バレーボールにどっぷりはまった青春時代。次に夢中になったのは「旅」でした。「ありがとう」と「こんにちは」は現地の言葉で!
世界はこんなにも愛で溢れていて、たくさんの刺激と、素敵な出会いと、まだ感じたことのない感情や感動を与えてくれるのです。さ、旅にでよー。
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マラケシュ=薬物
「Marrakesh is like drug」
マラケシュで乗ったタクシーのドライバーさんに言われたひとことです。
マラケシュの魅力をひとことで表すのは難しいですが、「マラケシュってどんなとこ?」と聞かれたら、まずはじめに「中毒性の高いドラッグみたいな場所!」と答えます。
フナ広場での世界一しつこい客引き
ジャマ・エル・フナ広場。11世紀後半にマラケッシュが首都であった頃から街の中心となっていた広場です。
すごいです(笑)世界一というだけあって、客引きのしつこさがすごすぎて逆に楽しくなってくるくらいです。道を塞がれるのは当然のことながら、あまりにしつこい人だと、腕を掴んで自分の屋台に連れて行こうとします。日本だったら捕まっちゃいますよね(笑)
屋台には全てに番号がふってあります。この35番の屋台は人気でしたし味も美味しかったです。一番のおすすめは自分の直感で決めることをおすすめします!
屋台でローカルのモロッコ料理を堪能した後は、周りの建物のレストランやカフェの屋上に足を運んで見てください。上から見る、夜のフナ広場はとても幻想的です。世界中のエネルギーはここで作り出されているんじゃないかな、と思えるほどエネルギッシュな場所です。
イヴ・サンローランが愛した、マジョレル庭園
まるで砂漠の中のオアシスのような、愛の溢れるところです。日本庭園を思わせるような場所もあれば、ヨーロッパにいるような気分を味わえる場所もあります。おすすめはなんといっても朝です。昼過ぎになると、チケット売り場には列ができています。また、庭園内にはショップも、カフェもあります!マラケシュに行かれた際には是非行っていたぢきたいおすすめスポットです。
かわいいもので溢れかえっている地上の迷路、世界一のスーク
モロッコといえばスーク、スークといえばモロッコ!!!一度はいりこんだら地図なしでは同じ場所にもどれない地上の迷路。スカーフ、アクセサリー、土産物にマラケシュ柄の陶器。中にはお洒落なカフェや地元民がいくような肉屋、八百屋もあります。
ここで忘れてはならないのが、値段交渉!一番最初に提示される額の半額もしくは4分の1の値段で購入することができます!この値段交渉もモロッコでの醍醐味の一つです。
バヒア宮殿
モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街の南側にある宮殿で、19世紀末、アラウィー朝ハッサン1世の宰相アリ=バハメットの私邸として建造だそうです。
宮殿の中では繊細なタイルのアートに何度も何度も息を飲みます。ここでは文で表現するよりも、写真からその美しさ、空気感を感じていただきたいと思います。
サハラ砂漠での一生忘れられない絶景
マラケシュから現地サハラ砂漠ツアーへ参加しました
今回の最大の目的、サハラ砂漠。
マラケシュから数多くのツアーがでていますが、マラケシュ発、2発3日でまたマラケシュへ戻るという日程がスタンダードです。が、私はサハラ砂漠からそのままフェズへ抜けるプランを組んでいたので宿泊先の宿の受付のお姉さんに相談して、その日程でくんでもらいツアーに申し込みました。
気になるお値段のほうですが、約900Dh日本円にして1万円すこしでした。
朝、宿泊先まで迎えにきてくれます。そのあと徒歩移動。ミニバンがあつまるところまでつれられて、そこからまた振り分けられます。ミニバンは15人乗りで、満席でした。
フランス人、中国人、韓国人、ドイツ人、スペイン人、トルコ人のミックスです。ここから長旅のはじまりです。
長時間移動、極寒、ラクダに揺られた先の絶景…
何時間も車に揺られ、マラケシュから砂漠へ行く途中にあるアイト・ベン・ハッドゥでいったん下車、ガイドさんに連れられて遺跡を探索します。
遺跡探索後は再度、車に揺られ夕暮れ時に1日目の宿に到着です。ホテル・・・なのですが、山奥にあるホテルです。期待していくのはやめましょう(笑)wi-fiがまず使えませんでした。そして、暖房はもちろんのこと、ヒーターもないので、寒いです。シャワーもだんだん冷たくなってきます。ただ、ホテルの従業員さんたちのおもてなしの心はとてもあたたかいです!夕食後、みんなでカードゲームをしたり、マジックを披露したりしてくれました。その後、各々部屋に戻り就寝です。
翌日、朝食後バスに乗り込み次の目的地へと向かいます。
次についたのはこちら
トドラ渓谷へ到着です。
ここでもツアーガイドさんに連れられてここら一帯を探索します。ツアー後は必ずチップを要求されますので、そちらの準備もお忘れなく!
さあ、いよいよサハラ砂漠キャンプ地へ向かいます。
キャンプスタート地に到着後、先発隊と後発隊に分けられ先発隊は早速ラクダに乗って出発していきました。私と、他の韓国人、トルコ人グループはジープのボンネットによじのぼり、ベルベル人のキャンプ地に出発です。どうやら先発隊はスタート地点からキャンプ地までをラクダで。後発隊はジープで先回りし、先発隊到着後、チェンジしてラクダで砂漠を散歩するようです。
私たちは4人で砂漠の中を散歩しました。時間にしておよそ1時間程。果てしなく広がる砂漠と1日を締めくくる大きくて美しい夕日を独り占めした気分で最高の幸せを感じることができます。
電気もトイレもない非日常なサハラナイト
ラクダとの砂漠散歩を終えたあとは夕食です。会場のテントへ移動して中にはいってみると、どうも暗い。なにやら電気がきれていてこの日は、ろうそくの明かりのみで一晩過ごしてくれと言われました。こういったトラブルも旅の醍醐味ですね!
みんなでテーブルをかこって、モロッコ料理を堪能し、そのあとは自分たちのテントへ。テントの中は、小さいベットが4台おいてあり、厚めの毛布が2枚おいてありました。
なめてはいけませんね、砂漠のど真ん中。寒いです。非常に寒いです。ヒートテック、Tシャツ、パーカー、ウルトラライトダウン、ノースフェイスのジャケットを着ていたのですが、それでも寒いです!防寒対策おわすれなく。
砂漠といったら星空ですよね。寒い寒いといいつつも、みんなで毛布をそとにはこび、その上に寝転がって満点の星空を眺めます。静寂しきった中の圧巻の星空でした。
砂漠にたたずむsunrise
前の日に日の出の時間を調べます。アラームをセットし、早朝起床です。
カメラ片手に砂漠を登ります。と、同時に段々と周りが明るくなってきて、美しい朝日をみることができました!どの国にいっても朝日と夕日は時間をとって必ず見るようにしています。その時々の感情、情緒、捉え方で味方が全く違うのですか、今回も素晴らしい朝日に出会うことができました。
時間になり、ジープにのってまたスタート地点までもどります。寒くて、暗くて、トイレもない砂漠での1泊でしたが、砂漠にいる間、ずっとワクワクしてました。思っていたよりもなかなか過酷な砂漠生活でしたがそれを上回る感動がまっています。
ユダヤ人が残した青の世界、シャフシャウエン
キャンプ地スタート地点で朝食を済ませて、マラケシュへ向かう組は先に出発していきました。残された私たちは、7人で一台のグランタクシーをチャーターしてフェズへ向かいます。おおよそ6時間程かかるとのことだったのですが、車を走らせるにつれて周りが雪景色へかわっていきました…天候悪化のため大渋滞…12時間弱かけてやっとフェズへたどりつきました。スークの中の宿に一泊し、翌日は砂漠から一緒にきたメンバーとグランタクシーに乗り込みシャフシャウエンへ向かいます。
青の世界はほんとうに青かった
みなさんも一度はシャウエンの写真や映像を見たことがあるのではないでしょうか?
ここは、思い描いていた通りの、青の世界です。
元々、スペインに住んでいたユダヤ教徒が、キリスト教徒に追われる形で、シャウエンへと住み移り、やがてユダヤ教で“天空・神・心の平静・海”などを象徴する神聖な色である青の色を、家の外壁に塗り始めたのが、その理由だとされています。
街全体がどこを見渡しても、どこを歩いても青の空間で、とてもかわいらしい街です。
バックパッカーあるある、仲間との別れ。
サハラ砂漠からずっと一緒だった、ほかの7人、シャウエンは日帰りだったので、4時になりここでお別れとなります。
たった数日ですが、密度の濃い時間を異国の地ですごしたのでさよならがとても惜しかったです。これも、バックパッカー、旅のあるあるで慣れているのにもかかわらず毎回かなしくなります。
シャウエンおすすめすぎるバックパッカー宿、ダルエルリオ
さて、みんなを送り出したあとバックパッカーの宿へ向かいました。
裏路地をあるいて、階段をくだり、民家の中にあるバックパッカー宿ダルエルリオ。中に入ってかわいさのあまりテンションがあがりました!もちろん中の壁も部屋の中も青!それにプラスしてインテリアやデザイン、BGMにもこだわってあってとても落ち着く宿でした。
シャウエンへ行かれる方にはこの宿を絶対におすすめしたいです!コスパもいいし、朝食も大満足の宿でした。
旅人を魅了する中毒性たっぷりのモロッコ
いかがでしかた?
イスラム教の国モロッコでは1日に5回、礼拝の時間があり、モスクからのアザーンが鳴り響きます。最初コーランと思っていたのですが、これはアザーンといって礼拝の時を告げる呼びかけだそうです。
街中に鳴り響くアザーンもまた独特な雰囲気をつくりだす一つの要素だとおもいます。
本当に噂通り、噂以上に魅力たっぷりの国です。都市ごとのカラーが違ってまるで別の国にいるみたいでした。そういった面ではトルコに似てるのかなとも思ったり。
活気と情熱と神秘に溢れたモロッコ、是非みなさんも堪能されてください。
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