旅人が大絶賛!!巨大な岩群と遺跡が眠るインドのハンピとは?!

路地と雑貨を探し求めるフーテンTRIPLER みき
福岡出身で仕事を退職後、世界一周の旅に出ました。 現在は旅関係の記事作成などをしながら、買い付けの勉強中。⇒プロフィールの詳細はこちら

インドの隠された岩の惑星のような村「ハンピ」を知っていますか?
喧騒と活気に溢れたインドの街とはかけ離れ、
自然豊かな場所として最近旅人から注目を浴びています。


ハンピを訪れた旅人の中には「ハンピは最高!」「世界一美しい絶景!」と大絶賛する人も。
イメージしているインドとはちょっと違ったインドを覗いてみませんか?

今回はインドのハンピの魅力について紹介していきます。

ハンピの場所と魅力とは?!


ハンピは南インドにあり、バンガロールの北にあります。

ハンピは自然に囲まれた小さな村なのですが、かつて王朝の首都だったこともあり非常の多くの寺院や宮殿が残っています。

人より大きな奇怪な巨岩群がごろごろと転がっていて廃墟となった遺跡とマッチし、異世界の雰囲気が漂います。

山の上から見る景色は大自然が作り上げた絶景で圧巻です。

アクセスが悪く観光客にはそれほど知られているわけではありませんが、ハンピはインド人からは聖地とされ、

街のゆっくりとした雰囲気からバックパッカー・ヒッピーには知られた場所となっています。

歴史的遺跡があることから1986年に世界遺産に登録をされています。

ハンピの遺跡とは?

(出典先:pixabay

ハンピは14世紀から17世紀までヴィジャヤナガル王国の首都でした。

ヴィジャヤナガル王国はイスラム勢力と対抗して、ヒンドゥー教の信仰を守るため寺院や宮殿を造り、南インドを支配しました。16世紀にはムガル帝国に滅ぼされてしまいましたが、現在でもハンピには40もの遺跡建造物が残っています。

まずハンピを訪れて一番目立つのが村の入口近くにあるヴィルパークシャ寺院です。
ハンピのシンボル的存在になっているのですが、50mもある大きな寺院なので街のどこからでも見えます。

ハンピ最古の寺院ですが、現在でもバラモン(僧侶)がおり、今でもヒンドゥー教徒や観光客が集まって参拝しているようです。

運が良ければ一匹の象に会うことができ、お賽銭を上げると頭をなでてくれます。この象は毎朝川で体を洗ってもらっているので、その様子も見ることができますよ!

その他にも広大な敷地に世界遺産に登録されている遺跡が40以上ほどあります。

現在は廃墟になっていますが、当時の人の暮らしを思い浮かべながらかつての繁栄に思いを馳せてみてください。

長居したくなるカフェ・レストラン


ハンピには外国人観光客が集まるのでレストランやカフェがたくさんあります。
どこのレストランも開放的な作りでソファやクッションが置いてあるのでゆっくりできます。

店員さんもゆっくりしていて、料理をオーダーしても運ばれてくるまでにかなり時間がかかるのですが、まぁいいや~と思えるようなのんびりした時間が流れています。

場所によってはコンセントも使えるので、何時間もカフェで過ごす人もいるようです。

観光客用のお店なのでインドのローカルの値段と比べると少し高いです。

ただカレーだけでなく欧米人が好むような味付けや種類もピザなど様々なので
日本人の私達でも利用しやすく、インドのカレーに飽きてしまった人にはいいですよね!

※ただしハンピバザール地域ではお酒やお肉をいただくことはできないので、要注意です!

ハンピの美しいマータンガ丘


ハンピに行ったらぜひ行ってほしいのがマータンガ丘です。

岩が積み重なったような丘で、頂上から見る景色は思わず息を呑みます。

まずは丘を必死で登りますが、ちゃんと足場がない岩山なので登るのに30分以上かかりました。
(私は体力がないので何度も諦めようとしました(笑))

丘を登っていると、たまにどこからともなくやってくるワンちゃんがいます。

岩を颯爽と駆け上がり、のろのろついてくる私達を時々振り返りながら道案内してくれるので可愛いです。

そして到着した丘の頂上には寺院があります。

もう廃墟になっていますが、この場所からみる夕日は一生忘れられないくらい美しいんです。
きっと昔の人もココから同じような景色を見ていたんだろうなと思いを馳せます。

ハンピのシンボルであるヴィルパークシャ寺の後ろの方で夕日が沈んでいきます。反対側の景色もゴツゴツした岩が自然と調和し違う世界に来たようです。

ずっと見ていたい絶景ですが、足場がしっかりしていないので暗くなるまでに帰りましょう。また雨の日は滑りやすくなっているので注意してくださいね!

(私が絶壁を降りる時に雨が降ってきしまい、何度も滑ったので死ぬかと思いました;)

聖地ハンピの聖なる川


ハンピはインド人にとって聖地とされていて、北に流れる川も聖なる川として沐浴をしているインド人をよく見かけます。

まず川で沐浴ですね。信仰の深さを伺えます。


しかし、洗い清めるというより本当に体や髪を洗っている人が多いです。
男性はパンツだけ着て入っていますが、女性はサリーのまま川に入りシャンプーを泡立てて髪を洗うようです。


更に洗濯物も洗います!

シャンプーといい洗濯といい生活排水が気になるところではありますが、インドではそんなこと言っていられませんね・・・・。

洗った後は河川敷に並べて干します。

暑いので数時間で乾くようです。


聖なる川では毎朝象も水浴びをします!

ヴィルパークシャ寺院にいる象なのですが、朝8時ぐらいに男性達からしっかり体を洗ってもらって気持ちよさそうです。

こちらが近寄ると長い鼻でちょっと反応してくれました!

そして聖なる川沿いの道では朝ごはんやお土産屋の屋台が並んでいます。


私は朝ごはんにプーリーと呼ばれるローカルフードを食べていました。

揚げたチャパティ(小麦粉と水を練ったもの)をカレーに付けます。
20円ぐらいで激安なのですが、川を眺めながらゆっくり朝ごはんをいただくことができます。

そして川岸では沐浴や洗濯しているインド人に混じり、自分もボーっとすることができます。
子どもたちが近寄ってきたり、写真を撮ります。

ゆっくりするのもいいなと思わせてくれるハンピの魅力的な川でした。

 

ハンピの向こう側に行ってみる

 

ハンピに着くとすぐ近くにハンピバザールという集落があり、観光客がおおく集まるのですが、北側には川があります。

その川を渡ると更に畑や木々が生い茂る自然豊かな場所に安宿やレストランも集まっています。

自然に囲まれてのんびりしたい方は川を渡った宿もおすすめです。

私はハンピで知り合った友人と一緒に川を渡って観光することにしました。小さなお椀型の船に載せてもらうのですが、これがまるで一寸法師のようです。
 

そして、川岸に集まっている客引きと交渉してバイクレンタルをし、散策開始です。

風を切りながら自然豊かな風景を見て楽しみ走っていきます。
巨大な岩山がアチラコチラにあり、間近で見ることができます。

バイクで道を走っていると
地元の人達が手を降ってくれたり、ヤギの集団に遭遇したりと
田舎の村へお邪魔したような感覚になります。

 

ハンピは人が魅力的!


ハンピの魅力は何と言ってもその「ヒト」です!
インドを訪れた旅人はそのインド人の強引さからか、インド人に「しつこい」というイメージを持つ人も多いのですがここハンピはまるで違います。

クラクションや客引きなどの騒音だらけ街とは違い、自然豊かなハンピでは人々も穏やかでゆったりしています。

地元の人も観光客慣れているので、うるさく声をかけられることもなく、同じ街で一緒に暮らしているような気分になります。

「写真撮っていい?」と尋ねると恥ずかしながら素敵な笑顔を向けてくれる人が多くいます。

子どもたちは話しかけてきてくれたり、街のことを教えてくれたりと人懐っこいです。

また、ハンピは聖地とされているのでインド人の観光客も多いです。
私達外国人を見てとても珍しがっているようで、いきなり話しかけてる人や一緒に写真を撮ろうという人もいます。

インド人とのふれあいも楽しめるかもしれません。

ハンピへの行き方

 



ハンピへは直通バスや電車がないのでホスペットという街を経由してローカルバスに乗りハンピへ訪れることになります。

ホスペットへは近くの大都市であるバンガロール、マイソール、ゴア、チェンナイから訪れる人が多いでしょう。

ホスペットまでは電車が通っていますが、インドの電車は直前だとチケットが買えない場合が多いので夜行バスをおすすめします。

チェンナイからは電車で直通、もしくはティルパティで乗り換えをする必要があります。

筆者はマイソールから夜行バスでホスペットへ行き、そこからハンピへ向かいました。

マイソール22時出発

ホスペット翌朝7時着

ホスペット発 ローカルバス

30分ほどしてハンピに到着です。

まとめ

photo credit: Premnath Thirumalaisamy Enlightenment via photopin (license)

いかがでしたか?

インドの定番観光スポットではないけれど、ハンピを訪れれば雑多な雰囲気だけではないインドの素朴さを知ることができると思います。

インドの騒音に疲れた旅人がほっと一息つける場所で、きっと壮大な自然に癒やされますよ。

アクセスは少し悪いですが、その分魅力はかなり詰まっています!

ぜひ一度足を運んでみてください。

 

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