【超おすすめ!】レア体験の鹿児島ダイビングスポット10選!

国内体験

ダイビング仲間からオススメの国内ダイビングポイントを聞かれると

私が必ず答えているのが「鹿児島」です。

あまりダイビングのイメージがないので、「なぜ鹿児島??」と思ったかもしれませんが、

鹿児島には世界のリゾートにも負けないダイビングポイントがいっぱいです!

 

ダイビング歴10年で世界の海を潜るダイバーKakoが選りすぐりの

鹿児島ダイビングポイント10選をご紹介します!

 

鹿児島のダイビングの良い点は?

鹿児島でのダイビングにはどんな良い点があるのか挙げてみました!

 

(1)他では見られない特殊な環境がある

(2)南の海ならではの体験ができる

(3)珍しい魚に会える

 

鹿児島には活火山の桜島など特殊な環境があるだけでなく、

南の海らしい海の青さや熱帯魚、回遊魚や大物にも会える見どころばかりです!

早速ご紹介していきましょう。

沖縄よりアツイ!?おすすめの鹿児島ダイビングポイント10選

(1)南国らしい熱帯魚に出会えるのは「坊津」!

鹿児島の定番のダイビングポイント坊津(ぼうのつ)は九州の南端に位置していて、

夏場は水温が30℃まで上がる、南国らしい青い海です。

透明度は10m ~ 30mでとても良いです。

ボートエントリーがメインで、各ポイントまでは10分ほどで到着します。

 

めずらしい生物もたくさん見つかるので、カメラダイバーやマクロ派ダイバーにもおすすめです。

私が潜った時はこんな不思議なめずらしい子にも出会いました。

イロカエルアンコウちゃん^ ^

 

アクセス

鹿児島中央駅から車で1時間20分。

現地にもダイビングショップもありますが、鹿児島市街のダイビングショップの多くが

坊津までのツアーを組んでいます。鹿児島中央駅集合のダイビングショップのツアーに

参加するのが便利でオススメです。

 

交通手段  車
時間 鹿児島中央駅から1時間20分
ダイブショップ 現地、鹿児島市街 など

 

 (2)火山地形ならでは!溶岩ドロップオフが見られるのは「桜島」!

鹿児島のシンボル桜島は活火山で現在も活発な活動をしていて、噴煙が見られることもしばしば。

かつて島だったのが、大正時代に噴火によって陸続きになったので、

独特の生物や地形が楽しめるのが特徴です。


海の中は溶岩でできたドロップオフが見られます。

浅瀬は南国らしいクマノミなどの熱帯魚やソフトコーラルだけではなく、

この地域にしかいない赤みがかったネジリンボー(桜島にちなんでサクランボーと言う)や、

アカオビハナダイが群れも見ることができます。

 

アクセス

鹿児島空港から車で約80分。

バスで向かう場合は、鹿児島空港からバスや電車を乗り継ぎ、

鹿児島港まで行きフェリーで桜島へ渡ります。桜島フェリーで15分で桜島に到着します。

交通手段 車、バス、フェリー
時間 鹿児島空港から80分
ダイブショップ 鹿児島市街など

 

 

 

(3)どこまでも深く青い海を体験できるのは「薩摩硫黄島」!


Photo by http://www1.kaiho.mlit.go.jp

薩摩硫黄島は世界一の規模と言われる海底火山もあり、ダイナミックな地形が特徴です。

黒潮で育った生物が多く見られ、大きな回遊魚の群れにも出会えるポイントがたくさん。

天然の露天風呂が楽しめる温泉がいくつもあるので、海から上がったあとも楽しめます。

 

アクセス

長くフェリーのみのアクセスでしたが、2015年4月より飛行機が飛ぶようになり、

便利になりましたが、週2便のみなのでスケジュールに合わせて計画をたてましょう。

 

交通手段 航空機、フェリー
時間 航空機:鹿児島空港から約50分 (週2便)
フェリー:鹿児島港から竹島経由で3時間40分(週4便)
ダイブショップ 現地、鹿児島市街 など

 

となりには竹島という名の島があります。(某国ともめている竹島とは別の島です)

(4)水深60m超ドロップオフでマクロ生物に会えるのは「竹島」!

薩摩硫黄島のとなりにある竹島はどこまでも深く、青い海がひろがっています。

水深60mを超えるドロップオフがあり、ダイナミックな海という印象が強いですが、

ウミウシのピカチュウなど、めずらしいマクロ生物も楽しめる表情豊かなので

一度行くと、ハマるダイバーも多いと有名なポイント。

ウミウシのピカチュウ。ホントにピカチュウみたいですよね。

 

アクセス

行き方は2通り。

<飛行機&フェリー>
鹿児島空港から飛行機で隣の硫黄島まで行き、硫黄島からフェリー

<フェリー>
鹿児島港からフェリーで180分

硫黄島・竹島にはダイビングショップがないため、鹿児島市内などのショップが

主催するツアーに参加すると良いでしょう。

 

交通手段 飛行機&フェリー または フェリー
時間 飛行機&フェリー:鹿児島空港-硫黄島50分&硫黄島からフェリーで40分
フェリー:鹿児島港から180分
ダイブショップ 鹿児島市街など

(5)黒潮に育まれた大物に会いたいなら「トカラ列島」!

Photo by http://www1.kaiho.mlit.go.jp

鹿児島の南西部にあるトカラ列島・口之島(くちのしま)は黒潮ど真ん中にあたるため、

ギンガメアジや、イソマグロなどの大物に出会えるスポットです。

水温も真冬でも22℃と石垣島近海と変わらない温かさ。

 

また、日本でマンタが見られる最北端のポイントになっていて、

10月下旬~5月下旬まではマンタを見ることができます。

黒潮に近く、潮の流れが強いので、ドリフトダイビング*がほとんど。

中級者以上のポイントも多いので、初心者の方はダイビングショップと相談すると良いでしょう。

*ドリフトダイビング:ボートを固定せずに潮に乗って流されながら移動するダイビング方法

 

アクセス

アクセスは鹿児島港から出ているフェリーのみなので、週2便しかないので

運航予定に合わせて旅のスケジュールを組む必要があります。

 

交通手段 フェリー
時間 鹿児島港から6時間(週2便)
ダイブショップ 現地、鹿児島市街など

(6)第二次世界大戦で墜落した戦闘機が見られるのは「屋久島」!

面積500kmの自然に囲まれた屋久島は「屋久杉」が有名ですが、

海の中も同じくらい魅力にあふれたポイントがいっぱいです。

クマノミやソラスズメ、カメがたくさん見られる南国らしい海。

 

戦時中に何らかの理由で墜落した言われている戦闘機が見られるポイントがあります。

長く「ゼロ戦」と呼ばれていたポイントだが、ダイバー調査の結果、97式と判明。

沈没した戦闘機が漁礁になっていて、すごい迫力です。

 

アクセス

アクセスは飛行機と高速船の2通り。どちらも鹿児島からになります。

 

交通手段 飛行機 / 高速船
時間 飛行機:鹿児島空港から35分
高速船:鹿児島港から約2時間
ダイブショップ 現地

 

 (7)ドーム状の洞窟を潜れるのは「種子島」!

種子島のまわりの海は遠浅で潮の流れが速いため、ドリフトダイビングが主流です。

大きなサイズの熱帯魚やウミガメも見られる透明度バツグンの南国の海が広がっています。

また、サンゴもたくさん見られることから中世浮力のスキルが必要になります。

 

ドーム状の洞窟を潜れるポイントがあります。

 

アクセス

鹿児島から種子島への行き方は飛行機、フェリー、カーフェリーの3通りです。

交通手段 飛行機 / フェリー /カーフェリー
時間 飛行機:鹿児島空港から30分
フェリー:鹿児島南埠頭から1時間半
カーフェリー:鹿児島南埠頭から3時間40分
ダイブショップ 現地

 

(8)ホエールウォッチングが出来るのは「奄美大島」!

 

東に太平洋、西に東シナ海があり奄美大島は沖縄本島、佐渡島に次に3番目に大きい島です。

マグロなど大物がねらえるだけでなく、マクロ生物も多く生息している海ですが、

冬場限定ですが、ホエールウォッチングが可能で、

体長が約10mのザトウクジラが勢いよくジャンプする姿も見られています。

 

アクセス

奄美大島への行き方は日本各地から直行便が出ているのでアクセスがとても便利です。

交通手段 航空機(東京、大阪、福岡、鹿児島、那覇など)
時間 1時間以内
ダイブショップ 現地

 

 

(9)日本最大級の沈船が見られるのは「与論島」!

周囲22kmと小さな与論島はリーフに囲まれた珊瑚が美しい島です。

年間の平均気温は21℃、平均水温は24℃で、外海は1000mにもなる深い海で、。

透明度は年間通して25~35mで美しい青が人気です。

 

このどこまでも透き通った海の代表的なダイビングスポットが「沈船あまみ」。

1993年に海上保安庁の巡視艇だった「あまみ」が沈められ、

新たなダイビングスポットになりました。

 

水深が40mと深いので上級者でないと間近では見られませんが、

透明度がとても高いため、初心者でも深度の浅いエリアから全景を見られます。

「沈船あまみ」を見るために、全国各地からダイバーがやって来る人気スポットです。

 

アクセス

アクセスは航空機で鹿児島、那覇から直行便が出ています。

交通手段 航空機(鹿児島、那覇)
時間 鹿児島空港から1時間10分、那覇空港から40分
ダイブショップ 現地

 

(10)ウミガメと1年中会えるのは「沖永良部島」!

沖永良部島(おきのえらぶじま)は鹿児島市から南へ約550kmの珊瑚が隆起した島です。

島のほとんどが断崖絶壁で、海の透明度は常に20m以上。

ウミガメを1年中見ることができ、5月になるとあちこちでウミガメが産卵に来ます。

また、洞窟やアーチなど地形ダイバーが喜ぶスポットも多いのが特徴です。

常に貸し切り状態で潜れる最高のスポットです。

 

アクセス

アクセスは航空機と船があります。

 

交通手段 航空機(鹿児島、那覇)/ 船(鹿児島、那覇)
時間 航空機:約1時間
船:鹿児島から17時間、那覇から7時間
ダイブショップ 現地

 

 

 

初めて鹿児島で潜るなら桜島&坊津がおすすめ!

これだけレア体験ができるポイントがたくさんあると、どこから行ったらいいか

悩むかもしれません。そんなあなたにはまず、桜島と坊津で潜るのがおすすめです

 

桜島と坊津は鹿児島本土にあり、どちらも鹿児島中央駅を起点として多くのダイビングショップが

ツアーを組んでいるので1回の滞在でどちらも潜ることができます。

桜島の独特な環境で育まれた世界と、坊津の南国らしい海を同時に味わえるので

充実した時間が過ごせます。

私も初めて鹿児島で潜ったのが桜島でした。溶岩のドロップオフと、アカオビハナダイなど

桜島でしか生息していない生物がいる独特の世界に魅了されました。

そのまま帰るのがもったいなくなってしまい、もう1か所潜ってみることにしたのが坊津。

坊津はクマノミやルリスズメダイがたくさんいる、南国の海でした。

桜島とは全く違う景色が見られ、たくさんの魚の群れと透き通った青い海に感動しました。

(この写真の後、クマノミくんの攻撃に合ったのも良い思い出ですw)

 

色んな表情を持っていて、レア体験がたくさんできる鹿児島の海。

地形派ダイバーだと思っていた私が、珊瑚や鮮やかな色の魚たちに心を奪われ、

そして珍しい生物にワクワクしました。

 

鹿児島ではそれまで潜った海外のリゾートよりもエキサイティングな体験することができました。

 

活火山が多い鹿児島。

環境が変わってしまう前にそのすばらしさを体験しに行ってみてはいかがでしょうか?

 

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独学英語ダイバーTRIPLER「Kako」

外国人の多い街で育ち、海外に興味を持つようになる。英語が話せると世界中の人とコミュニケーションが取れる素晴らしさを知り、世界を飛び回る生活を夢見るようになる。留学や海外生活に憧れるも、機会に恵まれず独学で英語をマスターする。趣味はスキューバダイビングの海好き女子。将来は海外で子供を出産するのが目標。⇒プロフィールの詳細はこちら
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