危険エリアってホント!? セブシティ最大の市場「カルボンマーケット」へ行ってみた!

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こんにちは! トリップラー CHIKAです。

外国へ行くときは、必ずその国の市場へ足を運ぶことを自分の中でのルールにしています。その土地の食文化やローカルな雰囲気を楽しめて、こんなに “異国を旅してる!” という実感が湧く場所って他に無いですよね!?

 

先日セブ島を訪れた際にも、現地民で賑わう「カルボンマーケット」へ行ってきました!

セブ島と聞くと、海が綺麗なリゾート地をイメージされる方が多いかと思いますが、今回訪れたカルボンマーケットはそんなイメージとは全くかけ離れた場所。現地民の生活の場であり、“観光客は近付かない方が良い”とまで言われているんです。

果たしてどんな場所なのか・・・。

リゾートだけじゃない “リアルなセブ島” を見てきましたのでご紹介します!

 

「カルボンマーケット」とは

「カルボンマーケット(Carbon Market)」は、100年以上もの歴史がある、セブで最も大きな市場。昔この辺りを鉄道が通っており、蒸気機関車で運ばれた石炭を貯蔵するエリアだったことから Carbon Market と名付けられたそうです。

 

実はここ、ネットで検索すると

「セブ島で最も危険」

「治安が悪い」

「あまり近づかない方がいい」

 

という、行くのを辞めたくなるようなワードがずらりと出てくるエリアなんです。

中には、「ネックレスを引きちぎられた」という口コミも・・・!

 

少し不安になりましたが、「警戒していれば大丈夫」という声もあったので、スリ対策を万全にして行ってきました!

 

 

「カルボンマーケット」への行き方

セブシティ内からカルボンマーケットへは、タクシーかジプニーで向かいます。(ツアーでも行くことができますが、車内から眺めるだけのものが多いようです。)

 

今回はホテル近くからタクシーで向かうことに。

運転手に行き先を告げると、「本当にカルボンマーケットに行きたいの?」「ダウンタウンは危ないよ」「汚いからあまりおすすめできない」と、ひたすら心配されます。

「知ってる、大丈夫!どうしてもカルボンマーケットに行きたいの!」と言いながらも、内心ちょっと焦る私・・・(笑)現地の人に危ないと言われたら緊張感が高まります・・・。

 

 

ちなみにタクシーの料金は、30〜40分ほど乗車しておよそ150PHP(=約327円)でした。

タクシーでも充分安いのですが、現地民が使う乗り物「ジプニー」ならもっと安い!カルボンマーケット行きのジプニーが街中をたくさん走っていますので、現地の乗り物に乗ってみたい方はぜひチャレンジしてみてください。

いよいよ「カルボンマーケット」に到着!

カルボンマーケットの辺りへ到着。

タクシー運転手は、「スリとか麻薬常習犯が多いから! Be careful!!!」と言い捨てて去って行きました。不安しかない・・・。

 

しかし歩き始めると、東南アジアの市場らしい活気ある風景が広がっており、すぐに楽しくなってきました!スリが多いのも納得の人混み!

 

人が多いだけでなく、バイクや車、荷物を大量に積んだ台車もバンバン通るので、スリにも事故にも気を付ける必要があります。歩いているだけなのに、もう大忙し!

 

 

観光客が買うものはある?

カルボンマーケットはセブ最大の市場というだけあって、生活に必要な物は何でも揃います。

売っていたものを一部ご紹介!

※タクシー運転手に脅されてビビりまくっており、早歩きで市場を通りながら撮影したため写真は基本的にブレてます(笑)

 

野菜やフルーツ、

 

生魚、

 

激安の靴 (偽ブランド多数!)、

他には、生肉や生きたままのニワトリ、バロット(孵化直前の卵をゆでたグロい食べ物)なども売っています。

iPhoneなんかも売られていますが、“スリに遭った観光客が後日この市場で自分のスマホを発見した” という話もあるほどなので、そういう仕入れ方をしたものなのかもしれません(笑)

 

観光客におすすめなのは、カゴ製品!

セブではカゴ製品が非常に安くで手に入ります。普通に使える可愛いデザインのものが、この市場では数百円で購入できますよ。

その他、ホテルの部屋で食べられそうなバナナやマンゴーも、安くて美味しいのでおすすめです!

 

 

あれ?あんまり怖くないかも・・・!

悪い噂が絶えないカルボンマーケット。実際に歩いてみて感じたことは、そんなに怖い場所ではないということ。

 

スリに遭うかもしれないと警戒し、カメラのストラップを腕に巻きつけて撮影していたのですが、このマーケットの人々はカメラに気付くとみんなニコッと笑いかけてくれるんです。

目が合えば「ハロー!」と笑顔で挨拶してくれる方が多く、みんなフレンドリー!

中には「俺のことそのカメラで撮ってよ!」と話しかけてくれる方もいて、想像以上に楽しい場所でした。

 

 

治安の悪さを実感するのは、日が暮れてから!

カルボンマーケット周辺の「マゼランクロス」や「サンペドロ要塞」などもじっくり観光していると、日が暮れ始めてしまいました。

ダウンタウンの治安の悪さを実感するのは、この時間帯から。

ストリートチルドレンがどこからか集まってきて私の手を取り、お金を要求してくるのです。

 

賛否両論あると思いますが、私はこういうときは必ず断るようにしています。胸が痛むので、なるべく目も合わせないように。

 

驚いたのは、タクシーに乗っていても物乞いの子が寄ってくること。信号待ちのとき、窓のすぐそばに女の子が立っていてヒヤッとしました。

また、中高生くらいの少年たちがタバコを吸っている光景や、おそらく薬をやっているであろう場面も目にしました。

 

夜のダウンタウンは本当に治安が悪く、観光客は近付かない方が身のため!

実際に行ってみてよく分かった1日でした。

 

 

ダウンタウンへ行くときに最低限気を付けること

「カルボンマーケット」を含むダウンタウンエリアへ行くときは、以下のことには最低限気をつけましょう!

 

  • 明るいうちに観光し、日が暮れる前にダウンタウンを出る
  • バッグは閉めて、体の前に抱えて持つ
  • ポケットに貴重品を入れない
  • 目立つアクセサリーや時計は身につけず、浮かない格好を心がける

 

 

危険な目にさえ遭わなければ、カルボンマーケットは現地の人々の生活を垣間見ることのできる素敵な場所です。東南アジアの市場が好きな人には本当におすすめ!

ローカルな雰囲気を味わいに、ぜひ足を運んでみてください。

 

— Google Map

 

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