サーフィン世界一周者が教える!スリランカ・アルガムベイまでの行き方と注意点って?

世界中のサーファーがよだれを垂らす波があるという、スリランカ『アルガムベイ』へ3週間ほど行ってきました!

今回は、アルガムベイまでのおすすめの「行き方」と「注意点」をまとめてみましたので、これからあの極上の波を味わいにいく方は参考にしてみください。

※旅したのは2014年なので、現在と少し変わっている部分もあるかもしれませんのでご注意下さい。

スリランカ・アルガムベイってどこ?

インドの右下に涙の形をした島がありますが、これがスリランカです。
インドと比べると小さな島に見えますが、実際は日本で言うと、九州を一回り大きくした位のサイズです。

アルガムベイは首都コロンボの反対の東海岸にある

今回旅に行くアルガムベイは、スリランカの地図でいうと右下の位置になります。

日本からアルガムベイへサーフトリップに行くほとんどの方は、スリランカの首都コロンボのバンダライケ国際空港に到着すると思いますが、首都コロンボはスリランカの左端に位置します。

つまり、コロンボからアルガムベイまでは、スリランカを左端から右端まで横断する事になるんですが、車で8時間くらいかかるなかなかの旅路になります(笑)

オンライン電子ビザ(ETA)を事前に取得すると入国がスムーズ

スリランカは観光でもビザが必要です。
オンラインの電子ビザを申請しておくとスムーズに入国できますよ。

申請方法はスリランカイミグレーションのwebサイト(日本語対応)で簡単に申請できますので、スムーズに入国されたい方は申請しておきましょう。

スリランカETA申請サイト

コロンボからアルガムベイまでの行き方って?

まず、コロンボからアルガムベイまでの行き方ですが、大きくわけて2通りの行き方があります。

  1. チャータータクシーを利用する方法(片道1万円前後のお金はかかるが、手間と時間がかからない)
  2. ローカルバスを乗り継いで行く方法(片道800円ほどで安いが、時間と手間がかかる)

僕は2のローカルバスで行く方法にしましたが、どちらもメリット・デメリットがありますので、旅のスタイルによって変わってきますね。

チャータータクシーの場合は?


(写真の後ろに写っているバンがチャータータクシーです)

まずコロンボのバンダライケ国際空港を出ると、サーフボードを持った旅人には必ずTAXIの運転手達が「アルガムベイ?アルガムベイ?」と聞いてくると思います。

時間がない人やお金に余裕がある人は、迷わず交渉をしてTAXIに乗り込みましょう!(断然楽です)
アルガムベイで出会ったナイスな日本人夫婦の情報では、空港からアルガムベイまでTAXIで1万円程度との事でした。

ちなみに僕がアルガムベイからコロンボに戻ってきた時はチャーターTAXIに乗りましたが、揉めに揉めて最終的に22,000ルピア(約16,500円)でした!
TAXIに乗る前には必ず1人いくらなのか、全部でいくらなのかを確認しましょう。
降りる時に必ず揉めます。笑

ローカルバスの場合は?


さて、時間はあるけどお金がないとゆうサーファーにはローカルバスがオススメです。
空港からアルガムベイまで1000円以内(タクシーの10分の1以下)で行けちゃうんです(笑)

空港からの行き方は、まずは空港からバスで1時間くらいの【PETTAH(ペッター)長距離バスターミナル】に向かいます。

空港の前には一本しか道がないので、空港を背に左に20m位くらい歩くと小さいバスストップがあるので、そこに来た市内バスに片っ端から『PETTAHバスターミナル!PETTAHバスステーション!』て言い続ければ行けます。(気合)

僕の時は、バスが到着し、運転手に料金を聞くと、「1人400ルピア(当時約300円)」と言われ、8時間以上かかる長距離バスが560円なのに近くバスターミナルまで300円っておかしくない??と思い、交渉して、最後は250ルピア(190円)になりました。

空港から約一時間でPETTAHバスターミナルに到着

バスターミナルに着いたら、誰に何を言われようとも『ポットゥビル』行きのチケットを購入してください。
アルガムベイまで行くには、アルガムベイから3kmの隣町『ポットゥビル』までバスで行って、ポットゥビルからはTUKTUK(トゥクトゥク)が一番わかりやすいです。

ポットゥビル行きは、ノンエアコンの普通バスのみで22:00PM発で750Rs(約560円)でした。

がっ・・・!

ここからは僕が間違った行き方をした失敗談

ポットゥビル行きのバスチケットを買おうと、売り場のお姉さんに声をかけると、

「21:00PM発でアルガムベイから5kmの町『アッカライパトゥ』に着くエアコン付デラックスバスが1100Rs(約820円)であるわよ。ポットゥビル行きの普通バスはサーフボードを乗せるのに荷物代がかかるけどデラックスバスなら荷物代いらないわよー」

と優しく言われ、260円上乗せするだけでデラックスバスでアルガムベイまで5㎞のとこまで行けるならいいな、という事でデラックスバスにしてしまったのが、後の運命の分かれ道でした。

デラックスバスの乗り場は、PETTAH長距離バスターミナル内ではなく、歩いて5分くらいの場所にあり、乗り場は夜めっちゃ暗いので、特に女性は気をつけてくださいね!

快適バスで、アッカライパトゥに到着したけど、、、

デラックスバスは、エアコンも効いて、座席も倒して寝れるし、快適に『アッカライパトゥ』に到着しました。

降りる時に運転手に「荷物代」と言われましたが、「デラックスバスはいらないんでしょ?」と言ったらすぐに去って行きました。

で、ここから5kmの距離らしいアルガムベイに、TUKTUKで向かおうとしていざ料金交渉すると、

TUKTUK「アルガムベイまでは2500ルピア(約1900円)だよ」

え??高くない??

僕「ここから5kmでしょ?」

TUKTUK「ここから50kmだよ」

 

・・・。

 

 

「50㎞!!!!!!!!」

そうです、高いお金を払ってアルガムベイから50kmも遠い町まで来てしまったのです。。。
何回もチケット売り場のお姉さんに確認はしたけど、自分で調べなかったのが悪かった。。。

この時点で、何もかも面倒くさくなってしまった僕は、アルガムベイの宿まで連れてってくれる約束で、1200ルピア(約900円)でTUKTUKに乗ることにしました。

結局、空港からバスターミナルまで190円、デラックスバス820円、50km離れた町からアルガムベイまで900円で総額1910円かかりました。

順調にいけば空港からバスターミナルまで190円、ポッツビル行きの普通バス560円、
ポットゥビルからアルガムベイまではTUKTUK観光客プライスで1人75円で総額825円で行けたはずです。

でもこうして、後から考えると面白い経験したな~と思うので、ローカルバスで行く方法を選んで正解だったかもしれませんね(笑)

普通バスでポットゥビルに行く際は、サーフボード代が実際にいくらかかるかは分からないので、チケット購入時に必ず確認してくださいね。

シレッと書きますが、僕はPETTAHバスターミナルでスリにあい、一瞬の隙にパソコンを盗まれました。
人がごちゃごちゃしているバスターミナルでは大荷物なサーファーはスリの恰好の餌食です。
荷物全てから目はもちろん手を離さないでください。
僕はバスターミナルの様子を写真に収めようと荷物を後ろに置いた一瞬の隙に盗まれました。。。

いよいよ夢のアルガムベイに到着!


いよいよ、憧れのアルガムベイでの波乗り三昧の日々が始まります!

アルガムベイは、世界的にも有名なサーフポイントですが、町は上の写真のメインロードに、宿や小さい商店、ごはん屋さんが数件あるだけの小さな町です。

僕は旅する時は都会より田舎が好きなので、こういった感じの町はワクワクしますね!

車で10分程のポットゥビルという隣町には、病院やスーパーマーケットなどもありますので特には困ることはなそうです。(コンビニはありませんでした)

アルガムベイにサーフトリップする際の5つの注意点!

⑴以外に危険!?メインサーフポイントの注意点!

・ローカル優先

どこのポイントでもそうですが、ローカルの方々に敬意を払いましょう。基本的には優しいローカルサーファーが多いです。

・リーフに注意!

INOUTする場所のほとんどが一見ビーチですが、一歩海に入るとゴリゴリのリーフです。手前で焦ってドルフィンしてしまうと僕のようにフィンを無くします。(泣)

・前乗り注意!

メインポイントはとにかく人が多いです。前乗りしてしまうのにも気をつけないといけませんが、前乗りされる事も多々あります。
(他のポイントはTUKTUKで行くのですが、人が少なくていい波です)

・女性はとにかくジロジロ見られる

サーファーは見てきませんが、ポイントに行くまでに一般の方に結構見られます。
スリランカは仏教国ですが、ここアルガムベイはイスラム教徒が多く集まっている村なので露出には気をつけてください。

⑵やっぱりか!サーフトリップ先にありがちな宿の注意点!

・ハイシーズンはどこもそれなりの値段に

正直、めっちゃ安く泊まれると思ってたのですが、以外にどこも高くて驚きました。(基本一泊4000円前後、一番有名なマンボーは130ドル!)

・安宿は色々出るから注意

僕はアルガムベイで一番安いであろう、旧Meena’sホステルというところに連泊するからと交渉して一泊900ルピア(当時約750円)で泊まったのですが、
部屋の外には猿がいるし、部屋の中にはカエルや蛇が出るし、しまいには覗きも出るというなかなかのサバイバルでした(笑)

⑶大誤算!?アルガムベイでの食事事情に注意!

・飲食店の物価はスリランカ平均の約10倍高い

アルガムベイ全体で言えることですが、飲食店ももれなくリゾート価格です。
フライドライス=150〜450円、ハンバーガーセット=370〜750円と日本よりも少し安いくらいでしょうか。

・料理が出てくるまで時間がかかる

スリランカタイムなのか、料理は時間がかかります。
こんな時くらいゆっくりするのもよし、先に予約注文しておいて、後で食べに来るのもよしです。

・町のレストランは基本的にあまり美味しくはない(例外あり)

アルガムベイには何件かレストランがありますが、基本的にはそんなに美味しいものが食べられるというわけではありません。
ただ、ホテルのレストランはとても美味しい食事をいただけます(おすすめはHIDEAWAY RESORT)

・紅茶がめちゃ旨い!

名産だけあって、紅茶がめっちゃ美味しいです。おすすめです^^

・トマトがめちゃ旨い!

謎にトマトがめっちゃ美味しかったです(笑)

⑷ここが旅人の腕の見せ所!?運賃に注意!

・TUKTUK

大体始めは高めに言われますので、他のポイントに行く際などは、他の人に相場を聞いておいたり、いくつかのTUKTUKタクシーに聞くなどすると安心です。

ただ、滞在する中で顔なじみの運転手が出てくると思いますので、仲良くなればもう安心です^^基本は良い人ですよ!

・バス

サーフボード代がかかることもあります。チケット売り場の人に話をよく聞いておくと安心です。

⑸まさかの日本と逆!文化の違いに注意!

・スリランカ人はYESの時に首を横に振る

正確には、顔をもののけ姫に出てくる「こだま」のように振るのですが、僕は知らなかったので、宿で「洗濯物ここに干していい?」とスタッフに聞いたら、首を振られて戸惑いました。(笑)

アルガムベイサーフトリップに持っていきたいもの、要らなかったもの

持っていきたいもの・リーフブーツ・携帯充電器・リペアキット・サーフィンワックス・日焼け止め・塗る蚊除け・小さい裁縫セット(蚊帳が破れていることがある為)
要らないもの・蚊取り線香・現地の携帯電話

 

アルガムベイまでの行き方まとめ

今回はアルガムベイまでの行き方と注意点をまとめてみました。
最後にもう一度行き方を確認しておきましょう。

【行き方は大きく2通り】

  1. 空港から直行タクシー
  2. ローカルバスで、「バンダライケ国際空港」⇒「PETTAH(ペッター)バスターミナル」⇒「ポッツビル」TUKTUKに乗り換えて⇒「アルガムベイ」

となります。

これは僕が行った当時の情報になりますので、あとは現地で格闘してください(笑)
それも旅の醍醐味になるかもしれません^^

到着してしまえば、パラダイス!

極上の波を楽しんできてください!

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サーフィン×ボディメイクの世界一周TRIPLER「コーセー」

サーフィン×ボディメイクの世界一周TRIPLER「コーセー」

オーストラリアに住んだり、サーフィン世界一周したりしました。その後現在は宮崎に移住し、webサイト運営、オンラインダイエットコーチとしてサーフィン×ボディメイク×旅から事業を展開。「生き方は一つじゃない」を伝えられる人間になるため多くのことを経験したい。⇒プロフィールの詳細はこちら

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サーフィン×ボディメイクの世界一周TRIPLER「コーセー」

オーストラリアに住んだり、サーフィン世界一周したりしました。その後現在は宮崎に移住し、webサイト運営、オンラインダイエットコーチとしてサーフィン×ボディメイク×旅から事業を展開。「生き方は一つじゃない」を伝えられる人間になるため多くのことを経験したい。⇒プロフィールの詳細はこちら