流れに身を任せ、日本→ドイツ→イスラエルへ。なんでも挑戦をモットーに。TRIPLER「Yuki」

経歴

現在、イスラエル在住4年目。

1970年代初めにバックパッカーで世界を旅したことがある父の影響をなんとなく受けて、いつか自分も海外に行くだろうと思っていた幼少期。

高校1年、父とふたりで中国へ初の海外旅行。大陸の壮大さを感じ、日本とのスケールの違いを実感する。

大学では専攻していた学科との関係もあり、講師と友達と初めてバックパックを担いでインドへ。その後、バイトをしてお金を貯めてアジア各国へ。

大学4年のとき、ゼミの関係でインドネシアへ。旅先での事件にも巻き込まれたが、こりずにインドネシアへの語学留学を決める。

卒業後約1年間お金を貯めて念願のインドネシアへ!
現地の女子学生寮に1年半住み、インドネシア語を学ぶ。東西幅はアメリカ合衆国ほどある国内を時間がある限り旅する。現地の人たちとの交流から彼らから見える日本、日本との関係や歴史、宗教観なども学ぶ。

帰国後、某機関紙に就職。記者として働く。

もう一度海外で生活したくなり、ワーキングホリデーギリギリの年齢でドイツへ。
ドイツ語は全く話せなかったため、現地で4カ月間語学学校へ通う。その後、ヨーロッパ各国を旅する。途中、置き引きに遭うがなんとか乗り越えて旅を続ける。
最終目的地のベルリンにつき、バイトをして残りの生活費を稼ぐ。
そのころ出会ったイスラエル人とあれよあれよと結婚することになったため、そのままドイツに残ることに。

6年ほどなんとかドイツ生活をがんばっていると、連れ合いから「イスラエルに移住するぞ!」と爆弾宣言を受ける。
すったもんだして、イスラエルに移住する。
移住当初から衝撃の連続。連れ合いでさえ、「あれ、こんなにひどかったっけ?」と。
約1年後、第一子を現地の病院で出産。

<今までに訪れた国・地域>

中国、インド、カンボジア、インドネシア、シンガポール、韓国、ベトナム、台湾、香港、オーストリア、チェコ、ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、イギリス、スコットランド、ポルトガル、スペイン、フランス、イタリア、スロベニア、ハンガリー、スロバキア、イスラエル、ポーランド、ギリシャ、スイス

出身地

山形県山形市

趣味

旅、映画鑑賞、読書、サッカー観戦

好きな国・地域

出典

インドネシア:第2の故郷、帰国時には友人たちとの別れがつらくて涙が止まらなかった。

スコットランド:バーで飲んだスコッチウイスキーが忘れられない。街並みや自然が素敵。

スロベニア:自然が素晴らしい。人が親切。

好きな映画

出典

「インディ・ジョーンズ」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「街の灯」、「王と鳥」、「風の谷のナウシカ」

好きな本・漫画

出典

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(米原万里)、『河童が覗いたインド』(妹尾河童)、『父の詫び状』(向田邦子)、『道ありき』(三浦綾子)

『ブラック・ジャック』(手塚治虫)、『プライム・ローズ』(手塚治虫)、『風の谷のナウシカ』(宮崎駿)

好きな音楽

出典

The Beatles、Simon&Garfunkel、the pillows、Mr. Children、THE YELLOW MONKEY、スガシカオ、エレファントカシマシ

好きな食べ物

寿司、ラーメン、蕎麦、芋煮、納豆、キムチ、きりたんぽ鍋、スンドゥブチゲ、テンペ、トムヤンクン、フォー

最後に

海外に住むようになって約10年になります。自分がこんなに長く海外に住むことになるとは思ってもいませんでした。そして、イスラエルに住むことになるとは全く考えたこともありませんでした。

人生は計画通りにはいかないなというのが実感です。今、イスラエルで生活しているのも流れに身を任せ、とにかくなんでも挑戦してみようという思いからたどり着いたという感じです。

これまでの旅と海外生活の経験から人種や言葉、文化は違ってもそれぞれの国に住む人たちは「人」として自分と同じだということを学びました。

記事を通して日本ではなじみのないイスラエルについて少しでも身近に感じてもらうことができ、遊びに来てもらえるとうれしいなと思っています。