イタリア「チンクエ・テッレ国立公園」フォトジェニックな可愛い村の絶景と行き方

海外旅行の行き先として、大人気のイタリア。

最近は一度訪れたリピーターが、
昔ながらの風景を求めて小さな村を訪れることも多いようです。

アマルフィアルベロベッロと並んで
観光客が毎年増えて続けている小さな村が

世界遺産「チンクエ・テッレ国立公園」です。

カラフルな可愛らしい家と
青い海のコントラストがとても美しい場所。

夏には、ヨーロッパ中からヴァカンス客が訪れ、沢山の観光客で賑わいます。

今回はそんなチンクエテッレ国立公園の「魅力」と「絶景」をお伝えします。

どんなところ??

チンクエ・テッレ国立公園とは


イタリア語で

「チンクエ」は「5」

「テッレ」は「土地」

つまり!

5つの村を合わせた地域の名前が「チンクエ・テッレ」なのです♪

その5つの村とは、南から
★リオマッジョーレ
★マナローラ
★コルニリア
★ヴェルナッツァ
★モンテロッソ・アルマーレ

あつこ
世界遺産にも登録されるくらい
とっっっっっても美しい絶景ポイントが沢山あるんです!!
この絶景は後で、ご紹介しますよ~♪

チンクエテッレ国立公園の楽しみ方

迷路みたいな路地裏をお散歩

チンクエテッレ

ほとんどの村は、目抜き通りと、枝分かれして伸びる小さな路地で出来ています。

一歩、路地裏へ入ると
表の喧騒はどこへやら、とても静か。

まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

ロープに干された洗濯物が、イタリアらしい風景です。

どの村も小さく、迷子になる心配もありません。

カラフルな町並みを楽しみながら
気の向くままに、散歩してみましょう♪

ビーチで泳ぐ

こちらはリオマッジョーレの海岸。
周りに泳いでいる人がいますが、私もここで泳ぎました。

可愛らしい町並みを仰ぎ見ながらの水遊びは特別ですよ♪

マナローラ、ヴェルナッツァも、ビーチは小さいですが泳げます。

大きいビーチが良い方は、モンテロッソ・アルマーレをオススメします。
広いビーチに大きなパラソルが沢山並んでいました。

ハイキングコース「愛の小道」を散策

チンクエテッレ国立公園

チンクエ・テッレ国立公園の「愛の小道」は
村と村を繋ぐハインキングコースです。

入場料がかかりますが、
後述するチンクエテッレカードで入場することもできます。

アップダウンや石の階段、山道となっており
スニーカーでのハイキングをオススメします。

チンクエテッレ
あつこ
私はコルニリアから、ヴェルナッツァの間を歩きました。
少しずつ遠のく村と海の景色がとても綺麗でした。

私が訪れたのは2017年の夏ですが、
2012年に起きた崖崩れによって歩けない区間もありました。
少しずつ復旧工事を進めているようです。

ショッピングを楽しむ

チンクエテッレ

それぞれの村には、大きな目抜き通りがあります。

その脇には、観光地らしく土産屋やカフェ、レストランが軒を連ねます。

カラフルな可愛い雑貨や洋服を見たり、
景色を楽しみながらカフェでピザやイタリアンコーヒーを楽しむ時間も贅沢ですよ。

チンクエ・テッレ国立公園のフォトジェニックスポット

マナローラの岸壁

チンクエテッレ

マナローラの海岸の形は独特で、とってもフォトジェニック!

切り立った崖の上に立つカラフルな家々が
とっても可愛らしいんです♪♪

夕日の時間には、この岸壁に夕日が当たるので
夕方の撮影もオススメです。

リオ・マッジョーレの港

リオ・マッジョーレに2泊した最終日、
晴れているのに海は風で大荒れ!

前日はそこで泳いでいたのに、びっくり。

チンクエテッレ国立公園

そんな日もあります。
多くの観光客が、波と町をバックに写真を撮っていました。

そして別の日に、海岸で撮影した360度写真がこちら。

カラフルな町並みはとてもフォトジェニック♪♪

さらに、リオマッジョーレ港は夜も素敵なんです!

チンクエテッレ国立公園

夕方の薄暗い景色と、
優しい色の街灯が素敵な雰囲気を作り出していて

とってもロマンチック♪♪

新婚カップルのハネムーンにもオススメの行き先です♪

ヴェルナッツァの海岸

チンクエテッレ国立公園

こちらはヴェルナッツァ。

高台に上がると景色を遠くまで見渡せます。

村からハイキングコース「愛の小道」を登っていくと
こんな絶景を見ることが出来ます。

カラフルなコルニリアの街並み

チンクエテッレ国立公園

コルニリアは、チンクエ・テッレで唯一海に面していない村です。
崖の上の高台にあるため、船もつくことができません。

可愛いショップが多く、ハイキングコース「愛の小道」の起点にもなっているので、
ここで腹ごしらえをして、ハイキングに出発する観光客が多く訪れます。

便利な移動手段

チンクエテッレカード

チンクエテッレカードは、
期間中に電車やバスが乗り放題になり、
「愛の小道」のようなハイキングコースへの入場できるカードです。

1日券、2日券、3日券、7日券があります。

使い始めの日には、駅構内にある
日付の刻印機に通すのを忘れずに!

あつこ
何度も電車に乗ったり、「愛の小道」も入場するなら、お得になりますよ。

拠点を決めよう&アクセス

チンクエテッレ

どこを拠点にする?

まずは拠点(宿泊する町)を決めましょう。
場所による違いと、利点、欠点をご紹介します。

★フィレンツェ

イタリアでも大きな都市で、花の都と呼ばれる美しい町です。

チンクエテッレまでは車や列車で2時間半ほど。
少し距離があるため、フィレンツェからの日帰りは、
チンクエテッレ滞在時間がとても短くなります。
5つの村、全てを訪れるのは難しく、どれかに絞っての観光です。

「日程が限られているけど、一目でもチンクエテッレを見たい」という方向け。

日程に余裕がある、他の町よりもチンクエテッレで時間をとりたい、という方は、もっと近くを拠点にすることをオススメします。

★ラ・スペツィア

チンクエテッレの5つの村よりも、少し南にある町。
いわば、チンクエテッレの玄関口ともいえます。

大都市程ではないですが、チンクエテッレよりも宿の数が多く、スーパーや店も多いため拠点にするには便利です。

ラ・スペツィアから、一番近いリオ・マッジョーレまでは電車で約7分という近さ。
しかもチンクエテッレカード(ラ・スペツィア駅にて購入可能)も利用できます。

★チンクエテッレの村に泊まる

一番のオススメは、チンクエテッレ国立公園内に宿泊すること。

あつこ
昼間だけではなく、夕方や夜も一層ロマンチックで素敵ですよ♪♪私はリオ・マッジョーレに宿泊し、早朝、夕日、夜景を堪能することが出来ました。

どの村に泊まるか迷いますが、どのビーチに行きたいかで決めても良いです。
大きなビーチなら「モンテロッソ・アルマーレ」
カラフルな町を見ながら泳ぐなら、「リオ・マッジョーレ」「マナローラ」「ヴェルナッツァ」がオススメです。

「コルニリア」は海に面さず、山の上にあります。
駅からのバスは混むし、歩くと大変なので、コルニリア以外の宿泊が良いです。

チンクエテッレ

日本からのアクセス

拠点が決まれば、アクセス方法です。

日本からは、まず「フィレンツェ」か「ピサ」に向かうのが便利。
飛行機をうまく利用しましょう。

「フィレンツェ」からは鉄道です。
チンクエテッレの玄関口「ラ・スペツィア」を目指します。
直通なら2時間で到着ですが、時間帯によって「ピサ」で乗り換えが必要な場合もあります。

チンクエテッレ国立公園内の移動

「ラ・スペツィア」から先の鉄道は
「チンクエテッレ・エクスプレス」を利用します。

いわゆるローカル列車です。

チンクエテッレカードで乗ることも出来ますし、一回のみの切符で乗ることも出来ます。

どちらの場合も改札はありませんが、打刻をお忘れなく!
切符に日時の刻印を入れておかないと、無賃乗車とみなされます。

チンクエテッレエクスプレスとは?

チンクエテッレの村を結ぶ列車です。

「ラ・スペツィア」から北上、
つまりチンクエテッレ国立公園に向かって乗る場合は、
行き先が「Levanto」と書かれているものに乗りましょう。

逆に南方向に移動する場合は「La Spezia」と表記されます。

通年運行ではなく、冬季は運休します。
また料金は、観光客の増加に伴い年々上がっているので、
ガイドブックやネットの情報を鵜呑みにせず、現地でご確認下さい。

時刻表を確認したい方は、以下のサイトに載っています。
ChinqueTerre.eu.com

通常30分おきですが、毎回時刻表よりもずれていました。
イタリアなので時刻表はあてにせず、来た電車の行き先を確認して乗りましょう。
まれに急行があり、止まらないこともあるのでご注意下さい。
駅の電光掲示板に、止まる駅名が出るので、そこを見ると良いです。

まとめ

絶景だらけのイタリアの世界遺産
「チンクエテッレ国立公園」をご紹介しました。

大都市も素敵なイタリアですが、
小さな村だからこその良さがあります。

カラフルで可愛らしいチンクエ・テッレ国立公園にぜひ訪れてみて下さいね♪
 

あつこ
イタリアのおしゃれで可愛い世界遺産なら、他にもアマルフィアルベロベッロもおすすめですよ〜♬
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写真大好き&元海外添乗員TRIPLER「あつこ」
「旅行」と「写真」がライフワーク。海外添乗員生活を経て、冬はスタジオカメラマン、それ以外は旅や撮影、訪日外国人ケアのお仕事をしています。(スタジオカメラマン/添乗員/ライター/360度カメラ撮影/写真販売/旅行相談) ⇒プロフィールの詳細はこちら

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