人生再発見!Re:LIFEエンジョイTRIPLER♦YOU

経歴(自己紹介)

約半世紀程前、静岡の片田舎にて花火の音とともに産声をあげる。

二人姉妹の末っ子だったため、甘えん坊で、いつも姉の後ろをくっついて回る大人しくて引っ込み思案の少女に育つ。

小学3年の頃、母を病で亡くす。そのため鍵っ子となり、内気な性格に拍車がかかり、帰宅してからも外出せず家で遊ぶことが多かった。

当時好きだったのは読書。そしてドラマやアニメ、映画を見ること。特にイギリスを舞台としたシャーロックホームズやアガサクリスティ、インディー・ジョンズなど世界を駆け回る冒険物語は大好きで、「私もいつか主人公みたいに色々なことをやってみたいなぁ」と夢をみることに。

その憧れもあって、中学生の頃から自分で想像した冒険を物語にして書いては友人に読んでもらったり、一緒にミニ映画を撮ったりして遊んでいた。

物語を書いているうちに、今度は「主人公のように勇気のある人になりたい」「行動できる人になりたい」と考えるようになり、そのためには「自分の性格をかえなくては!」と高校で思い切って演劇部に入部。高校デビューを果たした。

三年間は部活一色の日々。毎日朝から夜まで練習練習で、汗と涙にまみれた濃厚な青春時代を過ごす。しかしその中で、忍耐力・こだわりを持って取り組む事・目指すものを得るためには少しの勇気と行動力そして好奇心が必要――という、まるで少年マンガのような考えを得ることになる。

そしてその考えが自分のこれからを変えることに。

大学で国際学科に入学し、そこで初めての海外を体験する時の事。

場所はイギリス。憧れのホームズの国だ。数ヶ月という短い期間だがもともとは臆病な性格。「本当に留学なんてできるのか?」という不安が押し寄せ断念しようとした。しかし幼い頃からの憧れの国。想像したベーカー街やテムズ川の風景――。「これでは今までの自分となにも変わらない」「変わるためには勇気と好奇心と行動力だ!」「私はホームズに会いたい!」と一念発起!イギリスへの留学を決めた。

その結果、今まで出会ったことのない”初めて”をたくさん経験し、多くの素敵な景色に出会うことができた。

イギリスではロシア・トルコ・リビア・アルゼンチンからの留学生と生活を共にし、夕食後はホストファミリーとワードゲームをしながら、それぞれの国について語り合った。

初めて度数の高いロシアのウォッカを飲ませてもらい倒れそうになったり、お互いの国の言葉を教え合ったり、ある日突然、隣の部屋から生コーランが聞こえてきたり、白米が甘いデザートになって食卓にのったりと、とにかくすべてが新鮮で面白く、日本にいては味わえない経験ばかりだった。

休みにはイギリスの各地へ足をのばし、美しい田園風景や、古城を目にしたり、憧れのロンドンでホームズのコスプレをしてみたり、夢に見ていた物語の世界の登場人物になったような幸せな気持ちになれた。

「知らない場所へいくってこんなに楽しいことなんだ!」「勇気をだして旅に出てよかった!」

自分を、旅を好きになれた瞬間だった。

それからというもの新しいことに挑戦する時はこのイギリスでのことを思い出す。

今は諦めていたもう一つの夢である「物書き」になるためにライティングを学んでいる。そして不安になった時は「少しの勇気と好奇心と行動力」という言葉を心に刻み込む。

誰でも最初はすべてが未知の世界。成功するか失敗するかは考えてもわかることじゃない。もちろん失敗することの方が多いかもしれない。

でも一つ言えることは、その答えを知るためには一歩踏み出さなければなにも始まらないと言うこと。

だからこれからも、好奇心をもって新しいことに挑戦していきたいと思っている。

人生100年!あと半世紀!常に新しい生き方を模索しながら過ごしていけたらと願う日々である。

 

出身地

出典

静岡県沼津市。

静岡県の東部にあり「東海道五十三次」にも描かれている旧宿場町。北に富士山、南に駿河湾をのぞみ、自然に抱かれた穏やかな土地である。

夏の風物詩である花火大会は東海随一を誇り、例年30万人以上が来沼する。

現在は富士宮市在住。

趣味

読書、小説(書く方)、観劇、演劇、ジム通い、ダンス、YOSAKOIなど、基本”解放させること”や”表現すること”が好き。

でも今一番はまっているのはサウナ!ジムのスタジオでハードに体を動かした後は、サウナでじっくりと汗を流すのがルーティンワークとなっている。

でも痩せないのが悩み……。

好きな国

日本

もちろん生まれた国だから。

出典

イギリス

短大時代、イングランド南部にあるリゾート地でも有名な港町、ボーンマスに短期留学をしていたから。そこで美しい風景と、たくさんの”初めて”を経験しカルチャーショックを受ける。

その時の経験が今の私の旅好きにつながっている。

出典

スペイン

実は10年近くフラメンコ教室に通っていた経験あり。最終的には上級クラスにまで上りつめ、地元のイベントなどにダンサーとして参加。本場スペインからプロダンサーを招いたレッスンにも積極的に参加し、仕事の傍らフラメンコ三昧の日々を送っていた。

「いつかは本場のタブラオでセビジャーナスを踊ってみたい!」という野望を今なお持っていたりもする。

好きな映画

出典

ロード・オブ・ザ・リング

言わずと知れたRPGの金字塔!

恐ろしい力を秘めた一つの指輪を巡って、指輪に選ばれた主人公と仲間達の闇の勢力との戦いと冒険を描く物語。原作である「指輪物語」は、「ドラゴンクエスト」や現代におけるすべてのRPGの元祖だといわれている。

まるで神話の世界にトリップしたような幻想的な映像美も素晴らしいが、全編に渡る雄大な音楽も秀逸。主人公フロドを演じたイライジャ・ウッドの汚れのない澄んだ青い瞳に吸い込まれそうになった。

全三部作&スペシャルエディション所有済。

好きなアニメ

出典

 

夏目友人帳

見えないモノが見える少年・夏目と、猫に乗り移った大妖怪・にゃんこ先生の友情冒険譚。夏目の持つ「友人帳」と呼ばれるモノノケを支配する古い冊子を巡り、それを狙う妖怪達が巻き起こす、優しくてちょっと心温まるお話。

全編に流れる穏やかな音楽と、登場するコミカルでミステリアスな妖怪達に、見終わった後はいつも心がホッコリと幸せな気持ちになる。

疲れた毎日のオアシス的存在。

好きな本

宮部みゆき・湊かなえ・東野圭吾

など本格ミステリーが好き。

蒲生邸事件・火車・魔術はささやく・レベル7・ソロモンの偽証・ペテロの葬列・告白・望郷・贖罪・宿命・手紙・白夜行・悪意・流星の絆など読んだ作品は数しれず。

この三人の作家に共通して言えることは、心理描写が上手いということ。

複雑に入り交じった人間の感情や葛藤などを緻密に繊細に描いている作品ばかり。「なぜ人は罪を犯してしまうのか?」正義・悪に至る心の機微をリアルに描いている。

これらの作品に関心をもったことがきっかけで、「もっと人間の、自分の心の中を知りたい!」と心理学の勉強をはじめ、結果心理カウンセラーの資格を取得することに。

好きなマンガ

出典

BASARA

文明が滅んだ後の日本が舞台。家族を殺された復讐の為に、少女を捨て「運命の子」として男として生きることを選んだ主人公の悲恋と革命の物語。

少女マンガだと言って侮れない程の内容量の多さ。上っぺらだけじゃない、泥臭くて人間味のあるキャラクター達。

これはもうマンガの域を超えている。もはや大河ドラマといってもいい作品。主人公・タタラの凛として逞しくも、心優しい姿に「かっこいいなぁ」と憧れていた。

その他、7SEEDS、ミステリと言うなかれ等、他の田村由美の作品もすてがたい。

好きな音楽

米津玄師

当時ネットでサークルに参加していたこともあり、ハチと呼ばれたボカロP時代から知っていてファンだった。「Mrs.Pumpkinの滑稽な夢」や「ワンダーランドと羊の歌」とか可愛らしい曲が結構好きで良く聞いていた。

いまでも大好きで、毎年のライブには欠かさず応募し、なぜかいつも運良く当選し参戦している。強運!

悩んだとき、辛いときの自分への応援歌は「馬と鹿」。

好きな食べ物

サーモン、いくら、寿司、ラーメン、パスタ、ポテトとか……えとせとら。

でもいくらポテト好きだといっても、イギリスステイ中、ジャガイモが蒸されたり、揚げられたり、潰されたり、そのまま丸ごととか……

毎晩の食卓にいろいろと姿を変えて出てきことには、正直恐怖を覚えた。

最後に読者への一言

幼い頃から歴史好きな父と大河ドラマを見ていたせいか、日本の風土や歴史、武将や史上の人物、それにモノノ怪や鬼や忍者など、THE日本!というものが好物となってしまい、今でも「見えないモノの世界が必ずどこかにある!」と信じて疑わない私。

こんな日本大好きな私は、これからもあまりに身近すぎて見落としてしまいがちな、私達の国・日本の魅力を旅というキーワードをとおして色々な角度から伝えていけたらと思っています。そしてそこで経験した様々な記憶や感動を臨場感を持って描けるライターとして成長していけたら嬉しいです。

「失敗こそが成長 何事もまずはやってみる」

この言葉をモットーに、これからも”初めて”を探して日々チャレンジして行きます。