ブダペストの人気観光スポットと、お土産・グルメを堪能!日帰りにおすすめ1日モデルコース

こんにちは!アートリップラーのカジヤマシオリです。

私が1週間を過ごしたブダペスト(ハンガリー)は、あまりにも心地よすぎる街でした。

今すぐは無理でも、もう一度訪れたい場所です。

歴史の躍動した足跡が残るブダペストの街は、世界遺産にも登録されています。

そして、1週間滞在したからこそ「ここは絶対行かないと後悔する!」「また行きたい!」っていう場所があります。

そういう場所だけをまとめて、1日ぶんのボリュームで観光モデルコースを作ってみました。

1日しか時間とれないけどブダペスト行きたい!って人も、2度目のブダペストを計画中の人も!

カジヤマ
おすすめしたいブダペスト1日モデルコースとともに、楽しみ方を教えます♪

 

9:00 ブダペストを見守るマーチャーシュ教会

まずは、ブダ地区の丘からブダペストの街の歴史を見守ってきた、マーチャーシュ教会へ

最初にこの教会ができたのは13世紀ごろですが、その後時代ごとに増改築が繰り返され、19世紀ごろに今の形になりました。

屋根の瓦がとてもかわいらしい。

ハンガリー南部にあるペーチという街の陶器工房「ジョルナイ」でつくられたもの。増改築の過程で加えられたポイントです。

教会内部は、16世紀にイスラム教のモスクとして作り変えられたという背景があります。

今も、幻想的でオリエンタルな雰囲気のあるデザインが残っています。

教会自体が、ブダペストの生き証人のような存在です。

ぜひ、すみずみまで注目してご覧ください。

住所Budapest, Szentháromság tér 2, 1014
開館時間9:00~17:00(日曜は13:00~17:00)
料金1500フォリント
公式サイトhttp://www.matyas-templom.hu/

10:00 マーチャーシュ教会の塔のガイドツアーに参加

教会内を見学したあとは、塔にものぼってみませんか?
小高いブダの丘に建つ教会からは、ブダペスト中心部が一望できます。

塔の中はガイドツアー参加者しか見学できないので、教会のチケットと一緒に参加予約しておきましょう。

所要時間はおよそ30分。教会の歴史や展示物の説明を聞きながら、急で幅のせまい階段をどんどん進んでいくと…

ドナウ川を挟み、ペスト側の国会議事堂も見えます。

ブダペストの魅力をぎゅっと凝縮したような景色が広がっています。

ツアー参加者だけの、特別な景色。まずはここでブダペストの街を知ってから、観光に繰り出すのがおすすめです。

ツアー時間10:00~17:00の間、毎正時に開始。
料金1500フォリント
定員15名まで

11:00 漁夫の砦

塔を見学したあとは、その傍にある漁夫の砦にも立ち寄ってみましょう。
塔へ上る時間がない時には、漁夫の砦から絶景を楽しむのもおすすめです。

もちろん、ひときわ高いところから街を見下ろすことができる塔の景色はすばらしい。

だけど、砦からの眺望も、見晴らしがよくて美しい。

真っ白な砦のコントラストが美しく映えます。ブダペスト随一のフォトジェニックスポットといっても過言ではありません。

ぜひカメラ片手に、回廊に迷い込んでみてください。

住所Budapest, Szentháromság tér, 1014
休館日基本的になし。
料金800フォリント(2階部分。1階部分は入場無料。3月16日~4月は9:00~19:00、5~10月15日は9:00~20:00までの料金。それ以外の時期・時間は2階部分も入場無料になる。)

11:30(冬ならヴェレシュマルティ広場のクリスマスマーケットを散策、)お昼ごはん

私が訪れた11月のブダペストは、クリスマスシーズンのちょうど始まり。
ヴェレシュマルティ広場では、クリスマスマーケットが開かれていました。

日本ではなかなか見られない光景に、何処か浮足立ってる自分。

広場には、たくさんのお店がひしめき合います。お土産にぴったりな雑貨が見つかるかもしれませんね。

 

クリスマス時期にブダペストを訪れるなら、このクリスマスマーケットでお昼ご飯をすませるのがおすすめ。

どの店もテイクアウトだから気軽に立ち寄ることができ、観光の合間にささっとお昼ご飯を、という時にぴったりなんです。

シナモンのきいたホットワイン片手に、クリスマスマーケットを散策するのもまた一興。

クリスマス時期以外でマーケットは開かれていないものの、広場の近くにはレストランやカフェが集まります。

広場の周辺でお昼ご飯スポットを探すのもおすすめです。

住所 Budapest 1051
 クリスマスマーケット開催時期 例年11月中旬~年明けごろまで

13:00 シナゴーグで自分の時間を過ごす

考え事があるとき、心を鎮めたい時は、よくシナゴーグで過ごしていました。
シナゴーグとは、ユダヤ教徒にとっていわゆる教会のような場所。

ハンガリーはもともとユダヤ教徒の多い国ですが、とくにブダペストのペスト7区は、昔からユダヤ教徒が多く暮らす場所でした。

だからシナゴーグも点在しています。

ドハーニ通りにあるシナゴーグは、ヨーロッパ最大規模のシナゴーグです。天井がとにかく高く、装飾も豪華です。

リストやサン・サーンスなど、著名な音楽家がたびたびオルガンを弾いていた、由緒あるシナゴーグ。

住所Budapest, Dohány u. 2, 1074 ハンガリー
開館時間3~10月は10:00~17:00(金曜は15:30)、11月~2月は10:00~15:30(金曜は13:30)
休館日土曜日
入場料4000フォリント

また、カジンチィ通りにあるシナゴーグは、神秘的な雰囲気が漂う場所。

規模はそれほど大きくないものの、一面真っ青な内装に心が惹かれます。

ドハーニ通りのシナゴーグほどに混み合っておらず、私が訪れたときはほかに見学者がいなかったのもうれしいポイントでした。

心を鎮めて、神秘的な世界とふたりきり。まるで心が洗われたような体験でした。

住所Budapest, Kazinczy utca 29-31., 1075 ハンガリー
開館時間4~10月は10:00~18:00(金曜は~16:00)、11~3月は10:00~16:00(金曜は~13:00)
休館日土曜日
入場料1000フォリント

15:00 温泉に入る

温泉大国は日本だけじゃありません。

実はハンガリーもそうなんです。ブダペストのあちこちに、温泉施設があります

私が滞在中に訪れたのは、ルダシュ温泉。ドナウ川沿いの、観光途中に立ち寄りやすい場所にありました。

16世紀に建てられた、エキゾチックなトルコ式風呂は非日常感抜群でしたよ!旅の疲れが一気に吹き飛びました。

温泉に入ろうか考えている人は、水着やタオル、ビニール袋持参がマストです。

レンタルもありますが、観光客向けに高い値段設定がされていることも。

早朝や深夜も営業している施設が多いので、日帰り旅ではスケジュールにあわせて利用するのが賢い。

 

住所Budapest, Döbrentei tér 9, 1013 ハンガリー
営業時間6:00~20:00。金・土のみ夜間22:00~4:00も営業。
女性限定デー毎週火曜日の6:00~20:00。それ以外の平日は男性専用、土・日と夜間は混浴。
料金3100フォリント(土・日は3400フォリント、夜間は4400フォリント)
公式サイトhttp://www.rudasfurdo.hu/

17:00 ドナウ川沿いを夜景さんぽ

ドナウ川沿いの夜景は「ドナウの真珠」と呼ばれるほどの美しさ。

ルダシュ温泉はドナウ川から近いので、そのまま夜景を楽しみたいところです。

11月、冬の始まりのブダペストはすぐに日が暮れます。17:00でどっぷりと日が暮れます。完全に日が暮れた後のドナウ川岸は、まるで宝石のようにきらきらと輝いています。

ドナウ川に架かる橋も、夜になるとライトアップされます。

芸術性のある鎖橋は、ライオンの像が目印。1849年に完成し、初めてブダとペストを結んだ橋でもあります。

日が完全に暮れるちょっと前、いわゆるブルーアワーの表情も見逃せません。

トラムやバスから眺める夜景も素敵です。

18:00 終了

18:00を過ぎると、ブダペストにあるほとんどの観光スポットは閉館してしまいます。

ここから先は、スケジュールにあわせて楽しみましょう。


おすすめのナイトスポットは、ペスト7区に点在する廃墟バー。

もともとユダヤ人が住んでいた集合住宅の中庭が、バーとして生まれ変わっているのです。

ガラクタのようなものがアートとして生まれ変わっていたり、落書きだらけだったり…

この混沌さがまたブダペストらしい。

夜景をもっと堪能するのもよし。ちょっと贅沢にドナウ川クルーズを楽しんでも◎。

ぜひ最後まで、ブダペストで過ごす時間を楽しんでみてください。

まとめ

ブダペストに1週間滞在していた私としては、正直1日じゃ物足りない。
だけど、見どころさえしっかりとおさえておけば目いっぱい観光できるし、お土産やグルメも堪能できる。

美しい街並みと、どこか漂う世紀末の重厚さ。

1日でも余裕があれば、ぜひブダペストに立寄ってみてください。

歴史漂う美しさに魅了されることでしょう。

 

今回紹介したスポットの地図はこちらから!!

https://goo.gl/maps/sutEp1RnErm

「漁夫の砦」の詳しいアクセス情報や観光ポイントは、こちらでも紹介しています。

ブダペスト屈指の絶景スポット「漁夫の砦」でインスタ映えに挑戦してみた!

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ヨーロッパ女子ひとり旅専門アーTRIPLER「カジヤマシオリ」

いつもひとりで、オランダやイギリスなどヨーロッパの国々を旅しています。美術館巡りが大好きです。国内では、大好きなアーティスト・超特急を追いかける旅を展開中。⇒プロフィールの詳細はこちら

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