旅が好きだったフリーフォトグラファー。ふらっと旅したモロッコで運命の出会いを果たし、モロッコ人のダーリンと「モロッコでホテル建てるー!」ことを目標に日本で生活中。結婚して180度変わった日常生活と価値観の違う旦那はんとのドタバタな日々をお伝えします♪
こんにちわ、michiです♪
今回は、以前モロッコに行く前に立ち寄った南スペインの白い街についてレポートします
私が今まで旅してきた中でも南スペインは1、2位を争うくらい素敵な場所でした♪
おしゃれ!かわいい!!女の子が嫌いなわけがない街並みです
モロッコもかわいいんですが、スペインはそれに上品さがプラスされるイメージでとってもオススメの場所です
この記事の目次
まずは太陽と情熱の国スペインへ!
私はスペインの前にフランスにいたので、この時は、フランスからスペインの地方空港マラガ空港までLCCで飛びました。
なので、フランスを出る時は既に肌寒かった気候が一気に夏に戻った気分で、本当に太陽を感じました(笑)
到着したマラガ空港はスペインのアンダルシア州に位置しています
地中海に面し、リゾート地コスタ・デル・ソルの中心であり、画家のピカソの出身地でもあるんですね。
マラガはこの辺りに位置します
こちらが今回の旅のスタートです。
スペインには白い街が多く観光として有名な街も何ヶ所かありますが、はじめに私が選んだのは、ミハス(MIJAS)という街です。
マラガ市内からミハスへ直通バスもあるようですが本数が少ないため、主な手段としてはマラガ駅から列車でフエンヒローラ駅まで移動し、そこからバスで向かうのが一般的です。
スペインの電車は綺麗でとても快適で、途中窓から海も見えるので景色をみながら移動時間を楽しめると思います。
フエンヒローラ駅には約40分ほどで到着します。列車の終点駅のためわかりやすいし安心です
こちらがフエンヒローラ駅を上がってきた大通り。駅の出口は1つなので迷うことなく簡単でした。
世界的なリゾート地と呼ばれるコスタ・デル・ソル とは
駅の前の道を渡るとその先には地中海のビーチが広がっていました。このへんの地域はコスタ・デル・ソルと呼ばれ世界的なビーチリゾートだそうです。
コスタ・デル・ソルとは、太陽海岸という意味で、スペイン南部アンダルシア州のマラガ県の海岸地域とカディス県のカンポ・デ・ヒブラルタル地区の地中海に面する地域にあたる。スペインの観光産業にとって最も重要な地域の1つであり、アンダルシアの観光業の35%を占め、年間およそ1,730万の宿泊客がある
年間1730万人来るだけあって、海に面した通りはリゾートマンションやホテルが多く 立ち並んでいました!
砂浜はパラソルを立てた人で賑わい、海水浴を楽しむ人で溢れています。
海沿いを歩いて感じたのは、こちらは、あまりバックパックのひとり旅でくる場所じゃないような、、?そんな雰囲気が漂う完全なバカンス地でした。家族連れが多かったのも印象的です。
事前にホテルは予約したものの、到着そうそう迷ったのは苦い思い出です。綺麗な海を横目に歩いて歩いて、、リゾート地ゆえか、なっかなか地元の人に会えずかなり苦労しました。
道を聞いてもわからない。。しかも英語が通じない。。簡単な単語が通じない。。場所柄なのか何なのか、会う人会う人おじいちゃんが多かったからかな?^^;
白い町に青い空、ミハスに向かう!
無事に到着した宿で1泊して、朝一番でバスで白い街ミハスに向かいます。
ミハス行きのバス乗り場は、到着したフエヒンローラの駅から徒歩3分くらいの場所です。
ミハス行きのバスはチケットを買うのでなく、乗る際に運転手に運賃を払う形でした。確か1.5€ほど。
バスが来ると運転席の上に「MIJAS」 と大きく行き先が出ているのでわかりやすいです
ミハス行きのバスは一日に何本も出ていますので、バスに乗り遅れても安心です。
フエヒンローラの駅前から山道を走り20分程度で到着します♪
そして街ブラ 開始!
上品な綺麗な街並みでどこを見ても絵葉書みたいでした。
真っ白な街並みに青い空!青い植木鉢も映えて綺麗♡ポイント色使いがおしゃれです。
スペインといえば、闘牛!みたいなイメージがありますが、ここミハスにも小さいですがちゃんと闘牛場がありました。
中には入りませんでしたが、手前はお土産物屋さんになっていました。
ミハスは山間にあり高台なので景色も綺麗です。街の向こうに地中海が広がっているのも見えました。
引いてみると街全体が白いのがよく分かります。街自体は、静かで閑静な住宅街って感じかな?
ミハスはゆっくりあるいても1時間あれば十分回れる広さです。
私は朝早く午前中に行ったので観光客も少なかったのですが、午後になるとどんどんツアー客が増えてくるようでした。
行くなら午前中がオススメです♪
たっぷりお昼過ぎまで街を歩いて満喫し、バスでまたフェヒンローラの駅に帰ります。
事前に時刻表を見て、帰りのバスの時間を決めておくと、待ち時間も少なくスムーズですよ
海辺をお散歩しながらホテルに戻って荷物を持って、フェヒンローラから今度は長距離バスでロンダという街を目指します。
圧巻!文豪ヘミングウェイを魅了させたロンダの街とは!?
ミハスからロンダへの移動
ロンダ行きの長距離バスはミハスに行ったバス停と同じ場所で、内部が長距離バスターミナルになっているので、こちらは窓口でチケットを買います。
ロンダまでの道中はずっと山道で約2時間弱でロンダのバスターミナルに着きます。
私はバスでロンダに行きましたが、マドリードやグラナダの各都市から列車でも行くことが可能です。
予約していたホテルに到着すると、とってもかわいいロビーが出迎えてくれました^^ロンダにはスペイン最古の闘牛場があるらしく闘牛のモチーフに溢れていました♪
ロンダは思っていたより大きな街で、近代的な街並みの新市街と崖っぷちの景色がみられる旧市街地が橋を隔てて別れています。私のホテルは新市街地にありました。
ホテルから少し歩くといろんなお店が立ち並ぶ広い通りがあり、レストランや、カフェ、洋服屋などいろんなお店びっしり並び、華やかな雰囲気で夜も多くの人で賑わっていました。
道を進むと新市街地の端に、とても大きい闘牛場がありました
こちらの闘牛場こそスペイン最古であり近代闘牛の発祥地という由緒あるロンダ闘牛場です。
崖っぷちの街!と呼ばれるロンダの風景とは!?
闘牛場を背に旧市街地側に進むと、新市街地と旧市街を結ぶヌエボ橋が見えてきます。
目の前に圧巻の景色が広がります
ここロンダは海抜750mも高い台地に町があります。そして、川によって隔たれた新市街と旧市街を結ぶのがヌエボ橋(新しい橋)とビエホ橋(古い橋)です。この、高さ100mもあるヌエボ橋は、新しい橋とはいえ完成は1793年だそうで、40年以上の歳月をかけて18世紀に建造されたそうです。
200年も前にこれほどの巨大な橋が造られたと考えるだけで、すごい!!小さな町に、ものすごい存在感です。
そしてヌエボ橋を渡ると、崖っぷちに立ち並ぶ建物がみられます。本当に断崖絶壁。覗くと谷底なのでかなりスリリングです。
圧巻する景色が広がる、崖っぷちの世界!これ自体がロンダの見どころの一つです♪
私は、予算の都合上ここから少し離れた新市街の街の中にホテルをとりましたが、ぜひこちらの崖の上のパラドール(国営ホテル)に泊まることをオススメします!窓から見える景色が絶景だそうです!
朝起きて、窓からこの景色が見れるなんて最高ですよね♪
ロンダにもある白い街並みを眺めて
ロンダも建物の多くは白く、引いて見ると白い街だと言うことが分かります。
ロンダの街の歴史は古く、紀元前6世紀ころにはケルト人が住んでいたといわれています。ローマ帝国を経て、およそ800年にも渡るイスラム統治時代があり、この地の奇異な地形は天然の要塞として利用され重要な意味合いを持つ都市として、アンダルシアの歴史を傍観する役目を担ってきたそうです。
ロンダの白い街並みです。ミハスと同じく馬車が走っています。
同じ白い街並でもミハスとはまた違う趣きで印象が全然違いました。
昔のイスラム時代の名残があるのか、街の歴史を感じるようなノスタルジーな雰囲気でした。
アップダウンの坂道が多いため、スニーカーは必須です!
こちらはヌエボ橋の真下からの景色。遠くに広がる素朴な田園風景が美しいです。
歩いているとビエホ橋が見えるスポットにたどり着きました。
真ん中に見えるのが、旧市街地と新市街地を結ぶもう一つの橋、ビエホ橋。
この橋はイスラム統治時代に架けられた橋で、当時は旧市街に入るにはこの橋しかありませんでした。
きっと昔は重要な役割のある橋だったのだろうと思いをはせてみたり。
ビエホ橋を下から。左側が城壁です。
ビエホ橋からややも急な坂道を上がっていったところに、要塞の入口にあるような門が建っていました。
この門はフェリペ5世門と呼ばれイスラムがこの地を支配していた頃に建てられたものだとか。この門を越えて対岸に渡るとイスラム教徒たちが住んでいた一画があります。
この城壁沿いの散歩が思いの外、感動しました。素朴ですが美しい絵画のような風景が広がっています。
ロンダは、文豪ヘミングウェイを魅了させた街と言われていますが、この景色を見ると納得できます
小さな街ですが、ゆっくり長居したくなるような不思議な魅力に包まれていました。
ロンダ新市街地の白い町並みや、広がる風景や街並みはとても素晴らしい景色でした!正直ミハスよりも感動し、来てよかったと心から思いました。
近代闘牛の発祥の地!歴史あるロンダ闘牛場に行ってみました!
旧市街を満喫したあとは、せっかくなので、闘牛場にも入ってみました。
ロンダ闘牛場は1785年に完成したスペインでは古い闘牛場の一つです。18世紀にこの町に生まれたフランシシコ・ロメロが牛をけしかける赤い布を考案して近代闘牛のスタイルを確立したそうです。
私は行くまで知らなかったのですが、ロンダといえば闘牛というほど有名なようです。
施設の一部は、博物館になっていて闘牛に関する多くの展示品があり、知識がなくてもそれなりに楽しく見ることができました。
ロンダで活躍した闘牛士たちの銅像も飾ってあり、ロンダの闘牛の歴史が感じられ、実際に牛舎や内部も見学できます。
スペイン最古の闘牛場の一つと言われているそんな闘牛場のど真ん中に立つことができるので、なかなかない経験。 牛が突進してくるって考えただけで 、、あーこわっ!
ちなみに闘牛場のチケットは日陰席と日なた席で大きく2種類に分かれているらしいです。
安いのは日なたの席で理由は単純。暑いから。とても分かりやすくて外国っぽいですねw
観客席にも入れるのでしばらく座って闘牛場を眺めていましたが、太陽の光を浴びた部分と日陰とのコントラストが美しかったです
実際に今まで闘牛は見たことがなかったので、あまり興味もなかったのですが、ここに来たことで受け継がれた文化としての闘牛を一度くらいは見てみたいという思いも芽生えつつ、、やっぱり闘牛士も牛も可哀相だしなんか怖いな〜いう思いとが両方が入り混じる、そんな場所でした。
バロセロナでは動物愛護の視点から闘牛は廃止になっているし、かつての大衆娯楽も近年は変わっているし、人気の低迷なんかもあるそうで、、いろいろと時代の変化もあるのだろうと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
2箇所の白い街をレポートしましたが、どちらもとても素晴らしい風景でした
アンダルシアには、スペインらしい白い村々や美しい風景、そしてビーチリゾートと美味しい料理があり、非常に魅力的な旅先だと思います。
特にロンダは、私の中で今まで行った全ての都市の中でも上位にくるほど感動した街でした。一押しです。
南スペインは他にも魅力的な都市が多いので、いつか行ってみたいと思っています。
私は、この後ロンダからさらに南へと進み、スペイン最南端のアルヘシラスまで行ったので、またいつかレポートしたいと思います♪
余談
余談ですが、日本にいながらこのスペインの白い街並みを味わえる場所があるのを知っていますか?
三重県の伊勢志摩半島の豊かな自然の中に突然現れる地中海の街並み、、地中海村!
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/51449/51449.html
地中海村という名前がついている通り、街並みはスペインそのもの!?
以前仕事で行きましたが、写真だけだと本当にスペインに行ってきたような気分になれちゃいます。
国内旅行で非日常を味わえるスポットです
伊勢神宮から50分ほどでいけるので、三重の観光にはアリかも!?ですね
いつか本当の地中海のビーチリゾートでデートしたいものです(笑)
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