エンタメオタクの、社会人ダンサーです。愛も勇気も、舞台が教えてくれました。人生は冒険、知らない道に、興奮を覚え、面白いショーがあると聞けば例え世界の裏側まで。そんな私は、世界中のエンタメ情報を中心にお届けできればと思います!
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みなさん、こんにちわ。社会人ダンサーのKaolyです!
この度、仕事が一段落したということもあり、長年のチームメイトとNYに武者修行に行きました。
ダンサーならば、一度は受けたい、本場NYでのダンスレッスン。
でも、おすすめのスタジオは?どうすれば受けられるの?できればNYを安く思いっきり堪能したい!
そんな迷える子羊トリップラーに向け、2018年度版ダンス留学事情をお伝えします。
2018年NY事情
エンパイア・ステート・ビルディングから眺めた摩天楼。
まじなきっらきらが眼下に広がります。
治安・物価・交通
10年前、5年前と、見違える程に治安がよくなっているNY。
特にタイムズスクエア周辺や、ブロードウェイは、深夜12時も警官が私たちのツーリストの動向を見守ってくれています。
ですが(どのガイドブックにも書かれていますが)不用心だとスリに狙わるので、貴重品の管理はマストです。
個人的に気になったのは、若者の白人のホームレスが増えていたこと。トランプが熱狂支持され大統領になったのも、こうした貧困層の過酷な現実があるからでしょう。
物価について
マンハッタン島については基本高いです。カフェでランチをして、14ドルくらい。その上、ディナーなどは15%〜20%のチップも必要なので、高く感じます。
ですが、橋を渡ったニュージャージーや、ブルックリンの方に一足のばせば、カフェラテ1.5ドル、ご飯も5−8ドルくらいでがっつり食べられるので、滞在もおのずと、そちらをオススメいたします。
交通については、地下鉄とバスをフル活用します。
出典:http://fluffyjp.blog.fc2.com/blog-entry-60.html
どちらもメトロカード(Metrocard)を利用し、お金をチャージしながら使います。いずれも一回の乗車は2.5ドル(ゾーン1と呼ばれる区域)。
お得な乗り放題切符は、7日間で30ドル、一ヶ月間で112ドル→122ドルに値上がりしたらしい!(情報提供THANKS)であるので、滞在が長い人は有効活用しましょう!
GoogleMAPが超優秀で、メトロや、徒歩も含め最短ルートを示してくれるので、それを頼りに進むのが間違いないでしょう。
紙の地図を破れるまで見つめる時代はとうの昔に終わりましたね。
ブロードウェイの歴史をおさらい
出典:http://www.oldpicz.com/photos-from-early-time-of-united-states/
現在も約40の劇場が立ち並ぶ、ミュージカルの聖地ブロードウェイの歴史を簡単におさらいしましょう。
ブロードウェイは、マンハッタンの真ん中を斜めに走る大通りのこと。20世紀初頭にミュージカルの原型となる、オペレッタや寸劇を興行ビジネスとする、劇場街が形成されました。
1939年に始まる大恐慌時代には、より身入りのいい、映画館に姿を変えてしまったり、第二次世界大戦後は、差別や貧困、社会問題を濃く反映させるミュージカルが多く上演。1970-80年代は産業自体が衰退してしまい、一時はポルノ街になってしまうも、94年以降の大改革で、息を吹き返します。
当時、NY市長がディズニーにジャングルと化していた劇場をたった年間1ドル(!)で貸し出し、生まれたのが、大ヒットミュージカル「ライオンキング」なのです。
雌ライオンに変身しました!
2001年の同時多発テロの後も3日後には上演を再開し、復興に寄与したブロードウェイ。歴史を色濃く反映し、進化し続けるのがブロードウェイの姿なのです。
NYおすすめダンススタジオ
さて、ここからは本題。現地でオススメのスタジオを紹介いたします!
1.老舗!NYスタジオ界のドン「BroadwayDanceCenter」
場所 | 322 W 45th St, New York, NY 10036, USA |
料金(1レッスンあたり) | 20ドル |
HP | https://broadwaydancecenter.com |
スタジオ数も、レッスン数もモンスター!JAZZもバレエも、HIPHOPも色々受けたい人にオススメは、ブロードウェイダンスセンター(以下BDC)です。
世界中から生徒が集まり、熱心にレッスンを受けたり見学しているので、その雰囲気もとてもよいです。
2.ストリートダンス多め 「PERIDANCE CAPEZIO CENTER」
出典:http://career-ex.com/program/478/
場所 | 126 E 13th St, New York, NY 10003 |
料金(1レッスンあたり) | 20ドル |
HP | http://www.peridance.com |
ストリートダンスのレッスンもしっかりやっているのは、ペリーです。留学制度も整っています。
規模はBDCに比べ小さいながらも、第一線でぐっと来る講師陣。スケジュールがあえば、是非とも行きたいです。
3.日本語も通じる HipHopを受けるなら 「EXPGニューヨーク校」
場所 | 27 2nd Ave, New York, NY 10003 |
料金(1レッスンあたり) | 20ドル |
HP | http://expg-ny.com |
日本が誇るダンスパフォーマンス集団EXPGのニューヨーク校で、
ジャンルは主に、ストリートダンス全般です。キレイなスタジオに、ロッカーも清潔。さすがJAPANクオリティーですね。私が行った時は日本語の通じる受付の方で、安心感も倍増しました。
あと、超有名ハウスダンサー HURRIKANEが代講(!)で来ており、
ちなみに生徒さんが一人もいませんでした(!!)
世界的ダンサーのプライベートレッスンなんて、夢のようです。
レッスンを受けるまで
では、実際にレッスンを受けるまでの流れを順を追ってご説明いたします。
行きたい、レッスンを見つける
皆さん、受けたいレッスンのジャンルなどがあるかと思います。
上記のリンク先や、その他スタジオも必ずスケジュールがあるので、そこで、日時指定で確認が可能です。
インストラクターの先生一覧は、「FUCULTY」といったようなリンク先から確認が可能です。
そこで、レベルの確認もできるので、初めてのレッスンで不安な人は、Openクラス(どんなレベルの人も受けられる)や、Beginner(初心者)クラスを選ぶとよいでしょう。
事前に日本でやっておくと便利なこと
BDCや、EXPGなどは、ビジターはネットで簡単に会員登録が可能です!
いずれもSCHEDULEのページの上の方に、「〇〇 Account」という表示があるので、Emailアドレスなどを入れると簡単に登録ができます。
出典:https://broadwaydancecenter.com/schedule
【経験上、当日道に迷ったり、他の観光で到着が直前になってしまうこともあるので、事前に登録をオススメします。】・
代講には注意!
ここまでで一点気をつけたいのは、「代講が多い」ということです。
ショーやバトル、世界中のワークショップで忙しいダンサーのレッスンは、代講だらけです。名前の横に(sub)と入っていたら、要注意。そのレッスン代講になっています。人気のダンサーであればあるほど、あれ?違う?なんてこともしばしば起こりますので、ご注意ください。
ちょっと余談
和製英語ってよくありますよね。地図や電話番号が載っている、「アクセス」もそのひとつ。スタジオへの道のりを調べるときは「CONTACT」に住所や地図があるので、そこから行き方を調べましょう。
スタジオに行ったら
さて、スタジオについたら自分がすでに登録が済んでいる(またはま だ済んでいない)旨を受付で言い、レッスン代の支払いをします。5回、10回と、複数回受けると割引があるので、その確認もお忘れなく。あと、BDCでは初回のレッスン後、一回レッスンが17ドル(3ドル引き)になるクーポンメールが来るので、それを見せると、ホットドッグ一本分くらい安くなります。わーい!
レッスンを楽しむ!
支払いも終わりましたら、スタジオがどこか確認して、着替えてレッスンを受けましょう!JAZZや、バーレスクのクラスはヒールが必要な場合も多いですが、なくても追い出されることなどはありません。
私が受けた、シアタージャズのクラスは、ハットを使ったレッスン。ハットも貸してくれて、気分はコーラスラインでした。
その他のレッスンも、英語が多少わからなくても全く問題ありません。
言葉より、身体を信じましょう。
レッスン後は街に繰り出そう
ブロードウェイでミュージカルを楽しむ
その日のレッスンが終わったら、時間のある限り、そしてお金のある限り沢山の劇場に足を運ぶことをお勧めします。Ticketsと呼ばれルタイムズスクエアのど真ん中にアメリカ版大●屋みたいなチケット屋さんがあるので、そこで、当日チケットが格安で購入できます。新作はなかなかチケット出てきませんが、ロングランものは平日はかなりの高確率でチケットを買えます。
オンブロードウェイでの話題作は、2016年のトニー賞を総なめにした「ハミルトン」。歴史大作をヒップホップでまとめた異色の新作です。
クラブで夜遊び
週末の夜は、クラブでも遊びたい!各種イベントは、フライヤーがスタジオに置かれていたり、ダンサーがTwitterやInstaglamで告知しています。
恥ずかしながら、私は日中にレッスン・観劇と、張り切りすぎて夜に体力を残せなかった…。この二の舞にならないために、行きたいイベントがある日は「予定をつめすぎない」ことを強くお勧めいたします。
番外編
安く泊まりたかったら、エアビーを使え!
今回の滞在は一週間でしたが、ずっとお世話になっていたのは、個人が貸す部屋に泊まる「民泊」のAirbnb(以下エアビー)です。予約もホテルとほとんどかわらずネットでさくさく。ホストの方と、簡単なメッセージのやり取りをして、鍵の開け締めや、ハウスルールを教えてもらって滞在します。
エアビーの魅力は何と言っても、安く、ローカルな雰囲気を味わうことができることでしょう。あと、ホストのセンスでインテリアを凝っている場合も多く、個性豊かな点も楽しいです。NYは狭いので、ホテルの部屋も値段の割に狭いです。今回は、橋を渡ったニュージャージーに宿泊しましたが、共用のリビングも広くて、一泊約2700円/一人と桁違いのお値段でした。
週末は、インスタ映え間違いなしの、フードイベントSMORGASBURGへ
滞在中、週末がかぶった方に是非お勧めしたのいのは、ブルックリンのウィリアムズパークで行われるSMORGASBURG(済もーがスバーグ)です。
日本でもフードフェスティバルは連日大変な賑わいを見せますが、そこはさすがNY。いちいちオシャレで、目新しいB級グルメが並びます。アンチョビも揚げた、フライドポテトや特大BBQまで。
気になるフードをゲットしたら、マンハッタンの摩天楼を見ながら、ピクニックをしましょう。
ついつい食べ過ぎて、ひっくり返りました。
ここまで長々とお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
これからダンス留学をご予定している方や、旅行で行かれるかたも参考にしていただければ幸いです。
ダンスにフォーカスを当てていますが、NYの魅力はそこに留まらず!
まだまだお伝えできればと思います。
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