ドイツでの就職!おすすめの求人サイトと履歴書の書き方を詳しく紹介

Guten Tag!皆さん、こんにちは。

今回は、ドイツの求人サイト履歴書の書き方について詳しく紹介します。

私は、2021年6月からホテルのフロントスタッフとして働き始めました!ドイツ企業で働くのは初めてです。ドイツ語もまだ話せないので、毎日大変ですが充実した毎日を過ごしています。

今回は、「ドイツで働きたい!」と考えている方向けに、ドイツでの働き方や履歴書の書き方などを私の経験を元に細かく説明します。

MAMI
仕事探しは、疲れますよね。しかも、ドイツでの就職活動は言語も違うのでさらに大変です。皆さんに、素敵な企業が見つかりますように!

ドイツで働くには、どのような働き方があるの?

まず、ドイツでの働き方はどのような方法があるのか紹介します。自分のスタイルに合った働き方を考えましょう。

フルタイム《 Vollzeit 》

平均40時間 / 週の勤務ですが、最大48時間/週まで可能なのがフルタイム勤務です。日本と同じ週5日勤務の企業が多いです。福利厚生もしっかりしているので、がっつり働きたい方はフルタイム勤務をおすすめします。

日本でいう正社員なので、何か実績を残せた場合などは交渉により昇給する場合も多いです。

福利厚生

  • 雇用保険
  • 健康保険
  • 年金
  • 有給休暇

パートタイム《 Teilzeit 》

フルタイムより勤務時間が少ないですが、福利厚生など充実しているのがパートタイムです。週20時間勤務のパートタイムもあれば、週28時間勤務のパートタイムもあります。労働時間は、企業によって違うので、勤務時間や勤務日数を確認しておきましょう。

「子供がいてフルタイムで働くことは難しい!」という方におすすめです。福利厚生もしっかりしているので、将来も安心です!

福利厚生

  • 雇用保険
  • 健康保険
  • 年金
  • 有給休暇

ミニジョブ《 Minijob 》

月450€以内の労働時間でしか働けない決まりがあるのが、ミニジョブです。福利厚生は、フルタイムやパートタイムに比べると劣るので、ドイツに永住する場合はミニジョブはおすすめしません。

年金には加入できますが、加入者本人に選択権があります。そして、ミニジョブにも有給は使えます。

福利厚生

  • 年金(選択可能)
  • 有給休暇
MAMI
私は、ドイツに住み始めた頃、学校に通っていたこともあり日本食レストランでミニジョブとして働いていました。学校があったので、当時はミニジョブで良かったですが、内心「学校がなければ、フルタイムでがっつり働きたい!」と思っていました。使えるお金もその分少ないですし。。(浪費家の私には、ストレスが・・笑)

ミニジョブで働いた時は、年金には加入しませんでした。学校が終わったら違う仕事をしたいと考えていたし、収入も少ないのが理由です。

アウスビルドゥング≪ Ausbildung≫

日本にはない働き方がアウスビルドゥング≪Ausbildung≫です。Ausbildungは、学校に通いながら働くことです。色々な職種に分かれていて、その職種に必要な知識などを学校で学びながら職場で働きます。Ausbildungの期間は、基本3年間です。

福利厚生 

  • 雇用保険
  • 健康保険
  • 年金
  • 有給休暇

実際に、私が働いているのはホテル/フロントスタッフのAusbildungです。なので、ホテル全般のことを知るために学校に通いながら、ホテルの色々な部署で働きます。バーやキッチンや、レストランサービス、ルームサービスなど。
そして最終的にはホテル全般のことが分かるフロントスタッフになるよう計画されています。

Ausbildungの働き方

3週間学校に通う2週間職場で働くというのを繰り返します。(このスケジュールは学校により異なります。)

毎年9月に学校が始まり、基本3年間Ausbildungの期間があります。学校では、働いている職種の専門知識や英語などの授業があり、2年目と3年目には試験があります。

Ausbildung期間は、給料が安い

1年ごとに給料が少し上がりますが、基本的に給料が安いです。Hotelfachfrauの平均給料は、1年目600€と言われています。勤務先により、異なります。提示されるのは、総支給額なのでそこから税金が引かれます。

800€だとしても、税金など引かれて600€ほどになってしまいます。

MAMI
個人的には学校に通いながら給料もらえるなんて良いシステムだなぁと思います。私は。ドイツ語もスラスラ話せないし企業の即戦力になれないので、Ausbildungのシステムを利用しました。

Ausbildungを修了すると・・・

Ausbildungを修了すると、「その職種のプロ」ということになり、今度の人生において大きなメリットになります。

  1. 勤めていた企業でそのまま働くことができ、給料も上がる
  2. 転職活動の時、Ausbildungを修了していると給料が良い

Ausbildung中は給料安いですが、将来的に考えるとメリットしかありません!ドイツに長く住み、気になる職種のAusbildungを始めることをおすすめします。

インターンシップ

「彼氏が外国人だから、一緒にドイツで暮らしてみたい!」「ドイツに住んでみたい!」「彼氏がドイツ人だから、ドイツで暮らしたい!」という方が多く利用している方法が、インターンシップです。

ご存知の方が多いと思いますが、ドイツでのインターンシップは、年齢制限があります。

  • 18歳~30歳

インターンシップでは、ワーキングホリデービザの取得が必要です。ワーキングホリデーの申請は、日本でもできるのでまずは申請手続きをしましょう!申請方法など詳しく紹介しているサイトがあるので、記載します。

ドイツのワーキングホリデー、充実させるための必要情報まとめ

MAMI
私はドイツ人の彼が出来た時に、ワーホリビザを取得してとりあず1年住みながら働いてみようかなぁと考えていました。ですかその時31歳、、すでに申請不可・・!心の中で「残念~!!!!」と言っていた羽田陽区さんを思い出しました。若い子は、このネタ知らないひともいるでしょうね。(笑)

日本とドイツでの給料提示の違い

日本で就職活動をするときは、あらかじめ月収目安が書いてありますよね。「月〇〇万円」や「月〇〇万円~」などの記載がありますが、ドイツにはこのような提示はありません。ドイツの月収は、働く人の能力で決まります

なので、面接の時に今まで働いてきた経験や実績を聞いてから企業側が判断します。そして、自分の経験を考え月収を提案することも可能です。

まさに実力社会
ドイツでは、同僚同士で月収が違うので月収の話をするのは禁止になっています。

仕事が決まる時は、必ず契約書を確認しましょう!

ドイツでは、働く前に契約書にサインをします。契約書に記載されている内容は、こちらです。

  • 週の労働時間
  • 給料
  • 有給日数

重要なので、必ず確認してからサインしてくださいね。分からないことがあったらサインする前に確認しましょう。

ドイツでは、試用期間があり!「明日から来なくていいよ」と言われることも?

ドイツで働く場合、基本的に試用期間というものを設けます。これは、いつでも雇用者側が解雇できる期間です。(基本的に試用期間は、採用されてから4か月まで)

なので、「この仕事は、あなたに向かないなー」と雇用者が思った場合、「明日から、来なくていいよ」と言われます。厳しいですよね。

まさに実力社会。。恐ろしい!苦笑

MAMI
Ausbildungにもこの試用期間はあるので、私も身を引き締めて働かなくては!すでに色々なミスをしているし、ドイツ語も分からない時イライラされるのが分かっているので、内心恐怖です。

おすすめの求人サイトを紹介!

それでは、求人サイトを紹介していきます。

ミニジョブ・日本計企業で働きたい方 /  日本人向けの求人サイト

まずは、2つのサイトを紹介します。日本人が利用する掲示板なので、募集している企業は日本レストランが多いです。ドイツ語が初心者でも可能な場所が多いので、ミニジョブやドイツ語に不安な方におすすめです。

1.ドイツ掲示板

2. MixB

この2つのサイトの注意点は、毎週の様に求人を出している企業は要注意ということです。毎週の様に求人を出しているということは、すぐにたくさんの従業員が辞めてう状況だと思います。ぜひ、注意しながら、気になる求人を探してくださいね。

フルタイム・パートタイムで働きたい方

フルタイム・パートタイムで働きたい方向けの求人サイトを紹介します。

1.JAC Recruitment

日本人を募集している企業の求人サイトです。求人の数が少ないので、ドイツ語や英語のレベルが高い方向けです。

2.Stepstone

ドイツの大手求人サイトです。まず初めに職種や勤務地で検索ができるので、とても分かりやすいです。ただ、日本人を募集している企業は少ないです。なので、ドイツ語もしくは英語が中級から上級者向けの求人です。

3. meineStadt.de

個人的に見やすくて好きな求人サイトです。

ドイツ企業で働くメリットとデメリット

私が考えたメリットデメリットを紹介します。

メリット

  • ドイツ語が上達する
  • 福利厚生・有給休暇などしっかりしている
  • 日本人同士の面倒くさい付き合いがない
  • 合わないと思ったら、すぐに辞めることができる(試用期間)

デメリット

  • 試用期間に、クビになることがある
  • ドイツ人の喜怒哀楽についていけないことがある
MAMI
私が実際に働いてみて感じたことです。ドイツ人は、喜怒哀楽が激しくすぐに怒る人もいます。私が正しいことをしていても、「自分が合っている!」と思っていて私に怒ってきたことがあります。「私は間違っていない!」と話しても、その怒りは収まらず。。少し面倒くさいです。苦笑

日本企業で働くメリットとデメリット

メリット

  • ドイツ語初級者でも働ける場所が探せる
  • 日本人の同僚が多く、分からないことは日本語で聞ける

デメリット

  • ドイツ語が上達しない
  • 日本での働き方を変えない企業もある
MAMI
求人を何回も出しているお店などは従業員が何人も辞めている場所なので、あまりお勧めはしません。私が日本レストランで働いていた時は、オーナーや従業員にも恵まれ楽しく働いていました。ですが、周りのレストランの話を聞くと、「有給休暇が取れない!」とか「サービス残響が多すぎる!」という声を聞いたことがあります。

履歴書の書き方を紹介!

日本とドイツでは履歴書の書き方に違いがあります。大きな違いは、2つです。

  1. パソコンで作成≪エクセル・ワードなど≫
  2. デザインやフォーマットは、自由に決めることができる
MAMI
私も実際に手書きで書こうとしましたが、知り合いのドイツ人に止められました。習字を5年間習っていたので、字だけには自信があったので、残念(笑)

実際に私が送った履歴書を紹介!

それでは、私が実際に就職活動の際に送っていた履歴書を紹介します。この履歴書が少しでも参考になれば嬉しいです!

1枚目 / アピール・応募動機

入力すること

  1. 自分の情報と企業の情報を入力
  2. タイトルの応募職種欄に希望する職種を入力
  3. 企業に応募した理由、そして自分のアピールを入力

ドイツだと、自分のアピールが大切です。私が実際に書いたことは大まかにこんな感じです。

「私は、海外添乗員時代に沢山のホテルに宿泊しました。その仕事で感じたのは、旅行するにあたり観光地だけではなく旅行先のホテルも重要だということです。今まで、沢山のホテルに宿泊しましたが、何かゲストに問題があった場合すぐに解決してくれました。なので、私はホテルの仕事について理解しています。」

2枚目 / 職歴

職歴は、最新の情報を上から記載する方法が基本らしいですが、古い順番から記載しました。ドイツ人に確認しましたが、「古い順番でもOK!」とのことでした。
自分で作成したら、ドイツ語のスぺルミスやドイツ語が間違っていることもあるかもしれないので、必ず知り合いのドイツ人に確認してもらいましょう!

郵送で送った方が、イメージが良い?

「ドイツ人は、メールより書類が大好き!」というイメージがあります。やはり郵送の方が郵便局に行ったり手間もかかっている分、イメージが良くなりますよね。私は、履歴書をメールではなく郵送で送ったことが多かったです。知り合いが、「ドイツ人は、紙大好きだよねー!メールより手紙ではいた方が早く対応してくれる!」と言っていました。

郵送の場合は、封筒に住所も書きますよね。ドイツ人の文字を見た時、あまり文字に興味がないような書き方の人が多いです。(ドイツ人、ごめんなさい。笑)日本人ならではの「綺麗な文字文化」をアピールしましょう!アルファベットでも、綺麗に書くと印象が変わります。

自分の興味ある仕事を見つけよう!

異国での就職は、本当に心配事が多くなりますよね。
私は、初めてドイツ企業で働いていますが、日本人同士で働くのとは大きく違います。

ドイツ語もB1レベルなので、自分の気持ちを上手く伝えらないことが多く失敗もあります。そして、ホテルのフロントスタッフの職種で応募しましたが、私が働いているホテルのフロントスタッフの仕事は主にレストランのサービスになることが分かりました

私は、レストランのサービスが大の苦手なのです。このままAusbildungをクビにされない限り続けますが、他の求人情報も調べていきたいと思っています。

MAMI
この記事を読んでいる方で、同じ環境の人やこれから仕事探しが始まる人など様々な方が多いと思います。勝手ながら仕事が辛い時に、「大変だし辛いけど、みんなも頑張っているから私も前向きに頑張る!」と励みにします。(笑)
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「世界・旅行・笑顔」が大好きなTRIPLER : MAMI

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Hallo! Guten Tag! 「世界・旅行・笑顔」が大好きなTRIPLER : MAMIです。現在、ドイツに住んでいます。 日本に住んでいた頃は、海外添乗員をしていて訪問した国は約45か国です。海外で、たくさんの笑顔に出会いました!このホームページを通して、たくさんの方に読んでいただけるような記事を執筆したいです。 【得意な方面】ヨーロッパ / アジア / 南米 どうぞよろしくお願いいたします。 プロフィールの詳細はこちら

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