夫婦で世界一周し、61か国達成!その後、リラクゼーションサロン経営を経て今現在タイのチェンマイでロングステイ中。
好きな時に好きな場所で生きられる力をつけるために行動して4年、やろうと思った事は全てチャレンジして行った結果、好きな場所で好きな事をしながら好きな人と生きられるようになる。
「運」と「出会い」により今があり、「意思ある所に道がある人生」を夫婦で満喫中。
世界一周に行きたい!
そう思った時に「よし!行こう」と今すぐ世界一周に出かけられる人ってそうそういないはずです。
帰国後再就職できるんだろうか?
という不安。
世界一周って、いったい幾らかかるの?
という心配。
ルートはどうするの?
という疑問。
様々な脳内会議が始まるのではないでしょうか?
そして調べれば調べるほど、
無理やん!!!!!
という気持ちになってしまったという方も少なくないはずです。
でも、大丈夫です!
そんな方々も、心配いりません。
世界一周は、何も特別なことではありません。
今いる場所から一歩踏み出す勇気があれば、誰でも実現可能なことなのです。
そう、これを読んでいる「あなた」にもです。
今回は、「夫婦二人で世界一周旅行で使った費用」について、そして世界一周旅行をすることで失ったもの、帰国後6年経っても継続的に得続けているものについて、ご紹介します。
世界一周の費用対効果はいか程なのか、知って頂ければと思います。
夫婦で世界一周旅行の費用!相場はどれ位?
まずはじめに、みんな大好き「お金の話」から行ってみましょう。
世界一周したという旅人に、喉の奥から手が出そうな程最初に聞きたいことって「世界一周の費用は幾らかかったのか?」
という事なのではないでしょうか?
聞きたくてもなかなか聞けない代表格な質問だと思われます。
だいたい仲良くなってから、「実際に世界一周旅行の金額はいくらだったの?」と聞かれます。
結論から言いますと、
世界一周旅行の費用に相場なんて無い!
が正解なのです。
世界一周旅行の費用に相場が無い理由
それでは、なぜ世界一周旅行の費用に相場は無いのでしょうか?
人それぞれ、どんな「世界旅行」をするか、全く違うからです。
もちろん、幾らかかったのかを沢山の旅人たちに聞いていけば一人あたり「100万円から500万円」程の枠に収束します。
ただし、人によって「世界一周旅行の期間」も異なれば、「行く国」も変わってきます。
どんなホテルをチョイスするか、飛行機はビジネスクラスなのか、通常のレガシーキャリアなのか、はたまたLCCと呼ばれるローコストキャリアを利用するのかによっても世界一周の費用は天と地ほど変わってくるためです。
アジアなどの物価の安い国に長く滞在すれば、当然のごとく費用は安くなります。
そして、ヨーロッパやアメリカを中心に旅をしていくと、世界一周の金額は爆上げとなるためです。
世界一周の定義って一体なに?
世界一周の費用を考えていく上で大切になってくるのが、世界一周の定義です。
世界一周の定義って、いろいろな意見がありますが一番メジャーな定義が
「太平洋と大西洋を同一方向で渡り出発地に帰ってくること」
を世界一周と呼びます。
となると、別に沢山の国々を回らなくても、太平洋と大西洋さえ渡る事が出来れば「世界一周した」という事になるのです。
え!?じゃあ、日本からイギリス行って、アメリカ行って帰って来たら世界一周になるの?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
はい!世界一周のこの定義からすると、それもまた世界一周なのです。
もちろん、これは極論です。
そのため、世界一周の費用に相場は無い!
ということが言えるのです。
私たち夫婦二人の世界一周の費用は500万円!高いと取るか安いと取るか人それぞれ
私たちは、夫婦で8ヶ月で世界一周の旅に出ました。
その時かかった費用は、準備金額も入れて約500万円です。
ルートは、西周りルートを選択。
理由は、ずっと好きだった沢木耕太郎さんの「深夜特急」で選択されてたルートが西廻りだったためという単純極まりない理由からです^^
世界一周中は、8か月で足早に49か国周りました。
教科書の中、そしてテレビや雑誌の中でしか知らなかった世界を、自分の目で見て知って体験することができました。
それがたった500万円で実現するだなんて、かなりのコスパなのではないでしょうか?
500万円で買った世界一周旅行を、
「なんて無駄なお金を!」
とか、
「8か月の旅行で500万円使うって高すぎなんじゃないの?」
とかいう人も、勿論中にはいました。
個人の価値観なので、人生において何にお金を使うのかは本当に人それぞれだと感じます。
ちなみに、私たちの世界一周の旅は特に節約はしていません。
もちろん、全く何も考えずに世界一周していたらいくらお金があっても足りませんが、使ってもいいなと思った部分にはお金をケチらずお金を使っています。
世界一周旅行は節約旅が美徳なのか?
世界一周旅行の費用について調べてる方は、おそらく
いかに世界一周でかかる費用を節約することができるのか?
が一番知りたい部分なのではないでしょうか?
私も旅立つ前はそうでした。
汗水垂らして何年もかけて貯めた貯金を一気に使い切るわけですから、それなりの勇気と覚悟がいる訳です。
でも!
世界一周から帰国後の今だから言えることですが、
節約ばかりの旅は本当に楽しい&満足が行く旅になるのか?
という事です。
お金に焦点が当たってしまうと、常にお金の事ばかりを旅中に考えてしまう事になってしまいます。
旅先で出会った旅人の話を聞き、「そこ行ってみたい!」と思った所があったとしても、「お金がないからどうしよう。」と悩む旅って本当に楽しいのでしょうか?
世界一周という貴重な時間は、何年かかけて作り出した「人生のロングバケーション」ですよね?
もちろん、節約しながらでも十分楽しむことは出来ます。
ただ、観光地まで行き「建物の中に入るのにお金がかかるから前で待ってるよ。」という旅人に出会うと、せっかくここまで来たのに!
次いつこれるかわからないのに!
世界遺産を外側から眺めるために、君はここまで来たの?
などと思ってしまう訳です。
大きなお節介かもしれませんが、これから世界一周の旅をするという方々に伝えたいのは、
「世界一周の費用は相場じゃなくて自分が何をしたいか!どこに行きたいか!どうすれば満足できるのか!」
という他人との比較では無く、自分主体で考えられてみると良いでしょう。
これは、当時私も人との比較で世界一周を考えて失敗した経験からのアドバイスです。
誰かの旅ブログなどを読んでばかりいると、
「自分はどうしたいのか、何のためにここに行きたいのか!」
という部分がブレてしまうことがあります。
人間なので、流されてしまうことも多々あるのです。
そんな時は、
「本当にこれでいいのか?」
宿で過ごす長い夜にでも、一度自分自身の心と向き合ってみると良いかもしれませんね。
もちろん、これもまた帰国後数年経った今だから言えることです。
誰か一人に、あなただけにでも、お役に立てればと思います。
夫婦で世界一周旅行費用の内訳
それでは、私たち夫婦が世界一周旅行で使った費用の内訳を簡単に載せさせていただきます。
- 事前準備費用(予防接種、パソコン、カメラ、保険料含む) 150万円(住宅ローン含む)
- 航空券 865,000円
- レンタカー 300,000円
- 宿代 約1,200,000円
- 食費、雑費、観光費用(ダイビング含む) 約1,135,000円
見ての通り、世界中でホームステイなどをさせて頂いてたのにも関わらず、宿代は結構かかっています。
ドミトリーは、友達と待ち合わせをしていた時以外利用してませんし、宿は多少選んで宿泊してました。
ちなみに、帰国後に恐ろしい金額の税金を支払っています。それはここでは含めていません。
費用に関しては、どの道日本で生活していたとしても、ある程度の金額がかかりますよね?
それを考えれば、一生物の体験ができこれで済むならむしろ安いと言えるのではないでしょうか?
世界一周に何百万も使うことに抵抗があるという方は、日本で1年間にどれ位の金額を使ってるのか、一度算出されてみてください。
思いの他、結構な金額を使っているはずです。
「どこで生活しても、世界一周しても同じようにお金はかかるんだ。」
という観点から考えてみると、意外と世界一周にゴーサインが出るかもしれませんね^^
世界一周旅行のルートの決め方
次に、世界一周のルートの決め方についてご紹介します。
お金の次に悩むのが、多くの場合「ルート」なのではないでしょうか?
世界図とにらめっこしながら、ああでもない、こうでもないと考える時間はかなりアドレナリンが湧き出る時間でもあります^^
そんなルートの決め方を、世界一周から帰国後6年経過した私なりの視点でご紹介します。
西周りか東周りか!何を元に決めればいい?
実は、西周りでいくか東周りでいくかはどちらでもあまり変わりはありません。
行くところは同じですし、どっち方向に進んで行くかの違いなだけで、体験することに何の違いもありません。
では何故そんなにも西周りか、東周りかにこだわるのか?
旅には「ベストシーズン」というものがあるためなのです。
地球をぐるりと周ってるので、常にベストシーズンを追いかけることって実はとっても難しいことです。
スポット的に、いろいろな国に旅行に行くのであれば、ベストシーズンに行けばいいだけの話です。
でも、世界一周となるとどこかしらでオフシーズンと被ってしまうものなのです。
ベストシーズンに合わせるために、どこかの国で「沈没」をしたり、足早に周ったりすることでその国のベストシーズンを追いかけることはできたりもします。
出発の時期によっても、変わってくるはずです。
また、イベントを追いかけて世界一周していた方々にも多数お会いしました。
イベントを追いかけることに重点を置くと、「いつまでにこの場所に行く」という明確な期限もでき、西周りで行くか、東周りでいくか、自ずと決まるはずです。
個人的にオススメなのが、「どうしても行きたい場所はどこなのか」を考えて西周り、東周りを決めていく方法です。
旅って、非日常ですし冒険です。
途中で何があるか、誰にもわかりません。
先が見えない未来を歩いているためワクワクするのですが、それと同時に何かしらのアクシデントなども起こる可能性もあったりします。
もう無理!日本に帰る
と世界一周の旅を途中で諦めなければならない事も出てくるかもしれません。
危機管理まで予測し、まずは一番行きたい場所が西周りから始めるアジアなのか、東周りから始める北米・南米なのか、考えてみるのも一つの方法です。
世界一周航空券VS都度買い&LCC航空券はどっちが良い?
世界一周したいと思われてる方なら一度は聞いたことがあるのが「世界一周航空券」の存在なのではないでしょうか?
世界一周航空券は、約40万円から50万円程で購入可能ですが、当然ながらメリット、デメリットがあります。
期限は1年間とどの世界一周航空券も決まっているため、1年間と期間を決めて世界一周をされる方には良いかと思います。
また、発行している世界一周航空券の航空会社の飛行機が飛んでいる場所しか原則として行くことができません。
ワンワールドの世界一周航空券であれば、ワンワールドに加盟してる飛行機が飛ぶエリアのみという事です。
参照リンク:https://ja.oneworld.com/
途中でルート変更をすることも可能ですが、面倒な手続きをするのが嫌だという方には不向きです。
さらに、「縛られるのが嫌」という方にも世界一周航空券は向きませんので、自由に旅したいという方は航空券は日本からどこかに出発する航空券だけ購入して旅をされることをお勧めします。
私たち夫婦は、もちろん後者なので迷いもせずに出国の分のみで日本を出発しました^^
世界一周航空券を利用しないで世界一周する場合のメリットは、自由がきくこと、そしてデメリットはどこぞやの国で沈没する可能性が大ということでしょうか。
最近は、航空券の値段が嘘みたいに安くなりましたので、LCCで繋いで世界一周するとありえないほどの低金額で世界一周できるかもしれませんね。
航空券で浮いた分、観光などに費やすことも可能になります。
世界一周の期間に合わせて、世界一周航空券にするか、それともLCCなどを繋いで行くかを考えてみても良いでしょう。
金額的にどちらがお得かというのは、もちろん人によって行く場所も違いますしLCCのチケットは取るタイミングによってかなり値段が変わってくるために何とも言えません。
もしも世界一周航空券とLCCなどで同じルートを辿った場合は、2017年今現在でしたらLCCなどを繋いで行った方が安くつくはずです。
私たちが旅した世界一周のルート
私たちは、前述の通り単純な理由から「西周りルート」をチョイスしました。
旅したルートは、
韓国から北朝鮮にも足を踏み入れつつ以下の順番に
※国名横の()内は入国手段日本→
韓国(船)→
北朝鮮(陸路)→
韓国(陸路)→
タイ(フライト)→
インドネシア(フライト)→
タイ(フライト)→
ネパール(フライト)→
インド(陸路)→
バングラデシュ(陸路)→
ドバイ(フライト)→
ヨルダン(フライト)→
エジプト(船)→
トルコ(フライト)→
グルジア(フライト)→
アルメニア(陸路)→
グルジア(陸路)→
トルコ(陸路)→
ブルガリア(フライト)→
ギリシャ(陸路)→
イギリス(フライト)→
フランス(フライト)→
※以下ヨーロッパはすべて車
モナコ→
イタリア→
バチカン→
スロベニア→
クロアチア→
ボスニア→
モンテネグロ→
セルビア→
ルーマニア→
ハンガリー→
スロバキア→
オーストリア→
チェコ→
ポーランド→
リトアニア→
ラトビア→
エストニア→
フィンランド(船)→
エストニア→
ラトビア→
リトアニア→
ポーランド→
ドイツ→
オランダ→
ベルギー→
ルクセンブルク→
スイス→
リヒテンシュタイン→
スイス→
フランス→
アンドラ→
スペイン→
ポルトガル→
スペイン→
モロッコ(フライト)→
ブラジル(フライト)→
パラグアイ(陸路)→
アルゼンチン(陸路)→
ブラジル(陸路)→
メキシコ(フライト)→
タイ(フライト)→
日本(フライト)
世界一周夫婦が旅したルート(青ピンの国)を単純に線で結んだものです。
黒:フライト
青:船
緑:バス(車)
桃:列車
赤:車
オレンジのピンの国・地域はそれ以前又はそれ以降に訪れた国
世界一周時には、49の国を周りました。
アジア諸国に関しては、別の時期にアジア周遊をしているため世界一周旅行では省いています。
そのため、見ての通り国数ではヨーロッパ多めの世界一周旅行です^^
ヨーロッパは、ユーロドライブと言うシステムを利用しレンタカーで周遊したのでかなり快適な旅となりました。
ヨーロッパユーロドライブとは、EU外に住んでる人を対象としたプロモーションで、最大3カ月間、新車をレンタカーとして貸してくれるサービスです。UE県内でユーロドライブの営業所があれば、オプションとしてどこで借りてどこで返してもOKです。
私たちの場合は、フランスで借りてスペインで返却しました。
そのお話は、また別の機会にでも書かせていただきます。
世界一周旅行で得た6つの宝物
世界一周旅行に行って「自分探しをしたい!」
そう語る人たちに、何度となくお会いしたことがあります。
世界一周旅行で得られるものって、もちろん人それぞれです。
が!自分を見つける事が出来た!という方に未だかつて出会った事がありません!
世界一周旅行という経験を通じて、実際に得られたもの6選をご紹介します。
1:視野が広がった
世界一周する事で視野が広がった!という話は、いろいろなところで聞くかもしれません。
実際に世界一周してみて、例にもれず私も視野が広がりました。
物事を一方向しか見れなかったのに、世界一周という体験を通じて様々な角度から見なければ進めない、そんな場面に多数出会いました。
日本にいる時は「当たり前」だと思ってた価値観は、世界では全く通用しません。
郷に入っては郷に従わない限り、現地の人たちと深く関わる事は出来ません。
「彼らの持つ価値観」に目を向けた時に、「こう言う考え方もあるんだ」という考えを多数自分の中に落とし込むことができました。
そして、そんな壁をフラットにした時に、たくさんのものを得ることができました。
ちなみに、今までの人生で築かれていった価値観は、1年2年世界一周した所で変わるはずがありません。
体感的に多くの旅人たちが感じているのは、価値観が変わったのではなく広がったということなのではないでしょうか?
そして、
自分探しなんてできるわけがなく、本当の自分なんて自分の中にしかない!
という事に遅かれ早かれ気づく時がくるはずです。
世界一周中、どこかで自分自身と向き合うきっかけが訪れた方はかなりラッキーです。
これからの人生、きっと変わるからです。
2:世界の中の日本を知ることができた
世界一周旅行に行くことで、世界の中の日本の立ち位置というものを知ることができました。
日本のパスポートって、本当に優秀なのです。
中東のヨルダンという国でも、「もしかして日本人か?」ときかれ「イエス」と答えると朗らかな笑顔で、他の国の方々が入国に苦戦している中、簡単に入国することができました。
どこに行っても、日本人だと知ると笑顔で対応してくださいます。
親日の国が多く、日本人に生まれて良かった!と思ったことが何度となくあった程です。
世界の人たちから、日本という国はどう思われているのかを知ることができ、そして世界一周旅行に出かける前はあまりなかった愛国心というものも得ることができたのです。
日本という国は、幸福度の低い国だなんて言われたりしますが、外に出てみればわかります。
どれだけ日本に生まれ育ったことが幸せなことなのか。
幸せという名のぬかるみに浸かりすぎて、感覚が麻痺してしまってるだけなのです。
世界中のパスポートの中でも、日本のパスポートはビザなしで入国できる国数がかなり多かったりします。
日本のパスポートは、世界で第5位で157か国ビザなし入国ができます。
参照リンク(英文):https://www.passportindex.org/byRank.php
3:世界中にまた会える友達ができた
どんな目的で世界を旅するかにもよりますが、私たちの旅のテーマは「世界中に友達を作ること」でした。
そのため、旅先では基本的に日本人とはあまり一緒に行動せずに現地の方と仲良くなるようにしていました。
昔の時代では、なかなか旅先で仲良くなった人ともう一度会うというのは先進国以外の国では難しかったのですが、今ではSNSが発達したおかげでそれが可能になったのです。
SNSを開けば、世界中で出会った友達と繋がっています。
そして実際に、世界一周後に気軽に会える友達がたくさんいます。
つい先日も、6年前ネパールで出会った青年に会いに行ってきました。
「リアルあの人は今!?」です^^
地球は丸いと実感しています。
4:世界でウルルン体験ができた
ずっとウルルン体験記という番組が好きでした。
そして、実際に「ウルルン体験がしたい!」と思ってました。
その結果、世界の至る所でウルルン体験をすることができたのです。
ウルルン体験となると、ちょっとの勇気が必要になります。
もしかしたら、何か危ない体験をすることにもなってしまうかも?という危険と隣り合わせです。
自分の嗅覚に従い、ゴーサインが出た時のみ私たちは現地の方のお家に宿泊させていただいてました。
ホームステイを通じて得ることができたものって、本当に計り知れません。
「なぜこんなに見ず知らずのさっき知り合ったばかりの日本人を宿泊させてくれるんだろう?」と常に思ってました。
その答えは、どこに行っても「ペイフォワード」でした。
ペイフォワード、
「してもらった恩を別の誰かに。」
恩を受けた人に恩を返すのではなく、次の誰かのために何かをすること。
今後の私たちの人生でのキーワードとなりました。
そして、今でも「ペイ・フォワード」は常に意識して生きています。
5:世界一周後にディープな人間関係を築けた
私たちが世界一周旅行で得られたものの中で、もしかしたら一番大きな部分かもしれません。
これは、世界一周した後何年経っても「世界一周」というキーワードで素敵なご縁を結べています。
こちらの「トリップラー」と出会えたことも一つの世界一周というキーワードでのご縁ですし、何をするにしても「世界一周してきた旅人」ということで会話の糸口がつかめます。
一つの勲章のようなものとして、生きられています。
世界一周は大した事じゃない
とも、実は思ってます。
少しの貯金と少しの勇気があれば、誰でも出来る事ですから。
でも、それをどう生かす事が出来るか?
これに尽きます。
世界一周ってしたことがある方はお分かりかと思いますが、ただの旅行の延長線上にあるものです。
世界一周したからといってどうこうという事は、何もないでしょう。
それでも、「世界一周という経験」を通じてディープな人間関係を築けるのは事実です。
つい数日前にも、もしも世界一周していなければ一生出会う事もなかったような方とのご縁がありました。
帰国後、世界一周という体験を通じて様々なご縁を得続けています。
世界一周中はもちろんの事、何年経っても一生ディープな人間関係を得る事ができるのではないかと思ってます。
そのために、世界一周という体験をどんどんアウトプットするべきなのではないでしょうか?
人生は、ご縁の数だけ面白い事が起こる!と本気で思ってます。
面白い事も、楽しい事も、そして豊かな人生も全て人とのご縁によって得られるものなのです。
6:世界一周旅行で墓場まで持っていける経験を得られた
これは極論になりますが、いくら物をたくさん持っていたとしても、いくらお金をたくさん稼いだとしても、物やお金などの物質は墓場まで持っていく事が出来ません。
人は、「経験」のみ墓場まで持っていく事ができるものです。
経験って、いつまでも自分の中にあるものです。
何があっても、無くなってしまうことってありません。
様々な経験を積むことにより、人生最後の瞬間に後悔することがなくなるはずです。
以下は、オーストラリアの緩和ケアに携わった看護師の方が「人生の最後に人が後悔してること」について多くの患者の方が感じてることトップ5です。
- 他人中心ではなく、もっと自分の心に忠実に生きればよかった
- こんなに働きすぎなければよかった
- もっと自分の気持ちを表現すればよかった
- 交友関係を大切にしていればよかった
- もっと自分を幸せにしてあげればよかった
参照リンク(英文):https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2012/feb/01/top-five-regrets-of-the-dying
人生最期の瞬間のことなんて、まだ訪れてないことなので想像することすら難しいものです。
しかしながら、誰にでも人生の最期は訪れます。
そこから逆算し、今何をしておけば後悔しないのか、考えて生きて行くと踏みとどまっていた一歩を踏み出すことができるようになるのではないでしょうか?
いつ何があるのかわからないのが人生です。
明日死んだとしても後悔しない、そんな人生を送っていきたいものですね。
世界一周旅行で失った2つのもの
次に、世界一周旅行で失ったものについて見ていきましょう。
結論から言うと、私たち夫婦の世界一周旅行で失ったものは何もありません。
もちろん、物理的な意味での「お金」と「時間」は失っています。
人によっては、「キャリア」を失ったと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、世界一周に出ることを決めた時に、キャリアを捨てることを選んだ訳ですよね?
でしたら、失ったものとして表現するのには違和感があると感じます。
1:世界一周旅行で失ったお金の価値
世界一周旅行で物理的な意味で失ったのは「多額のお金」です。
ですが、正直「失った」と表現してよいものかと迷ってしまいます。
なぜなら、物理的な意味でお金を失ったのは事実です。
何年かかけて頑張って貯めたお金がパーっと8ヶ月で無くなった訳ですから。
「価値」という意味合いで考えていくと、お金を失ったとはなかなか言えません。
世界一周から計り知れないものを得て、さらに6年経った今でもあらゆるものを得続けているためです。
お金なんてものは、「対価」でしかありません。
また、いくらでも作り出す事は可能です。
世界一周と言う一歩踏み出したと言う経験により、その後の人生を自分の思い描くようにデザインしていけるようになりましたし、あの時の経験があってこそです。
「世界一周」と言うキーワードで直接じゃないにしても、間接的にお金をいただけるようにもなりました。
全て、世界一周をしたと言う経験が生み出してくれた産物です。
あの時の世界一周と言う経験というのは、何ものにも代えがたい経験なのです。
お金そのもので考えずに、「費用対効果」で考えてみることで世界一周で失ったものなんてないのです。
2:世界一周旅行で物理的に失った時間
世界一周旅行で物理的に失ったのが、時間と言う方も結構いらっしゃいますね。
神様が私たち人間に平等に与えてくださったのは時間であり、何をしてても時間は平等に過ぎていくものです。
世界を旅した時間を失ったというのであれば、
「世界一周なんてしなきゃいいのでは?」
なんていう毒を吐いてしまいそうになってしまったり。
どう捉えるかは、全てあなた次第です。
世界を旅して周った時間を失ったと捉えるか、何ものにも代えがたい時間を過ごすことができたと捉えるか、全てその方の思考によるところでしょう。
長い長い人生の中で考えると、世界一周をしてる時間というのはほんの一瞬ですよね?
1年や2年、キャリアの道から外れたということで後悔してる方がいるならば、その時間の経験を前面に出して自分を売り出されてみるのもオススメの方法です。
あなたの体験を通じて得られたものを 買いたいという企業は、実は結構あったりするものです。
世界一周旅行の費用対効果まとめ
最後に、世界一周旅行の費用対効果について考えてみたいと思います。
結論から言うと、世界一周旅行の費用対効果はかなり高いと言えるます。
これに関しては、ひとそれぞれ異なります。
得られたもの、失ったもののバランスで変わってくるためです。
まず物理的な意味で考えていくと、世界一周とは日本に帰らずに世界を繋いで周るという事ににます。
そのため、スポット的に海外を旅行するよりもかなりの費用は節約する事ができるはずです。
次に、世界一周後数年して感じた事です。
世界一周の費用対効果は、どんどん上がっていきます。
なぜなら、「世界一周で得たもの」を後で知る事ってたくさんあるからです。
世界一周で得たものをどう生かすか、そのあたりを考えていく事が「費用対効果を上げる鍵」となるのではないでしょうか?
何も考えなければ、ただの旅行です。
しかしながら、「どう生かすか」自分の武器として考えていく事で戦略的に世界一周をする事も可能になるはずです。
世界一周の経験は、本当にプライスレスです。
また、何度も書いてますが世界一周は何も特別な事ではなく旅行の延長線上にあるものです。
世界一周を神聖視しすぎる方が多すぎるように感じます。
世界一周に行こうか迷ってるという方は、まずはある程度のお金を準備し、出かけてみてください。
最初の一歩を踏み出しちゃえば、なるようになるのが人生です。
正直失うものなんて殆どありません。
得られるものが大きすぎるからです。
「世界一周の費用」や「世界一周のルート」、そして「得られたもの、失ったもの」というのは全てあなた次第であり、すべて繋がっているんだという事もお分かりいただけたかと思います。
大切なのは、
誰かの世界一周ではなく、あなたの世界一周
です。
すべての鍵は、あなたの中にあります。
ここまで読んでいただいた方は、「得られたもの、失ったもの」を決めるのはあなたの心だ!ということにもうお気付きですよね?
一歩を踏み出してこれからの人生を豊かにするのもあなた、今いる場所に留まり不満を抱えながら生きていく事を選ぶのもあなたです。
さて、あなたの世界一周では、何を得て何を失いましたか?
世界一周!とその前に合わせて読んでみてくださいね!
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