学生時代に女一人バックパッカーでアジア各国を旅しました。
発展途上国と言われるアジアの国々で、現地の生活に密着した旅をするのが大好きです!ついにミャンマーへ移住。あれよあれよとミャンマー人と国際結婚し、今は子育てエンジョイ中!今後、子連れ旅も計画中! ⇒プロフィールの詳細はこちら
ミャンマーの観光地といえばどこを思い浮かべますか?
ヤンゴンのシュエタゴンパヤー?バガンの遺跡群?いえいえ、断然オススメはシャン州のインレー湖です!
今回は、インレー湖ほとりの町に住んでいる私がインレー湖の魅力をお伝えします!!!
インレー湖の観光はボートツアーを組むのが基本。自分の行きたいところや、時間の都合に合わせてアレンジすることができます。
全ての観光スポットを巡りたい人はまるまる1日のツアー、行きたいところだけリスクエストして半日だけのツアーにもアレンジできます。
それでは、インレー湖のボートツアーで行ける観光スポットの全てをご紹介します!
この記事の目次
【その1】五日市場
インレー湖の周りでは、五日市場と呼ばれる5日ごとに開かれる市場があります。
この市場には周辺の少数民族の人々が、ありとあらゆる商品や食品の売り買いをします。様々な少数民族の人々の生活の様子を見ることができるでしょう。
広い市場には、洋服や日用品などの雑貨から野菜や魚、肉などの生鮮食品にいたるまで生活に必要なものは一通りここで揃います。
【その2】少数族の水上生活、浮き畑
インレー湖上に生活しているインダー族という少数民族がいます。
家はもちろん、学校や病院、商店などの建物も全て湖上にあり、生活の全てが湖の上!そんなインダー族は、足で船をこいだり、独特な漁の仕方を行っています。
漁だけでなく、多くのインダー族が浮き畑で農業も行っています。ボートツアーでは、独自の習慣を多くインダー族の生活も見ることができます。
【その3】蓮糸の絹織物工房
世界中でも蓮糸を使った布はここだけで織られています。蓮糸は蓮から採取できる貴重な糸で、それを織って布にするためには20もの工程を要します。そのため、蓮布のストールは1枚$200以上もの値段がします。
現在は蓮の減少によって、蓮布の生産も減少傾向。今後、希少価値がより上がっていくかもしれません。
【その4】首長族に会う
インレー湖上で生活する「パダウン族」と呼ばれる首長族にも会えます。
少数民族としてガイドブックよく紹介される首にリングをはめた民族。パダウン族の女性は5歳になったら初めてのリングを首にはめます。毎年毎年首のリングは増えていき、その重さはなんと3~10キログラムにもなるそうです。
【その5】ファンドゥーパヤー
インレー湖のなかでも最大の寺院がファンドゥーパヤー。お寺の中には5体の仏像が奉られています。
参拝に来るミャンマー人が、仏像に次々と金箔を貼り付けたので、今では仏像は丸い団子のような姿になってしまっています。
この金箔を張ることができるのは男性のみ。金箔を購入し、仏像に貼り付けることで徳を積めるそうです。
【その6】ガーペ僧院
その名の通り、お寺に住み着いた猫が飛び回って芸をする寺院としても知られていました。ですが、現在は猫に芸を教える僧侶が亡くなってしまい、猫が芸を見せることもなくなったそうです。
私が僧院を訪れた時も、猫はごろごろと寝転がっているだけでした。1844年に建てられた本堂には約30体のシャン様式の仏像が祀られています。
インレー湖ツアー料金と所要時間
インレー湖のボートツアーは、観光スポットをいくつまわるかによってツアー料金と所要時間が変わってきます。
上記にご紹介したインレー湖上の観光スポットを全てまわれば所要時間はまる1日、ツアー料金は25,000チャット(約2100円、2018年1月現在)〜。
いくつか観光スポットを選んで、数カ所をまわるだけなら所要時間は半日程度でツアー料金は15,000チャット(約1220円)〜。
ボートは一艘に最大5人まで乗ることができるので、他の観光客とシェアすればその分安くなります。英語のガイドを頼む場合は5ドル~15ドル程度の支払いが必要。
インレー湖観光ツアーまとめ
インレー湖のボートツアーに行くなら、乾期の11月~5月がオススメ。6月~10月ミャンマー全域で雨期なので、雨に打たれながらのボートツアーは観光どころじゃありませんでした。笑
乾期なら雲ひとつない美しい景色もよく見えるでしょう。
ボートに乗って、自然美しい広大なインレー湖をぜひ楽しんでみてください。ヤンゴンやバガンとはまた違ったミャンマーの一面が発見できるはずですよ!
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コメント
はじめまして。
東京都に住んでいます。
蓮の布に興味があり色々探しています。
蓮の糸を仕入れることはできるのでしょうか?
旅行でも行ってみたいです。