元ブラックなアパレル企業で働くも限界を感じ退社。本を数百冊読み漁り独学でWEBマーケティングで起業。総額5000万円以上自己投資をして様々な分野を学び現在4社を経営。世界中を旅して周っている自由奔放人。もっと自由に旅が出来る人や夢を追いかける人を増やすことを目標としてトリップラーで情報を発信!⇒プロフィールの詳細はこちら
こんにちは!4社経営トリップラーのMOTOです。
今回はイスラエルに行って来ました!
「イスラエルに行ってくる!」と言うと、
「そんな危険な所に良く行くね・・・」とみんな口並み揃えて言います。
まあ、それも当然で日本のメディアではイスラエルの戦争や危険なイメージしか報道してないからそりゃそうでしょう。
僕もちょっと前まではイスラエルはおろか、
中東には一切足を踏み入れるつもりなんてありませんでしたから・・・
でも、イスラエルはハイテク国家でアップルやGoogleもイスラエルの会社を買収していて中東のシリコンバレーと呼ばれているということを聞いたり、
僕の知り合いの経営者の人達がイスラエルに視察に行ったことがあるという話をいくつか聞いて、もしかして思っているイメージと全然違うのでは?ちゃんと自分の目玉で確かめてみたい!ということで行く決意をしたわけであります。
で、、、、
実際にイスラエルに行ってみると「全然違うんですよ!イメージと!」
治安も場所によってですが全然良い印象です。
(その時の情勢によって変わるのかもしれないですが)
ということでイスラエルの体験レポしてみようと思います。
恐怖!ヨルダンから陸路でイスラエルの国境越え
さて、イスラエルに入国する方法ですが空路と陸路とがあります。
ヨルダンやエジプトに隣接しているので陸路でも入れるのです。
で、どうせなら初体験である陸路国境越えを体験しようと陸路をチョイスしたのです。
と、記事にするとあたかもサラッと行ける勇気があるように思うかもしれませんが、
本当は心臓をぎゅーっと締め付けられてました。
なんなら、
最初のタクシーから心臓がバクバクものでした。
だって、
最初からタクシーのおっちゃんがこんな怖い顔をしてるわけですよ。(失礼)
なんか、24やらプリズンブレイクの観過ぎでそういうイメージがあるのかもしれませんが、
万一、拉致された時の証拠になるかと写真を撮っておきました(笑)
それぐらい、最初はびびってたわけですw
それにしてもGoogleマップは本当便利ですよね。
圏外でも自分がどの場所にいるか?わかりますから。
Googleマップを見れば、自分がどの位置にいるのか?
どこを移動中なのか?見れるので、常に目的地に向かっているか?変な所に連れていかれていないか?
確認出来るのです。これをタクシー乗りながらずっと見てました(笑)
まあ、地図で見るとすごい所にヨルダンもイスラエルもありますね。
日本のメディアの報道でイメージが悪い国々が隣接しております。
不安と戦い続けながら数時間・・・
ヨルダンとイスラエルの陸路の国境「キングフセインブリッジ」に無事何事もなく到着しました。
(タクシーのおっちゃん、疑ってすいませんでした)
で、
ちゃんと、到着したー!!
という安堵感とともに次の不安が押し寄せてきます。
「えっ!全然人がいないんですけど・・・」
なんか、到着時刻が入国のギリギリだったのか?全然人がおらず、それが余計に不安でした。
(確か最終の入国時間が14時で13時には着いていたはずだが・・・)
そして、
出国税を払って国境越えのバスに乗りこみます。
(出国税やらバスやらで3000~4000円ぐらいかかった)
まあ、それにしても殺風景・・・
もうちょっとなんとかならんのか?
と思いつつ、何度も関所みたいなところを通り、
意外とあっさりイスラエルに到着!!
よく、イスラエルの入国スタンプがパスポートにあるとイスラエルと対立している国に入国出来ない。
とネットでは書かれていたのでイスラエルの入国審査の時に真っ先に「ノースタンプ」と連呼していたが、
審査官が「みんな、ノースタンプと言うけど、もう入国審査の時にスタンプは押してないよ!」と鼻で笑われました笑
3つの宗教の聖地エルサレムへ
意外とあっさり国境越え出来たわけですが、
まだまだ緊張感はたっぷりです。
3000円ぐらいまた払って乗り合いタクシーみたいなので国境から聖地・首都エルサレムに向います。
約1時間タクシーで走り、無事エルサレムに到着。
ちなみに現地人に「エルサレム」と言っても誰も理解出来ず、本当は「ジュレサレム」です。
さて、少しここで予備知識。
もしかすると、イスラエルの首都はエルサレムと思っている人が多いと思うのですが、(僕もそう思ってました)国際的な首都はテルアビブであり、イスラエル人はエルサレムが首都だと主張しているようです。
とはいえ、この聖地エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地でもあり、その3つの宗教が狭いエルサレムの街で混在しているわけです。
ちゃんとした予備知識がないと、
「なんでそんな3つの宗教の聖地なの?」
「なんでイスラエルって問題が多いの?」
ってなるのですが、
そもそも、
その根幹にあるのが、
ユダヤ教から派生したのがキリスト教とイスラム教だからです。
全く別々の宗教ではないわけで、近いからこそ問題が起こる。とも言えます。
キリスト教と仏教ほど離れていると問題は起こりづらいのですが(本質的には同じですけど)
ユダヤ、キリスト、イスラムは近いからこそ問題が起こる。
言うならば、親族関係の問題みたいな感じでしょう。
ここだけは押さえておきたい3つの宗教の違いを
超簡単に言いますと、、、
ユダヤ教の教えは旧約聖書にまとめられているのですが、ただユダヤ教の教えは掟が多いのです。
そんな、ある時ユダヤ人のイエスキリストが「旧約聖書に書かれている掟を守らなかった人が罪人になるのはおかしい!」と異論を唱えて、それに賛同した人達がキリスト死後、キリストを神と奉って出来たのがキリスト教。そしてユダヤ教の旧約聖書の代わりにキリスト教の教えを新約聖書として作られたわけです。
一方、イスラム教もキリスト教の兄弟であり、
ユダヤ教の旧約聖書もキリスト教の新約聖書もどちらも用いるのだが、(イスラム教にとってはキリストも預言者の1人)
そのどちらの聖書にも書かれていないことがある。
その書かれていない最後の神の言葉「コーラン」をアラブ人の予言者ムハンマドが伝え、その教えを守るものがイスラム教。
ということです。
めっちゃざっくりですけど。
とはいえ、最低限この知識があれば、エルサレムが3つの聖地である理由。
その3つの文化が混在しているからエルサレムは異様な街なわけです。
それと同時に、自分の信じる宗教の聖地が他の宗教の聖地と言われるのは我慢ならないわけでして、
対立が起こるのもなんとなく理解できるのではないでしょうか?
なので、基本的にイスラエルで起こるテロというのはユダヤ人対アラブ人(パレスチナ人)のものがほとんどであり基本的に日本人やアジア人というのはテロの標的にはなりづらいのです。
これがパレスチナ問題です。
まあ、この問題の根底はイギリスの責任ですけど・・・
エルサレムの文化が混在した旧市街地
さて、少し話を戻して旅レポに戻りますw
エルサレムの旧市街。
歩いて見てまわっているだけでも中々面白いです。
パンがなんか干からびてない??
と思いつつ、更に旧市街の迷路みたいな路を歩いていくと・・・
観光地として有名な、
ユダヤ教の聖地の一つ「嘆きの壁」です。
皆さん、壁に向ってぶつぶつ嘆いています・・・
嘆いているというよりも、祈ったり、願い事を書いた紙を壁に突っ込んだりしています。
そして、このユダヤの聖地の嘆きの壁を越えた先にあるのが・・・
イスラムの聖地である「岩のドーム」なのです。
スゴイですよね。
こんなに隣接してるなんで・・・
少し離れたところから写真を撮ってみるとこんな感じ。
↓
ユダヤとイスラムの聖地が隣接しているなんて不思議な感じでしょ?
そろそろ、日が暮れてきたので宿に帰るとしましょう。
なんか、
いつの間にか恐怖心とか不安とかだいぶなくなってきました。
それはきっと、色々な問題はあるけどイスラエルの人達が楽しそうに生活している所を生の目で見てきたからだと思います。
パレスチナ自治区突入!キリスト生誕の地ベツレヘムへ
せっかくイスラエルに来たのだからという事でキリストの生誕の地ベツレヘムに行くことにしました。
ただ、、、
このベツレヘム・・・
パレスチナ自治区の中にあるんです。
多分、一度は「パレスチナ」という言葉を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
ずっと内戦が起こってる危険な地域・・・
みたいなイメージの人がほとんどだと思います。
しかも、
パレスチナのベツレヘム行きのバスは自爆テロで爆発したとか・・・
またもや緊張しながら、ベツレヘム行きのバスを探して向かいました。
とはいえ、日本人以外の観光客はすごく多いので大丈夫だろうと。
で、そのバスに乗ってしばらく進んだ所で、
急に後ろの座席のほうから「ガシャン!!!!」という音がしました。
「え??何!?」
と後ろの席を振り返ると・・・・
・・・・
・・
・
銃弾が転がってきました・・・汗
え??
どうやら、後ろのマシンガンを持った青年兵がバスに揺られて居眠りをして、
それでマシンガンの銃弾を落としたみたいでした。
「え?そんな適当な感じじゃダメでしょ!(汗)」
そんな非日常なバスに約1時間ほど揺られながらも無事ベツレヘムに到着。
ちょっとびびっていたので、写真をあまり撮っていませんでした(汗)
でも、特にこれといって危険な雰囲気もなく、
キリストが生まれたとされている所に立っているベツレヘムの降誕教会に向います。
教会の中に入ると・・・
とにかく、人が多い。
どこにいたの?と思うぐらい混雑してました。
しかも、工事中・・・・
そして、更に奥に入っていくと・・・
ここでキリストが生まれたそうです!
ここでキリストが生まれたんだーと思うと、なんだか、感慨深かったです。
ベツレヘムからの帰りの時に起こった事件・・・
さて、
特に何もなくエルサレムに戻ろうとすると事件が起こります・・・
人間、結構余裕が無い時って写真のこととか忘れるものです。
帰りはバスではなく、タクシーで帰ってしまおうと
そこら辺のタクシーの兄ちゃんを捕まえてエルサレムまでお願いしました。
でもですよ。
10分~15分ぐらいしか経っていないのですが、
「着いたぞ!」っていうのです。
「着いたぞ!っ」て、特に交通渋滞もなかったのに
行きは1時間かかって、帰りが15分ってそんなわけあるかい!と思いつつ、
しかも、わけのわからない関所みたいなところで降りろ!と言ってくるわけです。
全く意味がわからず、目的地を言っても、
「そこには行けない!」と言うのです。
じゃあ、最初から行けないって言えよ。と思いながら、
耳を凝らして話を聞いているとどうやら、
「タクシーの兄ちゃんはパレスチナ人だからエルサレムに入ることが出来ない」
ということみたいです。
それにしても、変な薄暗い関所の前で降ろすなんて・・・
と思いながら、緊張マックスの中、人が誰もいない関所をただひたすら速足で歩いていきました。
とにかく、関所が薄暗くて長いんです。昼間なのに誰もいないって超怖くないですか?
恐らく、ユダヤ人もパレスチナ人もあまり近づかないんだと思います。
でも、もう抜けるしかない。
ということで、なんとか関所を歩いて通過して無事エルサレムに戻ってきたのでした。
いや、本当、言葉では中々いい表せないほど焦ったというお話です・・・
衝撃!!女性も兵役があるイスラエル
そんな色々あるイスラエルなのですが、イスラエルでは女性にも兵役があるようで、
そこら辺に軍服を着てマシンガンを方から下げている女性兵士がたくさんいます。
こんな感じで歩いている兵士がエルサレムにはたくさんいます。
最初はかなり威圧感がありましたがあまりにも数が多くて途中からなんだか修学旅行の学生みたいな感じに思えてきました。
せっかくなので、
一緒に写真を撮って貰いましたw
普通に笑顔で快く対応してくれました!
それにしても、イスラエル女性兵士・・・
美人が多い・・・
まるでここは中東のヨーロッパ!元・首都テルアビブに潜入!
「え?ここがイスラエル??全然イメージと違うやん!?」
きっとあなたもテルアビブという舌が絡まってしまいそうなイスラエルの首都テルアビブに行けば言うはずです。
とにかく、街並みもオシャレでリゾートも近くて暖かくて観光客もかなり多かったです。
ちょっと曇り出してきていい写真が撮れなかったのが残念ではありますが、
このテルアビブは中東のヨーロッパと呼ばれるだけあってお洒落な感じでした。
中でもお洒落かどうかはわからないのですが、変な建物?なのか近代的な建物なのか?多かったです。
まあ、無駄の多いデザイン(笑)
でも超目立つw
テルアビブ美術館。クリエイティブな建物です。
この建築は結構好きですね。
ゴッホとかクリムトとかピカソの絵画から現代アート、イスラエルアートまで色々飾られていて面白かったです。
イガイガのコンドミニアム?
これは果たしてお洒落なのか?ちょっとわからないのですが、テルアビブの街を散策しているだけでも結構楽しめます。
すぐ近くに海とリゾートがあって夜道を歩くだけでも雰囲気あります。
結構、夜にランニングしている人達も多かったですし、特に治安とかも問題なさそうです。
更に建設ラッシュで増々リゾート開発が進む気配がします。
イスラエルの株を買えるならすぐに買っておきたいぐらいです笑
テルアビブは全然平和ですね。
治安も良いと思います。
勿論、その時の情勢にもよりますし海外なので注意は必要ですが、エルサレムほど兵士はいませんでした。
衝撃のイスラエル旅行記まとめ
どうでしたでしょうか??
多分、思っていたイメージとは全然違ったのではないでしょうか?
(まあ実際に行ってみるともっと衝撃は受けると思いますけど)
途中、マシンガンを持った兵士が多い所とかハプニングとかもありましたが、
基本的にイスラエルの人達はいつも笑顔で優しい人が多かったです。
道を尋ねた時も、尋ねたその人がわからなかったのですが
何人にも色んな人達に聞きまわってくれて教えてくれたりしました。
そこまでしてくれるんだ!というぐらい優しい人が多かったです。
僕らはTVや新聞など様々なメディアで流れている情報をそのまま鵜呑みにしていることが多いと思います。
メディアの情報っていうのは悪い所ばかりにフォーカスして報道したりします。
だから知らず知らずの間にイメージが出来上がって思い込んでしまっていることが多いです。
でも、そんな偏った情報のせいでどんどん視野が狭くなっていき
色んなことにチャレンジ出来ない人が増えていくのは少し寂しい気がします。
なので、一度、メディアの情報は「本当にそうなのか?」疑ってみてみると
今までの人生では味わったことがない全く違う刺激的で新しい体験が待っているのではないかと思います。
そういう体験こそが価値なんじゃないかと・・・
ということで、最後は真面目に終わりたいと思います。
有難うございました。
byトリップラーMOTO
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