箒とバケツで路上ライブinトルコ！チップで自転車買うまで帰れません！

箒とバケツ。

それはもはや掃除用具ではない…

前回は、イスタンブールで緊張の初路上ライブの様子を記事にさせていただきました(まだご覧になってない方は、こちらから是非！)

今回はその後、実際にチャリを購入するまでのお話です。成人式を迎えたばかりの20歳の少年が、異国の地トルコでガムシャラに挑んだ結果は如何に！？！？

変態 リンタロー登場

人生初の1人路上ライブを終えて、宿に戻ると、新しく日本人が宿にやってきてた。

リンタローの道具

路上ライブ2日目

新しい仲間のリンタローは、驚くことに初海外なので、少しだけトルコを観光してから、いざトルコ随一の大通りタクシム広場に向かいます！

ホウキとバケツ

まずは場所探しから。ポイントは、初めての路上ライブの時に確認済み！

上り坂で、道幅が狭すぎず、店の邪魔にならない所…。

歌う曲はもちろん…

僕は甲本ヒロトが大好きだから、鼻ほじったり舌出したり、たまに箒で掃除するパフォーマンスをしたり、とにかく発狂しまくる。

それに応じて、全く怯むことなくリンタローもバケツを叩いてリズムを取り、たまに特技のコサックダンスを踊ったりする。「こいつら何してんだ！？」って感じで1人の時よりも人が集まってきた！！

トルコ人はとても優しいので、チップもちょいちょい入れてくれます！

心配のタネ…

実は何よりも心配だったのは、「人が集まってくれるかな？」ということより、2人とも歌詞がうろ覚えだったこと…^^;

結果、歌詞が分からなくても大丈夫でした^ ^

やはり警察は強かった…

新しい7人の仲間

さてさて、2回目の路上ライブを終え、宿に戻ると、今度は「子連れ家族で世界一周中の社長youtuber」という、すんげぇ肩書きの、中島兄弟がやってきていた。 

日本人らしさを伝えたくて。

僕とリンタロー、中島兄弟とその2歳のお子さん、そして日本人カップルの計7人で、いざ、「日本人っぽさ」をトルコ人に伝えます！

「Oh~~~イスタンブ〜ル！！^ ^」

そしてもちろんこの曲も。

歌が下手とか関係ない！そもそも、僕たちは歌のうまさで勝負をしていない。「なんか楽しそう！」「なんかクレイジー」 それが伝わればいいんです^ ^ 楽しそうでしょ！？

バスキング最終日

いよいよ目標の自転車代まであと少し！お金もボチボチ貯まってきて、今日がバスキング最終日になりそうです。

身に染みたトルコの優しさ

何日か続けていると、少数ながらファンができて、昨日も応援してくれたなって人が、ずっと見ててくれたり…他にもテレビや海外のyouruberにインタビューされたり日本の人が写真撮ってくれたり、差し入れくれたり…
「I hope you can make your dreams come true♡」なんていう、ラブレターのようなものを貰ったり…♡

そんな沢山のいい思い出と同時に、貰ったチップも段々貯まってきました。そしてついに…！

いざ、集計！

最近感じた至福の瞬間第1位

「銀行に、貰った全ての小銭を両替しにいって、機械にジャラジャラ注ぎ込んだ時」

集計結果はいかに！？

僕1人で初めに稼いだお金が173トルコリラ。リンタローと2人で稼いだのが、計3日で550トルコリラで、一人当たり275トルコリラ。

計448トルコリラ！日本円にして約14000円です。自転車代は400リラなので、五日間の路上ライブを経て、無事目標達成！

遂に自転車を購入！トルコ横断へ！

あれだけ苦労したのに、結構適当に選んで、遂に自転車を購入しました^ ^

左の赤い自転車が僕の自転車で、右の白がリンタローの自転車。自転車の名前は、「追い風」と「おいちゃん」を掛け合わせて、その名も「おい風トルコ号」 イカすでしょ？^^;そうして、無事、箒一本で稼いだお金でチャリを購入できた僕は、相方リンタローと共に自転車でのトルコ横断1000km旅がスタートしたのでした！

旅はまだまだ続く……

終わりに

さて、今回の記事はここまでです！ いかがでしたか？

「絶対無理だ！」と思っていた事でも、いざやってみたら「あれ？意外と出来るかも…？」となる事って結構ありますよね？結局、初めの一歩を踏み出す勇気があるかないかなのだと思います！偉そうな事言ってますが、これからも色んな事に挑戦していきますので、どうぞ応援よろしくお願いします^ ^笑

次回は！ トルコ1000キロ横断の様子を一挙に記事にさせていただく予定です^ ^

果たして、ヒョロヒョロボディ〜の泣き虫おいちゃんは、極寒のトルコを自転車で横断できるのでしょうか？？お楽しみにっ…笑