大阪出身の23歳。
大学卒業後はあえて就職という道は選ばず、妹と共に「ドイツ母子留学」を決意。
現在はドイツベルリン在住。ブログとプログラミングの分野で主に活動中。
今日より明日、人生をもっと好きになれるよう日々奮闘。
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こんにちは。【生き方改革!】ベルリン母子留学TRIPLERりなちょです。
突然ですが、ドイツ教育費無料って聞いたことありますか?
ない方もいらっしゃれば、聞いたことある方も多いと思います。
しかし、ぶっちゃけのところ…..
・そんないい話あるわけない。純粋に信じられない。
・留学するなら英語圏以外考えられない。
・ドイツは教育費無料って聞いたことあるけど、実際のところ高くつきそう。
・ドイツ語できないし、私には無理。
・ドイツって言われてもピンとこない。
そこのあなた!あなた!あなた〜〜〜!聞こえてますよ。
だけどそうですよね。実はこれ、全て私が思っていたことです。笑
しかし、ドイツの教育制度はもちろんドイツって、知れば知るほど魅力的なんです。
騙されたと思って画面をしたへスクロールしていただくと嬉しいです。
読み終わった後には、あなたもドイツ・ベルリンの魅力に惹かれること間違いなし。
今回は『ドイツ事情第一弾』としてドイツの教育費について、あなたの本音とともに徹底解説いたします!!必見です!!
1. まず初めに、ドイツとは?
1-1. 概要
言語:ドイツ語
首都:ベルリン(赤い印があるとこと)
ベルリンはベルリンの壁で有名ですよね。そのベルリンの面積は東京23区の約1.5倍、人口は590万人(東京の1/3)だそうです。
1-2. 位置
ヨーロッパ大陸にドンっと位置するドイツ。
日本との時差は約8時間なので私たち布団に入る頃、ベルリンでは新しい一日が始まると言った感じです。
首都ベルリンへは日本からの直行便がないためデュッセルドルフやフランクフルトで乗り換える必要があります。
1-3. 名産物
ソーセージ・ビール!!または、ビール・ソーセージ!!
また、ドイツはオーガニックコスメなども有名なんです。Lavera 、WELEDA、Kneippなど、人気のオーガニックコスメもドイツで購入すると日本よりもずっとリーズナブルな価格でゲットできます!
2. ドイツ教育費徹底解説
2-1. 「平等に学べる仕組み」がしっかりとしている国:ドイツ
①教育費が無料
ドイツの学費は無料です!!
小学校から、大学、大学院に至るまでの、公立校の学費は、すべて無料となります。また、外国人であっても無料なんです。しかし、私立の学校の場合は、有料です。
またドイツと同様、イギリス、フランス、フィンランド、スウェーデンなど、多くのヨーロッパ国では高校終了までの義務教育期間は教育費が全くかからないそう。ポイントは、“授業料”ではなく、教科書から鉛筆、ノート、給食代などの全てを含めた費用がタダというところ!!
②子ども手当
なんと!!子供手当(Kindergeld)が、支給されます。
1人あたり約2万3千円(1ユーロ130円の場合)。また、学生の場合だと、最長25歳まで支給されるそうです。もちろん、外国人も対象です。そのため他の料金は子ども手当でまかなうことが可能となります。
ドイツ教育費が無料っていうけど、留学するならやっぱり英語圏でしょ!!
誰もが夢見る、英語圏留学。
アメリカ、オーストラリアやカナダ…などなど。
私もできることなら今すぐにでも…
しかし!!コスト面での負担が大きすぎる。
私立大学の年間学費を国ごとに比較!!したグラフがこちら。
ちょっと待って。他の費用もお忘れなく!!
巨額の学費。それに付け加えて、宿泊費、食費、交通費やその他の生活費…考えただけで足がガクガクしてきました。
2-2. ドイツの物価
ドイツは教育費無料だけど、実際のところ高くつきそう…
安心してください!!ドイツの物価はそこまで高くありません。またチップの文化もないんです。
そのため、日本とほとんど同じと思ってくれても大丈夫です。
ビールは0.5リットルの瓶ビールが65セント(約75円)!!とても安い。まさにビール大国ドイツ。
しかし、今後家賃の高騰が予想されます。実際に私が住んでいるところは、市内から30分程度の家具付きのワンルームで二人用。最寄りの駅からは10分以内の好立地。それで家賃は900ユーロ。日本円で約12万円程度。急いで探したっていうのもあり、少し高めの設定…
ドイツは移住民が多いのに対し、部屋が少ないため住居が探しにくい、プラス家賃が年々高くなっています。部屋を探す際は少し時間がかかるかもしれませんね。
2-3. 実際にかかる費用
学費が無料のため、必要な費用は生活費、家賃 食費、また交通費や雑費など。
その上、学生の場合は子ども手当が出るため、その費用を生活面で賄うと実際にかかる一ヶ月の出費は日本で生活するのとあまり変わらないかもしれませんね。
3. 費用だけが魅力じゃない!?ドイツ留学すればついてくる更なる特典。
3-1. 日本とは到底比較にならない英語力の持ち主
ドイツ人は第二言語にも関わらす英語がとても堪能。
ではありません。
ドイツの教育に秘訣があったんです。
その英語教育。何が日本と違うのか比べてみましょう。
その①基本小学校3年生の時に英語教育が始まる
日本の小学校ではまだ教科化されている学校は少ないよう。実際に私は中学一年生の頃に初めて英語を習いました。
その②「遅れてる子に合わしてる暇はないからできる子はどんどん伸ばしましょう」方針
ある程度基礎が固まってくると、個人のレベルに応じてレベル分けされるという。
その③とにかく話す!!
日本では皆さんもご存知のように単語や文法の勉強の毎日。しかしドイツではスピーキングとライティングの特化した授業を主にするそうで。そりゃもちろん生活する際にはコミュニケーションが必要のため、スピーキングが出来た方が断然有利。
その④ベルリンはドイツの中で最も国際的な都市
市民の約18%が外国籍を所有するといわれています。そのため、英語を話す機会が多く、他のドイツの都市と比べても英語を話せるドイツ人がとても多いんです。
3-2. ドイツ・ベルリンは最も国際的な都市
「ドイツ語できないから、私には無理。」
と思っているあなたにこっそり教えます!!
ドイツのもう一つの魅力はとにかく国際的!!地域によりますが、ドイツの首都、ベルリンは約190カ国を超える海外出身者が共存する最もグローバルな地域。だから言語に全く困らない。もちろんビジネスや本格的に生活するとなると、ドイツ語は出来た方が有利。しかし、捉え方次第では、英語とドイツ語の両方を伸ばすことができる一石二鳥のチャンスかも!!
3-3. 第二のシリコンバレー「ベルリン」
ドイツって言われてもピンとこない…
ですよね。頑張ってソーセージとビールくらい。
他に何があるの?
実は、ドイツの首都ベルリンは第二のシリコンバレー、言い換えるとスタートアップの聖地としても知られています。
ベルリンは年に500のスタートアップが生まれると言われています。その成長指数は世界一、コワーキングスペースの保有率で世界3位の都市!!なんです。
ベルリンの壁が壊されて以来、ベルリンは急速に発展し続けています。家賃や物価、またビザが取りやすいという理由から、世界各国から若者たちが集まり、様々なフィールドで活躍し多くのスタートアップがこのベルリンに集結しているんです。
そう!ベルリンにはたくさんの可能性が溢れています。
4. ドイツのビザの種類
4-1. VISAの種類
じゃあいざ留学に行くってなった時、なんのビザになるの?
ビザの種類は大きく分けて5つです。
1.学生ビザ
2.ワーキングホリデービザ
3.フリーランスビザ
4.就労ビザ
5.配偶者ビザ
があります。いずれも自分の留学目的に合わせてVISAの種類が異なってきます。
ドイツはフリーランスVISAが取得しやすいことで知られており、現在フリーランスとしてドイツで活躍されている方がたくさんいます。
4-2.今回のドイツのビザの取り方
今回私はなんのビザを取得するのか。
学生準備ビザです。なにそれ?
学生ビザには学生ビザ、学生準備ビザ、語学学生ビザがあります。
有効期間 | 労働 | |
大学生ビザ | 卒業するまで | 可 |
学生準備ビザ | 2年間 | 可 |
語学学生ビザ | 半年〜1年間 | 不可 |
①大学生ビザ
三つの中でもダントツ最強のビザはこれ。大学生ビザ。
何と言っても就学するまで滞在できるため、 ビザの期間を気にすることなく滞在できます。また学費はもちろん無料!!
しかし大学に入学するためにはやはり語学の壁があります。
私もドイツ語検定試験を受けましたが、ドイツ語って本当に難しい。しゅわしゅわしゅわ〜にしか聞こえません。あ、ここだけの話、検定試験は晴れて合格、いただきました。
②学生準備ビザ
学生準備ビザはその名の通り、ドイツの大学への進学を希望する人のためのビザ。
このビザを取得すると、2年間の滞在が認められます。また労働許可も出るんです。
しかし、労働許可が出るとはいえど、期間限定であったり、稼げる額に制限があるなど条件付きになることも。所によってはバイトの許可が下りない等、申請を担当してくれる局員との交渉が必要になることも。
またこのビザが申請できるのは大学進学のために下記のいずれかの条件を満たす必要があります。
・ドイツ語の語学学校(週18コマ以上)
・Studienkolleg(大学入学準備課程)
・Propädeutikum(入門課程)
③語学学生ビザ
語学学生ビザは語学を学びたい学生のためのビザであり、基本的にはアルバイトができず、ビザの延長もできないとされています。
本当に語学のみ学びたいいい!!って方のためのビザですね。
5. まとめ
ドイツの教育制度いかがでしたか?「平等に学べる仕組み」が整ったドイツの教育制度、魅力的でしょ?
私もドイツにこのような教育制度があったおかげで、中学生の妹と一緒に「母子留学」をすることができています。
調べてみると、ドイツだけでなく世界には様々な教育制度があるため、知ってみるともっと可能性が広がるかもしれませんね。少しでも新たな一歩を踏み出すきっかけになれたらな〜と思います。
今回はドイツの教育費について書きましたが、これからもいろんなドイツの魅力について発信していきたいと思います。
ではでは、Tschüss 🙂
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コメント
ドイツの公立校の授業料、教科書は無料ですがノートや筆記具、定規など細々と学校から必要なので揃えてくださいと言われます。当然自己負担です。
無料で貸し出される教科書も新品ではなく何年も使われたものなので、汚れていることもあり結局自分で買うことも多いです。
何よりドイツは連邦国家です。州によって教育体制や自己負担金の割合は異なります。
あと大都市で移民が多いエリアは英語が比較的通じますがドイツ人の半分は英語が苦手と思った方がいいです。英語を一切話さない医師も少なくありません。
鉄道職員やバスの運転手、タクシーの運転手など英語できない人がかなり多いです。
あとドイツはチップ必要です。ドイツにチップ文化がないなんて、どこで聞いたのでしょう?デリバリーでもチップはらいますよ。