夫婦で世界一周し、61か国達成!その後、リラクゼーションサロン経営を経て今現在タイのチェンマイでロングステイ中。
好きな時に好きな場所で生きられる力をつけるために行動して4年、やろうと思った事は全てチャレンジして行った結果、好きな場所で好きな事をしながら好きな人と生きられるようになる。
「運」と「出会い」により今があり、「意思ある所に道がある人生」を夫婦で満喫中。
こんにちは。タイ在住のリアルウルルン滞在記の旅が大好きなトリップラー、ヨッシーです。
今回は、5年前の世界一周中に出会ったポーランド人ファミリーの家に招待されたので、何か面白い企画ができればなということで、
「ザ・寿司は嫌いと豪語するポーランド人に日本のカルチャーである’寿司:SUSHI’を好きになってもらおう」
というありがた迷惑な、押し付けがましい企画を立ててみました。
もちろん、日本から寿司の材料はすべて持参。
絶対に嫌な顔をするであろう「いくら」と「納豆」も忘れずに持参しました(笑)
そんなポーランドで寿司パーティ企画ですが、かなり意外な事実が発覚することとなりました!
果たして、ポーランドで寿司企画、どんな方向に行くこととなったのでしょうか?
ポーランド人は、どの寿司ネタが好きでどの寿司ネタに拒否反応を示したでしょうか?
あなたの予想はいかに!?
この記事の目次
ポーランドで寿司を振る舞う事になったきっかけ
なぜポーランドで寿司なのか?
今住んでるタイという国では、寿司は意外とメジャーな食べ物になりつつあります。
なぜなら、タイ人は寿司が大好きという人が多いからです。
最近では寿司屋も何軒もありますし、毎日どこかしらに出ている屋台では、常に寿司の屋台が人気を呼んでいます。
そんな中、欧米人の方々も寿司が大好きなようで、タイの屋台に並ぶ怪しげな寿司の写真を撮りつつ、喜んで食べているのです。
ポーランド人友人ファミリーも、同じでした。
日本人としては、「本物の日本の寿司を食べてみて欲しい!」
そう願わずにはいられない、そんな代物たちです・・・
今回ポーランドに招待されたのは、ファミリーの娘の20歳の誕生日が理由です。
何か私たちにできる事はないか?と考えた時に、「そうだ!寿司パーティをしよう!」という事になり、寿司パーティの準備を念入りに行い、いざポーランドへ!
いざポーランドで寿司パーティ開催!
と、早速撃沈。
もちろんそんな事ではへこたれない(ズーズーしい)私たちは、
しばしのシンキングタイムの後、
と、無事寿司パーティが行える事に!
という元シェフトリップラーHIROさんからのアドバイスをいただきましたので、クリームチーズも忘れずに持参しました。
サーモン
まずはサーモンから開始。
一度も冷凍することなくノルウエーから日本に届くという噂のサーモンを持参しました。
よくよく考えると、ポーランドの方が日本よりもノルウエーに近い気がしないでもありませんが、あまり考えないことにしましょう。
そして、折角ノルウエーからノー冷凍で日本に届いたというのに、ポーランドまで冷凍して運ばれていったサーモンさん・・・
まあ、深く考えるのはやめにしましょう。
ではサーモンを…
これが本物の日本のsushiなのね!
美味しいわ♡
今まで食べてた寿司はやっぱり偽物寿司だったのね。
私、本当はsushiは好きなのかもしれないわ。
他のゲストたちの様子を見てみると、まんざらでもない様子。
これはもしや、寿司パーティの開催は成功だった!?
と早くも満足気味の私たち。
お次は
エビ
さて、次行きましょう。
彼らが食べられそうなものから行きます!という事でエビです。
エビは普通に食べられているので、全く問題なく時は進みます。
こんなに柔らかいエビがあるだなんて、最高で最強ね!
どんどん行きましょう
玉子
お次は、寿司の脇役としてなくてはならない玉子、行ってみましょう。
甘い玉子なんて初めて食べたわ!かなり斬新な食べ方をするのね。
でもこれ、なかなか美味しいわ。
と、玉子大好きで毎朝一パックずつゆで卵にして食べきってしまう卵大好きファミリーにも、日本の出し巻き卵は受け入れられた様子です。
ちなみに、卵はポーランドではマヨネーズたっぷりつけて食べるのが主流のようです。
そのほかにも、スープに入れてみたり、ゆで卵として食べることが多いようですね。
イースターの時期の卵の消費量には、驚きを隠せませんでした!
次は…
いくら
さて、次行きましょう。
お次はそろそろ出番の’いくら’です。
いくらの寿司を握り出すと、会場には緊張の空気が張り詰め始めました。
いくら?サーモンの卵なの?
これを食べるのはちょっと勇気がいるわね。
ほら、タイの虫を食べる時みたいな感じよ。
注釈:)タイでは、虫の唐揚げの屋台がよくあります。
芋虫やらバッタやら、いろいろな虫を食べることができるのですが、あのいくら様がタイの虫と同じ扱いを受けてしまうだなんて、さすがなんでもはっきり言う欧米人ならではですね(笑)
と、他のゲストたちのお顔を拝見すると、なんとも言えない顔をしているゲスト達・・・
まあ、想定内の結果ですね。
マグロ
気を取り直して、次行きましょう。
おや?いくらの影響力が強すぎてしまったのでしょうか?
なかなか曇った顔が明るくなりません。
唯一もともとお寿司が大好きだと言ってたパパだけが、美味しいと言ってマグロを食べてます。
みんなそんな反応を出し始めました。
これはまずい!ここらで、みんなが食べられるネタにしなくては!
クリームチーズサーモン
クリームチーズはスモークサーモンの中に、トップにはいくら
ここで、トリップラーHIROさんオススメのクリームチーズサーモンの登場です。
なんてテイスティなんだ!クリーミーで最高だ!
と早くも光が見え始めました。
と、大好評だったクリームチーズ&スモークサーモン寿司です。
さすが元シェフ!良きアドバイスをありがとうございます。
しばらくの間は、フィリピンの方向に足を向けて眠れません!!
カニカマ巻き
さて、再び乗ってきたところで巻物行ってみましょう。
巻物を作り始めると、
なるほど!
確かに海外で受け入れられているのは、巻き寿司かもしれませんね。
カリフォルニアロールなんて、その典型でしょう。
と、いたく気に入っていただけました。
そして、ラストです。
一番最後は、日本人でも苦手な人が多い。あの納豆の出番です。
が!!!!!
納豆
まず臭いをチェック…
納豆はさすがに不評で、誰一人として食べたいという人はいませんでした。
唯一食べたのが、世界中の食に興味があるというおじさまだけでした。
思った通りの結果でしたね。
一つの心残りは、タコを忘れてしまったことです。OMG…
タコ=悪魔の使いだなんて言われてたりするようですが、タコを食べた時の反応も見てみたかったですね。
それはまたの機会にでも!
「日本人はこんな臭いものを日頃食べてるのか?」と嫌われかねません(笑)
超意外な事実発覚!?わさびがポーランドでは大ウケ
寿司と言えば日本酒!ってことでお酒も持っていきました。
ポーランドで寿司パーティを開催し、一つ一つどんな反応をするか見てみたのですが大筋はすべて想像通りの結果でした。
これは好評だろうなと予測していたものは好評、これはダメだろうなと思ってたものはダメだという結果となりました。
ただ、一つだけ誤算があったのです。
なんと、
ポーランドの人たちは大のワサビ好きだったのです!
ワサビなんて食べないだろうなと思い、少ししか持って行かなかったのですが全く足りないという事態に陥ったのです。
12歳の子供さえも、
と、ワサビをペロペロ舐める始末です。
よくよく話を聞いてみると、これには深〜いわけがあったのです!
ポーランドという国は、日常的にポーランドワサビを食べる文化なんだそうです。
なるほど、だから日本のワサビも普通に食べられるんですね。
それにしても、ポーランドワサビってどんなワサビなんだろう?と思ってると、
と、寿司パーティの果てにポーランドワサビ手作り教室が開催されるアメイジングな結果となりました(笑)
番外編「ポーランドワサビ手作り教室!」ポーランドのワサビは○○だった!?
いざ!ポーランドワサビ手作り教室です。
まずは買い物から。
長芋のような?なんとも言えない物を市場で購入して、いざ手作り教室開催へ。
長芋ののような野菜をすりおろし器に投入し、生姜のようにすりおろします。
その後、
- 塩
- ビネガー
- サワークリーム
を入れてかき混ぜるだけで、ポーリッシュワサビの完成です。
はい、見てる分にはとっても簡単です。
出来上がったポーリッシュワサビをいただいてみると、
と想像を絶する辛さに驚きましたが、おろしたてのワサビが辛いのは、お国が変わっても変わらないんですね。
そして、ポーリッシュワサビと連発されていたこのワサビはなんと「ホースラディッシュ」でした!
言われてみると、ワサビとの共通点がありますね。
ポーランド人が、JAPANESEワサビに惚れた理由がようやくわかりました!
これだけ知ってれば完璧?なポーランド語講座
さて、現地の方々と仲良くなるために重要になってくるのが、現地の言葉を話すということです。
郷に入っては郷に従うべく、基本のポーランド語をマスターしておきましょう。
- こんにちは:Dzień dobry(ジン ダブレ)
- はい・いいえ:Tak ・ Nie(タック・ニェ)
- ありがとう:Dziękuję(ジェンクゥイエン)
- OK、いいね:Dobrze(ドブジェ)
- さようなら:Do widzenia(ドゥブゼニア)
と、これだけ知っていればかなり会話はできるはずです。
ポーランド語を勉強してくれたのね!と、熱烈歓迎して頂けちゃいます。
という訳で、ポーランドで寿司パーティ企画ですが、
冒頭の「寿司嫌い」発言
により、不穏な空気が流れましたが、エンターテイメントとしてとっても楽しんで頂けたようでホッとしています。
またどこぞやの国で、突撃「寿司パーティ企画」を実行に移したいと思います。
自己満に終わらず本当に良かった、ウルルンポーランドホームステイ寿司パーティ企画でした。
是非これを最後まで読んでいただけた皆様も、海外の方と旅先で仲良くなりウルルン再開につなげ、さらに寿司パーティなんぞやを企画されてみてください。
海外に出たら、「これをしたら嫌われちゃうかも。」なんていう考えは無用の長物です。
日本人の美徳的なものを捨てる事で、様々な出会いを楽しめるようにもなります。
「寿司は嫌い。」なんて言われながらも寿司パーティーを開催しちゃう程ズーズーしくなると、人生2倍、3倍と楽しむことができるようになるはずです^_^
(完)
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