン岬からゴロタ岬、澄海岬を抜け浜中へと続く全長約12.4kmの「岬めぐりコース」。
スコトン岬・ゴロタ岬・澄海岬と3つの岬をめぐるこのコースは、高山植物のほか海食崖がつくりだす礼文島西海岸の景観を楽しむことができます。

往路はスコトン岬まではバスを利用、復路は浜中からバスに乗車できます。今回紹介するモデルプランは船泊病院前始発のバスを利用するため、浜中から船泊まで少し多めに歩きます。

出典        

香深エリアステイ
※紹介するプランは稚内からのフェリーでは間に合わないため、島での前泊が必須です。
7:45~8:41香深フェリーターミナルバス停からスコトン行バスに乗車、スコトンバス停下車。
船泊エリアステイ
8:27~8:41船泊本町バス停からスコトン行バスに乗車、スコトンバス停下車。

 

8:50スコトン岬

スタートは礼文島最北端の地から。展望台からは無人島・トド島と日本海の大海原が広がり、天候次第では遠くサハリンの眺望も楽しめます。
バス停付近にはさいはて感が漂う「最北限のトイレ」があり、撮影スポットになっています。

 

スコトン岬から徒歩1時間30分

「スコトン岬」から1本道の車道を進み、標識のある分岐点を右側に進みます。
5分くらいすると舗装された道路と海岸に下る道との分岐点があります。どちらに進んでも途中で合流しますが、お花畑を楽しむなら舗装された道を進みましょう。アップダウンのある車道の周辺には見事なお花畑が広がります。
「トド島展望台」を過ぎ下り始めると分岐点があるので右側の未舗装路を進み山を一気にのぼります。

 

10:30ゴロタ岬

山をのぼりきった先には絶景が! 「ゴロタ岬」は歩かないと行けない絶景スポットです。
右に「スコトン岬」、左にこれから進む鉄府海岸が眼下に広がります。晴れた日には利尻富士を望むことができますよ。

 

ゴロタ岬から徒歩2時間30分。

縦走するように小さなアップダウンを繰り返した後、海岸まで一気にくだります。
しばらくは海岸線沿いを歩き、鉄府集落を抜け、鉄府漁港の先の未舗装を進みます。
標識に従い山道に入り、急斜面を一気にのぼります。
急斜面を登りきると、今度は急斜面を一気にくだります。くだる途中には「澄海岬展望台」を望むスポットがあります。

 

13:00西上泊・澄海岬観光売店

「澄海岬」に行く前に腹ごしらえを。
駐車場がある西上泊にある観光売店では2軒のお店で軽食を提供しています。
いももちやタコザンギ、つぶ貝など気軽にいただける品からウニ丼まで、海の幸を堪能することができます。こちらはトド肉が食べられることで知られていましたが、トド肉を提供していたお店は2019年に閉店しましたのでご注意を。

ウニだけもあります。AkiNaは生ウニに焼きウニを堪能してきました。

 

西上泊から徒歩10分。

 

13:30澄海岬

名前の通り、澄んだ海の色が特徴の「澄海岬」。
展望台の手前にある小さな入り江は礼文島の中で最高の透明度を誇り、観光用ポスターで紹介されることも多い絶景スポットです。
残念ながら、渚に近づくことはできません。

広々とした展望台からは車では立ち入ることのできない西海岸の原風景を堪能することができます。

 

澄海岬から徒歩1時間10分。

西上泊から歩道のある車道をひたすら進みます。しばらく単調なのぼりが続きます。
8時間コースの標識に従い山の中を進むこともできますが、西上泊分岐で8時間コース方面に向かわないよう気を付けてください。

 

14:45レブンアツモリソウ群生地

毎年5月下旬から6月中旬頃に開花している礼文島の固有植物「レブンアツモリソウ」。
「レブンアツモリソウ群生地」は、開花時期のみオープンしている遊歩道です。
かわいいフォルムからか盗掘が相次ぎ、現在自生しているのはこちらだけとなっています。
盗掘から守り、近縁種であるカラフトアツモリソウとの交雑を避けるため管理されています。

出典

 

あとはバス停までひたすら車道を歩きます。
浜中バス停までは20分ほどですが、しばらくバスがありません。
船泊病院前バス停始発のバスがちょうどよい時間にあるので、もう少し頑張って歩きましょう。

出典     

香深エリアステイ
レブンアツモリソウ群生地から徒歩50分。
16:06~16:50船泊病院前バス停から香深フェリーターミナル行きバスに乗車、香深フェリーターミナルバス停下車。
※香深フェリーターミナル17:05発稚内行きフェリーに乗船、19:00稚内フェリーターミナル着。
船泊エリアステイ
レブンアツモリソウ群生地から徒歩1時間。
16:00船泊本町バス停着。

 

礼文林道コース+礼文滝コース

道道元地香深線元地側入口(礼文林道元地口)から未舗装の林道を進み、香深井除雪センターを経て香深井まで全長約8.2kmの「礼文林道コース」。
レブンウスユキソウ群生地と、林道西側斜面に広がるお花畑と利尻富士の眺望を楽しむことができます。

今回は「礼文林道コース」と、コースの途中にある分岐点から礼文滝までの片道約2kmの「礼文滝コース」も含めたモデルプランを紹介します。往路の香深井までバスを利用します。

出典        

香深エリアステイ
※紹介するプランは稚内からのフェリーでは間に合わないため、島での前泊が必須です。
7:45~7:56香深フェリーターミナルバス停からスコトン行きに乗車、香深井バス停下車。
香深井バス停から徒歩2時間。
船泊エリアステイ
7:42~8:13船泊本町バス停から香深フェリーターミナル行きバスに乗車、香深井バス停下車。
香深井バス停から徒歩2時間。

香深井バス停から林道入口までは舗装道路を歩きます。
林道に入ってしばらく進むと分岐がありますが、そのまま林道を進んでください。
分岐から緩やかなのぼりが続くこと約1時間、礼文滝コースの分岐を進みましょう。

出典       
出典       

 

10:15ハイジの丘

森を抜けると『アルプスの少女ハイジ』で見たような風景が現れます。
AkiNaおすすめの絶景スポットです。
かつては名のない丘でしたが、いつからか「ハイジの丘」と呼ばれるようになりました。
礼文島の中でも訪れる人が少ないスポットなので、お花畑が広がる丘を独り占めできる貴重な体験ができますよ。

 

ハイジの丘から徒歩30分。

「ハイジの丘」から急斜面をロープを伝って一気にくだります。
くだった先は沢伝いに歩きます。足場が悪いので注意が必要です。
※ここからのトレイルは急斜面に足場の悪い沢伝いを進みます。足腰に自信がない場合は無理をしないで「ハイジの丘」で引き返すことをおすすめします。

出典       出典       

 

11:00礼文滝

かつては「8時間コース」のルートだった「礼文滝」。
コースが通行不可となった今は訪れる人が激減しましたが、マイナスイオンを独り占めすることができる貴重なスポットです。
お弁当を持参して、マイナスイオンを浴びながらのランチタイムは格別です。
※お弁当はステイ先で手配しましょう。

 

礼文滝から徒歩2時間。

沢を伝い、急斜面をロープを伝ってのぼり、「礼文滝コース」分岐まで戻り、林道を先に進みます。

 

13:45レブンウスユキソウ群生地

礼文島の固有植物で礼文町の町花に指定されている「レブンウスユキソウ」。礼文島のいたるところで見ることができますが、断崖絶壁の群生地に密集して咲き誇っています。
元地側入口からここまで歩いて往復する人も多く、管理事務所付近には環境にやさしいバイオトイレが設置されています。

 

レブンウスユキソウ群生地から徒歩1時間30分。

緩やかなくだり坂を進み、舗装道路に突き当たったら左に曲がり、車道をひたすらくだります。


 

15:30礼文島温泉うすゆきの湯

出典

歩いた後は温泉で癒しの時間を…
源泉掛け流しの天然温泉でほっこり過ごしましょう。
露天風呂からは利尻富士を望むことができます。

 

香深エリアステイ
香深フェリーターミナルまで徒歩3分。
※香深フェリーターミナル17:05発稚内行きフェリーに乗船、19:00稚内フェリーターミナル着。
船泊エリアステイ
香深フェリーターミナルまで徒歩3分。
16:55~17:37香深フェリーターミナルバス停からスコトン行きバスに乗車、船泊本町バス停下車。

 

桃岩展望台コース&礼文林道コース

欲張りプラン!
「桃岩展望台コース」と「礼文林道コース」を1日でめぐるモデルプランを紹介します。

桃岩展望台から礼文林道元地口まで約1.6km下り、礼文滝コースをハイジの丘まで往復して香深井に抜けるルートです。
往路は香深フェリーターミナルから知床まで、復路は香深井からバスを利用します。
ランチスポットはありません。お弁当を持参し、桃岩展望台でのランチがおすすめです。
※桃岩展望台から礼文林道までは車道を歩きます。森ルートからはアクセスできません。
※スポットの詳細は各コースをご参照ください。
※お弁当はステイ先で手配しましょう。

香深エリアステイ
※稚内フェリーターミナル6:30発香深行きフェリーに乗船、8:25香深フェリーターミナル着。
8:41~8:49香深フェリーターミナルバス停から知床行きに乗車、知床バス停下車。
知床バス停から徒歩10分。
船泊エリアステイ
7:42~8:24船泊本町バス停から香深フェリーターミナル行きバスに乗車、香深フェリーターミナルバス停下車。
8:41~8:49香深フェリーターミナルバス停から知床行きに乗車、知床バス停下車。
知床バス停から徒歩10分。

9:00北のカナリアパーク

北のカナリアパークから徒歩50分。

10:00元地灯台

元地灯台から徒歩50分。

10:50キンバイの谷

キンバイの谷から徒歩50分。

11:40桃岩展望台

桃岩展望台から徒歩1時間30分。

13:30レブンウスユキソウ群生地

レブンウスユキソウ群生地から徒歩1時間。

14:30ハイジの丘

香深エリアステイ
ハイジの丘から徒歩2時間。
16:39~16:50香深井バス停から香深フェリーターミナル行きバスに乗車、香深フェリーターミナルバス停下車。
※香深フェリーターミナル17:05発稚内行きフェリーに乗船、19:00稚内フェリーターミナル着。
船泊エリアステイ
ハイジの丘から徒歩2時間。
17:06~17:37香深井バス停からスコトン行きバスに乗車、船泊本町バス停下車。

 

まとめ

初めて礼文島を訪れたときは駆け足の旅で、「礼文島の魅力は歩かないとわからない」と宿主さんに言われました。
その後はリピーターとなり、言葉の意味を実感。是非ご自身の足を使ってめぐってほしい、歩かないと出会えない風景を楽しんでほしいです。
歩くだけではありません。美味しい海産物も待っています。

前回紹介した記事にも礼文島の魅力をこちらで紹介してます。合わせてお楽しみください。

さいはての離島を満喫!利尻島&礼文島のおすすめスポット35選
こんにちわ。日本の大自然をこよなく愛する鉄分濃いめのTRIPLER・AkiNaです。今回はAkiNaの大好きな北海道!北海道には人が生活している離島が5つあります。その中でも北のさいはてにある2つの島・利尻島と礼文島と、島の玄関口・稚内のおすすめスポットを紹介します。
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日本の大自然をこよなく愛する鉄分濃いめTRIPLER「AkiNa」
「旅人」を職業にしたくて、長年勤務していたアパレル業界を卒業。現在はフォトグラファー&トラベルライターとして活動中。日本の四季と絶景を追い求め、カメラ片手に日本各地を撮影行脚。旅先のご当地グルメ、酒蔵めぐり、ワイナリーめぐり。鉄分濃いめ。ローカル線のディーゼルに萌え、ポイント通過が楽しみな乗り鉄。愛読書は時刻表。旅のモデルプラン作成がライフワーク。2020年2月、NatuLa photo&tourismを設立。 ⇒プロフィールの詳細はこちら

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