学生時代に女一人バックパッカーでアジア各国を旅しました。
発展途上国と言われるアジアの国々で、現地の生活に密着した旅をするのが大好きです!ついにミャンマーへ移住。あれよあれよとミャンマー人と国際結婚し、今は子育てエンジョイ中!今後、子連れ旅も計画中! ⇒プロフィールの詳細はこちら
海外に旅に行くと、得体の知れない虫に遭遇することってありませんか?
バックパッカーを背負って気軽な一人旅。私は行くあても決めずに、安宿を泊まり歩く旅をしていました。
その時に出会ってしまった虫トラブルの数々。もう二度と経験したくない虫に殺されかけた話をご紹介します!
この記事の目次
1【タイ】南京虫に殺されかけた話
タイ有数のバックパッカーの聖地「カオサンロード」。安宿も多いし、飲み屋も多いし、タイ料理は最高に美味しいし、バックパッカーにとっては最高の場所。
ですが、そのバックパッカーの聖地がゆえに出会ってしまった最悪の事態。バックパッカー旅なら経験してしまうかも知れないその恐怖体験をお伝えします。
貧乏バックパッカー旅をしていたので、1泊数百円の安宿に泊まることに。部屋は狭くて、トイレシャワーは共同。でもとりあえず個室だし悪くない!
飲み屋で出会った人たちと軽くお酒を飲んでから、ゲストハウスに戻り、そのままベッドで眠ってしまいました。
まだ日が明けて間もない早朝、身体の異変で目を覚ましました。
ふと身体に目を向けると無数の赤い発疹!!!
なにこれー!!!!しかも、どんどんかゆくなってくる!!!
ベッドをくまなく見てみると、ダニ??ではなく、ダニよりはるかに大きめのなんだか分からない虫を発見。
遅い回線にイライラしながらネットで調べまくり、確信したのが
『南京虫(別名ベッドバグ、トコジラミ)』
(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%A9%E3%83%9F)
信じられないことにこの南京虫、防虫剤がほとんど効かない。そして、体が甲羅のようになっているので本気で潰さなきゃ死なない。
南京虫の対策法
そう思った私は次の日、すぐに宿を変えました。
身体中かゆいけど、もう大丈夫と安心して眠りについたその翌朝。
やっぱり死ぬほどかゆいーーーーーー!!!!
宿の人に聞いて、クリニックを紹介してもらいかゆみ止めの塗り薬をもらうことに。
24時間、地獄のようなかゆみに襲われていた私はかゆさで頭がパニック。
その夜、ベッドでまた南京虫を見つけてしまったのでした。
ショックで声が出ず…、ネットで調べるとバックパッカーに住み着き、一緒に移動してしまうこともあるらしい。
殺虫剤も効かないし、どうすればいいの?!
かゆさの我慢の限界だった私は、カオサンロードを去ることに。
隣の国、ベトナムに逃げ込み、綺麗そうなちょっと良いホテルに泊まり、バスタブにバックパックと全ての服を投げ込み、熱湯を入れて南京虫を殺すことにしました。
その後、灼熱の太陽の下、全てを天日干し。100℃以上の熱湯に数分浸かると、さすがの南京虫も生きていられないそうです。
もし、南京虫に出会った時は、試してみてくださいね。
ちなみにこの記事を書くにあたって、改めて南京虫について調べたのだけど、南京虫の画像を見るだけで寒気がして、体がかゆくなりそうなほど、トラウマになっています。
2【インド】ハチに刺されまくった話
インドのローカルバスに乗っていた時のこと。マイソールからバンガロールまでの昼間のバスだったので、窓を開けて田舎の景色を眺めながら、風に吹かれて気持ちよく過ごしていました。
すると頭に違和感が。
何かな?と思い、髪をはらうと、、
イッターーーーーーーい!!!
何かに刺された痛み!
そして頭の近くで「ブーン ブーン」と嫌な音。
めちゃめちゃ大きいハチ!!!
まだ目的地到着まで4時間以上残っているし、どうしよう。。
ハチって、刺されたら身体中に毒がまわって死んじゃうよね??とりあえず周りのインド人に助けを求めてみることに。
生きた心地がしないまま、バスに乗り続けること4時間。なんとか死なずに目的地に着くことができました。
ハチの対策法
目的地のバンガロールに到着後、タクシーに乗ってすぐにクリニックに行きました。
みるみるうちに腫れてきた左手の甲。
クリニックでは、今生きていれば大丈夫!と、塗り薬を処方されました。
2週間くらい手がはち切れんばかりに腫れて、ずっとヒリヒリ痛い。
しかも、その後に行ったブッダガヤでもハチに足を2箇所も刺されました!!1回ハチに刺されると、ハチが寄ってきやすい匂い(?)が出るらしい。
1ヶ月の間にハチに3回も刺され、いつ死んでしまうのかハラハラしていました。
ハチを見かけたら払ったり、余計なことはしないようにしましょう。威嚇されたと思ったハチは刺してきます。ハチがいると予想される場所にはハチよけの薬を持って行きましょう。
3【ミャンマー】デング熱で死にかけた話
ミャンマーで仕事を始めて半年が経った頃のこと。いつものようにバイクタクシーで村に行くと、なんか体調が悪い。
仕事が終わり、家に帰ってくるとすごい高熱。
雨期の強い雨に打たれたから、風邪引いちゃったかな??
次の日も熱が下がらず、身体がだるい。風邪のような症状も出てきて、日に日に辛くなっていく…。
とりあえず、ひたすら寝て治そうと思ったけど、4日間以上も38℃ほどの高熱が引かず、身体の節々が痛い。
こんなに体調崩すなんておかしいと思って色々ネットで調べて、デング熱とかエボラ熱とかにも目を通したけどこの時はあまりピンと来ず。。
ついに5日目の朝、布団から立ち上がろうとしたら意識が飛んだ。目の前が真っ暗になり、その場に倒れてしまいました。
ミャンマー人スタッフに担がれて、病院に行く事に。
意識を取り戻し、尿検査をするために立ち上がろうとすると意識が飛びそうになるので10m先のトイレまでも行けない。
トイレまであと2mというところであたりまでゆっくり歩いたところでまた意識が飛んだ。
尿検査断念。ベッドに送還。
夜中、全身が痒くて目が覚める。
以前、インドで南京虫に全身100カ所くらい刺されたときくらいかゆい。
身体にすこし湿疹が出て、手足が腫れてる。
寝ているスタッフを起し、再び病院へ。お尻に注射され帰宅。
痒さは止まらず、眠れない。
ようやくデング熱を疑い始めました。
2時間ほどかけて血液検査の出来る病院へ。
血液検査の結果、デング出血熱、陽性。
入院が決まり、点滴をされる。
デング熱の治療方法は点滴をしてひたすら回復を待つしかないらしい。
解熱してから、湿疹・かゆみが引かず、身体はだるい。
重症化すると、内蔵出血をして死んでしまうとネットで知り、そうならないようにひたすら安静にしていました。
解熱してから、デング熱が治る時に身体のかゆみが出るらしいのです。
高熱よりもかゆさで頭おかしくなりそうでした!
デング熱の対策法
デング熱は重症の場合、身体のあらゆる穴から出血して死に至る場合もあるという恐ろしい病。
死ぬかと思うくらい、体中が痛く、治癒に近づくにつれ体中がかゆかったです。
デング熱の潜伏期間は2~15日間で、私は当時、毎日のように蚊に刺されていました。
人間を一番殺している生き物はなんとハチでも蛇でも犬でもなく「蚊」なのです。蚊を媒介とする病気は死に至るものも多く、海外を旅するときには蚊よけは必須。
もし、蚊に刺さされていて、ただの風邪などではない、身体の異常を感じた時はすぐに現地の病院に診てもらいましょう。早めに対処しないと命に関わる感染症や病気もあります。
まとめ
気軽で安価に旅ができるバックパッカー旅。ですが、安宿に泊まったり、温帯地域などを旅していると思わぬ虫トラブルに遭遇してしまうかもしれません。
体調が悪いと感じたら、早めに病院に相談しましょう!
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