怖い!高い!日本一!世界でもトップクラスの大阪急勾配の坂道3選!

この記事の目次

急勾配の意味、日本一急勾配の坂道は?

写真:沢木直太郎

「急坂」とは、“傾斜が急な坂道”という意味。読み方は、「きゅうざか」「きゅうさか」ではありません。本来は「きゅうはん」と読みます。英語では「Steep slope」。

日本一、いや世界ランキングでもトップクラスの急坂が、大阪府と奈良県の県境にある急坂国道308号線の「暗峠(くらがりとおげ)」。最大勾配37%、41%とネットで書かれていますが、ヤマハ電動アシスト自転車PASの激坂チャレンジ01での測定値は、傾斜角度26度 (勾配48.7%)。筆者が写真を撮って、分度器で測ると、50度を超えていた。

写真:沢木直太郎

大阪には、“大阪のベタ踏み坂”で知られる「なみはや大橋」や、急坂ではないが、ぐるぐる目が回りそうな3重の坂道とアーチ橋(新木津川大橋)があり、さらにタイのパンガン島には急坂すぎて事故多発の峠も。ディープなスポットをご紹介します。

【1選目】怖い!急勾配!大阪のベタ踏み坂「なみはや大橋」で絶景観光

1.怖い!高い!料金無料!大阪の「なみはや大橋」

写真:沢木直太郎

ダイハツ工業のテレビCMで話題になったベタ踏み坂(江島大橋)。しかし、大阪のベタ踏み坂「なみはや大橋」の勾配は、本家の「江島大橋」(約6.1%)よりも勾配が急(約6.9%)で、小型バイクで登ると、めちゃ怖い!

写真:沢木直太郎

「なみはや大橋」は、尻無川に架かる全長1740メートルの橋。大阪シティバス(72号系統)も走っています。有料橋だったのですが、2014年から料金が無料になりました。

徒歩や自転車でも無料で通ることができ、夜景がキレイな穴場スポット。デートコースにもおすすめ。

2.ベタ踏み坂とは?

「ベタ踏み坂」とは、ダイハツ工業が、もっと軽自動車にできることを考えた結果、新型のカスタムに勾配が急な坂を走らせ、軽自動車の性能進化を証明するために使った坂道のこと。

写真は、ダイハツ工業のテレビCMから引用

豊川悦司「業界では、ここではベタ踏み坂と言うんだ」

豊川悦司「どうだ、アクセルベタ踏みだろ」

綾野剛「いいえ」

豊川悦司「ベタ踏みだろ」

綾野剛「いいえ」

豊川悦司「坂の名前、変えるか…」

写真は、ダイハツ工業のテレビCMから引用

3.大阪の「なみはや大橋」とは?

「ベタ踏み坂」のロケ地に使われたのが、島根県と鳥取県の県境にある「江島大橋」。勾配は約6.1%(100メートル進むと、約6.1メートル登るという意味)。角度は約3.5度。

写真:沢木直太郎

これに対し、大阪の「なみはや大橋」(写真)の勾配は約6.9%(角度は約4度)なので、大阪のベタ踏み坂の方が本家よりも急勾配になっています。

「江島大橋」

・全長1446メートル

・高さ約45メートル

・最大勾配約6.1%

「なみはや大橋」

・全長1740メートル

・高さ

 航路の確保高45メートル

水面から一番高い橋面までの高さ約59メートル

 取り付け道路の路面から一番高い橋面までの高低差は約53メートル

(以上、大阪市建設局に問い合わせしたらご親切に教えていただきました。いずれもオリジナルの情報。コピー引用ではない)

・最大勾配約6.9%

4.目の錯覚を利用したトリック

しかし、結論を言ってしまえば、写真や映像を見たら、急勾配に見えけれども、実際に登ってみると、アクセルをベタ踏みするほどの坂道ではありません。

坂道を真正面から撮影し、カメラの望遠機能による遠近感圧縮効果を使った結果、距離が凝縮されて、急な道のように見えるだけ。目の錯覚を利用したトリックです。

写真:沢木直太郎

大阪の「なみはや大橋」も、やや横から見るとこんな感じ。

写真:沢木直太郎

さらに、ベタ踏み坂を、上から眺めるとこんな感じ。

非常にゆるやか。

5.橋が高くなったのはなぜ?

写真:沢木直太郎

尻無川の河口を、S字を描きながら伸びている橋が「なみはや大橋」。まるで、ドラゴンのよう。

写真:沢木直太郎

橋が高くなったのは、周辺に港湾施設や工場が立地し、岸壁に接岸する大型船を通す必要があるため。

ちなみに、戦艦大和の艦橋の高さが、元乗組員の証言によると、上甲板から射撃指揮所まで50メートル(諸説あり)というから、 航路の確保高45メートルの「なみはや大橋」をくぐることはできない。

出典:吉田満著『戦艦大和の最期』より引用

これだけ高い橋なので、 港区側、大正区側ともにアプローチの長さは500メートルを超え、全長で約1740メートルとなり、橋を歩くだけで30分くらいかかってしまう。

6.ベタ踏み坂を登ろう

写真:沢木直太郎

ベタ踏み坂に見えるのは、大正区側の入り口。

写真:沢木直太郎

クルマで行かれる方は、付近には駐車できるスペースはなく、IKEAや東京インテリアといった商業施設の駐車場に駐車し、お買い物がてらに訪れるのがおすすめ。

7.「なみはや大橋」で絶景観光

写真:沢木直太郎

梅田や難波の都心部も見え、高さ300mの高層ビル「あべのハルカス」や、天保山の大観覧車、大阪南港(咲洲)の大阪府咲洲庁舎、ド派手なごみ処理場「舞洲工場」もえます。

貨物船や渡し船が行き交う風景も情緒が感じられます。夜景も綺麗なのでおすすめ。

8.UFOも見える?

写真:沢木直太郎

都心部に、まるで巨大なUFOのように見えるのは、「京セラドーム大阪」。パシフィック・リーグの大阪近鉄 バファローズが本拠地としている球場で、近鉄ファンの聖地。

写真:沢木直太郎

ところで、大阪は一時期、UFO(未確認飛行物体)が多発したと騒がれた都市。通天閣や大阪城、梅田の高層ビルなどから、私も多数のUFOを目撃したことがあります。

しかし、そのほとんどは八尾空港の軽飛行機(ごくまれにゼロ戦が飛んでいることも)をUFOと見誤ったもの。

写真:沢木直太郎

でも、もしUFOに遭遇したら、どこかへ連れて行かれることもあるので、絶対に近づいたり、手を振ったり、にこにこ笑わらないようにしましょう(写真は、大阪上空を飛ぶゼロ戦。おれの家にも来た)。

名称なみはや大橋
住所大阪府大阪市大正区鶴町4丁目~港区海岸通4丁目
通行料金無料
通行時間24時間
電話番号06-6615-6818(大阪市建設局道路部橋梁課)
アクセスOsakaMetro(大阪)メトロ中「大阪港駅」から徒歩約20分
駐車場周辺の商業施設(IKEA、東京インテリアなど)駐車場利用

 

【2選目】高い!怖い!自転車で行くのはよせ!大阪「新木津川大橋」

1.自転車で登るのはきつい

写真:沢木直太郎

大阪のベタ踏み坂「なみはや大橋」の近くにある、もっとディープな橋が「新木津川大橋」。勾配が急ということはないのですが、ぐるぐるとした3重のループを登り、橋は約50メートルと高い。風が強烈に強い時に、小型バイクで走るのは、心霊スポットよりも強烈に怖い。「新木津川橋」もご紹介します。

地元民がジョギングやウオーキング、さらには自転車トレーニングにも使っている穴場のスポットが「新木津川橋」。ギャル風の可愛いママ(ヤンママではない)が、電動なしのママチャリで登って、ぐるぐるまわっている風景も見られます。

2.自転車、原付、歩行者、車は無料

写真:沢木直太郎

京都府の「新木津川橋」は、原動機付自転車および小型自動二輪車、自転車の通行もできますが、軽車両扱いで10円の通行料金が必要。

しかし、大阪の「新木津川大橋」は、原動機付自転車および小型自動二輪車、自転車の通行もでき、通行料金は無料。車、バイク(二輪車)も無料。

3.完成時では日本一長いアーチ橋

写真:沢木直太郎

「新木津川大橋」は、大阪の木津川にかかるアーチ橋。

1994年に完成し、アーチ部分の長さは495メートルで、完成当時は日本最長。世界でも14位にランキングされる規模を誇った。

現在も、広島空港大橋に次いで、日本で2番目に長いアーチ橋。

写真:沢木直太郎

新木津川大橋も、大型船を通すため、橋の高さは水面から約46メートルを確保する必要があるため、強烈に高い。そのため、徒歩や自転車であれば必死に登らなければならない。

4.3重のループでアクセス

大正区側は用地が不足しているため、短い距離で高く昇らなければならず、3重のループになっており、ぐるぐると蚊取り線香のようにまわっている。3重のループの長さは約880メートル。橋全体では、長さが約2400メートル。

写真:沢木直太郎

バイクでぐるぐる回るのは、たまらなく楽しい。

いずれにしても、歩行者も自転車も、高さ約50メートルまで登らなければならないため、橋の下には木津川渡船場があり、渡し船が今も運行している。

5.新木津川大橋を登ろう

では、登ってみよう。まずは、住之江区側から。ご覧のようにアプローチの道路は長く、眺めもいい。

写真:沢木直太郎

しかし、アーチ部分にまで来ると、強烈に怖い!

当時は強い風が吹いており、小型バイクで初めて渡ったが、横にある防護壁の高さが、バイクにまたがっていたら腰よりも低く、いつ橋から落ちてもおかしくなかった。

写真:沢木直太郎

交通量が多く、幅員も広くないため、車やトラックに跳ねられないよう、ぎりぎり左端っこに寄らねばならず、車やトラックが猛スピードで追い越していくので、その風圧も重なり、さらに片手運転で一眼レフカメラを使って撮影したので、強烈に怖くて、もう二度と来るもんかと思った。

6.眺望抜群!3重ループで映画ロケは?

写真:沢木直太郎

こちらは、大正区側はアプローチ道路。3重のループに沿って歩道が整備され、歩行者や自転車が通れるようになっている。意外と使っている人が多い。

というか、近くにこれしか橋がないので、べつに行きたくなくても新木津川大橋に行くしかない。渡し船の本数も少ない。40分くらい待たなければならないこともある。

写真:沢木直太郎

橋の眺望はいい。赤茶色に錆びついた工場の屋根が広がり、川岸にはクレーンがキリンのように林立し、荒涼とした風景が見られ、アメリカ合衆国のSF映画『ターミネーター(Terminator)シリーズ』をなぜここで撮影しなかったのかと、残念でならない。

アメリカ映画『ブラック・レイン』は、付近の船町工場で撮影され、中山製鋼所はロケ地として知られている。

7.木津川飛行場跡は大阪のディープスポット

写真:沢木直太郎

3重のループ部分の敷地には、かつて木津川飛行場があり、大阪飛行場とも呼ばれていた。1938年(昭和13年)には720メートルの滑走路を備え、国内最大規模の航空拠点だった。1939年の大阪第2飛行場(伊丹空港)の開港とともに閉鎖。大阪でディープなスポットの一つである。

名称新木津川大橋
住所大阪府大阪市大正区船町1丁目~住之江区柴谷1丁目
通行料金無料
通行時間24時間
電話番号06-6615-6818(大阪市建設局道路部橋梁課)
アクセスJR・Osaka Metro「大正駅」から大阪シティバス「中船町」下車すぐ
駐車場なし

 

【3選目】車、自転車、バイクはよせ!日本一の勾配!心霊スポットの「暗峠」

1.世界最強レベルの急勾配

写真:沢木直太郎

日本一急な坂道は、最大勾配が37%の「暗(くらがり)峠」(大阪府~奈良県)。東大和公園(東京都東大和市)の近くにも、最大勾配37%の坂道があります。

世界ギネスで認定された「ボールドウィン・ストリート(ニュージーランド)」の勾配が35%なので、勾配37%は世界最強レベル。

2.“日本一の急勾配” 「暗峠」

“日本一の急勾配”と言われている「暗峠」。もともとは奈良時代につくられた「暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)」の一部で、大阪府と奈良県の県境に位置しています。

写真:沢木直太郎

暗峠は、国道308号と、大阪府道・奈良県道を兼ねた道路。国道ですが、一方通行の区間もあり、幅員が狭く、急な坂道であることから、地元民から「酷道」と呼ばれています。「青白く光るキツネが夜空を飛ぶのを見た」(筆者体験)など、大阪・奈良最強の心霊スポットとしても有名。

3.通行困難!バイクは転倒事故多し

写真:沢木直太郎

峠付近の道はきわめて狭く、幅1.8メートル以上の車は通行できません(軽自動車、5ナンバー車で幅員1.7メートル以内)。

急坂すぎて、道も狭く、バイクの転倒事故も多発。実際に私が撮影に行ったときも、目の前で2台の中型バイクが転倒したので、私も手伝ったが、「ありがとう」とも言われなかった。

4.関西ヒルクライムSS級

写真:沢木直太郎

暗峠は、ロードバイクや自転車(サイクリング)のツーリングで人気の坂道。「関西ヒルクライムSS級」などと、バラエティー番組でも取りあげられるほどの人気がり、ロードバイクたちの聖地にもなっています。

写真:沢木直太郎

実際に暗峠を登っていると、サイクルウェアをカッコよく着こなした、ロードバイク愛好家の方たちとすれ違います。中でも、最も厳しい坂道がこちら。

5.ここが最も急勾配!

写真が、暗峠越えの峠道で、最も勾配が急な場所。暗峠を越えて、「弘法の水」を過ぎ、観音寺に向かう途中にあります。

写真:沢木直太郎

写真では、実感があまりありませんが、実際に訪れるとものすごい急坂。坂道に急ブレーキ、またはベタ踏みでタイヤが焼き付いた跡が数多く残っています。道路が傷だらけで痛々しい。

6.勾配は50度!?

写真:沢木直太郎

日本経済新聞によると、最大勾配が31%。

ヤマハ電動アシスト自転車PAS激坂チャレンジNo.1の調査では、最も急な勾配が傾斜角度26度 (勾配48.7%)。

筆者が写真を撮影し、分度器で測ると、約50度。

写真:沢木直太郎

「日本一の急坂」とSNSなどで話題となり、最近はたくさんの車が訪れ、ギュルギュルギュル!ともの凄い音を立てて、ベタ踏みしながら登っていく車を多く見かけます。

オートバイ(二輪車)で訪れている人も多いですが、転倒して事故に遭っている人も少なくありません。

7.車で行くのはやめましょう

写真:沢木直太郎

外周よりも、内周の方が強烈に急坂。

さらに、道路には溝もあり、自転車やバイクでスピードを出して下ると非常に危険。

暗峠の急坂は、「急勾配あり」の警戒標識があり、車で行くのはやめましょう。心霊やお化けよりも怖い。

写真:沢木直太郎

電動自転車で行くのもおすすめしません。暗峠の急坂の走行は、ヤマハがアシスト性能を検証したもので、急坂での使用を推奨するものではありません。こんなことをすると、高価な電動自転車が壊れてしまいます。

出典:激坂チャレンジ01 大阪府[暗峠] – 電動自転車 | ヤマハ発動機 

急坂に関して文句のある方は、最初につくった奈良時代の人に言いましょう。

名称暗峠
住所大阪府東大阪市豊浦町~奈良県生駒市小瀬町
通行料金無料
通行時間24時間
勾配約40~約50度
アクセス近鉄「枚岡駅」から徒歩約40分
駐車場なし

 

【おまけ】ドラッグより危険!タイ・パンガン島の半端ない坂でソンテウべた踏み

フルムーンパーティで知られるタイのパンガン島。かつてドラッグの島で知られるパンガン島ですが、交通事故多発の危険な峠をご紹介。

1.タイのパンガン島とは

写真:沢木直太郎

パンガン島は、タイ湾に浮かぶ島。サムイ島と、タオ島にはさまれています。毎月、満月の夜に開かれる「フルムーンパーティ」が人気。最近は「ハーフムーン(半月)」「ブラックムーン(新月)」といったパーティも加わり、なんでもいいから飲んで騒いで、騒ぎまくりたい、といった感じです。

2.サムイ島からアクセスが便利

写真:沢木直太郎

パンガン島へは、サムイ島のビッグ・ブッダ桟橋(写真)から約30分。600円ほどで行けます。タイ人女性を連れて遊びによく行きます。

3.バックパッカーの聖地

もともとはバックパッカーの聖地で、世界中からヒッピーらが集まり、ドラックパーティで盛りあがっていました。

最近は、かなり健全に観光化されていますが、やはり、明らかに目がおかしく、ドラッグをやっているような人が今も見られ、夜中なのにゲストハウスで大声で叫んでいる人も見かけます。うるさいっ!

写真:沢木直太郎

しかし、パンガン島には、おしゃれなビーチリゾートホテルが多く、プールバーやインフィニティプールでのんびりできるので、女子旅やカップルの方にぜひおすすめ。

4.パンガン島の急坂

ところで、パンガン島は全体的に急坂の道が多く、ソンテウがベタ踏みしなければ登れない坂道も多い。

写真:沢木直太郎

怖いのは、坂道の頂上でバイクや車が突然に飛び出してくること。

写真:沢木直太郎

急坂でエンジンを全開しないと登れないので、猛スピードで突っ込んできます。「あっ」と思ったら、もう車やバイクがすぐ目の前。

写真:沢木直太郎

除けきれないです。そのまま正面衝突するしかない。

5.美女の飛び出しにも注意

写真:沢木直太郎

セクシーなビキニ姿やタンクトップ姿の金髪美女が猛スピードで走り抜けていることも多く、ぼけーっと美女を見ていたら、美女もすぐ目の前。確実に転倒事故を起こします。

パンガン島に行く時は気をつけましょう。

名称パンガン島
住所タイ、スラータニー県 パンガン島
通行料金無料
通行時間24時間
勾配約40~50度(測定者おらず)
アクセスサムイ島・ビッグブッダ桟橋から船で約30分
ご注意美女等の飛び出しに注意

 

おわりに

ご紹介した急坂のうち、本当に勾配が急なのは、「暗峠」と「パンガン島」。日本ではあまりありませんが、パンガン島ではラリっているファラン(ヨーロッパ系の人を指すタイ語の一般的な単語)が突っ込んでくることもあるので要注意。

もし、ご興味がおありでしたら、「暗峠」や「パンガン島」の心霊スポットやハイキングコースもご紹介しますので、ぜひ「いいね」「シェア」をお願いします。

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タイの松山千春!旅立ちのトリップラー 沢木直太郎

タイの松山千春!旅立ちのトリップラー 沢木直太郎

記者フリーター
小説を書いて約20年になります。いくつか大賞も取りましたが、落とされるのがほとんどであり、しかし、また書き始めています。芥川賞を取っても、よほど有名タレントでない限り、それで生活できないのがこの世界。けれど、自分にとっての文学は、社会的地位や仕事もすべてを失うことになっても、どうしても別れられない唯一の女であり、けれど小説の世界が転じて旅行ライターや写真を撮るようにもなり、東京ディズニーランドでカメラマンをすることにもなり、それは仏教のように時の流れとともに形や姿を変えながら不思議な生命力となって自分の中に流れています。デビュー当時の中島みゆきが、自分の生存をかけて歌を空に投げ上げたように、私も空高く投げ上げてみようと思い、こちらで書かせていていただくことになりました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ⇒プロフィールの詳細はこちら

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タイの松山千春!旅立ちのトリップラー 沢木直太郎

小説を書いて約20年になります。いくつか大賞も取りましたが、落とされるのがほとんどであり、しかし、また書き始めています。芥川賞を取っても、よほど有名タレントでない限り、それで生活できないのがこの世界。けれど、自分にとっての文学は、社会的地位や仕事もすべてを失うことになっても、どうしても別れられない唯一の女であり、けれど小説の世界が転じて旅行ライターや写真を撮るようにもなり、東京ディズニーランドでカメラマンをすることにもなり、それは仏教のように時の流れとともに形や姿を変えながら不思議な生命力となって自分の中に流れています。デビュー当時の中島みゆきが、自分の生存をかけて歌を空に投げ上げたように、私も空高く投げ上げてみようと思い、こちらで書かせていていただくことになりました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ⇒プロフィールの詳細はこちら