両親の特殊な英才教育(!?)により、幼少期からひたすら洋楽懐メロを聴いて育つ。結果的に英語が好きになる。平成生まれにして、ビートルズ狂。
ただの海外カブレだった時代…途上国の魅力にどハマりした時代…を経て、現在は、カンボジア首都のプノンペン在住2年目。
“カンボジア×ファッション”をテーマに、生産国よりオモイを届けるべく、日々奮闘中。
この記事の目次
1 〜日常〜カンボジア人って、何着るの?
1.1 私服はこんな感じ
カンボジア。東南アジア、常夏の国です。とにかく暑い。もちろん、一年中夏服です。
そして、私服はこんな感じ。
そんな声が聞こえてきそうですが…本当にこんな感じです。
若い世代は特に、日本人の私達と同じような私服を来ていることが多いです。
ちなみに中高年世代はというと…
おじちゃんは…
スボンにシャツ。写真のおじちゃんはシャツインしていますが、大半のおじちゃん達はインせずデレーンと外に出しています。
おばちゃんは…
パジャマ。朝だからという訳でもなく、一日中この格好です。上下で柄が違うことも多く、ヒョウ柄に花柄…ドット柄にボーダー…なかなか高度なオシャレを嗜まれている方が多い印象です。
1.2 オシャレへの興味
カンボジア人って、実はあまりオシャレではありません!!
もちろん、オシャレな方も沢山います。でも、大半は違います。
もしかしたら、オシャレの仕方が分からないのかも知れないです…芸能人や有名人のファッションを見よう見まねしてみたり、アジア周辺国や欧米の文化を少しずつ取り入れてたりして、自分たちなりにアレンジをしている。
そんなところでしょうか。
時代の流れとして、ちょうど今、”オシャレへの興味”を持ち始めているところ…なのです。
カンボジアは、縫製大国
縫製品。実は、輸出の8割以上を占めています。
“カンボジア”と”ファッション”の深〜い関係がここにあります。
Made in Cambodia
ではここで。ちょっと手を休めて、自分が着ている服の”タグ”を見てみて下さい。
もしかしたら、”Made in Cambodia”とあるかも知れません。
アナタの着ている服は、カンボジア人が、一枚一枚大切に作っています。
“縫製大国、カンボジア”
日本の店頭で販売されている洋服、特にファストファッションブランドの洋服は、カンボジアから輸出されたものが多いです。
2 〜非日常〜ビックイベントの開催
2.1 年に2回のファッションウィーク
2017年12月。「非日常」なイベントが開催されました。
その名も、”Phnom Penh Designer’s Week”。
毎年2回開催されます。
カンボジア在住のデザイナーが、自分のブランドを引き下げてファッションショーを行うイベントです。
今回はなんと9回目!意外とやってるんですね〜!
2.2 会場は高級車アウディのショールーム
あるんです。カンボジア首都のプノンペンに、あのAudiが。
今回の会場は、Audiのショールームでした。
街の中心地、しかも大通り沿いに位置しているため、上の写真の通り異様な雰囲気と存在感を醸し出しておりました。
何も知らない方にとっては、「何事…!?」となったことでしょう笑
3. プノンペンのファッショニスタ集結!
3.1 普段の装いとは打って変わり…
イベントには、プノンペン中のファッショニスタが集結しました!
カンボジア人はもちろん、在住外国人も含め、とてもきらびやかな衣装を身にまとい、ファッションショーの前のファッションショーと化していました。
3.2 カンボジア人のホンキ
在住外国人に負けず劣らず、カンボジア人もオシャレです!独特の感性を活かして、こんな衣装も…
4. ショーの内容やいかに!?
4.1 奇抜なFASHION、奇抜な演出
奇抜なのが相場のファッションショーですが笑、それに負けじと奇抜感がすごいです。
奇抜なFASHION…
色遣いといい、肌の見せ方といい、凄く非日常感が出ています。
そして、奇抜な演出…
Audiショールームの中心に、三角型に席を設け、その周りをモデルさん達が闊歩するという構図です。
Audi高級車のヘッドライトが奇抜な照明となり…モデルさん達にも気合が十二分にはいります。
4.2 カンボジア的ショーとは…!?
やっぱりね。時間通りには始まらない。
結論からいうと…1時間遅れました〜!!笑
でも、集まっていたのはカンボジア人が在住者だったので、みんな慣れっこです。むしろ、時間通りに始まることの方が少ないので、「やっぱりね。」といった感じです。
4.3 ケータリングだってカンボジア的!!
ファションショーの前に、立食パーティーのようなものがありました。
複数社の協賛も入っていたようです。
アイスクリームの会社…
(宣伝ガールのお姉ちゃんも一緒に食べちゃってます笑)
ケータリング会社による、東南アジア風のお食事…
とてもとても美味しく頂きました。
お陰様で、満腹状態でファッションショーを見ることが出来ました〜!!
5 これぞまさに、非日常の中の非日常!
5.1 〜FASHION編〜非日常!
立食パーティーから始まり、ファッションショー、その後の撮影会まで含め、4時間ほどのイベントでした。
カンボジアの日常から考えると、まさに「非日常の中の非日常」、いやむしろ「奇跡」とも呼べるかもしれないヒトトキを過ごすことが出来ました。
(私の前の席に座っていた西洋人親子3世代も、すごおおおくオシャレでした。可愛子ちゃん/ママ/ばあや、といった感じで、その3人の様子を観察出来たのも、収穫のひとつだったかと…!笑)
2018年、次回開催は6月頃と言われていますが…
日程が大幅に変動するのもこの国の特徴のひとつではあるので、「6月くらいに開催されれば良いな〜」くらいのスタンスで、楽しみに待っていたいと思います!!^ ^
5.2 時よとまれ…
今回の「非日常」は、私にとって「奇跡」とも言えるほどのものでした。
幸せすぎて、
とまで思いました。
大好きな国で、大好きなFASHIONに触れていられる、ということ。
その幸せを感じたと共に、改めて「この国からオモイを届けねば」と、気持ちを新たにしたところです。
6 やっぱりカンボジア
イベントが終わり、会場のAudiから一歩外へ出た瞬間
と、一瞬で現実に戻りました。
会場の外は、カンボジアの「日常」です。
3人乗りや4人乗りのバイクが右往左往し、車はクラクションを鳴り響かせ、排気ガスと騒音の入り混じった喧騒が広がっていました。
思わず、
と言っちゃいました。
7まとめ
カンボジアの非日常〜FASHION編〜、いかがでしたでしょうか。
在住者として生活している中で経験する「日常」。
そして、今回のように特別に経験する「非日常」。
どちらも、ある意味でカンボジアらしく、とても好きです。
東南アジアの最貧国と言われることもあるカンボジアですが、本当に魅力たっぷりの国です。もうすぐ在住3年目に突入しますが、私は住めば住むほど好きになっていってます!!
生産国よりオモイを届ける! FASHION TRIPLER ハルカ
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