夫婦で世界一周し、61か国達成!その後、リラクゼーションサロン経営を経て今現在タイのチェンマイでロングステイ中。
好きな時に好きな場所で生きられる力をつけるために行動して4年、やろうと思った事は全てチャレンジして行った結果、好きな場所で好きな事をしながら好きな人と生きられるようになる。
「運」と「出会い」により今があり、「意思ある所に道がある人生」を夫婦で満喫中。
世界一周し、様々な人種の方と気軽に仲良くなれるようになりました。
そんな中、今住んでるタイのチェンマイで一風変わった変なドイツ人と友達になりました。
彼がどれ程変わってるかと言うと、ドイツ人Mr.Dの日本に対するイメージは、
だと言うのです。
何度も日本を訪れているMr.Dですが文句ばかりしか言わず、そんな中でいたく「青森県」を気に入り、滅多にお店を褒めない偏屈な性格のドイツ人が青森郷土料理の店の「津軽じょっぱり漁屋酒場」を大絶賛したのです。
どこを紹介しても、「ここは、○○で××なところがだめだ!」と重箱の隅をつつくようなことばかり言う変なドイツ人が気に入ったお店にかなり興味が出た私は、一時帰国の際に青森を訪れてみる決意をしました。
タイのチェンマイ在住の「変なドイツ人」Mr.Dについて
私がタイのチェンマイで友達になったドイツ人、Mr.Dは見ての通り一風変わったタイプのドイツ人です。
何が変わってるのか?
語るまでもありませんが、何だかよく分からないサングラスをかけながらも
だとか、
なんて言いながらも、ツーリングの際にはこのサングラスで登場してみたり。
また、彼の変ポイントは殆どお店などを褒めない偏屈野郎だったりする所です。
そんな偏屈ドイツ人Mr.Dがなぜか日本の青森を絶賛します。
さらに、
という店を紹介するのです。
マイナスポイントはゼロだと言うのですから、よっぽどのことでしょう。
1年以上友達ですが、一度もどこかのお店をそんな風に褒めた話は聞いたことがないのです。
と、自分の目で確かめに行こうと思い、出向いてみることにしました。
ちなみに私はタイのチェンマイ在住で、自宅は千葉県にあります。
そこから青森って、正直言ってかなり遠いんです!!!!!
しかも!
一時帰国の際には毎度日本の友達と会うのを楽しみにしてるのですが、それを全て断り変なドイツ人Mr.Dの言う事実確認へ向かうことに。
我ながら、すごい決断をしたと思います。
彼の名誉のために言っておきますが、写真の後ろには変なカレンダーがかかってますがこれは彼の私物ではありません。
タイでは、こういうカレンダーは一般的です。
ここ一軒で青森を堪能しよう
行って帰ってくることもできるよ。
(心の声:それってただのアホでしょ!)
いざ、変なドイツ人Mr.Dオススメのここ一軒で青森を丸ごと堪能できるという噂の「津軽じょっぱり漁屋酒場」に到着。
一歩足を踏み入れてみると…
とその前に、
お店の看板の上を見上げると3体のねぶたが!???
青森と言えばねぶたですよね?
ねぶたは、「変なドイツ人」Mr.Dでも知ってましたので、おそらく世界的に有名なものなのでしょう。
ねぶたの解説はここでは省くとして、ここに来れば混雑で有名なねぶた祭りに訪れる必要がなくなりますね!
さて、心拍数はかなり上昇している状態でいざお店の中へ!
と!!!!!
またもやねぶたと共に店内に響き渡るドドドーーンと言う「太鼓」でのお出迎えがありました!
期待値のレベルは、すでにこの時点でマックスに近い状態です。
通されたお席は囲炉裏に囲まれた古民家仕様だった
そして、「こちらにどうぞ!」と通されたお席は、もう感激なんていう言葉じゃいい表せない程に感激することとなった古民家仕様の囲炉裏席だったのです。
居酒屋さんで囲炉裏ですよ?
どこか違う時代に舞い込んでしまったかのような、ほのぼの囲炉裏を囲ってお酒が飲めるだなんてこんな幸せがあるのでしょうか?
しかもですよ?
各座席には、昔の武家仕様のお膳がセッティングされている訳です。
もう、言葉もありません!
ちなみに、お座席は昔の武家仕様のお席を再現したお席でした。
お膳と肘当てがあるお席は、江戸時代の様式そのままだそうです。
この拘りに、座布団100枚!
そんな気持ちでいっぱいです。
なんじゃこりゃ!?のお通しに悶絶
席に着席して間もなく、今度はまたビックリする事が起こるではありませんか!
なんて言って有無を言わさず持ってきたのが、「牛すき焼き」だったのです!
七輪にマッチで火を灯し、すき焼き鍋をセットした時点で私の脳内には、ねずっちの声がコダマしてました!
ここだけの話、二日連続このお店に通ってしまったのですが、一日目のお通しが牛すき焼き、二日目のお通しがエビとホタテの炉端焼きでしたっ!
もう立派な「一品料理以上」ですね。
青森県全域の郷土料理を食べちゃう?
さて、次なるミッションは「何を食べるかチョイスすること」です。
とはいえ、ここ津軽じょっぱり漁屋酒場には「変なドイツ人Mr.D」がいうように、本当にここ一軒で丸ごと青森堪能できちゃうようで、各地の名物料理が揃ってるのです!
何を食べようか、迷う迷う…
するとすかさず、名物店員のおばちゃんが出てきて
何て可愛いことを言ってくれます。
そんな中でも、特にオススメの青森郷土料理を教えてもらい、順に頼んでみることに。
どんなものがあるのかと言うと、
- 十三湖しじみバター
- 八戸イカの一夜干し
- 青森の高級魚「キンキン」の塩焼き、もしくは煮付け
- 大間のマグロ
- いちご煮
- 貝焼き味噌
- せんべい汁
などなど、青森の端から端まで名物料理を堪能できちゃうラインナップです!
もちろん、ここで挙げたものは、単なる一例にすぎません!
青森名物のじゃっぱ汁なんて、一人前しか頼んでないのにも関わらず樽に入ってどどーーーーんと出てきましたから(笑)
一つ一つ、色々と「笑い」を誘う演出が憎すぎます!
地酒好きには堪らない!青森の地酒全制覇しちゃう?
ここ、津軽じょっぱり漁屋酒場は酒場という名が付いている事からも伺われるとおり、酒場としての機能も果たしています。
もうここに来れば、無駄に広い青森の全地酒をいただけちゃうのですから、本当に
何て気持ちにさせられます。
銘柄を挙げると、
関乃井、鳩正宗、駒泉、桃川、岩木川、明ヶ鳥、菊乃井、玉垂、じょっぱり、松緑、じょんがら、白神、ん、菊盛、八鶴、陸奥男山
こんな感じのラインナップが!
もう酒好きには堪りませんね。
地元青森の青森サイダー、「三島シトロン」もあるので酔い覚ましに試されてみるのもアリですね。
ちなみに私はサイダーは試してませんので、自己責任でお願いします(汗)
同じ日の同時刻に宴を楽しんでた方々も、全種類制覇を目指しておりましたが、だいぶ酔いがまわり明日もチャレンジするからなんて意気込んでおりました。
宴も本番!津軽三味線の生演奏の始まり
まずは、一番臨場感を味わえると思いますので以下の動画を御覧ください。
ここ、「津軽じょっぱり漁屋酒場」の本当の名物といえば、青森県の伝統である津軽三味線の生演奏です。
もう、生演奏が始まる前までに散々「津軽じょっぱり漁屋酒場」の悶絶ポイントを体感してきましたが、これを見て感激しない人はいないでしょう。
毎晩19時から開催される生演奏コーナーを見て、
と納得したのは言うまでもありません。
美味しいお料理をいただきつつ、美味しい青森の地酒をいただきながら素敵なパフォーマンスショーである青森ならではの津軽三味線ショーまで見れちゃうお店。
こんな素敵なお店は、他にはないでしょう。
同席した同じ青森の地酒に悶絶していたお方は、割り箸に千円札を指して三味線の演奏者の方におひねりを渡されてました^^
「遊んでるなー」と思いながらも、そんな素敵な振る舞いができる人になってみたいものです。
変なドイツ人Mr.Dとの後日談
チェンマイに帰国後、ドイツ人友人に会うと、
What interested you most?(何が一番面白かった?)
と質問の嵐でした(笑)
もちろん、私の答えは、「津軽じょっぱり漁屋酒場」が最強だった!
です。
そして、冒頭の怪しいあの笑顔を作ったMr.Dでした。
そんな訳で、ちょっと悔しいですが変なドイツ人の言う「青森最強伝説!」は、紛れもない事実でした。
変なドイツ人のMr.Dは、次回青森を訪れる際にはバイクを購入してツーリングの旅をするそうです。
なんて言ってましたorz
皆様も、青森に出かけられる際には是非変なドイツ人オススメのここだけで青森まるっと楽しめる「津軽じょっぱり漁屋酒場」を目指してみてください。
あなたも変なドイツ人と分かり合えるはずです^^
今回の舞台!津軽じょっぱり漁屋酒場
店名 | 津軽じょっぱり漁屋酒場 青森本町店 |
電話番号 | 050-5589-0332 |
営業時間 | 17時〜0時 |
定休日 | 年中無休 |
住所 | 青森県青森市本町2-5-14 |
私は運良く予約なしで二日とも入れましたが、カウンターのお席は大人気のため、予約をされてから行かれることをお勧めします。
19時から津軽三味線の生演奏が始まりますので、それよりも30分から1時間前に行かれるとベストです。
【タイ在住】ウルルン世界一周夫婦TRIPLER「ヨッシー」
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