2. 平城宮跡のお洒落カフェ『Cauda』
かつて宮廷があった平城京。その史跡が現在まで残るのが平城宮跡。そのすぐ傍にあるのが、Cauda 。
最寄りの近鉄大和西大寺駅から東方向へ徒歩10分ほど。
店内はカウンター席とテーブル席が3席、コーヒー焙煎機があります。もちろんコーヒーは自家焙煎。
しおり
カウンター席に座ると、オーナーが目の前でツヤツヤと輝くフォームミルクをエスプレッソに丁寧に注ぎ、カプチーノを淹れる姿を見せてくれました。
美味しくって、ホッとする味で、こんな気の抜けた顔になってしまいます・・・笑
エスプレッソの他にも、ハンドドリップ ・サイフォン・フレンチプレス・水出しコーヒーなども選べます。
自家焙煎のコーヒーの販売はもちろん、手作りのデザートや焼き菓子、パニーニも数種類あります。
中でも、自家製のエスプレッソコーヒーゼリーはコーヒー好きなら食べてほしい一品!
名前
Cauda beans&cafe
住所
奈良市二条町3-4-9
営業時間
10:00~22:00 月曜、第3火曜定休
HP
https://www.caudabarista.com/
3. 日本古来の飲み方、自分で豆挽く!『珈琲と本 月舟町』
観光の拠点からは少し離れたところにある油坂船橋商店街。その中ごろにあるのが月舟町 。
一見すると普通の家のような佇まい。扉を開けると優しい笑顔の女性オーナーが出迎えてくれ、まるで家に帰ってきたかのようなアットホームでほっとする空間です。
このカフェの一押しコーヒーは手挽きコーヒー 。なんと、すり鉢で自分で豆を挽く(擂る)のです!
なんでも、このすり鉢で豆を挽くコーヒーの飲み方は今から200年ほど前、弘前藩士が初めて庶民としてコーヒーを飲みはじめた時に行なっていた手法なんだとか。
自分でゴリゴリと豆を擂(す)っていると、ミルで豆を挽くのとは違ったコーヒー豆の鮮やかな香りがダイレクトに鼻に届きます。
コーヒーのいい香りに包まれ、思わず夢中になってすり鉢をゴリゴリゴリゴリ・・・出来上がったコーヒーは麻袋に入れ、ポットにお湯を注ぎ、紅茶のように淹れて飲みます。
気になるお味は…これってコーヒー?なんだか香ばしさが前面に出て、まるで麦茶みたいな。でも、どことなくコーヒーの香りもするような。不思議なコーヒー。時間が経つにつれコーヒーの苦味と酸味が感じられるようになってきます。
自分が選んだものと同じ豆をネルドリップで淹れていただけるので、飲み比べると抽出方法による味の違いが歴然!
豆はエクアドル・アンデスマウンテンとコロンビア・スプレモ、それに、季節によって変わる今月のコーヒーの3種類から選べます。
しおり
名前
月舟町
住所
奈良市北町20-8
営業時間
火•水•土 11:00~18:00 /木 15:00~18:00 /日 11:00~17:00 月金 定休日
HP
http://totaryo.blog.fc2.com/blog-category-28.html
4. 奈良の中心の老舗珈琲店『羅漢』
近鉄奈良駅すぐ横、最も賑わう東向商店街と小西さくら通り商店街を結ぶ路地に店を構える老舗の珈琲豆専門店 羅漢 。
店の漢字だけを見るとなんだか少し漢方薬のお店のように感じてしまうのは、私だけでしょうか?笑
さすがコーヒー豆専門店、コーヒー豆がずらりとディスプレイされています。
席はカウンター席のみ。天気が良い時は店の外にテーブル席もあります。
ブレンドコーヒー・ストレートコーヒーはこのショーケースに並んでいるものから好きなものを選びます。
プライスカードには豆の特徴、焙煎具合、苦味・酸味・コク・香り・甘味・後口・芳香のそれぞれの項目がチャートで書かれているので分かりやすく、店主さんも色々アドバイスしてくれます^^
一杯ごとに丁寧にサイフォン で淹れてくれるコーヒーは、どの豆を選んでも1杯380円(ただしスペシャリティコーヒーは400円)というリーズナブルな価格設定が嬉しい!
抽出の最中からすでに華やかな香りに包まれ、しかもサイフォンでの興味深い抽出に、飲む前からもう楽しい♪
しおり
店内で出されている「奈良漬けトースト 」が実は結構ハマる隠れた逸品♡
名前
珈琲豆専門店 羅漢
住所
奈良市小西町8−1
営業時間
12:00~18:00 火曜・第2水曜 定休日
HP
http://www.narakko.jp/gourmet/ids/000770.html
5. コーヒーも美味しい焼き菓子屋さん『pieni blanc』
カヌレが美味しいと地元の人に口コミが広がっているのがpieni blanc 。
その噂通り店内の焼き菓子はどれを選んでもとっても美味しく、看板商品のカヌレは売り切れていることもしばしば。
が、ここで出されているコーヒーも見過ごすことはできません!
使っているのはペルー・グアテマラ・メキシコのブレンド 。注文を受けてから一杯づつ豆を挽き、ハンドドリップで淹れてくれます。
しおり
行った時はカヌレが売り切れだったので、国産レモンのマドレーヌをいただきました。レモンの風味が結構しっかりしていて、このコーヒーとの相性抜群!夏にピッタリの爽やかな組み合わせです^^
名前
pieni blanc
住所
奈良市高畑町1024
営業時間
11:00~18:30(LO 18:00) 不定休
HP
https://pieni-blanc.jimdo.com/
6. 新興住宅街の癒し空間『PEACE PEACE PEACE』
奈良県と京都府の県境ギリギリ、木津川市にあるPEACE PEACE PEACE 。
自家焙煎コーヒーと手作り食パンが地元の人から愛されている、住宅地の中のカフェです。
コーヒーは4種類の豆から選ぶことができ、アイスコーヒー、カフェ・オレもあります。
注文してから豆を挽き、ペーパードリップで淹れてもらいます。
しおり
人気の食パンを使った、きな粉トーストも一緒に。分厚くカットされているので「ちょっと量多いかな」と思いましたが、サクサクフワッフワッで軽〜い食パンなのでペロリといけちゃいます。(パンは酵母と最小限の塩と砂糖のみで作られているそうです。だから見た目以上に軽く、低カロリー)
きな粉の甘さは深煎りのコーヒーと合わせても良さそうです^^
名前
peace peace peace
住所
京都府木津川市州見台8-5-2
営業時間
9:00~19:00(LO 18:30) 月曜・火曜 定休日
HP
https://peace3126.exblog.jp/
7. 個性が光るお店、味もピカイチ『K coffee』
金魚の町として知られる大和郡山市、近鉄大和郡山駅からほど近い商店街の一角にあるコーヒースタンド K coffee 。
もともとはガソリンスタンドだった場所をほとんどそのまま店舗として使っています。
その外観から、最初はコーヒーを売っていると気付きにくくて、看板がなかったらそのままスルーしてしまいそうなところでした。笑
なかなか個性的な店構えに、これまた愉快で、話していると元気をもらえる面白いオーナー!まさに、この店にしてこの人あり!!といった感じ(笑)
コーヒー豆はオーナーが自身で買い付け、焙煎 しており、店で扱う豆のほとんどが中煎り。
というのも、もともとコーヒーが飲めなかったというオーナー。ところが、ある時飲めるようになり、そして自身が飲みやすく美味しいと思うコーヒーを研究した結果、中煎りが多くなったとおっしゃっていました。
しおり
飲みやすいので、気が付けば、あっという間に飲んでしまいました!
散歩の途中で、通勤や通学の途中で、毎日の生活の中で気軽に飲みに通いたくなるコーヒー はここです♬
豆の通販もあります^^
名前
K coffee
住所
奈良県大和郡山市柳4-46
営業時間
10:00~17:00 木曜 定休日
HP
http://kcoffee.jp/
8. 歴史ある市場に現れた新スポット『TABI Coffee Roaster』
奈良市の真ん中・かなり年季の入った歴史を感じる椿井市場の中にあるコーヒスタンドTABI coffee roaster 。
店の傍にはロースターが置かれ、オーナーがコーヒーの生豆を一つ一つ手作業で選別 し、焙煎 されています。
コーヒースタンドですが選べる豆の種類は豊富で、1杯あたり350円〜450円とお値段もお手頃、しかもコーヒーのクオリティーは非常に高い、コスパの素晴らしいコーヒースタンド です。
しおり
店先には椅子が2脚置かれています。向かいには、これまた年季の入った中華料理屋があります。
中華料理屋を眺めながらコーヒーを飲むのも、なんとなくノスタルジックで一昔前にタイムスリップしたような椿井市場ならではの雰囲気を楽しめて、案外ありかも(^^)笑
名前
TABI Coffee Roaster
住所
奈良市椿井町5
営業時間
8:30~18:30 不定休
HP
https://www.facebook.com/TABICoRo/
9. 創業90年以上の珈琲豆屋『珈琲屋 凡豆』
近鉄奈良駅から奈良公園・奈良ホテルの方へと歩いて約20分、紀寺町の住宅地でコーヒーを焙煎する香ばしい香りがしてきたら、そこにあるのが珈琲屋 凡豆(ぼんず) です。
ここはこカフェではなくコーヒ豆屋さん 。自家焙煎豆の販売専門のお店で、店内で飲むことはできませんが、どうしてもオススメなので紹介いたします!!
古い町屋家屋の店内には大きくて立派な焙煎機が置かれ、その横に豆の販売カウンターがあるのみです。
このお店の魅力は何と言ってもコーヒー豆の抜群の鮮度 !豆は毎日、その日に販売する分だけを焙煎 し、ストックは作りません。なので、いつ行っても焙煎したての新鮮なコーヒー豆を買うことができます。
カウンターの奥には年季の入って使い込まれた豆保存箱がズラリと並んでいます。
数種類の豆の説明を店主の奥様がしてくれ、それぞれの豆に合った淹れ方や飲み方のアドバイスもしてくれます^^
しおり
店主の奥様オススメの飲み方はカフェオレ。ミルクと合わせると苦味は柔らかくなり、それでも豆の香りは全く失われず口から鼻に抜けていきます^^
名前
珈琲屋 凡豆
住所
奈良市紀寺町1023
営業時間
9:00~18:00 日曜 定休日
HP
なし
10. 奈良で味わう至極の一杯!!『ROKUMEI COFFEE TOMIO ROASTERY』
スペシャリティコーヒーのみを扱い、自家焙煎のハイクオリティなコーヒーが飲めると有名な奈良県発祥のコーヒーブランドROKUMEI COFFEE CO. 。
そのコーヒーは奈良県随一と言っても決して過言ではない、一度飲んだら忘れられないコーヒー!
本店は近鉄奈良駅のすぐ横、さくら通り商店街にあるcoffee beans ROCOCO。その新店舗である2号店が、2017年7月にオープンしたROKMEI COFFEE TOMIO ROASTERY です。
本店がカフェなのに対し、こちらは焙煎所とコーヒー豆の販売がメインのお店ですが、店内で挽きたてのコーヒーを飲むことができます。(※2018年5月現在、本店は豆販売とテイクアウェイのコーヒー販売のみになっており、カフェは一時休業中です。)
こちらのオーナーである焙煎士の井田浩司氏は、焙煎技術日本一を決める全国大会「ジャパンロースティングチャンピオンシップ2016」(日本スペシャルティコーヒー協会主催)において 全国3位 に輝いた焙煎のスペシャリスト!
私がお邪魔した時も、ちょうど豆の焙煎をされている真っ最中でした。
扱っている豆の種類が豊富で、カップ・オブ・エクセレンス (Cup of Excellence/世界最高品質のコーヒー豆に与えられる称号 。世界中の全生産量の数%にも満たない大変希少な豆)に入賞 したもの、オリジナルブレンド も数種類あり、行くたびに毎回いつもどれを飲むか迷います。
どれを飲もうか迷った時は、バリスタさんがそれそれの豆の特徴を説明してくれ、アドバイスをしてくれます。試飲もできるので、自分の好みやその時の気分にピッタリのコーヒーを飲めるのが嬉しいですね^^
ナッツやダークチョコレートのような風味もフワッと感じるバランスの取れたブレンドだと感じました^^
しっかりとした濃いコーヒーが飲みたい時や、食後の1杯にもピッタリです。