【魔女の宅急便のモデルの町】クロアチア”ドゥブロブニク”の絶景ポイント5選!

2017年6月、個人旅行でクロアチアのドゥブロブニクを訪れました!

映画「魔女の宅急便」や「紅の豚」のモデルになった、と言われていて
城壁に囲まれた中世の街並みは、訪れる人々を魅了します。

一緒に行った彼はなんと4回目!
海外で一番お気に入りの町で、ヨーロッパに行くたびに立ち寄るほど
何度行っても飽きないそうです。

私たちは2つの宿に3泊ずつ、合計6泊しました。

その間に見つけた絶景ポイント5か所をご紹介します!

ドゥブロブニクの概要

場所

クロアチアはイタリアの東、アドリア海を挟んだ場所にあります。
その中でも南に位置するドゥブロブニクは、陸上交通だけでなく
海上交通も発達していて、アクセスはとても便利。

そして、ドゥブロブニクの見どころと言えば、城壁に囲まれた旧市街なのです。

アクセス

飛行機

日本からドゥブロブニクへの直行便はありません。
一度どこかで乗り継ぎをして行きましょう。

ドゥブロブニク空港に到着したら、町まではシャトルバスかタクシーです。

シャトルバスは飛行機の到着に合わせて出ていて、所要約30分。
タクシーは少し割高になりますが便利です。

ただし城壁の中の旧市街に泊まる場合は、城壁の外側で降りて徒歩でホテルに向かいます。

長距離バス

ドゥブロブニクは観光地なので、色々な街から長距離バスが出ています。

クロアチアの首都ザグレブからは、長距離バスだと10~12時間の距離。
ザグレブからは飛行機が楽ですが、バスで行くならスプリットで一泊がオススメ。

ついでに日にちがあれば、プリトヴィツェ湖群国立公園にもよりましょう!

スプリットからは所要4~5時間。およそ150クーナです。
注)バス会社によります

フェリー

バスみたいに窮屈じゃなくて、動き回れて楽なのが船旅の良いところ。

私はスプリットから船でドゥブロブニクに行きましたが、
途中で停まった島がとても可愛らしくて、そこで1泊するのもありだったなぁと後悔。
所要時間は高速船で4時間程。

イタリアのバーリからも船が出ているので、イタリアからドゥブロブニクへ移動の場合
陸路で進むよりも早いと思います。

所要約10時間。昼間便と夜行便があります。
毎日運航しておらず、夏場は満席になりやすいためネット予約がオススメです。
JADROLINIJA

注)季節によって運行本数が減ったり、運行していない場合があります。

絶景ポイントはここだ!

いよいよ本題です♪

ドゥブロブニクを120%満喫できる、絶景ポイントをご紹介します。

絶景ポイント1★旧市街を散歩。

城壁に囲まれた旧市街は、大きな目抜き通りと、細い通りからなっています。

ベネチアのような迷路ではなく、整然と整備されていて歩きやすい道です。

通り沿いには、カフェやレストラン、お土産屋さん、雑貨屋さん、
広場には地元の人が出すマーケットも。

ドゥブロブニクの絶景に囲まれて散歩しながら、寄り道もひとつの楽しみです。

新鮮なチェリーを見つけました。
旅の間、野菜不足だったので、量り売りで購入。

こちらはお土産屋さんの「aqua maritaime (アクアマリタイム)」

クロアチアのカップルが始めたお店で、
青と白の爽やかなマリンテイストの服や雑貨が売られている人気店です。

そしていたるところに、古い教会があります。

こちらは、大きな広場にある聖ヴラホ教会。

ドゥブロブニクの守護聖人である聖ヴラホを祀っており、無料で入場できます。

さらに奥へ歩いていると、すぐに立派な城壁にぶつかり
小さな街に、建物がひしめいているのを感じます。

そのうち旧港に到着。
ここからは、観光客向けのミニクルーズが出ています。

ちなみに大きな船には狭いので、フェリーは新市街の港に停まります。

私のオススメ散歩時間は、朝と夜。

日帰りで訪れる観光客が多いので、昼間はとても多くの人で賑わいますが
朝はびっくりするくらい少なく、静かな落ち着いた雰囲気を味わえますよ。

また昼間は車が入れないので、業者の車が通るのも朝ならではの光景です。

こちらは日の入り直後。メイン通りには、まだ大勢の人がいます。

夜は遅くまで飲んでいる人が多いですが
バーやレストランの無い通りはとてもひっそりしています。

オレンジ色の灯りが石造りの建物に反射して、ロマンチックな雰囲気になりオススメです。

絶景ポイント2★城壁を歩いて一周しよう

ドゥブロブニクの城壁はぐるっと上を一周できます。

登り口は2か所。
メインゲートのピレ門横からと、正反対にある聖ルカ要塞のそば。

1周2キロ。約1時間。
反時計周りの一方通行と決められています。

時間が無い場合は、聖ルカ要塞からスタートして
ピレ門から降りる方が、高い位置にあるため景色が綺麗です。

城壁の上へ上がると、右側にアドリア海、左側にオレンジ色の屋根を見下ろせます。

城壁の間から覗くアドリア海は、とっても青かったです!

城壁の上は日陰がとても少ないので、熱中症対策に
夏場は飲み物を必ず持参して下さいね。

絶景ポイント3★海から見上げるドゥブロブニク

城壁が上からなら、今度は海から眺めてみましょう。

旧港からは、ミニクルーズが沢山出ています。
だいたいどの会社も所要1時間程で、
目の前のロクルム島をぐるっと一周して戻るコースのようです。

私たちは

どうせなら海遊びも楽しんじゃおう♪

とシーカヤックをレンタルして、自力で海に出ることにしました。

ピレ門前のバス停に沢山の客引きがいるので、そこで申し込み。

案内人がつくシーカヤックツアーと、
シーカヤックだけ個人で借りて遊べるプランがあり、私たちはこちらにしました。

3時間のレンタルで1人29€(約3800円)でした!

支払いを済ませたら、注意事項や、まわりの見どころを教えてもらいます。
海からしか行けない隠れビーチがあるというので、まずはそこを目指すことに♪♪

安全のためにライフジャケットを借りて出発!

ミニクルーズの船に気を付けながら、隠れビーチを目指します。

だんだんと旧市街が小さくなってきます。

そして

隠れビーチに到着!!

そそりたつ崖の下の隠されたビーチ。

これは海からしか来れないわけです♪

しばらく、海で遊んだ後に再出発。
時間があったので、ロクルム島をぐるりと回ってみました。

こんな入り江を見つけたりしながら、ロクルム島を一周。

思った以上に島は大きかったので、シーカヤックだと結構大変でした。
隠れビーチから直線で戻るだけでも十分楽しめます。

注意点としては、波が高い場合は沖に流されやすいので気をつけること。
無理はせず、スタッフからの注意をしっかり聞きましょう。

絶景ポイント4★スルジ山の上から見下ろすドゥブロブニク

ドゥブロブニク旧市街の外側には、スルジ山と呼ばれる山があります。

そこからの絶景が上の写真です!

オレンジ色の屋根と青い海のコントラストがとっても素敵。

ドゥブロブニクに来たら外せない絶景スポットです。

山頂への行き方

山頂はロープウェイで簡単に往復できます。

でも!

オススメは登りはロープウェイで行き、下りは歩いて降りてくること。

降りるのに時間はかかりますが、少しずつ近づいてくる旧市街を、
ゆっくり楽しむことが出来ました。

絶景ポイント5★城壁の外へ出て、横から眺める

こちら、私のお気に入りの場所です。

港の奥「プロチェ門」から外へ出て、海沿いに歩いていきます。

門から徒歩約10分。振り返るとこの景色♪

特に夕方~夜は、優しい灯りが綺麗でした。

こちらは早朝。

朝は日の光が城壁にまっすぐ当たるので、影もできず綺麗に撮影できます。

お得にまわれるドゥブロブニクカード

ドゥブロブニクカードとは?

有料施設を沢山利用するなら、ドゥブロブニクカードがお得です。

1.3.7日間の3種類あり、1日券でも最初に使った時間から24時間使えるので、
使い始めが昼12時なら、翌日の昼12時まで使えますよ。

1日券は博物館など、9つのアトラクションを利用でき、
3.7日券は10のアトラクションを利用できます。

このアトラクションには、城壁の入場料も含まれているので、
私は1日券を購入し、城壁散策と、いくつかの博物館への入場を同じ日にプランニングしました。

スルジ山に上がるロープウェイも含まれてるとベストですが、
こちらは含まれていませんので、ご注意を!
またドゥブロブニクカードの利用は、一つのアトラクションにつき1回のみです。

さらに、おまけとして市内バスのチケットが2枚付いてきたので
別の日、バスに乗って新市街のスーパーにお買い物に行きました。

購入方法

インターネットサイト(こちら)もしくは現地インフォメーションで直接購入できます。

ネットで購入した場合も、受け取りは現地にて。
私は、ピレ門外のバス発着所横にあるインフォメーションで受け取りました。

ドゥブロブニクの治安

ドゥブロブニク旧市街は他のヨーロッパの街よりも安全でした。

夜もバーが遅くまであいていたり、飲んでいる人が多いので
酔っ払いには気をつけた方が良いかもしれません。

また観光地なので、スリがいる可能性があります。
かばんは前で持つ、チャックをしっかり閉める、などの一般的なことは
気にしておきましょう。

ドゥブロブニクの宿

観光地なので、宿泊費は比較的高めです。
素泊まりで寝るだけなら7000円くらいからあります。

旧市街に宿泊すると、早朝や夜の景色も楽しめてオススメです。

ホテルの場所によっては、周りが遅くまで賑やかなので
予約サイトのくちこみなどをチェックすると良いです。

また大きなホテルは旧市街の外側にあります。
窓から旧市街を眺めながら、のんびりするのも素敵ですね♪

まとめ

街全体が美しいドゥブロブニクの旧市街。
海に面していることから、昔から交易で栄えてきました。

しかし、この景色の維持はもちろん簡単ではありませんでした。

ヴェネツィアやハンガリー王国からの独立後、金銭面を防御に使い、
城壁を築いて街を守り、自由都市として繁栄しました。

しかし1806年、ナポレオン軍によって自由は奪われてしまいます。
あらゆる国に支配されながらも、街を守ってきたドゥブロブニクですが、
1991年旧ユーゴスラビアによる砲撃で街は破壊されてしまいます。

世界危機遺産にもなったドゥブロブニクは、その後、この街を愛する市民や
各地からのボランティアによって、崩れた建物を丁寧に修復し、今の姿に戻りました。

どこから見ても美しいこのこの街は、そういった沢山の人達の想いからできています。
そんな時代背景も感じとりながら、落ち着いた今のドゥブロブニクを散策してみて下さいね。

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写真大好き&元海外添乗員TRIPLER「あつこ」
「旅行」と「写真」がライフワーク。海外添乗員生活を経て、冬はスタジオカメラマン、それ以外は旅や撮影、訪日外国人ケアのお仕事をしています。(スタジオカメラマン/添乗員/ライター/360度カメラ撮影/写真販売/旅行相談) ⇒プロフィールの詳細はこちら

4 件のコメント

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