旅中にたどり着いたアルバニアにてセラピストをしている沈没系旅人。名所よりも現地の人の暮らしに興味があります。予定は未定。あまり計画を立てずにゆっくりした旅がしたい人は覗いてみてください!
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今回ご紹介したいのが、Workawayのサイトです。
これを利用すれば、なんと宿代がただで旅ができてしまいます!
やることはシンプル!あなたが得意なことでできる1日数時間のボランティア。
世界のどこかであなたのことを必要としている人がいるかもしれないと思うと、ワクワクしませんか??
海外では人気ですが、日本ではまだまだ認知度が低いWorkaway。
でも使い方は実は簡単なのです。今回はその登録方法から体験談までご紹介します。
ぜひWorkawayを利用して一生の思い出を手に入れてください^^
この記事の目次
Workaway ってなに??
簡潔に言うと、労働力が必要な人と時間がある旅人のマッチングサイトです。労働力が必要なホストは、宿や食事を提供します。旅人であるワーカーは、1日数時間のボランティアをするのと引き換えに、宿や食事を得ることができます。
Workawayのいいところ
2−1 お金がかからない
ボランティアをすることの対価として、宿とご飯が貰えます。
宿代とご飯代が浮くことで、少額のお金のみでも生活ができてしまうのです。
その為Workawayを使って、ほとんど移動費のみで地球を周ることも可能です。
ただし対価の条件はホストによるので、契約前にしっかり条件を把握しておく必要があります。
食事が朝食のみだったり、昼食代を毎日徴収するホストも見かけます。
2−2 働ける(役に立てる)
旅を続けていると、人の役に立ちたい!何か働いてみたい!という欲求が出てくる人は少なくないのではないでしょうか?
長い旅生活では、その土地土地でみんなの働いている様子、地に足をつき一生懸命生活している人をみては、羨ましく思うこともあるかもしれません。
人に必要とされ、協力することは嬉しいものです。
2−3 現地の文化、生活を体験できる
Workawayではボランティアで働くことになります。仕事内容に慣れるまで少し時間が必要なことから、最短2週間〜1ヶ月などのやや長期的な募集が多いです。
そのため、短期間では知ることが難しいその地域のリアルな部分が見えてきます。
2−4 ホストや他ワーカーとの交流
一緒になって働き食事をすることで、個人個人とより深く関わり合えます。
世界から集まるバックパッカーたちとの文化交流は、価値観を広げるチャンスです。地域によりますが、英会話の練習にもなります。
2−5 全世界利用可
似たようなサイトで人気なものにWwoofがありますが、こちらは国や地域ごとに登録、年会費を支払わなければいけません。
その点、workawayは1人32€、2人で42€の年会費で全世界で利用できます。
2−6 ホスト、ワーカーがお互いにリクエストを送り合える
ホストがワーカーのプロフィールを見て、リクエストを送ることも可能です。
プロフィールで自分をアピールしておけば、必要な人に届きます。
Workaway の注意点
3−1 評価制度がうまく機能していない
ホストとワーカーは、ボランティア期間を終えた後にお互いサイト上に評価をつけることができます。
しかし、この評価は、どちらか片方が評価をした時点で公開されてしまいます。
つまり、どちらかの一方が悪い評価をつけるともう片方がその評価を見て、もともと付けようと思っていた評価を変えてしまう、ということが可能なのです。
お互いに悪い評価をつけられると、ワーカーは次のボランティア先が見つけにくくなりますし、それはホストも同様です。
私がよく耳にするのが、ワーカーの泣き寝入りです。ホストの中には、募集条件以上に労働を要求したり、対価をしっかり提供しなかったり、というホストがしばしばいます。
サイトがまだ比較的新しいということで、いい評価を増やすことが狙いのようです。評価がよくても、コメントにそれとなく悪い情報が載っていることがあるので気をつけてみる必要があります。
3−2 2人組で応募がおすすめ
事件やトラブルなどのリスク回避には2人組が安心です。年会費も2人だと1人当たりの金額がグッと下がります。
実際に登録してみよう!
下記のサイトにアクセスします。
https://www.workaway.info
画像の丸枠、Registerのボタンを押し、
Sing up Workawayersから登録に進みます。
その後プロフィールにて自分の情報を記載していきます。
氏名、年齢、旅先、旅の期間、自己紹介
リストの中からどんな仕事ができるかをチェックしていきます。
Workaway を利用するときのコツ
5−1 プロフィールをしっかり書く
プロフィールは自分をアピールするチャンス。お互いにどんな人であるかイメージしやすい情報が必要です。
趣味や前職、経験、なんでもいいので書きましょう。一緒に働きたいと思って貰うことが必要です。
英語が苦手でも時間をかけて丁寧に書くことでその後の成約率が高まります。英語など語学のレベルも記載しておきましょう。
5−2 少しでも興味があればとりあえず連絡
Workawayは人気のサイトです。
ワーカーの方が多い状態とのことで、特に人気の地域ではボランティア先の募集はすぐに埋まってしまいます。
まずは気軽にリクエストを送ってみて、その後のやり取りから判断してもいいでしょう。
上記のページ画面から、場所や検索ワードを使ってホストを調べることができます。
Last minute listing では、緊急でワーカーが欲しいホストが掲載されているので、いますぐ働きたい人はチェックを入れて調べます。
5−3 同時に数カ所に送る
ホストは忙しい人が多いです。
返信がこなかったり、遅かったり、ということもしばしばあります。そのためゆっくり吟味して1つ1つ送っていると、時間がかかりがちです。
Workawayで多い仕事内容
多いのが農作業、畑仕事です。オリーブ詰みやオイル絞り、ワイン作りなど繁忙期のみの募集もあります。
その他、ホステルの掃除用人、受付業務、学校の補助、大工仕事など。
またベビーシッター、家政婦、子供の語学教育、スポーツコーチなど個人宅でボランティアをすることも可能です。
体験談
7−1 ハンガリーの村Tac、個人の庭の畑仕事。★★☆☆☆
<仕事内容>★★★☆☆
個人の庭の畑仕事と羊の世話。しばらく手入れがされていない雑草が生い茂っている土地でした。雑草を抜き、耕し、種蒔き、水やりを行います。道具がなかったので大変でしたが、久々の土いじりは楽しくもあります。
ハンガリーの独特の羊を飼っている一軒家です。が、この家ずっと誰も住んでいない掘っ建て小屋のような家だったのです(汗)暖房はおろか温水も出ない、最初のうちは電気もありませんでした。
そして、ベッドも床にマットレスがあるのみ。掃除はされていなくて、ご飯もパンとジャムしかないという衝撃。
ちなみにこの時期は氷点下をきる寒さ。1週間シャワーなしで頑張りました。
みんなで毎晩バーベキューを楽しめる居心地のいい家という、プロフィールとは全然違うことにびっくりしてしまいました。
<休日>★★★★☆
仕事が終われば自由とのことだったので、他のワーカー2人とバスで30分ほどの町に遊びに行きました。
たまたまだったのですが、町に出た日はハンガリーの独立記念日!みんな各々手作りのハンガリーの国旗を表したバッチを胸元につけています。愛国心溢れる国だと思いました。
メリーゴーランドも手動の手作りのもので、おじさんたちが頑張ります!なんとも可愛らしい雰囲気のお祭りでした。
その他も、近くの古い遺跡まで散歩したりと、のどかな雰囲気を味わいました!
<ホストとワーカー>
1週間ホストはほぼ現れませんでした。食料をおきに、1日1回様子を覗きにくるということでしたが置き去り状態(泣)
でも彼女は子供の世話と仕事とで忙しい様子だったので仕方ありません。とても雰囲気のいい人でした。
ワーカーは20代前半のアメリカ人女性、10代後半のドイツ人女性。みんなWorkawayの利用が初めての初心者。サバイバル仲間となりました。
7−2 アルバニアの小町 Shkoderのホステル業。★★★☆☆
<仕事内容>★★★★☆
朝食準備、ホステル全体の掃除、トイレ掃除、シーツ替え、洗濯、植物の水やりなど1日5時間〜6時間。人によってはレセプションや戸締りも行います。
指示がなく、自由にやらせてくれる分、いつ休憩を取ればいいのか、何時までやればいいのか曖昧で初めの1週間は慣れるのに苦労しました。
これはホストと話し合って徐々に解決しました。
<宿とご飯>★★★☆☆
朝食はホステルのゲストの朝食を頂きました。
昼食と夕飯はホストのためにも作らないといけませんでした。自由時間内でしたが、これも業務に含まれるかもしれません。
材料はキッチンにあるもので作ることになりますが、いつもほとんどなかったので、近くのマーケットに買い出しに行っていました。
野菜は1キロ30円ほどと安いので問題ありません。
ベッドはお客さんと一緒のドミトリーベットの1つを利用していました。
<休日>★★☆☆☆
2週間経っても休みを貰える様子がないので、他のワーカーに聞いて見ると「休みはない」とのこと。
というのも、アルバニアではそれが基本なのです。
休みは必要になったときに、オーナーなどに用事を告げて休む。日本のように決まった休みはありません。
意外な文化の違いを目の当たりにしました。アルバニア人にとって仕事は生活の一部であり、日常。
<ホストとワーカー>
特にホステル業はコミュニケーションを取る機会が多くなります。
みんなでご飯を食べる、という暗黙のルールがあったので結構長い時間関わり合うことになります。
特に夜は地元のお酒RAKIを毎晩しっぽり飲んでいました。
ホストは人見知りのために慣れるのに時間がかかりましたが、いまでも仲良しです。
7−3 ギリシャの小町Aigioのダマスクローズ農園 ★★★★★
<仕事内容>★★★★★
早朝に薔薇を摘みます。綺麗に咲ききった花だけを摘んでいきます。
その後花びらだけを集めて、バケツに詰めていきます。
仕事内容はいたって簡単であり、朝の7時〜12時過ぎまで行います。
早くにノルマを達成したので、キャンプ場のお掃除も手伝いました。
ギリシャのおばあちゃんの一軒家のお部屋を借りました。
おばあちゃんはギリシャ語しかできないのだけれど、いつもニコニコと身の周りの世話をしてくれます。
洗い物や洗濯などもやる必要がないよ、とかなり甘えさせて貰いました。ホストのお母さんはお料理上手で、毎晩美味しいギリシャ料理を振る舞ってくれました。
<休日>★★★★★
徒歩30分の場所に美しいビーチがあり、1日ゆっくり泳いだりできます。
シーズンオフの5月でしたが、すでに暖かかったです。また、小さな山村にもデイトリップしにいきました。
<ホストとワーカー>
花摘みは基本は一人で行いますが、花びら取りはみんなでテーブルで行うので会話が弾みます。
他のワーカーとはお昼以降を一緒に過ごすことが多く、みんな仲良くなりました。
全員女子のひとり旅なので意気投合しやすかったです。
毎晩トランプをしたり、ビーチに行ったり、飲んだり、木の実やフルーツを採ったり、ピクニックをしたり。
ホストもとてもいい人で、おしゃれなレストランに連れてって行ってくれたりと親睦を深めることができました。
スローライフで健康第一TRIPLER 「ERICA」
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