【フリーランス女将】感動を伝える日本酒ライターTRIPLER 「友美」
経歴・ワクワクを追い求めた結果、好きなことが仕事に。
関友美(日本酒ライター/コラムニスト/唎酒師/フリーランス女将)
札幌市内でOL(経理)をしながら、
夜はワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎にアブサンにテキーラに…
と毎晩酒盃を傾ける道産子らしい生活を送る。
その後なんとなく上京。
OLをしたり、旅人をしたりする生活のなかで、年齢とともに食を見直し、
東洋医学の本を読み漁り、東城百合子先生に傾倒し、辰巳芳子先生を知り、
Jr.野菜ソムリエ講座なども受講。
従来の出汁や調味料、食材や調理法の大切さに気がつくと同時に、お酒の好みが変化。
日本酒により一層の興味を抱く。
酒蔵見学や酒屋訪問、日本酒屋巡りを続けながら、
日本酒BARスタッフや日本酒アドバイザーの副業をスタート。
まだ解明されない部分や、(菌という生き物の力によるため)毎年できるお酒が微妙に違うなど
「どこまでいっても終わりがない」神秘の日本酒ワールドに魅せられていく。
依頼されたのをきっかけにライティングもはじめ、いつしか本業となり、
酒蔵取材の他にも、日本酒にまつわる様々な仕事に携わるという、現在のスタイルに至る。
出身地・恋の町札幌
北海道・札幌市出身。
「札幌って都会でしょう?」ってよく言われますが、中心部だけの話です。
”学校の隣が牧草地”というシチュエーションでのびのびと育ったのち、
ススキノがわたしを大人にしてくれました。
趣味・好奇心のおもむくままに
お酒を飲むこと。おいしいものを食べること。(ひとり飲みも大切な時間)
読書。
新しい土地(酒蔵、城、焼き物、神社仏閣…)にいくこと。
昨日まで知らなかったことを知って、実際に体験し、
出会うはずのなかった人とめぐり逢い、刺激を受けて考え事&妄想するのがすきです。
好きな国、旅先、場所
酒蔵、酒場、酒屋、田んぼ、お酒好きなひとがいるところ。
日本酒のあるところ!!
好きな映画
出展:eiga.com
『吉原炎上』
『RENT』
『深夜食堂』
『サヨナライツカ』
見終わった後、おいてけぼりにされる感じのストーリーが好きです。
好きな本・マンガ
『パイロットフィッシュ』
『娼年』
『日本人も知らない日本酒の話』
『昭和元禄落語心中』
好きな音楽
演歌、歌謡曲からレゲエ、HOUSEまでなんでも。
でもいちばんほっとするので、
私が立つ店にはいつも、工藤静香、ちあきなおみや越路吹雪などの歌謡曲がかかります。
(シャ乱Qが心の青春、大阪は聖地です。)
好きな食べ物
美味しいもの。新鮮なもの。上手に”仕事”がされたもの。できるだけ自然のもの。
・魚貝(平目のえんがわ、牡蠣)
・出汁のきいたお料理
・ラーメン、カレー(どんぶり1つに凝縮されたコース料理!)
「おいしい」を共有できる大好きな人たちと、食卓を囲むのが何よりの幸せです。
運営サイトやブログ
オフィシャルホームページ『TOMOMI SEKI×SAKE』
ブログ『日々の雫』
Instagram @tomomi0119seki
FACEBOOKページ『オフィストモミ』
Twitter @otomi0119
最後に読者への一言
日本酒は、飲兵衛のものばかりではありません。
世界のなかでも、これほどまで複雑な製法を持つお酒はないそうです。「改善に改善を重ね、研究しより良いものを生み出す」というのは、日本ならではの性質。何百年とつむがれて育まれてきた、大切な日本の文化です。
そして日本酒を紐解くときには、その背景にいる醸造家のかたがた、農家のかたがた、地域性や食文化、歴史などさまざまなものが必ずくっついてきます。
「このお酒、あまり好みじゃないな」と思っても、つくられた土地で郷土料理と一緒にいただくと「なるほど!こういうことか!」と手を打ってしまうほど、ぴったり合って美味しく感じることがある――そんな日本酒の地域性を愛しています。そして日本酒をわたしは愛しています。
海外や別の街に出ることは、とっても大切!
いつもと違う場所にいって帰ってくると、別の視点から”故郷”や”自分の居場所”の良さを再発見することができます。だからほかのTRIPLERさんたちの記事の合間に、わたしの記事も読んでもらえたら嬉しいです。
お酒が大好きなひとも、ちょっと苦手なひとも、下戸のひとも、これから初めて飲む人も、国内外のみなさんに「日本酒」を好きになってもらうキッカケになればイイナ、といつも思っています。