育児をしながら働いて、働きながら旅をする”子連れ”バックパッカー主婦。結婚後も年1~2か月の旅を続けてきましたが、2人の子どもに恵まれて今では安全を第一に子どもも大人も楽しい旅をしています。子連れ旅&沖縄ならお任せを。ワクワクする旅を発明します。⇒プロフィールの詳細はこちら
こんにちは。子連れTRIPLERサキーです。美味しいもの、楽しいイベントが盛りだくさんな夏。ですが、幼稚園男児のいるわが家ではだいたい生き物を探して過ごしています。
ザリガニ、カエル、メダカ、カニ…そして
虫、虫、虫…!
そう。夏は虫の季節。公園や森や林で動くものを追いかけて、近隣の虫事情はだいぶ詳しくなりました!今年も雑木林でクワガタを捕まえたり、夜中にカブトムシのトラップを仕掛けたり。去年はカブトムシの幼虫を77匹育てましたよ。(幼稚園に寄付して子どもたちがみんなで育ててくれました)
虫取りはお住まいの地域で、取れる種類や難易度が変わりますが
今日は誰でも自宅で見れるセミの羽化について解説します♡セミってうるさいくらい身近な虫なのに意外と羽化する姿は見たことなかったりしませんか?目の前でセミになっていく様子は神秘的で、大人も童心に帰れちゃうかも!?
とっても簡単なのですが、いくつか気を付けたいポイントもありますので体験レポートをご覧ください。
この記事の目次
まずは出発前の準備から
虫取りに行く準備をしましょう。と言っても公園なので軽装で大丈夫。
・虫を入れる容器(虫かご等 なければ空気穴が開けれる容器なら何でもよし)
・虫よけスプレー
・懐中電灯(スマホのアプリでもOK)
・虫取り網(あったらで大丈夫)
いざ、夜の公園へ
準備ができたら、公園へ出発。昼間セミが鳴いているところなら公園でも近所の木でもどこでも大丈夫。木に幼虫が登っていないか探します。
近所の公園ということでかなり軽装で来た子どもたち…。
探し始めて30秒。早速1匹目をゲット!
セミを探し始めて約30秒。一本目の木にセミの幼虫が!幼虫探しは時期&時間を誤らなければ難易度が低くて楽々ゲットできるのです。セミの幼虫は、カブトムシの幼虫みたいな芋虫的な姿ではなく、セミの抜け殻の中身が入ったバージョンの姿なのですぐに分かりますよ。
行く時間は19:30~20:00を目指して
公園へ行く時間は19:30~20:00くらいがベスト!
あまり早すぎると幼虫が地面から出てきていないし、遅すぎると高くに登ってしまうか、羽化が始まってしまいます…。遅くとも20:30くらいには探したいところです。
今回は20:30を過ぎていたので、既に予想より高いところまで登っていました💦そこで虫取り網が活躍✨早い時間なら虫取り網なしでも大丈夫です。
地面の穴にコップを被せる方法も
この時期になると幼虫が外に出るタイミングを狙って、地面の下で待機しています。なので地面の穴の中に幼虫がいるなーと思ったら、コップを被せておくと幼虫が出てきたときに捕まえることができます。(幼虫は穴の中には戻りません)出てこないなーと思ったら、穴に水を入れる方法もあるのだとか…。
今回は夜遅い時間なので、幼虫がいる穴は探しませんでしたが、昼間に公園に行ったときはたまに見つかります。地面から5~8cmくらいのところに待機していますよ。
幼虫を捕まえたら自宅で羽化を待ちましょう
今回は4匹の幼虫を捕まえました。幼虫を捕まえたら自宅に帰りましょう。子どもがクワガタを探すーーと言ったため、帰りが遅くなってしまいましたが、早く帰るのが良いと思います。
ベストは網戸!
21:14 まずはレースのカーテンにセミの幼虫をつけてみました。カーテンにつけると木に見立ててどんどん登っていきますよ。去年はカーテンで羽化させました。
が!今年は4匹…。他の幼虫が登るとカーテンがゆらゆらして、幼虫が落ち着かない様子です…。
21:30 網戸に引越ししました。揺れるカーテンと違ってすぐに落ち着く幼虫たち。
後は待つだけ。最重要ポイントは電気を消すこと!!
とっても簡単なセミの羽化ですが、重要なポイントが一点。それは…
電気を消すということ。これだけは必須事項だと思って、絶対に消灯しましょう。
まず、電気を消さないと羽化が始まりません…。
そして幼虫の体力が奪われます…。最悪羽化に失敗して死んでしまうこともあるので、電気だけは絶対に消してください。うるさい分には羽化できるようですが、明るいのはNGです。とはいえ、暗くて静かなところで落ち着いて羽化させてあげたいなと思います。
無事に羽化が始まりました
22:00 網戸へつけてから約30分。背中が膨らんできました。
22:12 背中が破れました。
ここまで来たら、どんどんどんどん羽化が進みます。
22:30 蝉がだいぶ出てきました。こんばんは。
22:36 がんばれ!がんばれ!
22:39 クリオネみたいになりました♡この頃が一番可愛い。
可愛いですね。
イナバウアーのようなポーズから…
上手に方向転換して羽を伸ばして乾かします。
…の、はずが一匹だけ失敗…!!まさかの転落💦💦💦うわーーー…。
朝です。羽化したては柔らかそうでしたが、すっかりセミになりました。今回羽化したのはクマゼミでした。
蝉の羽化 ポイントまとめ
これだけ守ればきっと今夜羽化できますよ。
・公園へ行くときは虫を入れる容器を持参で。
・時間は19:30~20:00がベスト
・帰ったら網戸につける
・暗くして待つ
セミを網で捕まえるより、幼虫を捕まえて羽化させた方がずっと簡単です。
まとめ
いかかでしたか?何年か前にセミを羽化する方法を教えてもらって、こんなに簡単にできるのか!!と驚きました。子どもたち大喜び✨そして、図鑑でしか見たことなかった羽化が見れて感動。毎日こうして生まれているのですね。
都会でも田舎でもどこでも簡単にできるのがセミの羽化かなと思います。今夜はセミの幼虫を探して、羽化させてみてはいかがでしょう。面倒な人は、夜遅い時間に公園に行くと羽化しているセミがいっぱい見れますよ。飲み会の後にでも、犬の散歩の途中でも。
実際に目の前で羽化する様子はとっても神秘的。今年の夏はぜひ小さな命の誕生を目撃してくださいね。
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