「旅行」と「写真」がライフワーク。海外添乗員生活を経て、冬はスタジオカメラマン、それ以外は旅や撮影、訪日外国人ケアのお仕事をしています。(スタジオカメラマン/添乗員/ライター/360度カメラ撮影/写真販売/旅行相談)
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7000以上の島があると言われる、南国の島国フィリピン。
フィリピンといえばセブ島が有名ですが、さらに綺麗な海を堪能できる場所があります。
それが、秘境「エル・ニド」です。
クリアブルーの海、ビーチ沿いに並ぶ小さなレストランやカフェ。
波の音を聴きながら、落ち着いた時間を過ごせます。
アクティビティも豊富で、一度行けばまた行きたくなる、エル・ニドの魅力をお伝えします。
この記事の目次
「エル・ニド」へのアクセス・場所
アクセス
エル・ニドは、首都マニラの南西、セブ島より西に位置しています。
以前はアクセスの悪さゆえに秘境と言われていました。
しかしAirSWIFT(エア・スイフト)が、マニラとセブ島から直行便を出すようになり、いっきに便利に♪
どちらからも1~2時間で行けるようになりました。
エル・ニドってどんな所?
エル・ニドの中心部は歩いてまわれるくらい、こじんまりしています。
大通りを端から端まで歩いても20分くらい♪
ちゃんと必要なものは揃っていて、ビーチ沿いにあるカフェやレストランではマンゴーなどの果物やフレッシュジュース、新鮮な魚料理を楽しめます。
出典:https://bbmlive.com/island-hopping-and-sunset-bbqs-in-el-nido/
ビーチから一本中に入った通りには、土産屋や服屋、雑貨屋があります。
エル・ニド滞在で一つだけ気を付けたいのが、Wi-Fi事情。
高級リゾートホテルは別として、エルニド中心部のWi-Fi環境はすごく悪いです!
宿泊していたホテルでは、Wi-Fi表示があるにも関わらず全く繋がず。。。
カフェやレストランでも30分くらいで切れてしまったり、少しでも混雑すると繋がらなくなりました。
結局エルニドでSIMを購入しましたが、日本かフィリピンの空港でレンタルか購入する方が簡単です。
海沿いのカフェはのんびりできます。
写真は缶ジュースですが、フレッシュジュースを沢山飲みました!
マンゴー、バナナ、パイナップル、どれも安くて濃厚ですごく美味しいです。
よく東南アジアの国では、フレッシュジュースや氷に注意と言いますが、きちんとしたお店で飲む分には全く問題ありませんでした!
出典:https://cookeatshare.com/recipes/hot-calamansi-juice-695025
中でもお気に入りの「カラマンシージュース」
すだちのような柑橘系飲料で、ビタミンCが豊富。
少しすっぱいですが、そのすっぱさが癖になります。
好みで砂糖を入れて調節しても美味しい、フィリピンの定番ドリンクです。
「エル・ニド」のおすすめアクティビティ。
透き通った海が魅力のエル・ニド。
ここに来たら海遊びは外せません♪
そこで、海と島に関連した、3つのアクティビティをご紹介します!
アイランドホッピング!島めぐりデイツアーに参加する。
フィリピンの船は、こ~んなアメンボみたいな形。
乗り慣れた船乗りさん達は、アメンボの足の部分もひょいひょい乗って移動します。
デイツアーは波が高いなどの問題が無ければ毎日出ています。
エル・ニドの周りには、小さな島や綺麗なビーチ、入り江などが点在しており、そのうちのいくつかを周る1デイツアーです。
デイツアー参加方法
街中には、デイツアーと書かれた写真付きの看板が沢山あります。
もちろん、ホテルからも手配可能。
近い場所を結んでまわるので、内容も値段も各ツアー会社同じような感じです。
1番人気はビッグラグーンとスモールラグーンの入ったツアー。私はこちらに参加しました。
他にもシークレットラグーン、セブンコマンドビーチ、シミズアイランドに立ち寄り、ランチ付きで参加費はたったの1200ペソ!!
日本円で3000円以下!!
これで1日遊べちゃうなんて、お値打ちです♪
こちらはスモールラグーン。
小さな入り江になっているので、船からカヌー(300ペソ)に乗り換えて遊びます。
1日の流れ
トゥクトゥクがホテルにお迎え 船乗り場へ
→ 16人ぐらいの参加者で船に乗って出発!
→ 各ポイントで自由時間(途中どこかのポイントでランチ)
→ 出発したところに戻る
→ 解散
用意・持ち物
ツアーボートに着替える場所はありません。
水着は着ていきましょう。
靴はビーチサンダルやクロックスなど、塗れても平気なものがオススメ。
私は「水着+上着(長袖ラッシュガード)+クロックス+防水バック」でいきました。
ボートに乗り降りする時や、船の上でも水がかかるので、防水バックは必須です。
エル・ニドの商店に大小様々売っているので、買っていくと良いです。
防水バックの中に、カメラやタオル、日焼け止め、サングラス、飲み物などを入れておきます。
一番困るのがお金。
ツアー中にカヌーを借りたり、ちょっとした用で必要になるのでいくらかスマホ用の防水ケースに入れて、持ち歩くようにしました。
ライフジャケットはツアー代に混みで貸してくれます。
私の乗ったボートは、シュノーケルのレンタルはありませんでしたがボートによってはあるかもしれません。
足ひれはお好みで。あると便利ですが、無くても困らないと思います。
怖いけど楽しい!島にかかるジップラインを楽しむ!
子供の頃にやったジップラインといえば「あーああー」と叫ぶターザンごっこ。
エル・ニドの郊外から、隣の島までつなぐながぁ~いジップラインがあるんです。その長さなんと!
750メートル!!
真下には青い海と珊瑚礁が見え、鳥の気分になれちゃいます♪
隣の島と言っても浅い陸地で繋がっているので、片道(行き)だけジップラインで行って、徒歩で戻ることも出来ます。
私が体験した時の動画がこちら。
スマホ撮影なので、画質が悪いですが、イメージだけでも伝わると嬉しいです。
アクセス
行き方は簡単。トゥクトゥクと交渉です。ジップラインと言えばわかります。
安心なので私たちは往復でお願いしました。
トゥクトゥクで行けるのは道路まで。
ジップラインのスタート地点までは未舗装路と階段を上ります。
運転手さんは、上まで案内してくれて、帰りは別の場所になるのですが、ちゃんと待っていてくれました。
ジップラインの料金
料金は片道か往復か、また姿勢によって違います。
座った姿勢 片道500ペソ / 往復900ペソ
スーパーマンの姿勢 片道700ペソ / 往復1100ペソ
両方の姿勢 往復1000ペソ
*2016年12月時点。値段は変わることがあります
カヌーやSUPをレンタルして、自由に海遊び!
ツアーに連れて行ってもらうのも楽しいですが、自分たちで自由に遊びたい、そんな方にオススメなのが、レンタルカヌーやSUP(スタンドアップパドル)です。
エル・ニドのビーチ沿いにレンタル店があります。半日のみや、1日中でも交渉できます。
私の場合は、SUP半日レンタルで600ペソ、約1400円でした。
やすっ!!!
前に沖縄で体験したSUPガイドツアーは1時間で8千円でした。
今回はフリーとはいえ、かなりお値打ち!
ただし海でSUPをするのは、波があって進みづらいです。
カヌーの方が座って乗れるので楽だし、よく進むので遠くまで行けますよ。
また、海に出る場合は、安全のため必ず2人以上で行動し波が高い時はやめておきましょう。
エル・ニドの海岸から見えるカドラオ島。
あそこまでSUPで行きました。(正しくは波に負けて進めず、相方に引っ張ってもらった・笑)
向こうの小さなビーチは人も少なくのんびり過ごせました。
「エル・ニド」の治安って?
フィリピン人はとても人なつっこくて親切です。
ただ、日本にも人を騙そうとする人がいるように、フィリピンにもいます。
相手をしっかり見極めることが大切です。
例えば、金銭感覚。
フィリピンはとても物価の安い国です。
驚くぐらい安く泊まれたり、移動できたりします。
それを分かっているトゥクトゥクの運転手は多めに金額を言ってくるかもしれません。
あらかじめ、現地の相場を把握することが大切です。
ホテルで、行きたい場所までの相場がいくらなのかを聞いておくと、役に立ちます。
また人通りの無い、暗い場所へ行かないように気をつけましょう。
私はエル・ニドの中心街に宿をとっていたので、夕食も海沿いのレストランに行き、夜の雰囲気を楽しみました。
帰りも観光客が沢山いて、全く問題ありませんでした。
ただし、それも町の中、観光客の多いエリアの話。郊外には自分で建てたような簡素な家があります。
夜にそういうところには行かない方が賢明です。
「エル・ニド」に泊まる
出典:http://www.elnidoresorts.com/ja/
ホテルのタイプは様々です。どのように過ごすかで決めると良いです。
「リゾート気分を味わいたい♪」
という方には、高級リゾートがオススメ。
エル・ニドの中心地からは離れますが、送迎、食事、ツアーも全て宿泊代に込みのオールインクルシブな高級ホテルなら、何の心配も無く過ごすことが出来ます。
綺麗で、トイレ・シャワーが部屋について、冷房があって、という一般的なホテルに泊まりたいのなら、エル・ニドの中心街がオススメです。
沢山の宿があり、だいたい1人1泊3000円~10000円程で泊まれます。
おすすめホテル:エル・ニド リゾーツ ラゲンアイランド
出典:http://www.elnidoresorts.com/ja/
出典:http://www.elnidoresorts.com/ja/
エル・ニド周辺の島に高級リゾートホテルを展開するエル・ニドリゾーツ。
1島1ホテルをうたっており、ラゲン島にはこのホテルだけ。
だから、海で遊ぶのも、森を散歩するのもゆったりと過ごすことが出来ます。
オールインクルシブ(ただしダイビングとアルコールのみ有料)なので、空港からの送迎や、ワンデイツアーまで無料で参加できます。
季節や予約サイト、部屋のタイプによっても値段は変わりますが、1泊1人5万円程とフィリピンにしてはかなりのお値段です。
その分、サービスは行き届いており、特別な旅になること間違いなしです。
まとめ
エル・ニドはアクティブに遊べ、のんびり過ごすことも出来る、理想的なリゾート地です。
私が行ったのは12月でしたが、半そで、短パンで過ごすことが出来ました。
フィリピン旅行をされるなら、過ごしやすくてアクティビティの多いエルニドはオススメです。機会があれば訪ねてみて下さいね。
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