美味しいものと心地の良い音、そしてなにより人との出会いが好き。「一度しかない限りある人生、心がわくわくする生き方をしたい。」と、30歳でギリホリへ。ヨガの聖地バイロンベイにて英日ヨガインストラクターを目指しつつ、人生がどんどん展開していくエキサイティングな日々を奔走中。
三度の飯よりフィリピン留学、どうもなっちむです。
嘘です。フィリピン留学よりご飯が大好きです。
さて、過去にフィリピン留学を3回経験している私ですが、今回はスパルタ地区で有名なバギオの語学学校での英語留学体験をお伝えしたいと思います。ちなみに、わたしがバギオで行った語学学校はMONOLという学校です。MONOL語学学校リンクはコチラ
バギオってどこ?
スパルタってどのくらい厳しいの?
フィリピンの先生で英語は正しく学べるの?
学生寮は綺麗?食事は?・・・
フィリピン・バギオ留学に対するその疑問、まるっと解消しましょう!
もしフィリピン留学でどこにしようか迷われてる方は、是非参考にしてみてください。
バギオの魅力を知って損はないですよ。
これであなたもフィリピン留学の虜になるはずっ!
この記事の目次
英語学習の天国!?フィリピン留学のすすめ。
英語漬けになれるフィリピン留学
英語留学をしようと考えた時、まず思い浮かぶのはアメリカやカナダではないでしょうか。
私も最初はそうでした。でも正直、留学費用が私には高くてアメリカやカナダの語学留学は、とてもハードルが高かったんです。
そこで辿り着いたのが格安のフィリピン留学。近年ますます注目を浴びて人気になっていますよね。
フィリピン留学の利点は
・格安
・マンツーマンで英語学習
・学生寮で衣食住全て整っている
みっちり英語が勉強できて、掃除洗濯も不要、留学費用も安い!となったら、そりゃもうフィリピン留学が人気になるのも納得です。
学校やコースにもよりますが、寮生活がスタンダードなフィリピン留学。多国籍の人と共同生活をすることになるので、授業以外でも必然的に英語を使うことになります。授業で英語の説明を英語で受け、休み時間は先生と英語で雑談し、部屋では多国籍の友人と英語でコミュニケーションをとる。
まさに24時間英語漬けの環境、それがフィリピン留学です。
3ヶ月のフィリピン留学で英語が伸びる理由
かつて主流だった欧米の語学留学は、20人前後のグループ授業が基本的なスタイル。私もオーストラリアで2回語学留学をしていますが、どちらの学校も全クラス20~30人程度のグループクラスでした。自分が理解できていなくても、発言していなくても、クラスメイトが発言していればどんどん授業は進んでいきます。
気がつけば、「授業中に一言も言葉を発していなかった・・・」なんてこともざらに起きます。
そして大体の学校は3時には授業が終了。放課後は、みんなで遊びに出掛けてたり学校のアクティビティに参加したりするので、学校終わりに自主学習する人は少ない、という印象です。
それに比べ、フィリピン留学は基本的にマンツーマン授業の学校が多いです。グループクラスがあっても平均的に4~5人の少人数スタイル。マンツーマン授業では先生と2人っきりなので、自分が英語を話さなければ授業は進んでいきません。もちろんわからないところがあれば、生徒のペースに合わせて一つ一つ説明しれくれます。
授業の時間数は、大体の学校は朝8時~午後5時。
さらには夜9時まで授業がみっちりある学校もあり、まさに朝から晩まで英語の洪水!フィリピン留学は、圧倒的に英語学習する時間数が多くなるんです。
24時間英語漬けになれるフィリピン留学は、短期留学でも英語が伸びるのも頷けるわけです。もちろん、個人の学習スタイルにより差がありますよ。
環境がどんなに素晴らしくても、勉強するのは自分自身ですからね。
英語学習スパルタ地区。バギオとは。
隠れた魅力をもつバギオ
フィリピンの避暑地としても有名なバギオ。
周りは山岳地帯に囲まれ、夏でも涼しいんです。逆にいえばフィリピンのアイコンであるビーチリゾートとは程遠く、ビーチアクティビティの誘惑は少なめ。だからこそ、英語学習に集中できる環境があるんです。
でも心配しないでください!
バギオはとってもお洒落なカフェが多いんです。コチラでもバギオのお洒落カフェを紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね。
人気のセブ地区を含め、フィリピン留学を3回経験している私からすると、バギオ地区が一番おすすめです。暑すぎなくて過ごしやすく、野菜も新鮮で美味しい。治安も良く綺麗で、お洒落なカフェもたくさんあり、落ち着いて英語をしっかり学べる。
バギオってそんなところです。
一人で出歩けられる?バギオの治安
フィリピン留学で治安を心配している方もきっと多いでしょう。
私も初めてフィリピン留学する際は、「フィリピン怖い・・・」と思っていました。
過去に、クラーク地区・マクタン地区・バギオ地区と留学しましたが、私個人的にはバギオが一番治安が良い印象です。(ちなみに、クラークは元米軍基地があり、かなり治安が守られているといわれている地区。マクタン地区はセブ島とかあるリゾートエリアです。)
過去のフィリピン大統領が避暑地として別荘をバギオに建てているほど、富裕層にも人気なバギオ。それもあってか建っている建物も街もとても綺麗で、バギオの人たちもどことなく洗練された雰囲気なんです。
天気の良い昼間などは、私はよく学校の近くのカフェやスパまで一人でフラフラ歩いてました。車通りもそれほど多くなく、フィリピン特有の物乞いさんたちも全然いなかったので、安心して散歩ができましたよ。
とても平穏な空気に包まれたバギオは、治安の面でもかなりおすすめです。
もちろん、異国ということは忘れずスリなどには細心の注意を払ってくださいね。そしてこれはどこの国でもそうですが、夜の治安はまた別の話です。夜は絶対に一人で出歩かないでください。
フィリピン留学バギオってどうなの?学校生活を大公開。
バギオのセミスパルタ校 MONOL
私がバギオで行った学校はMONOLという語学学校です。バギオの中でも1、2を争う人気校で、生徒許容数も200人と、どちらかというとマンモス校。サマースクールの時期なんかは人で溢れかえってます。
セミスパルタと呼ばれているのですが、E.O.P.(English Only Policy)に関してはとても厳しく、休憩時間でも食事時間でもダイニングルームやホール、階段のいたるところにチェッカーがウロウロしています。
チェッカーに母国語をしゃべっているのを見つけられるとペナルティが課され、週末に強制自主学習をしなければいけません。(よくお金でペナルティ消化する学校がありますが、自主学習で消化できるところも好印象だったり)
厳しそうに見えますが、学校にいる生徒はみんな英語学習者。
お互いにつたない英語ながらも、習った単語や文法を駆使し、時には「これ英語でなんて言うんだろう?」とお互いに調べながら会話するので、授業以外でも常に生きた英語を学習できるんです。
「英語で話さなければいけない」という厳しさがないと、甘えちゃいますからね。このE.O.P.制度が英語漬けになれる環境でもあり、英語が伸びる秘訣でもあります。
自主学習を重視しているセミスパルタ形態をとっているMONOLですが、E.O.P.の面ではスパルタ校に近いかもしれません。
授業の内容
私が選んだESLコース(一般英会話)は、一般的な英会話に必要な理解力、表現力、コミュニケーション能力の向上を目的としたコース。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、発音のクラス構成になっています。どの分野もまんべんなく学ぶことで、英語力の底上げをしていくイメージです。
全ての科目で使用するテキストに統一性があるので、ライディングで学んだ文法がスピーキングのテキストで出てきたり、リーディングで出てきた単語がリスニングのオーディオから聞こえてきたり、全科目を通して自然と復習を繰り返しているような学習スタイルが特徴的です。
基本的にはマンツーマン授業ですが、スピーキング・ライティング・発音のクラスはグループで授業を受けます。(といっても、4人とかですが)
他の生徒が書いた文章を見て「こんな表現の仕方もあるんだなぁ」と勉強になったり、他国の生徒の文化を教えてもらったりと、グループクラスは他の生徒から多く刺激をもらえて楽しいですよ。
あと驚いたことに、ESLコースからIELTSコースに変更する生徒が多かったです。
IELTSコースではより正しい文法、ディスカッションにフォーカスされているので、レベルアップには良いかもしれません。現地でも変更できるので、学校で相談してみてくださいね。
先生の質
私がフィリピン留学に行っていたと言うとかなりの確率で聞かれるのが、「フィリピンって英語なの?」です。フィリピン留学、先生の英語のクオリティ気になりますよね。
でも安心してください!
MONOLの先生のクオリティはかなり良いです。なぜなら、先生たちは数多くの試験や研修を通り抜けてきている強者たちだからです。
MONOLの先生たちは、MONOLに入社をする前にレベルテストを受けます。このテストで合格点までいかないと入社はできません。そしてその後も毎月レベルテストは実施され、レベルが落ちていないかチェックされるのです。
先生たちは常に自分たちのレベルをキープするために学習し続けていて、それがMONOLが誇る安定した一定レベルの先生のクオリティに繋がっているのです。
しかも驚くことに、毎月生徒から先生に対するアンケートが実施されていて、評価が良ければ昇給、悪ければ減給など、自分の授業の質が給与にも反映されるようになっているので、先生たちも手を抜くことはありません。
フィリピンの先生は、明るく陽気で優しく、そしてなにより教えることが大好きです。年齢的にも若い先生が多いので、友達のように仲良くなれますよ。
寮生活
フィリピン留学は基本的に寮生活になります。授業を受ける教室と宿泊する寮が一体になっている学校がほとんどです。部屋のバリエーションはセミシングル、2人部屋、4人部屋、6人部屋、「3 + 1」部屋とあります。
私は4人部屋で生活していましたが、もし共同生活に抵抗がなければ4人部屋かなりオススメです。4人部屋といえども部屋は狭くなく、一人一人に勉強机、ワードロープ、チェストがあるのでかなり快適。
そして、多国籍の子と共同生活することができるので授業以外でも英語会話することになり、英語漬けの毎日を送れます。英語を教えあうことはもちろん、授業の悩みや恋バナをしたりして、青春のような日々と共に生きた英会話を習得できますよ。
4人部屋のもう1つの利点が、もし万がルームメイトと気が合わない!となった場合、2人部屋だと逃げ道がありませんが、4人部屋だと逃げ道があるからです。(笑)
朝昼晩ずっと一緒なので、できれば心の友と呼べるような友情を築きたいですよね。
学校内の設備
私がMONOLを選んだ理由のひとつが施設の充実度。本当に素晴らしいんです。今やワークアウトができるジムスペースが併用されている語学学校は多いですよね。
がしかし、MONOLはそのさらに上をいくジムスペース+α で、ヨガルームがあるんです。
要は、筋肉ムキムキ鍛える系の器具がたくさん置いてあるジムスペースと、ヨガやピラティスができるマットとミラー(あとはランニングマシーンもあります)があるジムスペースと2つあるんです。
これ実は女性にはかなり嬉しい充実度だと思います!
男性が筋肉系ジムスペース、女性がヨガ系ジムスペースを使用する人が多いので、「運動したいけど男性がワークアウトしてる中しずらい・・・」という女性あるあるな思いをすることなく、思いっきりワークアウトを楽しめます。
しかも充実しているのは施設だけじゃないんです。筋肉系ジムスペースにはパーソナルトレーナーが常駐しており、トレーニング指導もしてくれます。もちろん、無料。
ナイトクラスでは、ヨガ・ピラティスのクラスやムエタイのクラスもあったり(これも無料!)、サービス面でもかなりの充実度。ここまで施設・サービス共に充実してる語学学校はないんじゃないか、というほどです。
ちなみに、その他にもゴルフの打ちっ放し場や卓球・ビリヤードスペース、男女別のサウナ施設まであります。
もうここまできたら、MONOLの外に出なくても十分楽しめる勢いですよね。
食事は美味しいのか
フィリピン留学の良いところは、3食食事付きなところですよね。ただ、この食事が美味しくなければ本末転倒。
正直、過去2回のフィリピン留学ではあまり食事が美味しいという印象はありませんでした。異国だししょうがないよね、と食事に関しては諦めていたほど。
そんな私の印象を覆してしまうほど、MONOLの食事はバリエーション豊かで味もかなり良かったです。
朝昼晩と、豊富な種類の生野菜、お肉や魚などのメインが2~3種類、副菜などが2種類、ご飯系が2種類、スープが2種類、パン2種類、フルーツ2種類、ジュース2種類、必ず揃ってます。
バイキングなのでいくらでも食べ放題!
パン派の私としては、毎食パンが食べれたのはかなり幸せでした。しかも、普通の食パンだけでなく、丸パン、シュガーロール、シナモンロールなどバラエティ豊か。
オーブントースターで温めて、ふわふわのパンを常に楽しめたのはかなり良かったです。
ちなみにコーヒーは一日中いつでも飲み放題です。バギオコーヒー豆の名産地なので、普通のコーヒーでもかなり美味しくて、私は学校のカフェには行かずいつも食堂のコーヒーを飲んでいました。
実生活の本音
大体学校のことはわかった!でも、実際にどんな生活をしていたの・・・!?と気になるところを大公開。
私の1日のタイムスケジュールはというと
AM6:00 ヨガルームでヨガ
AM7:00 朝食
AM8:00 ライティングクラス
AM9:00 プロナンセーションクラス(発音)
AM10:00 スピーキングクラス
AM11:00 スピーキングクラス
AM12:00 昼食
PM1:00 リスニングクラス
PM2:00 リスニングクラス
PM3:00 休憩
PM4:00 リーディングクラス
PM5:00 オプションクラス(文法)
PM6:00 夕食
PM7:00 オプションクラス(ジョブインタビュー)
PM8:00 オプションクラス(ヨガ)
PM9:00 自習
PM0:00 就寝
平日はこんな毎日を送っていました。詰め詰めですよね(笑)
途中で中休みの時間もありますが、宿題が出るので基本的には宿題をして過ごします。というか、隙間時間を見つけて宿題をしていかないと追いつかないんです。
それでもここまでみっちりとしたタイムスケジュールが全然苦ではなかったのは、周りにいた友達たちも一生懸命に勉強していたからだと思います。
クラスが終わればダイニングルームや食堂に集まりみんなで勉強したり、部屋で英語の歌詞で歌を唄って発音の練習をしたり。やっぱり近くで誰かが頑張っていると自然と自分も頑張りたくなるものなんだなぁと、改めて実感しました。
生徒たちの学習意欲が基本的に高いというところも、バギオ地区での語学留学の良い点でもあります。
まとめ
今回バギオ・MONOL校に語学留学した期間は4ヶ月でした。
最初のレベル分けテストで分けられたクラスは「エレメンタリー2」。これは下から2番目のレベルです。(ESL/Fundation中)
4ヶ月後、最後のレベル分けテストでは「アドバンス2」に。これは上から2番目のレベル。(ESL/Fundation中)
そう、しっかり英語力は伸びたのです。
もちろん個人差にもよりますが、私が英語力の伸びを感じ始めたのは4ヶ月目に突入してからでした。
このフィリピン留学でしっかり自分の英語力を伸ばせれたこともあり、オーストラリアの語学学校ではインターミディエイトという日本人がほぼいないクラスに入ることができました。
フィリピン留学に行くことなく英語力を伸ばせずにオーストラリアに来てしまっていたら、きっとクラスのほとんどが日本人のエレメンタリークラスに入っていたことでしょう。
もちろん、どのクラスに入っても自分次第で外国の友達はたくさん作れますが、私自身インターミディエイトのクラスに入ることで、自然と外国の友達がたくさんできました。
オーストラリアやカナダ、その他の国にワーホリを考えているのなら、その前にフィリピン留学をししっかり英語力を伸ばすことをオススメします。
その後に見えるワーホリ生活の景色がかなり違います!
もちろん、ワーホリの予定がない方や短期で勉強し直したい!という方も、フィリピン留学はオススメ。私は過去に1週間だけフィリピン留学したこともありますが、1週間でも英語学習に対するモチベーションが変わります。
落ち着いてしっかり英語学習できる環境があるバギオ・MONOLでのフィリピン留学。一度体験したら虜になること間違いなしです。MONOL語学学校のリンクはコチラ
英語学習のその先にある世界を求めて、一歩足を踏み出してみてはいかがでしょうか。
心がわくわくする方へ。ヨガを愛するセラピストTRIPLER「なっちむ」
美味しいものと心地の良い音、そしてなにより人との出会いが好き。「一度しかない限りある人生、心がわくわくする生き方をしたい。」と、30歳でギリホリへ。ヨガの聖地バイロンベイにて英日ヨガインストラクターを目指しつつ、人生がどんどん展開していくエキサイティングな日々を奔走中。
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