プロ夜景写真家に聞いた!初心者でも一眼レフカメラで夜景をキレイに撮る方法

こんにちは!ライフスタイル実験中トリップラーTAKASHIです。

今回は、世界でたった5人しかいないといわれる「プロ夜景写真家」の中村さんに、夜景を上手に撮影する方法について教えて頂きました!

 

  • 一眼レフってなんだか難しそうと感じる人
  • 夜景撮影にチャレンジしてみたい人
  • 旅先でのキレイ夜景を思い出に残したい人
  • 夜景撮影のテクニックでモテたい人(僕はこれです)

 

上記に当てはまる人は、是非この記事を読んでみて下さい!だって、2週間前に初めて一眼レフカメラを手に入れた僕が、たった2時間の指導で見違えるほどキレイな写真が撮れるようになったんですから!

今回は、中村さんに指導していただいた内容をシェアしながら、皆さんにも夜景撮影のテクニックを学んで頂きたいと思います。

さぁ、あなたも一眼レフカメラを片手に、夜景撮影の旅へLet’s GO!!!

 

 

世界でたったの5人!?プロ夜景写真家の中村勇太さんってどんな人?

今回、僕に夜景写真の撮り方を教えてくれるのは、プロ夜景写真家の中村勇太さん!
なんと、夜景のプロ写真家は世界でたった5人しかいないそうです!

昔はシステムエンジニアとして働いていたのですが、あまりにも夜景の美しさに魅了され、なんと夜景をお仕事にされてしまった方です。
「好きなことで生きていくこと」を実現されている方ですね!

夜景に感動したきっかけは、「ヤビツ峠」の神社を上る階段から、後ろを見た時。そこには美しい夜景が・・・!その光景は、中村さんの人生を変えてしまう程の衝撃でした。是非、近くに住んでいる方は、一度行ってみてください!

 

※夜景FANより引用

普段は物腰が柔らかくて、謙虚な印象の中村さん。それでも夜景の写真になると、物凄く熱く色々語ってくれます!
本当に夜景が好きなんだな~というのが、すごく伝わってきます^^ 自分の好きなことで生きていくって、素晴らしいですね!
夜景が好きすぎて、一人で野宿しちゃうほどなんですよ(笑)

因みに僕がどうやって中村さんと知り合ったかというと、RICOHさんが運営する海老名のROLEというコワーキングスペースで一緒に働いているのがきっかけでした。

このワーキングスペース、すごくキレイで超オススメのワーキングスペースです。
神奈川で作業スペース探している人は是非一緒に仕事しましょう♪

神奈川で超オススメのコワーキングスペース「ROLE」

 

 

一眼レフデビューにオススメ!コスパ最高の「Canon EOS Kiss X7」

まずは、夜景撮影の一眼レフカメラの選び方から。僕は一眼レフカメラを持っていなかったので、今回が人生初の一眼レフです!

コワーキングスペースROLEにて・・・

Takashi
中村さん!夜景撮影の一眼レフカメラ、どれがオススメですか??
中村さん
今なら、「Canon EOS Kiss X7 ダブルズームキット」が安くてオススメです!
Takashi
なるほど、ちょっとAmazonチェックしてみますね!

(Amazonにて検索中・・・)

Takashi
この一眼レフカメラですか??
中村さん
はい、それです!おぉ~昔より凄い安くなってますね!このカメラが間違いなくコスパ最高ですよ!しかも軽いので、よく旅に出かける山本さんなら特にオススメです!
Takashi
確かに、一眼レフカメラって10万円くらいするイメージでしたが、ひと昔前よりも安く手に入る時代になったんですね!
中村さん
そうですね!最初から高価な一眼レフカメラを購入しようとする方もいるのですが、このくらいの価格帯でも十分な機能を備えていますよ!

どうやら今の時代は、5万円程で十分機能を備えた一眼レフが買えるみたい!僕は今回が人生初の一眼レフカメラなので、まずはコスパが良さそうな中村さんオススメの「Canon EOS Kiss X7」を購入することにしました!

 

EOS Kiss X7 ダブルズームキットのスペック

製品名EOS Kiss X7
メーカーCANON
 画素数約1800万画素
質量約370g
常用ISO感度100~12800
価格帯約50,000~56,000円程
現在の価格アマゾン楽天

一眼レフカメラのデビューには、こちらの機種が一番のオススメ!実際に使っていますが、とても軽くて使い勝手も最高です。中村さんのお墨付きなので、間違いないと思いますよ!

因みに僕は、家電量販店ノジマで購入しました。ダブルズームキットが5万円なので、ネットショップよりも安かったです。その他にもSDカード・保護プロテクター・液晶フィルム・5年保証のセットでトータル6万円程でした。

この一眼レフの最大の特徴は、世界最小・最軽量のボディ。質量なんと370g程。実際に持ってみると分かるのですが、すごく軽いです!旅のお供には最適の一眼レフです!

 

 

【実践編】さぁ、横浜の夜景写真を撮りにこう!

早速、一眼レフカメラを片手に夜景撮影を指導していただきました!

 

今回の撮影スポット・撮影環境

今回の撮影スポットは、「横浜大さん橋」。横浜には沢山の夜景スポットがあり、中でも大さん橋は初心者にも撮影しやすく、とても綺麗な夜景が撮れるとのこと。横浜に寄った際はぜひ一度足を運んで頂きたいです。

  • 実施日:2017年09月25日
  • 天候:晴れ(一時曇り)
  • 日の入り:17時34分
  • 撮影時間:18時00分~20時30分

Takashi
中村さん!本日は、よろしくお願いいたします!
中村さん
よろしくお願いいたします!それでは早速、まずは1枚試しに撮影してみてください!
Takashi
はい!とりあえず全く知識がないので、全てオートのまま撮影してみますね!(笑)

・・・パシャッ

Takashi
おぉ!!中村さん!めちゃくちゃキレイに撮れました!さすが一眼レフカメラ!僕、写真家の才能があるかもしれません!
中村さん
・・・は、はい。そうですね!才能あるかもしれません!・・・ただ、設定を加えるともっとキレイに撮れるので、これから指導していきますね!
Takashi
あれ?結構キレイに撮れたと思ったんですが・・・分かりました!よろしくお願いします!

 

中村さん指導による。夜景写真をキレイに撮影する方法

中村さん
キレイに撮影するポイントは、大きく分けて5つです。
Takashi
なるほど・・・覚えることが多くて混乱しそうですが、やってみます!

 

中村さんの指導後・・・

中村さん
設定は以上です!それでは早速、撮影してみてください!
Takashi
分かりました!では撮影してみますね!

・・・パシャッ

・・・!? す、、、すげーーーー!!!

 

 

Takashi
才能あるとか言ってごめんなさい、中村さん・・・(泣
中村さん
設定さえ覚えてしまえば、初心者の方でも十分キレイな写真が撮れるんですよ^^

 

流石プロのカメラマン!僕が知識0の状態で撮影した写真と比べてみると、その違いは一目瞭然です!

その後も中村さんに様々な指導をして頂きながら、横浜の夜景撮影を満喫してきました^^

 

 

中村さん直伝!夜景を上手に撮影する5つのポイント

初心者の僕が撮影した夜景写真、如何だったでしょうか??「初心者でもこんなにキレイな夜景写真が撮れるんだ!?(驚)」そう思って頂けたのではないでしょうか??

これだけキレイに撮れたのも、プロ夜景写真家の中村さんの指導あってこそ。皆さんも、この撮影テクニック興味ありますよね??・・・ということで、今回中村さんに指導していただいた内容を、なるべく分かりやすくお伝えしていきたいと思います!

 

夜景を上手に撮影するポイントは、以下の5つです!

  1. 撮影時間
  2. 撮影設定(撮影モード、絞り、ISO感度)
  3. セッティング
  4. フォーカス合わせ
  5. 露出補正

 

それでは、順番に説明していきますね!

 

ポイント1:撮影時間帯

時間帯オススメ度
日の入り30~50分後◎ 超オススメ!
~21時〇 良い
21時~△ まぁまぁ
中村さん
夜景撮影では、”撮影時間選び”が非常に重要です。特にオススメの時間帯は、日の入り30~50分後です!
Takashi
確かに、今回の撮影でも真っ暗になった時間帯よりも18時30分頃に撮影した写真の方がキレイに撮れていますね!

18:35撮影(日の入り1時間後)

18:05撮影(日の入り30分後)

時間帯以外にも、オフィスの明かりがついている平日の方が、休日よりもキレイな夜景を見ることができます。平日の日の入り30~50分後が夜景撮影のゴールデンタイムってことですね!

 

ポイント2:撮影設定

中村さん
撮影設定は、主に次の5点を設定してみてください!
  • 撮影モード:絞り優先(がオススメ)
  • 絞り:F8~11
  • ISO感度:100~200
  • 手ブレ防止機能:OFF
  • フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
Takashi
う~ん。。。設定する項目が多くて、なんだかよく分からないです(汗
中村さん
一つずつ設定教えていくので大丈夫ですよ^^

 

撮影モード

まずは撮影モードを「絞り優先」に。Canonの場合は、「Av」にダイヤルを合わせます。この表記はメーカー・カメラの機種ごとに異なるので、絞り優先モードがどのような表記になっているか、事前にチェックしておきましょう。

 

「絞り」と「ISO感度」の設定

「絞り」と「ISO感度」は、撮影モード設定から設定していきます。今回は、「絞り値:F8.0」、「ISO感度:100」で撮影を行いました。

 

「手ブレ防止機能」と「フォーカス」の設定

最後に「手ブレ防止機能」と「フォーカス」をレンズ側で設定します。「手ブレ防止機能」を「OFF」に。「フォーカス」を「MF」にします。

 

中村さん
以上で基本的な設定は完了です。あとは撮影環境や好みによって、設定を変えていきましょう!
Takashi
ありがとうございます!これ、中村さんが居なかったら絶対無理です!汗

 

ポイント3:セッティング

中村さん
夜景撮影では、三脚で固定することが必須です。シャッタースピードが遅くなる撮影設定のため、固定して撮影しないとブレが大きく出てしまいます。
Takashi
分かりました!今回は三脚も用意してきたので、これでバッチリですね!
中村さん
あっ!撮影中は三脚の立っている板は踏まないように注意してください!三脚が動いて、写真がブレてしまいます。
Takashi
うわっ、危ない!夜景撮影では、カメラを動かさないことを徹底する必要があるんですね・・・気を付けます!
夜景撮影は、撮影設定の関係上、どうしても撮影時間が長くなります。少し動いただけでもノイズが入ってしまうので、「とにかく固定して動かさないこと」を徹底してみてください。

 

ポイント4:フォーカス(焦点)の合わせ方

中村さん
フォーカス合わせは、最初は感覚を掴むのが少し難しいです。なるべくフォーカスが合わせやすい場所を選び、そこをズームにしてピントを合わせていきます。
Takashi
確かに、画面だけだとフォーカスがあってるのか、いまいち自信が持てないです。。

まずはフォーカスの合わせやすそうな場所を選びます。

選んだ場所を拡大します。

液晶モニターを見ながら、レンズの先端のリング(フォーカスリング)を回してフォーカスを合わせます。

中村さん
以上でフォーカス合わせは終了です。最初は難しいですが、何回か撮影しているうちに慣れてくると思いますよ!
今回は、マニュアルフォーカス設定のため、このようなフォーカス合わせの作業が必要でした。オートフォーカスの場合、シャッターボタン半押しでフォーカスロックしてくれるので、毎回フォーカス合わせの必要はなくなります。夜景撮影ではマニュアルフォーカスが良いですが、シーンに合わせて使い分けましょう!

 

ポイント5:露出補正

中村さん
最後に覚えて頂きたいのは、「露出補正」の設定です。写真が明るくなりすぎてしまった場合や、暗すぎる場合にこの設定で調節します。
Takashi
なるほど!確かに、この写真ちょっと明るすぎて、飛んじゃってる感じがします。
中村さん
そうですね。この写真は少し露出補正を加えて、明るさを抑えたほうが良さそうです。もう一度撮影してみてください!
Takashi
確かに!こちらの方が白飛びがなくて、スッキリしていますね!
「絞り」と「ISO感度」を調節した後は、露出補正で明るさを調整していきましょう。ただし、プラス補正をしすぎると白飛びが、マイナス補正をしすぎると黒飛びが目立ちますので注意が必要です。

 

以上が、今回中村さんに指導頂いた内容です。基本をしっかり押さえれば、十分キレイな夜景写真を撮影することが可能ですよ^^

 

さらにプロ級の写真が撮れる上級撮影テクニック

今回の撮影では、夜景撮影のほかにもいくつか撮影テクニックを教えて頂きました。「ぼかし写真の撮り方」と「手持ち(三脚無)での夜景の撮り方」です。僕がまだ初心者なので、一眼レフユーザーには当たり前のことかもしれませんが、せっかく教わったのでシェアしたいと思います。

 

一眼レフでボカしを入れる方法

Takashi
(一眼レフカメラの撮影にもだいぶ慣れてきたし・・・よしっ、一眼レフと言えば「ぼかし」だな。手前にフォーカス合わせれば撮れそうだ!)

・・・パシャッ

・・・奥までばっちり写ってる(汗

Takashi
中村さ~ん、助けてください!!「ぼかし写真」を撮りたいんですが、全然うまくいかないです・・・
中村さん
分かりました!ぼかしを入れたい時は、「絞り優先モード」で絞りを調整してぼかしをいれます。絞りを開放する(絞り値を小さくする)ことでぼかしが強くなります。あとは、ズームレンズを使うとよりはっきりとぼかしを入れることができますよ!
Takashi
なるほど~!ありがとうございます!

 

F値(絞り):22で撮影

 

F値(絞り):4.0で撮影

Takashi
おぉ~、いい感じでぼかし写真撮れました!ありがとうございます!

 

手持ち(三脚無し)で夜景を撮影するテクニック

Takashi
中村さん、今日はありがとうございました!最後に、帰りながら建物の夜景写真を撮りたいのですが、撮影方法は違いますか??
中村さん
手持ちで撮影する場合、また設定がガラっと変わりますね!シャッター優先モード(Tv)にして、オートフォーカス、手ぶれ防止機能もONにします。
Takashi
同じ夜景でも、撮影方法によって設定が全然違うんですね!

こちらが手持ちで撮影した夜景写真です。

建物も風情があって良いですね!

因みにこの設定で遠くの夜景を撮影するとこのような感じになります。やっぱり、遠くの夜景をキレイに撮影したいなら、三脚固定は必須ですね!

 

僕の一眼レフデビュー作を一挙大公開!

中村さん直伝の撮影テクニック、如何だったでしょうか?撮影テクニックを少し加えるだけで、夜景写真は見違えるほどキレイになります。是非ここで紹介テクニックを実践して、夜景撮影にチャレンジしてみて下さいね!

それでは、僕の一眼レフデビュー作(?)を一挙大公開!(笑)

 

赤レンガ倉庫・コスモワールド(横浜港大さん橋より)

 

横浜ベイブリッジ

 

横浜マリンタワー

 

横浜港大さん橋国際客船ターミナル内

 

月もズームレンズを使えばこんなにキレイに撮れる!

 

夜景と人物

夜景の力を使えば、こんなにイケメン風に!

・・・ええ、良いんですよ。褒めて頂いて。

「カッコつけるな!」というクレームは受け付けません!久々に良い写真撮れたんですから!

 

最後に

今回、人生初の一眼レフで、初めて本格的に夜景写真を撮影してみました。

そこで感じたこと。

夜景撮影って、めちゃくちゃ楽しい!!!

 

仲間と一緒に撮影を楽しむこと。

自分が感動した風景を、沢山の人と共有できること。

 

今まで、なにげなく通り過ぎていた景色も、見え方が変わってきました。

「この景色、こんな風に写真にしたらすごく良さそう」・・・みたいに。

 

せっかく一眼レフカメラを手に入れ、撮影テクニックを学んだので、これからも色んな場所で撮影していきたいと思います。星空の撮影とかもしてみたいな!

 

夜景撮影を学びたい方は、中村さんの個人レッスンを受けよう!

今回指導してくださった中村さんは、夜景撮影の個人レッスンを受け付けています。

「私もこんなキレイな夜景写真撮れるようになりたい!」

「やっぱり、直接質問しながら学びたい」

そんな方は、是非中村さんのレッスンを受けてみてください!

 

撮影テクニックが見違えるほど上達しますよ!

お申し込みはこちら「夜景FAN公式」

 

最後まで記事を読んで下さり、ありがとうございました!

 

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2017.07.31
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ライフスタイル実験中TRIPLER「TAKASHI」
パソコン1台で稼ぐことを目標に活動し、2年後の2016年7月に法人化。好きな場所で、好きな時に、好きな仲間と仕事をする。そんなライフスタイルを模索中。理想のライフスタイルの実現を目指し、日々奮闘中。⇒プロフィールの詳細はこちら

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