【徹底解説】夏にアイスランドぐるっと一周するおすすめ満喫プラン!

海外体験

こんにちは!ビール大好きトリップラーのAsukaです。

アイスランドと言えば多くの人が「オーロラ!」と答えるのではないでしょうか。

オーロラが見れる冬のアイスランドも素敵ですが、アイスランドのすごさを知るなら絶対に夏に行くのがオススメです!

では、真夏のアイスランド、どんな世界が待っているのでしょうか?

 

アイスランドってどんな国?

場所

アイスランドはヨーロッパの北西にある島です。

北緯63度〜66度と高緯度のため、冬は昼間がとても短く、逆に夏は昼がとても長いんです。

真夏でも太陽は沈みますが、夜中でもうっすら明るくてとても変な感じです。

アイスランドの面積

アイスランドの面積は103,000 km²

北海道の面積が83,450 km² ですので、北海道より少し大きい島です。

人口は約32万人で、人口密度は 3人/km² 。ちなみに、北海道の人口密度は64.1人/km² だそうです。

公用語

公用語はアイスランド語です。

しかし、アイスランドの人たちはほぼ全員英語を話します!旅行で英語が通じないことはありませんでした。

また、1944年まではデンマークの植民地だったこともあり、デンマーク語も話すことができる人が多いようです。

通貨

アイスランドの通貨はアイスランドクローナ。ISKと表記されます。

1 ISK = 1.06円(2017年7月現在)

日本円とほぼ同じなので、通貨の換算がとても簡単♪

 

アイスランド一周 おすすめプラン!

アイスランドを一周する方法

ツアーに参加

1週間〜10日かけてアイスランドを一周するツアーがあります。少し長めですので、お休みが限られている人には厳しいかもしれません。

しかし、氷河ハイキングなどもついておりアイスランドの魅力をたっぷりと楽しむことができるので、時間に余裕があればぜひ参加してみたいところです。

予算:

  • 25万円ほど(ホテル・ハイキング・各入場料等込み)

レンタカーを借りる

休みを取れる日数が限られていたけれどもとにかくアイスランドを一周してみたかった私は、レンタカーを借りて一周しました!

予算:

  • レンタカー 4日間:約6万円
  • ホテル 3泊:約3万5,000円

私が利用したレンタカー会社はMyCar Islandという会社です。

フライトの到着時間をあらかじめ伝えておくとレイキャビックの空港まで迎えに来てくれます。

深夜2:30到着でしたが、ちゃんと対応してもらえました!

 

アイスランド一周コース

こちらが私が実際にアイスランドを一周したコースです!

途中3泊し、丸4日使って一周しました。

基本的には国道1号線に沿って走り、定番の観光地に駆け足で立ち寄りました!

 

アイスランド一周 みどころ紹介!

アイスランド北部

レイキャビックからは少し遠いアイスランド北部。

北部まで訪れる観光客が少ないのはちょっと残念ですが、見どころはたくさんあります!

1) クジラ鑑賞クルーズ ー Hauganes

レイキャビックから車を走らせること約3時間半。

アイスランドの北部にあるHauganesというとても小さな町に到着!

この町ではホエールウォッチングを楽しむことができます。

しかも、99%の確率でクジラを見ることができるそうなんです!

期待に胸を膨らませて出発です!

沖へ出て10分ほどで、あっさりとクジラを発見。

船は出来る限りクジラに近づいてくれます。

クジラが潮を吹く姿も見ることができました!

ホエールウォッチングの広告にはクジラがジャンプする姿がよく写っています。

ジャンプしてくらないかなぁ〜と期待していましたが、残念ながらジャンプする姿は見ることができませんでした。

ホエールウォッチングツアー

  • 期間:5月〜10月まで毎日
    夏の間は毎日5回のツアーがあります。
  • 料金:990 ISK(約1,000円)
  • ウェブサイト:https://whales.is
  • 住所:Aðalgata 2, 621 Hauganes, アイスランド

 

2) ゴーザフォス滝

滝の大きさは、幅約30m、高さ約12m。

高さはあまりありませんが、水量があってなかなか迫力のある滝です。

アイスランド語では「神の滝」を意味するゴーザフォス。

アイスランドの国教がキリスト教に定められた際に、北欧古来の神の像が投げ入れられたという物語もあります。

 

北欧の神が谷底に眠っている・・・

そう言われるとなんだか神秘的な滝に見えてくるから不思議です。

 

3) Blue Lake

HauganesからHverirに向かう道路沿いにあるBlue Lake

観光地としては挙げられていませんが、なかなか珍しいのでぜひ立ち寄りたい場所です!

見た目はとってもキレイな青色の湖。

温度がとても高く、触ったら手が一瞬で溶けてしまいます。

こんなきれいな青いお湯が地下から湧いているなんて、とても不思議です。

 

4) クヴェーリル

私がアイスランドを一周して、一番好きだった場所がこのクヴェーリル!

ツーンときつい硫黄の匂いが広がる赤茶色の地域一帯には、モクモクと煙を上げる穴がいくつもあります。

なんだか、別の惑星に降り立ったような気さえしました。

穴のデカさもすごい!

地球って生きてるんだな・・・

地球のパワーを肌で感じました。

 

アイスランド東部

実は、これと言った観光地がないアイスランド東部。海と山の大自然が続きます。

5) フィヨルド

アイスランド東部の見どころはフィヨルドと言われています。

氷河によって侵食された入り組んだ複雑な地形。

海と山をお腹いっぱい楽しみながらドライブします。

 

アイスランド南部

アイスランドの魅力がぎゅっとつまった南部の海岸線沿い。

見どころが多すぎて大変なくらいです!

 

6) ヨークサルロン氷河湖

夏になると氷河が溶け出し海に向かって流れていきます。

海に出る直前。溶けた氷河が溜まっているのがヨークサルロン氷河湖

とても人気の観光地です。

冬でもこの氷河湖まで来るツアーはあり、晴れているとこの氷河湖でオーロラを見ることもできるそうです!

でも、夏でもかなり寒かったので冬はどうなるのでしょうか!?

私は8月に行きましたが、フリースとウィンドブレーカーを着込んでいました。

風もなく穏やかな氷河湖。

青く輝く氷の塊が湖に映る姿はとても神秘的です

氷は含まれる気泡が少ないと白ではなく青に見えるそうです。

とてもきれいな青の氷河ですが、ずっと見ていたらガリガリ君を思い出してしまいました。

7) スカフタフェットル国立公園

アイスランドの南東部にある国立公園では、自然を思いっきり楽しむことができます!

たくさんの滝を見たり

山から迫ってくる迫力満点の氷河の近くまで行くことができます。

野に咲く花も楽しむことができます。

寒い気候と火山が多い地形のせいか、アイスランドにはあまり花を見かけませんでした。

今にも飲み込まれてしまいそうな迫力の自然ばかり見ていたので、のどかに咲いている小さな花に心がちょっと落ち着きました。

 

他にもスカフタフェットル国立公園では、1時間ほど歩くと岩が特徴的なスヴァルティフォス滝を見ることができたり、氷の洞窟ツアーがあったり、見どころがたくさんあります。

アイスランドをじっくり見るにはどれだけ時間があっても足りません!

 

8) ソゥルへイマヨークトル氷河

目の前にどーんと立ちはだかるのは、単なる山ではなくて氷河に覆われた山です。

青く輝く氷のアーチ。

夏は気温が上がるので、氷が溶けて雨のように降り注いています。

でもこの大きな氷の塊は、そう簡単には溶けてしまいません。

ソゥルへイマヨートクル氷河では氷河ハイキングツアーに参加することもできます。

ちゃんと専用の器具を使って歩くとは言え、氷の上を歩くのは・・・ちょっとドキドキです。

時間に余裕があればぜひ参加してみたいです!

 

9) スコーガフォス滝

どーんと迫力満載。落差が60mある立派な滝!

滝にかかる虹が、なんとも言えない美しさを演出しています。

滝の上側に登ることもできます。

氷河から溶け出してきた水でしょうか。すごい勢いで流れて行きます。

恐る恐る下を覗き込みます。めちゃめちゃ怖いです。

ゴーっと音を立てて恐ろしいような勢いで水が流れて行きます。

そして、遠く見渡すとアイスランドの絶景が

緑が美しいこの景色。

真夏にしか見ることができないアイスランドの貴重な景色です。

 

ゴールデンサークル

レイキャビックから近いこともあり、アイスランドの一番人気の観光地!

レイキャビックから日帰りで訪れるツアーもたくさんあります。

10) ゲイシール・ストロックル間欠泉

たくさんの間欠泉があるゲイシール間欠泉とストロックル間欠泉。

ストロックル間欠泉は、時折20mほどの水柱を上げて吹き出しているためアイスランドの中でも1番人気の観光スポットになっています。

もやっと湯気を立てる間欠泉。

時々プシューッっと高く水柱を立てて吹き上げ、驚かされます。

5分間隔ほどで吹き上げていますが、いつ水柱を上げるのかは全く分かりません。

ぼーっとしていると、一瞬のシャッターチャンスを逃してしまいます。

 

こちらは水が吹き上がらない間欠泉ですが、のぞいてみると・・・

赤色の粘土に、うっすらと青く輝くお湯が溜まっていました。

 

11) グトルフォス滝

「黄金の滝」を意味するグトルフォスの滝。川幅は約70m。

滝は2段になっていて、ものすごい勢いの水が流れていきます。

滝壺へと落ちる水しぶきで水の壁ができるほど、激しく流れ落ちています。

水量の多さと勢いのすごさに、思わず足がすくんでしまいました。

 

12) シンクヴェトリル国立公園

ギャオと呼ばれている地球の割れ目を歩きたい!

レンタカーを走らせて向かったのはシンクヴェトリル国立公園です。

この国立公園にはギャオと呼ばれる地球の割れ目があります。

地球の割れ目って一体どういうこと?気になりますよね。

地球にはいくつかの大きな「プレート」があります。

その中に、北アメリカ大陸が乗ったアメリカプレート

ユーラシア大陸が乗ったユーラシアプレートがあります。

この2つの大きなプレートの境目がちょうどアイスランドにあるんです!

画像引用元:Wikipedia <https://ja.wikipedia.org/wiki/プレート>

茶色と緑。プレートの境目がアイスランドを通っています。

この2つのプレートはアイスランド上から少しずつ離れて行くように動いています。

何万年もかけてできたこのプレートの境目。

これがアイスランドでは地球の割れ目と呼ばれています。

アイスランドでは大きく盛り上がった2つのプレートの間をのんびりと歩くことができます。

 

アイスランドを旅行してちょっと気になったこと

車を運転する時は注意しよう!

アイスランドの国道はきれいに舗装されており、交通量も少ないので、とても運転しやすいです!

そのため、ついついスピードを出してしまいがちになります。しかし、自然だらけのアイスランドにもスピードカメラによる取り締まりはしっかりあります

帰国後でもしっかりと罰金の請求が来ます。

 

また、道が舗装されておらず4WD車でないと行けない観光地もたくさんあります。

そのような道には「この先4WD車以外立ち入り禁止」といった看板が立っています。

絶対に普通の車では入らないようにしましょう。

どれだけ運転に自信があったとしても、アイスランドの自然に無防備で立ち向かうのは本当に危険です。

 

物価が異常に高い!

物価の高さに本当に驚きました!

特に、アイスランド一周で滞在した田舎町の物価は高く、ヨーロッパでも物価が高いと言われている北欧やスイス以上に感じました。

レストランで食事をしようとすると最低でも5,000円。

スーパーで食材を買うにも日本の5倍ほどの値段です。

アイスランドを一周するのであれば、カップラーメンなどを持って行くか、運良くファストフード店を見つけた時に食べておくことをおすすめします!

 

お酒がない!?

驚いたことにアイスランドではお酒がなかなか手に入りません!

ヴィンブージン(Vinbudin)と呼ばれる酒屋だけで売られていますが、限られた数の酒屋しかないそうで、私は滞在中に1度も酒屋を見つけることができませんでした。

お酒を飲みたい人は、ケフラヴィック空港の到着ロビーにある売店で買うと良いでしょう。

一緒のフライトだった人たちが、みんな空港でお酒を買い込んでいました。なぜだろう?と不思議に思っていましたが、みんなアイスランドではお酒が簡単に手に入らないことを知っていたようです!

 

おわりに

アイスランドの大自然を駆け足で紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

実際に4日間だけでは駆け足で見るだけになってしまいます。

それでもアイスランドの自然のすごさ、そして私たちが生きている地球のパワーのすごさを十分に肌で感じることができます。

日本からはちょっと遠いアイスランドですが、絶対に1度は行ってみる価値がある場所です♪

 

The following two tabs change content below.
ヨーロッパ移住6年 ビールマニアTRIPLER「Asuka」
「世界に羽ばたく人間」と信じて日本を飛び出し11年。アジアやヨーロッパで働きながら、約50カ国を旅する。旅先では大好きなビールを飲むことが何よりの楽しみ♪ 現在はベルギーで出会ったパートナーとともに、期間限定の日本生活中。 プロフィールの詳細はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました