【販売規制があるの?】ドイツ・SIMカードの選び方と注意点!

海外旅行お役立ち

こんにちは〜!ドイツでワーキングホリデー中のしおりです。

日本でもSIMフリーのスマホが普及する中、海外に中長期滞在する際、プリペイドSIMカードが使えたらとっても便利ですよね!

ドイツでは比較的大きな駅やカフェ、デパートには無料Wi-Fiが通っていることが多いですが、常に連絡を取ることができないことを考えるとやはり不便です。

ドイツには様々なSIMカードがあります。

 

…しかし!!!

2017年7月にドイツの法律が変わり、外国人のプリペイドSIMカード購入が複雑になってしまいました。

IDと住所登録の登録が必要になり、とても面倒な制度変更となりました…

 

どの街にもあるような大手通信会社だと、ID(パスポート)とホテルの住所登録(フロントにお願いすると出してもらえる所もあるようなので、事前に確認しておくといいかもしれません)でも売ってくれるところがあるようですが、

 

今回はそんなSIMカードについて、私が実際に購入した方法や大手キャリアごとのSIMカード比較、注意点をまとめてみました!

 

SIMカード購入場所

空港

空港内でも、割高ですがSIMカードが売ってあります。ドイツの大手キャリア、Telekom(テレコム)、Vodafone(ボーダフォン)、O2(オーツー)のいずれかの看板を見つけると良さそうです。

フランクフルト空港では、ターミナル2国際線ゲートBへ行くセキュリティチェック近くの『Fotec Electronics』というショップにボーダフォンの看板が立っていて、そこでSIMを購入できるそう。すべての料金込みで40ユーロかかったそうです。

しおり
店員さんは外国人慣れしていることから、英語が通じますし登録もスムーズな印象。

着いてすぐに買えるので、街中でお店を探す手間を省きたい方はこちらで購入するとスムーズです。

 

各通信キャリアの店舗

ドイツの大手キャリア、Telekom(テレコム)、Vodafone(ボーダフォン)、O2(オーツー)の店舗で買うことで、ほぼオンライン登録の手間が省けます。

しおり
コンビニやスーパーマーケットでも買えないことはありませんが、その際セルフでオンライン登録せねばならず、複雑です。理由は以下をご覧ください〜

 

Aldi、REWEなどのスーパー、コンビニのSIMカードにご注意

スーパーやコンビニでもSIMカードをよく見かけます。大手キャリアに比べると安いだけあって、もちろん登録はセルフです

しおり
オンラインのビデオチャットに繋ぎ、カメラ越しにパスポートなどのIDを見せて、うまくいけば登録となりますせめて英語が話せないと厳しいです…

さらに、スーパー・REWEのSIMカード『Ja!mobil』の認証には日本のパスポートが使えず、電子滞在許可証でのみ認証可能だったとの情報もあり、旅行者には発行されないので登録できません

ワーホリで滞在中の友人は、お金を払い、登録完了の文字が出たにも関わらず、格安SIMは使えなかったとのこと!うーん、それだけは避けたいですね…

 

キャリア1:Telekom(テレコム)

 

私が購入したのは、ドイツの最大手通信会社Telekom(テレコム)。ここはホテルの住所ではダメで、住民登録でないと買えなかった=旅行者は買えないという情報があります

“Telekom Hotspots inklusive”と書いてありますが、これはあまりフリーWi-Fiが通っていないところでもTelekomユーザー用にWi-Fiホットスポットが通っていて(特に駅でよく見かけます)、より通信が便利になるよーという意味です。

1番安いものにはこの記載がありませんでしたので、プリペイドでは2番目に安いもの(10ユーロ)を購入しました。

英語が通じない店員さんでしたが、なんとか指差し会話で購入できました(笑)パスポートの情報を一通り入力してもらい、住民登録の証拠となる書類も見せます…

「はい、オッケー。あと2時間くらいで開通するわよ!」

と言われ、無事完了!とっても楽でした( ´ ▽ ` )

手数料込みで25ユーロ支払いました。毎月オンラインで15ユーロ払っています。通信面でも全く困ったことはありません。

 

キャリア2:Vodafone(ボーダフォン)

ワーホリで滞在中の友人に聞いたところ、やはり購入の際にパスポート、住民登録の証拠など持って行ったそうですが…その店舗では登録まではしてくれなかったとのこと!

「うちでは登録まではやってないよ〜」と軽く言われたのだとか( ;∀;)

人が多すぎると対応してくれなくなるのかもしれません…

価格帯は変わらないようですが、ホットスポットの記載がありませんでした。同じくオンラインで毎月15ユーロ支払いしているそうです。

 

キャリア3:O2(オーツー)

こちらも価格帯は上のSIMカードとそんなに変わりません。

日本人のユーザーはテレコムやボーダフォンに比べて多くない印象ですが、パスポートとホテルの滞在証明で購入可能なようです。中には通信中に不具合を体験された方もいるようで、使い勝手はカードによるのかもしれません…

 

キャリアの店舗でもオンライン登録してくれない所も?

基本的にはオンライン登録までしてくれるようですが、上記ボーダフォンの店舗のように「ここではやってないから、セルフでやってください。」と言われることも( ;∀;)

同じキャリアでも店舗や人によって言い分が変わるのは結構ドイツあるあるです…

しおり
先に登録してもらえるのか確認しておくと無難です!

 

結局、旅行者におすすめなのは…

  パスポート&ホテルの住所で登録可能? SIMカードのみの値段(2018年1月現在)

※手数料etcが別途かかるので要注意

Telekom(テレコム) × 2.95ユーロから
Vodafone(ボーダフォン) 9.99ユーロから
O2(オーツー) 9.99ユーロから

 

ということで、旅行者にオススメなのはボーダフォン or O2のSIMカードということになりそうです。

手数料込みの値段ですが、値上げされてきているようで、はっきりとした相場はわかりません。空港のボーダフォンで40ユーロ払ったという人もいますし、街中のボーダフォンで55ユーロ払ったという人も…。

しおり
ここまで説明しておいてなんですが、数日間の旅行であれば、

  • 日本でWi-Fiルーターを借りる
  • 海外対応のSIMカードを日本から買って行く
  • 海外データローミングを利用

これらの方が手続きも簡単ですし、オススメです。

またヨーロッパの違う国からドイツに行く予定であれば、先にその国でヨーロッパ全体で使えるプランのSIMカードを購入することで、ドイツでも使えます

 

まとめ

いかがでしたか?旅行中かさむ食費などを考えると、通話料は極力抑えたいところですよね。それだけにこの規制でダメージを受ける人が多そうです。

 

この規制はテロ対策のためで、またこれから対応が変わってくる可能性が大きいです。上記にも書いた通り、キャリアだけでなく人や店舗によっても状況が違いますし、SIMカード自体の価格も以前と比べ上がっているようです。

これからドイツ旅行や留学に来られる際は、また情報を一通りチェックされることをオススメします!

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ヨーロッパ大好き元OLTRIPLER「 しおり」
新卒OLを2年半で辞めて、大好きなヨーロッパへ移住しました。最近はドイツ語と格闘する日々です。写真、映画、音楽などが好きです。 ⇒プロフィールの詳細はこちら

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