20歳からバックパックをスタートして24歳の時に世界一周50カ国の旅に! しかし帰国後ファッションデザイナーになるが海外に行けない事に嫌気がさし起業。目標は「旅を仕事にするトリップラー」という職業を作るの事。とにかく好奇心旺盛で特に知らない食べ物を食べるのが好き。今まで、食べてききたゲテモノは昆虫全般、コウモリ、サソリなどなど、でも、ちょっぴりお腹ちょっと弱め・・・。⇒プロフィールの詳細はこちら
こんにちは!ゲテモノトリップラー今村です!
(マレーシアの自宅にトリップラーのメンバーでパーティーをした写真)
僕は以前から海外に移住してみたいと思い日本から近い東南アジアの移住を考えていました。
今まで東南アジアはブルネイ以外の、ラオス・タイ・インドネシア・ベルトナム・シンガポール・カンボジア・ミャンマー・マレーシアを旅してきました。
ほとんどの東南アジアを旅して肌で感じ、その中で住むと真剣に考えた時に候補として上がったのは、シンガポールかマレーシアでした。
で、今回実際にマレーシアに3ヶ月短期移住をしてみて分かったメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
この記事の目次
- 0.1 マレーシアに移住して分かった10個のメリットとは?
- 0.1.1 【メリットその1】超快適で1ヶ月の生活費が日本より安い!
- 0.1.2 【メリットその2】ご飯が安くて美味しい!屋台飯最高説?
- 0.1.3 【メリットその3】多民族国家で面白い!
- 0.1.4 【メリットその4】マレーシアの治安は思った以上に安全!
- 0.1.5 【メリットその5】ネット環境がどこに行っても良い!
- 0.1.6 【メリットその6】とにかく暖かい!年中半袖!
- 0.1.7 【メリットその7】GRABが普及しているので移動は基本車でOK!
- 0.1.8 【メリットその8】LCCが発展しているので近隣諸国に格安でいける!
- 0.1.9 【メリットその9】日本よりアクティビティーが充実しています!
- 0.1.10 【メリットその10】日本食が、豊富なので日本食に困りません!
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マレーシアに移住して分かった10個のメリットとは?
【メリットその1】超快適で1ヶ月の生活費が日本より安い!
マレーシア | 国内 | |
光熱費 | 2万円 | 2万円 |
食費(外食費込) | 3万円 | 5万円 |
SIM(携帯) | 4千円 | 1万円 |
移動費 | 6千円 | 1万円 |
賃貸 | 10万円 | 10万円 |
合計 | 16万円 | 19万円 |
実際にマレーシアで3ヶ月住んでみてかかった1ヶ月の生活費を表にしてみました。光熱費に関しては特に日本と変わらない感じがします。
食費は、作るのよりも外も屋台で食べれば1日おそらく最低800円くらいには簡単にもっていけます。
賃貸は、同じ10万円でも日本であれば、1部屋しか借りれませんがマレーシアであれば10万円あれば高級なマンションん住む事ができます。
僕の住んでるところは10万円で8個のプールと2個のジム付きのコンドミニアムです。おそらく場所を選べばもっと安く賃貸可能です。
【メリットその2】ご飯が安くて美味しい!屋台飯最高説?
マレーシアに住んでみた驚いたのは、ローカルフードがとにかく安くて美味しいことです。
屋台と聞くと少し汚いイメージを持つかもしれませんが、マレーシアは衛生面が国がうるさいらしく、衛生調査がよく入りもし、その衛生調査にひっかかった場合営業できなくなるようなので意外にも屋台でもしっかりと衛生管理されています。
そして何より嬉しいのがフルーツが安い!!
ダックとラーメンのセットで400円くらいです。笑
スーパーにもフルーツがいっぱいです!
マンゴーが80円でドラゴンフルーツが100円くらいで買えるので毎朝フルーツの健康的な食事管理ができるのもマレーシアの魅力です。
味は個人的には・・・。笑 ただ、マレーシアはドリアンが世界で一番美味しいらしいのでぜひマレーシアに来た時は食べてみてください!
【メリットその3】多民族国家で面白い!
マレーシアは、中華系、インド系、マレー系が共存している国で街を歩いていると屋台は中華系の屋台もあればインド系やマレー系の屋台もあったりと色々な文化が入り混じっていて面白いです。
多くの人はバイリンガルで母国語とマレー語を話せ中には、トリリンガルも普通にいます。
今回物件を紹介してもらったジャックは4ヶ国語(日本語・マレー語・英語・中国語)話せていました。
子供の教育環境もよくインターナショナルスクールも多いです。語学を覚えるにも良い環境です。
こんな感じで、フィッシュスパに行ったらインド系のおっちゃんが興味津々で話しかけてきます。
(運営メンバーでフッシュマッサージにいった時の一コマ)
【メリットその4】マレーシアの治安は思った以上に安全!
東南アジアは少し治安が悪いイメージがありましたが、マレーシアに移住してみて思ったのが意外に安全!
マレーシアの街並みは綺麗で、3ヶ月住んでいてもスリにあった事もなければ危なかった経験もありません。
【メリットその5】ネット環境がどこに行っても良い!
マレーシアはどこのカフェに行ってもwi-fi環境もしっかりありました。
wi-fiの面でいうと日本よりはるかに普及しているイメージです。SIMも格安で購入できるし、特にネットで困った事はなかったです。
家のwi-fiも早かったですし、日本のwi-fiより早かったくらいです。
【メリットその6】とにかく暖かい!年中半袖!
マレーシアとにかく気候がよくて1年通してもあったかいです!平均最低気温25度あります。笑
僕は寒い日本の冬が大の苦手だったので、12月でも半袖でいれるのが嬉しすぎます!
マレーシア年中暖かいです。12月でもプールに入れます。
【メリットその7】GRABが普及しているので移動は基本車でOK!
移動費用はどこに住むのか?どのような行動をとるのか?で大きく変わってきますが、基本マレーシア人は車を所持しているのですが、移住となってもわざわざ購入するのも…となりますよね。
多くの場合はタクシーを利用するのですが、駐在さんにあって話を聞いたのですが最近のマレーシアのタクシー事情も大きく変わってきているそうです。
マレーシアのタクシーはメーターのついているものが少なく基本交渉になります。なので特にインド系のタクシーに乗るとボラれるし態度悪いしで最悪なので注意しておいた方が良いです。
僕も実際に今回のマレーシアの滞在中にぼった値段を言われしかもホテルの前まで送らないという経験をしています。タクシートララブルは日常茶飯事です。
そんな時に活躍するのがGRAB!
GRABって何?という方はこちらの記事をご覧ください。
GRABタクシーのシステムを駐在している人に聞いたのですがGRABタクシーの運転手が現地に到着するまでGRABの利用者(自分たち)の行き先が分からない作りになっていて、現地の人も近くのスーパーに行くのにも使うそうです。
5分程の距離でも最近はGRABを使うそうで4リンギット(100円)くらいで行けるようです。
ただ、ドライバーにしてみるとせっかく来たのに、近い距離でイラっとして嫌な顔をしそうですよね?
UBERのシステムがすごいのが、評価制度を取り入れている所でGRABの利用者(自分たち)がドライバーの評価を出来るシステムになっていて、
評価が3.5以下になるとタクシードライバーがGRABの利用を出来なくなってしまうそうです。
なので、悪い口コミをもらわないためにも、近場でも嫌な顔をしないそうです。(悪い口コミをもらって評価が3.5以下になると登録できない為)
特に海外を旅行する場合は、ボラれたり嫌な接客を受けたりとこういった不安をGRABを使う事で解消できます。
あんな嫌な思いをするのであれば早めにGRABタクシーを利用しておけばよかったと後悔です・・・。笑
ちなみにマレーシアの場合値段も普通の流しのタクシー(常にボリ価格のためw)よりGRABタクシーの方が安いです!
【メリットその8】LCCが発展しているので近隣諸国に格安でいける!
マレーシアはAiraisaというLCC(格安航空会社)も使えるので隣国への旅行も安く出来ます。マレーシア間シンガポール間であれば2,000円程で行く事も可能です。
クアラルンプールからモルディブまでも片道6千円ほどでした!爆
【メリットその9】日本よりアクティビティーが充実しています!
この写真はアジア最大級のボルダリングジムです。
マレーシアをただの東南アジアだと思ってなめてたのですが、意外にアクテビティーが充実していて、レーザーガンや脱出ゲームやエクササイズシムや自然も多くあるので自然のアクテビティーなども超充実しています。
都心から1時間も離れれば、ほぼジャングルです。
都会に疲れたら大自然のジャングルの中で仕事もできますw
【メリットその10】日本食が、豊富なので日本食に困りません!
海外に長くいると恋しくなるのが・・・そう日本食です。
マレーシアは日本人の移住者が多く、日本食料理屋も豊富です。値段は日本と変わりまりませんがクオリティーも日本と同じ日本食が食べる事も可能です。
タイやフィリピンだとなかなか本当に美味しい日本食料理屋が見つからないのですが、マレーシアは日本人移住者が多いお陰でクオリティーの高い日本食料理屋が多いです。
3日に1回は日本食が食べたくなるので3日に1回は日本食料理屋に駆け込みますw
移住するなら抑えておきたいマレーシアのビザの事
マレーシアの移住のビザの種類は!?どんな種類があるの?
移住となると一番の問題はビザの事だと思います。
マレーシアのビザは11種類(短期訪問ビザ・就労ビザが6種類・学生ビザ・配偶者ビザ・永住権・MM2H)あります。
この中で日本人が取得しやすいものと言えば、労働ビザ、MM2H(リタイアメントビザ)の2種類になります。
労働ビザ
労働ビザの場合、マレーシアの企業で働く事が基本となりますが、マレーシアの新卒の都心で給料は10万円程なので、
向こうでのローカルの生活に馴染めるのであれば特に問題はなさそうです。
MM2H(リタイアメントビザ)
ビザの事について今回はアテンドしてくれたジャックの紹介でマレーシアに10年以上住んでいる担当者の方に直接聞きました。
マレーシアのリタイアメントビザはMM2Hというビザがあり、外人でも取りやすくこのビザを取得すれば10年間住む事が可能です。
・35万リンギット以上(880万円)の財産証明(3ヶ月以上銀行に入っているもの)
・月額1万(25万円)リンギットの以上の収入証明を提出
その後、マレーシアの銀行に15万リンギット(380万円)の定期預金をする
・50万リンギット以上(1300万円)の財産証明(3ヶ月以上銀行に入っているもの)
・月額1万(25万円)リンギットの以上の収入証明を提出
その後、マレーシアの銀行に30万リンギット(760万円)の定期預金をする
(レートは1リンギット25円計算)
財産証明は、銀行だけでなく、不動産や海外投資信託などもOKだそうです。
例えば、証券口座に300万円、銀行に1000万円でも可能だそうです。
ちなみに、このビザが出ればマレーシアのHSBCやマレーシアの銀行口座も作る事が可能です。
資金がある人は、ビザを取得するだけでなく、海外の銀行口座も持てるので一石二鳥です。
しかも、マレーシアの場合HSBCプレミアムが最低20万リンギット(500万円)なので他国より安くプレムアムの口座が作れ定期預金も3、4%です。
3%というと少なく感じますが、1%を切っている日本より断然良いですしマレーシアの場合金利収入には税金がかからないので日本の銀行に寝かしておくより賢いです。
※MM2Hビザの場合、日本に居住していても問題ないし、マレーシアに何日滞在しなければいけないというルールもありません。
【極秘】ビザが無理な場合でも1年間住む裏技とは?
MM2Hビザが無理な場合もマレーシアは裏技を使えば1年住む事が可能です。
このテクニックを上手く時期と合わせればビザなしで1年間住む事ができます。
7月からスタートすれば1年間住む事が出来る?
文章で見ると分かりにくいので絵にしてみました
7月にマレーシアに入って90日間マレーシアで過ごす
→9月の末に隣国に旅行に数日出る
→そしれまた10月にマレーシアに入り
→12月末に一度隣国に旅行する
→新しい年度をまたぐので、ここで一度180日の期間はリセットされ、1月~3月末で90日マレーシアで過ごす
→隣国へ旅行へ出て、4月~6月末までマレーシアに住む
というプランでいけば、マレーシアに1年滞在する事も可能です。
移住の前に物件をチェック!マレーシアの不動産視察の方法
マレーシアの賃貸視察は日本と異なり視察だけでもお金がかかります。僕も今回の視察代として1時間あたり100リンギット(2,500円程)費用がかかります。
日本の場合は、不動産を紹介してもらうのに、どんなに物件を見てもお金がかならないのに対してお金がかかるのが大きな違いです。
日本の場合は、仲介会社が鍵を持っているor手配するケースが大半ですが、マレーシアの場合、鍵を大家さんがもっているケースが多く大家さんに直接アポイントメントを仲介業者がとって、仲介業者が車とスケジュールをたてて1日のツアーのようなものを組んでくれます。
なので物件を見るときは、自分、仲介業者、さらにもう1人仲介業者、そして大家という日本ではあまりみない光景で物件視察をします。
↑こんな感じの構図になりますw やたら人が多くなります。
今回は4時間程かけて5件物件を見たので420リンギット(約1万弱)程かかりました。
ただ、このかかった費用ですが、そこの仲介会社で契約すると視察料も返ってきます。
厳密にいうと仲介手数料から視察手数料を引いてくれるという形になり。
例えば、2万円の仲介手数料が視察代に1万円かかっていたら2万(本来の仲介手数料)ー1万(視察代)=1万円(最終払う仲介手数料)となります。
賃貸の視察の流れは?
ホテルの前まで、担当者が来るまで迎えにきてくれるのでその車でアテンド付きで賃貸物件を回る形になります。
僕の場合はネット環境さえあれば仕事も出来るのでゴミゴミした都心ではなく、
中心地から30分程離れて部屋が書斎・寝室・リビングの3室のコンドミニアムを紹介しました。
まず1件目の物件を見に行きました!
外観です。想像していたより立派です。
部屋はこんな感じでこの他にも寝室と書斎、そしてゲストルームもついていました。
キッチンも海外仕様なのでおしゃれです。
しかも、中庭も広くプールとジム付き。
これでいくらだと思います?
まさかの78,000円です〜!!ww
その他の物件も、部屋からプールが見えたり
ちゃんとバスタブがあったり
80年代風の近未来物件があったり(ちょっと昔の人が考える未来図)
と日本にはないような物件が多くあり、視察料分の価値は十分ありました。
大体の物件は、8万円以下で3部屋あり、プールとジムはもう当たり前についてきます。
まずはお試しで住みたいと思い短期ステイが可能か交渉したのですが5件中4件交渉しました。少し割高になりますが、半年なども可能です。
例えば、2500リンギット(63,000円)のところであれば2800リンギット(70,000円)になる感じです。その他テレビなしとか家具は自分で用意するから安くしてなど色んな交渉ができるので、是非交渉してみてください!
物件を見ているうちに疑問が・・・
「こんな値段で元取れるのか?」と仲介会社に聞いたのですが、表利回り(物件購入価格から年間の利益を計算したもの)は大体4〜5%程で
実質利回りは1~3%と恐ろしいものでマレーシアは空室率が60%(10件中6件が空室という事です。)以上とも言われているそうです。
ちなみに、日本は大体13.5%なので10件中1件です。
経済成長の速度がすごかったのでお金のある華僑やインド人が一気にコンドミニアムを立てすぎた結果このような結果になって空室だらけだそうです。
中華系のジャックに、なんでこんな空室率高いのに中華系の人は、マンションを買うのか聞いたみたら自国のお金を信用していなくて、それだったら建設前の安い時期にコンドミニアムを購入して売った方がプラスマイナス0でもマシだという風に言っていました。
中には10年間誰にも貸さずに物件を寝かして販売だけする人もいるそうです。(誰にも貸さないと部屋は綺麗なままなので高く売れる)国によってここまで不動産事情が違うので面白いですね!
駐在さんに聞いたマレーシアの物件の探し方!裏技編
賃貸の視察をするだけで費用が1万円、そして仲介手数料もかかってしまったり家賃の上乗せまでかかります。(実際それでも日本に比べると格安なのですが・・・笑)
それでも、さらに安くて良い物件を探したいのであれば、iPropertyというサイトを使うと良いようです。
在住者の多く、また現地のマレーシアの人も多く使っているそうで仲介業者を挟まないで家主と借主ダイレクトにやりとりが出来ます。
そのため仲介手数料などが一切かかりません。
ただ、英語が話せないと家主とのやりとりが少し難しいかもしれないので、もし英語が話せる方は是非iPropertyを使ってみてください。
今回は、マレーシアに特化した移住の方法を紹介してみました。
日本とほぼ変わらない家賃で、一気に住む家の環境を変える事ができるので是非参考にしてみてください!
マレーシアは、あまり観光として目立った国ではありませんが、長く滞在すればするほど味のある楽しい国なので是非短期ステイも試して見てください^^
もし、マレーシア移住を考えている場合は、
MM2Hビザの条件や取得も知っておくといいでしょう。
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