【定番＆グルメ】ドイツ・ハイデルベルクのおすすめ観光スポット15選

メキシコ人の夫と愛娘たちと世界中を旅する　ママTRIPLER「YU」

メキシコ人の夫と2人の娘と世界中を引っ越し＆旅行三昧の日々。元パティシエ＆日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。

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こんにちは！現在ポルトガル在住ライターのYuです。

人気の海外旅行先であるドイツ。

ミュンヘンやベルリンをはじめとする大都市、メルヘンチックで可愛い街並みが人気のローテンブルクやブレーメン…どの都市も魅力的で、どの街に行こうか悩む人も多いかと思います。

「せっかくドイツに行くなら、メルヘンチックで、お城のある街に行きたい！でもショッピングも自然も楽しみたいし…」ハイデルベルクは、そんな方におすすめの街です。

そこで今回は、実際にワーホリでハイデルベルクに滞在した経験から、おすすめの観光スポットや絶対に行ってほしいレストランまで紹介していきます！

ハイデルベルクってどんなところ？

ハイデルベルクは、第二次世界大戦の空爆からまぬがれ、中世そのままのたたずまいを残す数少ないドイツの街の一つ。

街の中心地からは、13世紀に建てられたハイデルベルク城が見える、まさに中世の城下町なんです。

マンハイムからチェコのプラハまで続く古城街道に属し、南ドイツ観光の定番となっている人気都市でもあります。

また、ドイツ最古の大学を擁し、多くの学生たちが生活する、活気のある学生街という一面もあります。

ハイデルベルクの観光スポットマップ

今回紹介した観光スポットを地図にまとめましたので、旅行計画の参考にしてみてください。

ハイデルベルクの観光スポット

１選目　中世の街並みを残す「旧市街」

ハイデルベルクの観光スポットは、旧市街（ Altstadt）にほとんどが集まっています。

旧市街の広場からは、丘の上にそびえるハイデルベルク城が見え、まさに中世の城下町の雰囲気。

オープンテラスのカフェでのんびりしながら、お城や街並みの風景を眺めるひと時は最高の贅沢です。

メインストリート（Hauptstraße）はヨーロッパでも随一の長さを誇る歩行者天国になっていて、歴史を感じるレストランやカフェ、オシャレなショップも多数あり、一日中ショッピングも楽しめます。

またクリスマス時期には、クリスマスマーケットやスケートリンクも出てきて、「The・ドイツ！」の光景を見ることができます。

２選目　美しい街並みを一望できる「哲学者の道」

ゲーテをはじめ多くの詩人や哲学者が思索にふけったという道「哲学者の道（Philosophenweg）」。

ハイデルベルクで１番の絶景が見られるハイキングコースで、私も滞在中、ヒマさえあれば友人たちと来ていました。

石畳の道を上っていく途中には、季節の花々が植えられたガーデンエリアもあり、美しいです。

行く前にベーカリーでパンやサンドイッチ、ビールを買って、ハイキングの途中に、ドイツ風ピクニックをするのもおすすめ。

語学学校で仲良くなったスペイン人のマルガとは、クラスの後や週末にはよくこのハイキングを一緒にしました。

つたないドイツ語で、お互い一生懸命に会話をする時間は、とても楽しく、今でも連絡を取り合っている大切な友人の一人です。

ハイキングコースからは、お城と橋と旧市街の街並みの絶景が眺められます。

この景色を見る度に、「ドイツに来たんだなあ」と深く実感したのを覚えています。

３選目　ドイツでも有数の人気のお城「ハイデルベルク城」

ドイツでも最も有名なお城の一つである、ハイデルベルク城。

13世紀～16世紀にかけて、数々の戦争によって破壊されては、再建、増築を繰り返し、様々な建築様式や、数種類の建物によって構成されています。

写真は、主人の弟の結婚式に招待された時のもの。

そうなんです。ここハイデルベルク城では結婚式を挙げることもできるんです。

本物のお城での結婚式は、夢のような光景で、花嫁の美しいドレス姿もあいまって、どの瞬間もため息物の美しさでした。

ハイデルベルク城からは、見渡す限りに続くオレンジ屋根の街並を見渡せます。

４選目　世界最大級のワイン樽「大樽（Großes Fass）」

お城の中には、木製の樽としては世界一の大きさのワイン樽があります。

1751年に完成したこの樽には、なんと約20万リットルものワインが入ります。

当時は1日に約2000ℓほどのワインがポンプで宴会場までくみ上げられ、消費されていたんだとか。

ワイン樽のすぐ隣の部屋にはワインショップがあり、試飲もできます。

大樽を見た後のワインの味は格別でした！

５選目　お城への近道「ケーブルカー」

旧市街からお城をつなぐのがこちらのケーブルカー。

徒歩でも登れますが、時間のない方はケーブルカーを利用すればあっという間にお城に着きます。

私は普段は歩いて行っていましたが、義弟の結婚式の時はみんなで利用しました。

ちなみに、旧市街～お城まではひたすらトンネルを通るので景色は楽しめません。

森の中を行く景色を楽しめるのは、お城からさらに山頂へ行く区間なので、時間に余裕のある方はぜひ！

６選目　地元の人に交じって、ピクニック「ネッカー川」

ハイデルベルクの街の中央を走る、ネッカー川。

アルテ・ブリュッケが川にかかる姿は、ハイデルベルクを象徴する風景の一つです。

遊覧船に乗って、近隣の街や城を眺めるツアーもありますが、おすすめは川沿いの芝生でのピクニック！

天気の良い日は、本を片手にのんびりする人や、ランチをとる人、ジョギングする人などで賑わっています。

そんなローカルたちに交じって、ネッカー川を眺めながらのんびりしてみると、ハイデルベルクの住人になったような気分が味わえます。

７選目　ハイデルベルクのシンボル橋「アルテ・ブリュッケ」

1786年にカール・テオドール選帝皇の命により建てられた「アルテ・ブリュッケ」。

その見事で美しいアーチと、ネッカー川・ハイデルベルク城・旧市街の街並みの景色は、ハイデルベルクの象徴的風景です。

橋からは旧市街の街並みとお城、そしてネッカー川を一緒にみることができるので、ハイデルベルク城からとはまた違った絶景を楽しめます。

橋の麓、橋の上、側面…どこから撮っても、美しい景色を残すことができます。

８選目　またハイデルベルクに戻ってこられるという伝説「猿の像」

アルテ・ブリュッケの麓にある、この猿の像。（あまり猿には見えませんが…）

手に持つ鏡を触るとお金持ちになれ、猿の脇にいるネズミに触ると子だくさんになるという言い伝えがあり、写真撮影の人気スポットになっています。

また、猿の頭は空洞になっていて、そこの頭を入れると、またハイデルベルクに戻ってこられる、という伝説もあります。

私もはじめてハイデルベルクに行ったとき、頭を入れてみました。

そして、５年後、娘を連れてまた戻ってこれたので、言い伝えは本当かもしれません。

もちろん、娘も頭に入れてみました。

またみんなで戻ってこられるといいなあと思っています。

９選目　旧市街の中心にそびえ立つ「聖霊教会」

旧市街の中心地・マルクト広場にある聖霊教会。

ハイデルベルクには数多くの教会がありますが、この聖霊教会が１番大きな教会です。

８２ｍの高い塔を持ち、ゴシック様式の荘厳な建築は圧倒的な存在感。

周囲にはお土産屋さんや、オープンカフェが並び、とても賑やかなので、散策がてら見学してみてはいかがでしょうか。

ドイツの郷土料理からビールまで！おすすめレストラン＆ブルワリー

１０選目　地元の学生たちに交じってランチ「大学食堂」

ドイツ最古の大学であるハイデルベルク大学。

その学生たちが集まる食堂（Zeughaus Mensa im Marstall）ですが、実は誰でも利用できちゃうんです！

朝から夜中まで開いているので、学生たちに交じってランチやディナーをしてみてはいかがでしょうか。

普通のレストランでは味わえない体験なので、かなりおすすめです。

サラダバーから、ドイツの定番料理、デザートまで揃うブッフェ形式で、毎日日替わり。

料金は重さで決まり、食べたい分だけ取り分けられるのも魅力です。

学生や大学関係者は、学生証にチャージし支払うことで割引があるのですが、一般客は現金で支払います。

天気の良い日は、外のベンチや芝生で食べるのがおすすめ。

また、サッカーの試合や映画などを食堂内の大型スクリーンで放映する時もあり、学生たちに交じってビール片手に観戦するのも楽しいですよ。

１１選目　ハイデルベルク名物“学生のキス”チョコが買える「Café Knösel」

ハイデルベルク名物のお菓子である「学生のキス(Studentkuß)」。

学生の男女がキスするシルエットがシンボルで、「クネーゼル」という小さなカフェが経営するショップで購入できます。

このお店の歴史はとても古く、なんと創業1863年。

当時、シャイで女性に気軽に話しかけられない男子学生達を目にした店主のクネーゼルさんが「男子学生たちが気になる女子に思いを伝えられるチョコを作ろう！」とこのチョコが生まれたんだとか。

小さなお店の中は、可愛らしいパッケージの学生のキスチョコがぎっしり。

味もとても美味しいので、お土産におすすめです。

ちなみに、このお店には世界中の著名人も多く訪れていて、オバマ夫人や有名サッカー選手の写真も飾られていました。

１２選目　ドイツの名物パスタが絶品「Bierbrezel」

ドイツ名物のパスタ「シュペッツレ（Spätzle）」をご存知ですか？

小麦粉や卵、塩などをこねた生地から作った、モチモチした食感の生パスタのことなのですが、個人的に一番好きなドイツ料理です。

そして、このお店でぜひ食べてほしいのが、「ケーゼシュペッツレ（Käsespätzle）」！

「ケーゼ（Käse）」とはドイツ語で「チーズ」を意味し、その名の通り細かく削ったチーズを混ぜた一品です。

トロトロのチーズソースがよく絡んだシュペッツレは本当に美味しく、語学学校の友人としょっちゅう通っていました。

１３選目　郷土料理のシュバイネハクセが名物「Zum Güldenen Schaf」

シュバイネハクセ(Schweinehaxe)は、豚のすね肉をローストした伝統的なドイツ料理。

皮がパリパリで、中のお肉がジューシーでとっても美味しいので、ドイツに行ったらぜひ食べてほしい一品です。

はじめて友人たちとこのレストランに来た時、私はドイツ語のメニューが読めず、適当に指さして注文したら、ドドーンとこの大迫力の肉の塊がでてきてビックリ。みんなで大笑いしたのも、いい思い出です。

１４選目　ハイデルベルクで1番人気のブルワリー「Kulturbrauerei」

旧市街の中ほど、アルテ・ブリュッケの近くにあるブルワリー「Kulturbrauerei」。

ホテルも併設されている、この歴史あるブルワリーでは、美味しいビールと一緒に、ドイツの伝統料理も楽しめます。

何を食べても美味しかったですが、お気に入りは、定番の自家製ソーセージ。

パリッパリでジューシーなソーセージと、ビールの相性は最高！の一言です。

１５選目　修道院が作るビールと絶品ドイツ料理「Brauerei Zum Klosterhof Heidelberg」

ハイデルベルクの端「Neuburg Abbey」というエリアにある、ベネディクト会修道院（Klöster）。

1130年に建てられた修道院の敷地内にあるこちらのブルワリーでは、様々な種類のビールが製造されています。

醸造所エリアでは、ビールの試飲や、製造工程の見学、また、お土産にビールを購入することもできます。

敷地内にある「GASTHOF ZUM KLOSTERGARTEN」というレストランでは、本格的なドイツ料理と自家製ビールを楽しめます。

外のテラス席は、開放感たっぷり。

のどかな風景を眺めながら、のんびりと食事が楽しめます。

旧市街から歩いて30分ほどで行けますが、バスで行く場合は、ビスマルクプラッツから34番のバスを利用し、「Stift Neuburg」の停車駅で降車してすぐです。

週末のみの営業なのでご注意くださいね。

日本からのアクセス

まずは、日本からフランクフルト空港へ行き、そこから鉄道やバスでハイデルベルクまで向かうのが一般的な行き方。

鉄道の場合、空港からフランクフルト中央駅まで出て（約２０分）、フランクフルト中央駅からハイデルベルク中央駅（Heidelberg Hauptbahnhof）までは、IC（都市間特急）またはICE（ドイツ版新幹線）で、一時間弱です。

バスの場合、空港からハイデルベルク行きのバスが１時間に１本くらい出ているので、荷物が多い方はバスのほうが楽かもしれません。

「FlixBus」というバス会社のWebサイトからは、事前に予約もできるので便利です。値段もフランクフルト空港からハイデルベルクまで5ユーロ～という安さ。ただし乗り場が通常のバスターミナルからは離れていたり、預け荷物は追加料金を事前に支払っておかないとダメだったりするので、事前にWebサイトで詳細を確認しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、日本からも人気の旅先であるハイデルベルクについて、元在住者の目線で本当に行ってほしいスポットやレストランを紹介しました。

ハイデルベルクは、ツアー旅行で組み込まれていることも多いと聞きます。

時間に限りのある自由時間の中でも、この記事を参考に、目一杯楽しんでいただければ嬉しいです！

また時間に余裕のある個人旅行で行く方には、ぜひ全てのおすすめスポットやレストランに行ってみて、思い出深い旅にしてもらえると嬉しいです。

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