日本より稼げる?オーストラリアのファームジョブについて大公開!

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こんにちは!オーストラリア、バイロンベイでワーキングホリデー生活を始め早5ヶ月目に突入のTsukasaです。

4ヶ月はあっというまに過ぎてしまい、すっかりこっちの生活に馴染んでいます。

さて、最初の私のワーホリプランでは5月〜12月まではバイロンベイでバイトをしながらのんびり暮らそうという計画でした。

それが今ではワーホリセカンドビザを取るためにブルーベリーファームで働く、ファーム女子になっています。笑

人生、短期間で何が起きるかわからないものです。

それでは今回はファームで働く現状とともに、ワーホリセカンドビザについてみなさんとシェアしたいと思います。

 

そもそもファームジョブって何なの?

ワーホリについて調べたりしている方や、経験者には馴染みのあるファームジョブですが、そもそもなんなのでしょうか?

オーストラリアのワーホリビザの期間は一年間です。ですが、それをさらに1年間伸ばすことができる方法があります。

そのためには、オーストラリア政府によって定められた仕事を88日間する必要があります。

その仕事のほとんどがファームジョブになります。

主にフルーツのピッキングや、パッキング。他にもファームによっては色々な仕事があるみたいです。

ワーホリでファームジョブをするメリットとデメリットとは?

 

それではファームジョブをするにあたってプラスとマイナス面があります。

1年間じゃ足りないっ!て方は、是非ファームジョブをして、もう1年間ビザを延期できることはすごくありがたいことです。

しかしながら、デメリットとして、一年間で約3ヶ月をファームに費やすのがもったいないと思う方もいると思います。

何故なら基本的にファームは朝早くから夕方まで、夜まで仕事があるところもあり、一日がそれで終わってしまうのです。それが約3ヶ月も続くのならば1年間、名一杯楽しんだ方がいいという意見もありますね。

そして、下手にファームを選んでしまうと、大変な目に合う可能性があります。一生懸命働いたのに、セカンドビザが下りないところや、まったく稼げないファームもあります。最初にファーム選びをしっかりしないと、無駄な3ヶ月になってしまうので、そこもデメリットの一つです。

メリットは、先ほども言った通り、ビザをもう1年間延長できることです。要するにワーホリビザで最大2年間はオーストラリアにいれることになります。

1年間はあっという間に過ぎてしまうので、あともう1年間あることで、英語力も上達し、またさらに新しいことに挑戦もしやすいですね。

さらには、良いファームで働くと、ガッポリ稼ぐことができます。セカンドビザを取り終わっても、お給料が良いので、ファームジョブを続ける人もいるくらいです。

貯金をまずしたい!って方はファームジョブは良い方法だと思います。

セカンドビザを取るために必要なこととは?

さて。セカンドビザを取るにあたり、基本的なルールは先ほど説明しましたね。

 

セカンドビザをとるために必要な3つのポイント!

1、オーストラリア政府で定められた仕事を88日間する。

2、オーナーや、ボスに88日間働きましたよという事実を証明できる書類やPDFをもらう。

3、オンラインでオーストラリア政府にワーホリビザの延長を申請する。

 

この三つですね。

失敗ないために!良いファームと悪いファームとは?

オーストラリアはとても広く、ファームの仕事も年間を通して山のようにあります。

特に有名なのはストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー。そしてバナナ、アボカド、マンダリンなどなどたくさんあります。

数多くあるファームの中から失敗しないために良いファームを探すのは割と大変です。まずはファームを探す前に良いファームと悪いファームとはどのような違いがあるのでしょうか。

 

良いファームとは?

・休みがちゃんと取れる
・コンストラクターがいない
・稼げる

 

欲を言えば、

✳︎国籍のバランスが取れてる
✳︎デイオフカウントがある

 

悪いファームとは?

・休みがない
・コンストラクターが複数人いる
・労働時間が長いのに稼げない

 

私のファームの場合、基本的に月〜金 8:30-9:30 am に集合し、毎日ことなりますが、17:30までには仕事が終わります。土日と雨が降った時はお休みとなります。

私の友達、Aさんのファームの場合、6:30 am 集合し、その日に仕事が終わった時間が8:00pm。平均で1日約13時間労働です。

比べてみても労働時間の違いが一目瞭然ですよね。ファームジョブで休みが無いのは、カラダ面でもメンタル面でもダメージが大きいと思います。

次にコンストラクターについてです。そもそもコンストラクターとはなんなのでしょうか?

コンストラクターとはファームのボスの下にいる人達のことで、ボスの代わりにワーホリメーカーに指示を出したり、給料を管理したりなどする人たちです。

例えば、良いファームの場合、ファームのボスのすぐ下に私達、ワーホリメーカーがいる状態です。

なのでお給料もコンストラクターに引かれることなく直接貰えます。

ですが、悪いファームの場合、そのコンストラクターが複数人いて、ボスがお給料をコンストラクターに支払い、仲介役的な感じでそのお給料からいくらか引かれてしまうのです。

このようなトリックもファームにはあるので気をつけるポイントです。

次に、休みについてです。先ほど書いた通り、わたしのファームは基本的に週休2日です。月〜金まで働き、土日は休み。

たまにブルーベリーのコンディションによっては平日に休みがあり、土曜勤務のときもあります。

毎週日曜日は必ず休みです。しっかりと休みも貰えるのでサーフィンをしたり、ゆっくり体を休めることができます。

私の友達、Aさんの場合はどうでしょうか。

月曜日から仕事を始めそこから17連勤を求められます。1日もその間に休みがありません。

比べてみても圧倒的にAさんのファームの労働時間がおかしいことがわかります。
そこのファームに行った人たちほとんどはセカンドビザを諦め、仕事を辞めていくそうです。そんな労働環境では体力もメンタルもやられてしまいますよね。

ファームジョブの探し方&始め方

さて。そんなファームジョブですが、いったいどうやって探したらいいのでしょうか。そして始まるにあたって何をしたらいいのでしょうか。

探し方として一番主流なのがgumtreeやfacebookなどウェブで見つけることです。

gumtreeでは場所などを入力すると募集が出てきます。facebookではオーストラリア、ファームジョブのグループがあり、それで見つけることもできます。

ただここで一つ大事なことは、あまりfacebookの情報を信じないことです。そのグループではファームの良いところばかり載せ、”稼げるよ〜”なんて適当なことを言って、実際には書いてあることと全然ちがう!ということもあります。

実際にわたしの友達が行ったファームが散々な状況でした。

そんなこんなでウェブ上の情報はあまりあてにならないのです。そんな中で一番良い方法はやはり友達や友達の友達の紹介、直接人を通した探し方だと思います。

もちろん友達なら情報も正しいですし、紹介なら優遇してくれたり、すぐに働けたり、利点が多いのが事実です。

なので人とのコネクションがいかに大事かを改めて頭の中に入れておくといいですね。

 

わたしの場合

さて、わたしはいったいどうやってファームジョブを探したかと言いますと、友達の紹介です。

あるバイロンベイワーホリ中の日本人女性がそこのファームに働いていて、”日本人を1人募集するみたいだよ”と情報があり、すぐにその子に連絡を取ってみました。

その子がファームに伝えてくれて、すぐにボスからも連絡が来て仕事をゲットすることができました。

わたしの場合、タイミングもファームのシーズンもたまたま抜群に合ったので、本当にラッキーだったと思います。

ファームジョブをゲットするには運もありますね。

ブルーベリーファームの実態

それでは気になるブルーベリーファームの実態についてシェアしたいと思います。

労働時間

月〜金曜日、一日の平均労働時間は約7時間です。その週の状況によっては土曜出勤もあります。

朝8:30〜9:30に集合し、早い時で14:30、遅い時で17:30終了です。シーズンになるにつれ、ブルーベリーの量も増えるので、労働時間も長くなっている感じがします。

仕事内容

ファームでは主に2種類の仕事があります。一つ目はブルーベリーを取るピッキング。二つ目はそれをパッケージに詰めるパッキング。

現在ピッキングの人数が40人以上に対し、パッキングは6人です。ですが、最近はブルーベリーの量が多いので、臨時で何人かパッキングを手伝っている状態です。

わたしのファームは主にピッキングの仕事の募集しかしていません。パッキングになるには、直接ボスに頼むか、頼まれるかのどちらかです。

ブルーベリーピッキング

ピッキングでは必ず帽子、肩が隠れるティシャツを着用します。日差しも強いので始まる前に日焼け止めも塗るように指示されます。

わたしは麦わら帽子に、長袖、ティシャツ、長ズボン、首タオル、スニーカーのスタイルでいつもやっていました。

完全にファーム女子です。笑

 

さて、一日のピッキングの流れとしては、二人一組のペアで、同じ木を一列ずつ移動してピッキングをしていきます。

ペアワークなので、次の木へ移動するときも必ずペアと一緒です。ペアは1週間ごとにランダムで変わっていきます。

 

腰にバケツを二つ目ベルトで付けます。左側の、バケツにはまだ赤いブルーベリーや傷が付いているものを入れます。左側には完璧でパッキングできるクオリティのブルーベリーしか入れません。

左側に入れて良いブルーベリーのクオリティの基準がこちらです。

基本的には少しのキズも許されず、セカンドバケツへ入れるようにします。パッと見ただけではなかなか見つけにくいキズやまだ赤いブルーベリーもたくさんあるので、慣れるまでは時間が必要です。

コツとしては、ブルーベリーをあまり触りすぎないこと、両手を使い、目を次々へ移しながらブルーベリーをポロポロと取っていくことです。

 

バケツが満タンになったらパッキングの方へと持って行き、自分のバケツをカウントしてもらいます。この時にバケツが満タンじゃないとちゃんとカウントしてもらえないです。

こちらがパッキングのスペースです。バケツをカウントしてもらいます。

新しく自分のバケツを取って、またピッキングを始めます。この繰り返しがピッキングの仕事内容です。

 

ブルーベリーパッキング

次にパッキングの仕事内容です。

ブルーベリーが来たら、単純にパッケージに詰めていく作業です。

パッケージを計りの上に乗せて、決められた量までブルーベリーを入れます。この時に手のひらに少しずつブルーベリーを乗せ、傷がないか、まだブルーベリーが赤くないか、最終チェックをして、パッキングしていきます。

もし傷があったり赤いのがあったら、計りの目の前にあるバケツへ入れます。

パッケージに入れたら、それをひたすらトレーに詰めていきます。

 

パッキングのお給料についてですが、1トレーでその日レートに基づいてお給料が貰えます。

1トレー$4.50の時もあれば、$8.50もあります。

私のファームのベストパッカーは、週に$800ほど稼いでいる時もあります。ですが、その子は他の倍以上仕事が速いです。

職場環境

わたしのファームはバイロンベイから車で約40分、離れたリズモアという所にあります。

ハイウェイに乗り、道路沿いにあるファームなので、交通アクセスはなかなか良いと思います。

リズモアはバイロンよりも少し暑く、太陽の下で長時間働くピッキングは厳しさを感じます。

これから夏本番となるオーストラリアなので、この先これ以上暑くなるとどうなるのかが心配なところです、、、笑

 

他にファームを始める前に想像してもいなかったことと言えば、何人も次々とクビになることです。実際にわたしの日本人の友達もクビになってしまいました。

何故ファームジョブでそんなことが起きるかと言いますと、わたしのファームのボスはとにかく短時間で多くのブルーベリーを取ることを重要視しています。なので、一日の終わりにそれぞれブルーベリーピッカーたちが何バケツブルーベリーを取ったかを確認し、遅かった人達をクビにしていきます。

ある日、ボスがみんなを集め、ミーティングを開きました。その時に、

“みんなより遅く、ブルーベリーをたくさん取れない人たちは明日から来なくて良い。”

“今日数が少なかった10人をクビにする。”

など結構厳しく、ピリピリとした状況が続いた時もありました。

こんな厳しいことを言われたら、自分から辞めていく人たちもたくさんいました。

逆にこれが気合いとなり、頑張っている人もいました。

なので、ファームジョブの世界でもテキパキと仕事ができ、すぐに環境に慣れることも必要となってきますね。

 

国籍

ファームジョブを始めるにあたって、気になるのが国籍です。ほとんど毎日顔を合わせることになるので、どんな人たちが働いているか気になりますよね。

わたしのファームは大体こんな国籍バランスです。

日本人 、アルゼンチン人、ウルグアイ人、イギリス人、カナダ人、イタリア人、韓国人、ドイツ人、フランス人、オーストラリア人、その他。

わたしのファームはうまく国籍のバランスが取れていて、多くの人達と出逢える良い場所でもあります。

みんな仲良く、やるときはやる、おしゃべりするときは楽しみ、とてもいい環境だなと改めて思います。

休みの日には、みんなでパーティをしたり、クラブへ行ったりと、学校みたいに友達ができるので、嬉しいことですね。

ピッキングからリードへポディション移動

さて。実は私、ファームでブルーベリーのピッキングの仕事をもうしていません。ファームジョブを始め、3週間目で違うポジションへと移動しました。

ある日突然ボスに呼び出され、ヒヤヒヤしながら話を聞くと、

“計算は得意か?”

と質問され、何のことだと思ったら、みんなのバケツや1日の総バケツ数やパッキング数をカウントするリード的ポジションのオファーだったのです。

ちょうどその時は一人、アルゼンチン人の女の子がそのポジションに付いていましたが、辞めてしまうとのことで、私に話が回ってきました。

仕事内容は朝、パッキングをするためのちょっとした準備をし、あとはバケツを持ってきた人のリストに数をカウントしていくというとても簡単なものです。

ピッキングの人数が多いので、みんなの名前を覚え、誰がどれだけバケツを持ってきたのか、全て把握し、責任が多いが事実ですが、なんとか頑張っています。

そしてこのポジションはみんなとコミュニケーションを取ることが大事なので、英語力も求められます。

ブルーベリーのクオリティが低かったり、満タンじゃないのにバケツを持って来たりする人達に注意をするのも私の役目です。

外国人相手に注意をしたりするのも最初は気が引けてしまってなかなか言えませんでしたが、今ではハッキリと伝えるようにしています。

そして、ボスから指示されたことを全てやるのも私の仕事なので、やる事は多いし精神的にも大変ですが、私は困ることなくコミュニケーションを取れる方なので、このポジションが結構気に入っています。

 

日本より高い?気になるオーストラリアのファームの給料を大公開!

今回はファームジョブを始めて、実際に受け取ったお給料明細を大公開しちゃいます!

月〜日曜日までの一週間のお給料が、翌週の水曜日に銀行に振り込まれます。毎週火曜日にこのお給料明細がメールで送られてくる仕組みです。

さて、最初ピッキングをやっていたころの一週間のお給料です。ピッキングは歩合制です。なので、その日のブルーベリーのレート、取ったブルーベリーのバケツ数で決まります。自分が頑張れば頑張るほど、たくさん稼げます。

 

ピッキング

タックスも引かれ、手取り$532です。(約4万6983円)

スピードが早く、ベストピッカーの人達は$600以上稼いでいます。

 

次にわたしの今のポジション、リードの一週間のお給料明細です。

このポジションは時給制です。一時間約$22です。あまり体力は使わない仕事ですが、時給制なのはとてもありがたいですね。

 

リード(パッキング含む)

こちらもタックスを引かれ、手取りが$786でした。

比べて見ると、今のポジションの方が楽して稼いでいることになります。ですが、これからブルーベリーもどんどん増えてきて、取れるバケツの数もぐぅーんと伸びるので、もしかしたら、私のポジションよりも稼げるのかもしれないです。

 

まとめ(実際に働いてみて感じたことや感想)

ブルーベリーファームで働き始めて1ヶ月以上が経過しました。

最初の1ヶ月はあっというまに過ぎてしまいました。新しい仕事でいままで経験したことのないことだったので、時間が経つのが速く感じたのかもしれません。

ピッキングをしていた頃はとにかく速くブルーベリーを取ることに必死でした。それと同時にブルーベリーをいかに速く多く取るか、だんだん学びながら、楽しむ事さえもできました。

今のリードポジションは、やる事も多く、責任感も多く、体力的には多少楽ですが、精神的に結果疲れるので、1日の終わりに一気にグタァだと疲れてしまいます。

今でとだいぶ慣れましたが、暑さもあるせいか、なかなか働くことに気が引けてしまう期間に入ってしまいました。

それと同時に、毎週新しい人達も入ってきて、みんなの頑張る姿を見ながら、自分の働けることにとてもやる気を貰えますし、楽しく仕事ができます。

周りのみんながいるからこそ、ファームの仕事が出来ているのだと、改めて実感しました。

残り、88日間まで半分も足していないと思いますが、毎日コツコツと頑張っていきます!

そして、オーストラリアでの生活をさらに1年間存分に楽しみたいと思います。

オーストラリアでワーホリ中でファームを探している方々、ファームジョブに興味のある方々、少しでもこの記事が参考になればとても嬉しいです。

 

 

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働いて旅して愛して。自由きままな人生を!バイリンガルTRIPLER 「TSUKASA」

Byron Bay, Australiaでのワーホリ生活を終え帰国しました!その間に物事への考え方や行動力も広がり、今ある一度きりの人生を全力で自由きままに楽しむことの大切さを学びました。普段はバリスタとしてバリバリ働きながら、行きたい所へ旅に出て、その旅先で毎回たくさんの新しいことを発見し愛すること。これが今の私の生き甲斐です。トリップラーでは少しでも、わたしの書く文章たちが皆さんへのヒントになれば嬉しいです! ⇒プロフィールの詳細はこちら
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